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絶妙なタイミングのこの追悼盤 [2008年08月02日(土)]

 先日某所で贔屓にしている中古屋でゲットした掘り出し物をご紹介。


 99年にリリースされた『BURNING LONDON:THE CLASH TRIBUTE』(バーニング・ロンドン:クラッシュ・トリビュート)です(残念ながら現在廃盤)。

 こちらはかの伝説のUKオリジナルパンクス、ザ・クラッシュをアメリカの現パンクバンド達が中心となったカバー集になります。

 10年ほど前にやたら流行ったトリビュートなるカヴァー集。トリビュートとは言いつつも、活動中のバンドやアーティストも対象になるなど、最早その意義もあやふやになってしまった企画意図の乱発に、今も疑問の念もありますけど、本人達の意思や会社側の思惑はともかく、この面子と内容の良さからなかなかの好盤であると思います。

 主観的感想から言わせて貰うと、一発目から超大好きなノーダウトで早くもノックアウト♪まだ演技調の残るグウェン姐さんの歌唱とオリジナルの疾走感に加えレゲエテンポも挟みツカミはOKです。

 3曲めのヒップホップに改めてこのジャンルの汎用性に気づかされますね。大御所のアイスキューブがクールにラップしてくれてます。

 そして早くも山場。大本命ランシドの登場!この企画にこのバンド無くしては成立はしないでしょうし、本人達も納得しないでしょうね。そしてまさにランシド節炸裂です。これがランシドが今も良い意味でランシドであり続ける理由でしょう。しかも最初期のシングル曲からチョイスしてくるあたりにその愛情が聴いて取れます。脱帽、流石ですアニキ!!

 次は意外なところでサードアイブラインド。何だか普通ですが、それがこのバンドらしさかも?ストレートでもこのバンドの味をしっかり聴き取れるのが嬉しい。
 
 7曲目はマイティボストーンズ。これが思った以上にハマリまくりで最高です。原曲をより本格的にしたパワーアップヴァージョンと言ったところでしょうか?

 次の311もいかにもな“らしい”アレンジ。一曲通して普通にダルに歌うニックは今は珍しくないですが当時としたら希少でしたね。カヴァーだからこそなのかも知れません。

 そして10曲目のカントリー&ウエスタンなクラッカーには参りました。まさか初期のパンクアンセムをこのアレンジで聴かせるとは・・・しかもカッコイイんですよね。素晴らしい!個人的にカヴァーの妙としては随一のトラックです。

 次のシルヴァーチェアーはガレージィでワイルドなグランジで仕上げてあります。流石鬼っ子!面目躍如といったところでしょうか。

 その後のアンビエントなモービーや西海岸スタイルバリバリなアンリトゥンローと続いていき、最後は何故かわからないですが日本のモッズで締め。

 聴く前までは毛嫌いしてましたけど、これがなかなかどうして!当時リアルタイムで共鳴していた経緯もあり思い入れも強いのでしょうね。歌詞は日本語も混じりで独特です。

 全体を通してですが、季節がらロックとそれに留まらない音楽性を掲げ信条としてきたオリジナルバンドの遺志を継いだチルドレン達だけあって、ゆったりまったり聴けるのは有り難いですね。

 今ヘヴィーローテーション真っ最中なお気に入りな一枚なのでありました♪
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