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アメリカンなピローよ何処へ [2008年04月29日(火)]

 枕がもうダメ。数年前に無●で購入したものだけど、カバーは穴だらけで処分済み、今は残ったパイプ入りの中身だけで、それも所々穴が空いてパイプがポロポロと出てくる始末・・・早急に買い替えねば!

 これまでは特に考えもしなかった枕だけど、どうせならこれを機会にこだわって自分好みな満足する物にチャレンジしてみたい!と言って、アメカジライクな物をちょっと検索してみてもなかなか上手い具合に見つからない。うーん、意外に難しいかも。

 それでも今気になるのはアメリカの会社、『BUCKY(バッキー社)』のピロー。昔から固めの寝心地でしか安眠できない体質なので、2種類のそば殻が半々で構成された『DUO BED PILLOW』が適任だと目下日本での取扱店を調査中。意外に取り扱っているようなお店が無いようで、寝具とゆうより一部のラインナップの特色で山系の店舗で取り扱っている可能性が。うーん、難航しそうだ・・・


 それと枕カバー。どうせならネイティブなものにしようと再び検索をかけてもこれまた暖簾に腕押し状態。引っかかるのは有名どころのメーカー物で、しかもオークション関係ばかりで正式に取り扱っているお店の無い事無い事、困ったちゃんである。

 うーん、たしかにペンドルトンは素晴らしいけれど、予算が・・・良い物を長く使うと思えば納得も出来るのだけれど。しかし枕カバーに関しても思うように自分好みな物に当たらないのが不思議。

 難しいなぁ寝具・・・しかも枕に限定してるからなぁ・・・道のりは遠そうだ。応急処置でユ●クロにでもするかなぁ?

あららら・・・ [2008年04月28日(月)]

 毎年ほとんど関係の無い黄金週間。今日も普通に仕事。

 ただ若干関係もしていて仕事も早めに切り上がり、同僚と合流して遅めのお昼を食べようと贔屓にしているお店に向かうと・・・

 いつも通り店の前で軽くくっちゃべっていると、目に入ったのはついこの前入学したばかりの新一年生であろう男の子。その子が自分達の回りをウロウロし、何だか不安そうに、勇気を出して一生懸命だがか弱い声で何かを訴えかけているようだった。

 同僚が気付いて話かけてみると、どうやら下校途中に迷子になったらしい。母親と道路沿いの歩道橋で待ち合わせをしていたらしいのだが、友達と一緒に帰っていると何かの拍子で道を間違え、見知らない場所へと迷い込んでしまったらしいのだ。

 詳しく訊いてみてもなかなかうまくいきそうもないので、近くの交番へと一緒に移動する。中に居た私服の中年女性勤務員に事情を話し、少ない情報から知り得た通っている学校や、ランドセルに書かれてあった自宅に連絡し、取り合えず迎えに来る手はずまで持ち込めた。

 ふぅ、ほっとひと安心。どうやら学校の話だと他にも迷子になっている生徒がいたらしく、軽くパニック状態になっていた模様。なんだかなぁ・・・そんなにいるの?迷子の新小学生って。

 たまたまこうして交番に連れて行ってもらえる形になったから良いけれど、物騒になる一方のこのご時世、小さい子にもっと注意を払わなければいけないのでは?ただ過保護すぎるのもなぁ、と非常に難しい問題だと考えさせる体験であった。

 ちなみに迷子と直接遭遇するのは今回初めてでした。交番でしつこく名前を訊かれたのが正直煩わしさを感じたけれど、素直そうなボクがほっとした表情をみせてくれたので良かった。

懐面っ!! [2008年04月26日(土)]

 テレビで放送していた“カンフーハッスル”。少林拳法とサッカーを掛け合わせた“少林サッカー”で日本でも話題になっていたチャウ・シンチー監督の05年公開作。当時あんまりにもコミカルな作風が宣伝されているのを見て避けていましたが、実際見てみると良い意味で裏切られました。

