いやぁ〜ここ最近集中してハマッてます!昨年購入して以来やっと聴き出した
SANTANAの71年発表の3枚目、
“III”です。
前作の、サンタナ初期代表曲にしてオリジナルよりもカヴァーの方が知られている『BLACK MAGIC WOMAN』を収録した“ABRAXAS”も良かったんですが、このアルバムでは追い風の勢い良い状態で作られたであろうことが感じられる、より彼ららしい持ち味を活かした音を聴かせてくれます。
メンバーの増員による打楽音の重なりがラテンのリズムを強化、腰振り度は3倍増し!楽曲的にも前作までのブルース臭は薄れ、民族的な躍動感を浮き彫りにし、それに対照的な音色のギター2本による攻めぎ合いがエキサイティングなことこの上ない!!
キーボードのぶっ壊れ具合もそれに適度なスパイスを加え、ブラス隊の参加で幅も広がって賑やか度・腰振り度は増すばかり(笑)。

それはやっぱりオリジナルメンバーの力量の向上と、若干17歳の天才ギタリストやパーカッショニストの参加、タワーオブパワーの分厚く熱い客演の賜物でしょうね。これらが上手い具合に混ざり合ってこんな素晴らしいアルバムが出来たんだと思います。
どうやら意外に過小評価なアルバムのようですが、どうしてどうして!すごくイイ中身に仕上がってますよ♪ただ、これ以降、バンド名にも冠している中心人物のカルロス・サンタナの意志・意向が強く反映されることによって音楽性が転換していく前夜的部分を持っているので長い目で見てしまうとそうならざるおえなかったのかも知れません。うーむ残念なことだ・・・
このサンタナって、アルバムの中でとてもインストロメンタルの曲が多いのが特徴なんですよね。個人的にインストってあまり興味が無いんですが、この人達は別でした。歌モノも確かに良いんですが、インストもこんな自分が通して聴けちゃう位充分に聴き応えのある曲ばかりです。
こうして初期の作品を聴いて分かったことですが、次のアルバム以降バンド形態は維持しているものの、ほとんどがカルロス・サンタナのワンマンになっていくみたいです。自分もつい最近までてっきりそうなんだと思っていましたが、自分はこの時代のほうが断然好みですね。この時代のサンタナは特別なマジックがメンバー間に存在していたのではないのでしょうか?それがバンドの醍醐味のひとつだと思います。

にしても・・・余談ではありますが、“17歳の天才ギタリスト”とはあのニール・ショーンのこと。当時この若さで大舞台に堂々とサンタナとギターバトルを繰り広げていたなんて・・・ス、スゴイですよねぇ。だいぶ後、10年先のあのニール・ショーンとあまりにかけ離れているので驚きを隠せませんです、ハイ(苦笑)。しかも・・・ア、アフロや・・・(笑)