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古事記〜裏切り者は死ね〜 [2008年02月10日(日)]

「アメノワカヒコは8年も何をしてるんだろうねぇ
とはアマテラスさん。もっともな疑問ですが、その前の神様を忘れてますよ。スルーですか。まぁいいですけど。
タカミムスビとアマテラスさんとで協議した結果、使者を送って聞こうということになりました。噂話なんかせず、やはりなんでも本人に直接確認した方がいいのです。
ナキメという名前の雉を使者に選びました。

「アシハラナカツクニの荒ぶる神を平定するはずなのに、どうして8年も音沙汰無しなのだ」
アメノワカヒコにそう伝えたところ、妻のアメノサグメはこう言います。
「あの雉の鳴き声は不吉よ。殺した方がいいですわ」
「分かった!」
素直なのがアメノワカヒコのいいところです。。。多分。
あろうことか、8年前に持ってきた弓矢で射ち殺します。

矢の勢い余って、タカアマハラにまで届いてしまいます。天の安河の河原まで届きました。そこにはアマテラスさんとタカギノカミがいたのです。
タカギノカミとはタカミムスビの別名です。別名ということは御働きが変わるということでもあります。

「これはアメノワカヒコに渡した矢じゃないか!」
タカギノカミは一計を案じました。
「もしアメノワカヒコが、平定の為に放った矢ならいいが、そうでなく邪な心で放ったのなら、この矢に当たって死ね!」
「ぎゃっ!」
アメノワカヒコに見事に命中して、死んでしまいましたとさ。

故人を偲んでの葬儀が執り行われます。当然両親も集まります。
立派な喪屋を建て、厳かに執り行われました。
そんなところに親友であったアヂシキタカヒコネノカミがやってきました。親友の葬儀ですから、駆けつけて当然です。

ところで、アヂシキタカヒコネはアメノワカヒコにそっくりでした。それこそシャアとエドワウぐらい。
「私の息子は生きていた〜!」
親達は泣いてますが喜んでいるのです。

「オレは死人じゃなーい!」
わざわざ親友の葬儀に駆けつけてきたのに、死人扱いです。いや、死神か? まぁどっちでもいいけど、とにかく扱いに不満でした。
そんなわけで剣で喪屋を壊し、蹴っ飛ばして、どこかへと飛んでいってしまいました。

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