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キャティングの妙に尽きる [2008年10月17日(金)]

 ご無沙汰の映画です。映画館で鑑賞する楽しみや喜びがすっかり身に沁みていて、日頃から観たい映画をチェックしている自分なんですが、なかなかいろんな要因で観るタイミングを損なって逃していることが多々あってやきもきしている最近です。

 そんな中「これは観ねば!」と臨んだのが“20世紀少年”です。


 ご存知な方も多いと思いますが、原作が漫画。結構有名な作品ですね、自分も連載当時リアルタイムで読んでました。

 しかし途中で連鎖入れていた漫画雑誌を突然読むのを止めてしまった為に最後まで物語のあらすじを知りません。そうした理由もあって実写化の報を耳にした時から気になっていたので観るタイミングを計っていました。


 で、観終わった感想ですが「普通に良かったかな」と。観終わってからいろいろリサーチしてみましたけど大分批判的に書かれているようですね、何だか残念です。意見はそれぞれあるのでしょうけど、製作側の意図は充分伝わってきていたし、そうした部分と商業的なところでズレはあるのでしょうが、個人的には観る前から評価していた原作のキャラクターに激似なキャスティングはとても良かったです。


 確かに原作に忠実なあまり起伏が乏しく説得力の弱い作風になってしまいましたけど、それはそれでいんじゃないかなぁと・・・

 どこにでも居る若かりし頃の夢に破れ現実として冴えない日々を送る中年男性の、輝いていた少年時代が突如として奇妙で数奇な運命に記憶を嫌が応にも呼び起こされながら翻弄されていく。世界規模のスケール感を想起させつつも、結局は昭和のノスタルジーと皆誰しもが共感するような何気ない身の回りレベルの小さな世界がこの物語の舞台なのではないでしょうか。


 エンドロール後に次作の予告が軽く流れましたけど自分は充分期待感を煽られましたね。楽しみです♪最後を知らないだけに、原作を読まずにこの映画で完結させてみようかなとも思いますので、製作者の方々に望みを託したい気持ちです。頑張って欲しいですね。
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