 今回は舞台を現代から昔(文化大革命前)に移した世界で繰り広げられるカンフー活劇です。

 売り文句としてやたら「ありえねぇ〜」なんて言葉が使われていましたが、まさにその通りで、映像表現に限らず、物語自体が無茶苦茶でした。あってないような筋には伏線が伏線として殆ど機能していなかったり、無理矢理なこじつけ、ご都合主義的に展開されていきます。

 正直一般の物語を中心とした映画として真っ当な評価をしようとすると首を傾げてしまう事の連続だろうと思いますが、娯楽作品として観る者を楽しませようとする事に特化させた映画とすれば充分に値するものなのではないでしょうか?とにかく何も考えないで『楽しんだ者勝ち』な映画でしょうね。

 やっていることはベタなギャグやナンセンスな表現だったり、有名作品のパロディー。そして全体的な雰囲気から感じ取れるのはひどく懐かしいカンフー映画の醍醐味そのものでした。

 この映画でメインの振り付け師をしているのは“グリーンデスティニー”や“マトリックス”で釣り師を担当していたユエン・ウーピン。そして元々の振り付け担当者があのサモ・ハン・キンポーだった事も関係してこれまでの作品の振り付けと同様ワイヤーやCGの多用はあるものの、いやに洗練された見た目重視な昨今のカンフーより古き良き血湧き肉躍るようなカンフー的興奮を思い起こさせてくれるようなものになっていたと思います。

 それは振り付けに限らず、演じている人間がいずれも往年のカンフー映画で活躍されていた本物揃いを起用する事で、そんじょそこらの一般俳優によるにわか仕込みの振り付けカンフーとは格が違うところをこれでもかと見せ付けてくれています。見た目はオッサン(オバサン)でもその技の鋭さは些かも衰えてはいないのでしょうね。

 なので、今思い起こしてみると主演のチャウ・シンチーがほとんどそれらしいカンフーを見せていないのも当然で必然だったのでしょう。


 実はしっかりとカンフーしているこの映画。アクションから配役、スタッフの選定に到るまでチャウ・シンチーの尋常ならざるこだわりによって実現した新世代型カンフー映画なのではないでしょうか。自分が見ていた幼少の全盛期から遠く年月を経て、廃れたと言ってもよい近年では極めて稀な作品がこうして製作され日の目を見たこと自体に大きな意義があると自分は感じました。
 
 “少林サッカー”から“カンフーハッスル”と作を重ねるたびに着実に進化を遂げているチャウ・シンチー監督。そんな監督が製作に関わった映画がまたひとつ公開されましたね。日×香の合作にはなっていますが、スタッフの大半が日本人でこれまでとは趣は異なりますが、とっても気になりだしたのが“少林少女”です。主演の女優さんの起用自体に驚きを隠せませんが、同年代でおそらくカンフー映画大好きなお笑い芸人さんも出演されてますし、宣伝などを見る限りではこれまでの作風を継承しているようなので、とても興味を惹かれてしまいました。なので近いうちに必ず映画館で観てみたい気分なのであります。

気まぐれなるままに一枚 -記念すべき・・・- [2008年04月26日(土)]

 今日紹介するのはHR(米ハードロック)界の大御所、VAN HALEN(ヴァン・ヘイレン)が88年に発表した『OU812』です。


 実はこのアルバム、ワタクシが洋楽のROCKにハマるキッカケとなった記念すべき一枚なのです。それまでろくに音楽も聴かず、しいてあげるなら当時のバンドブームで人気だったロックバンド達くらいでした。そこに突然鳴り響いた豪快なギター音と迫力あるHRの調べに今までに体験する事のなかった衝撃と興奮を味わいました。まさに禁断の果実でしたね。それからもうROCK一辺倒、今の自分があるのもこのアルバムのおかげ・・・と、良いのか悪いのか分かりませんが忘れえぬ運命の一枚なのであります。


 発表当時、バンドはコレまでの看板VoだったDAVID LEE ROTH(デヴィッド・リー・ロス)と仲違いしバンドから解雇。新しく迎えられたSAMMY HAGAR(サミー・ヘイガー)と製作された2枚目のアルバムとなります。

 この何だか意味不明なタイトルは、袂を分けたデイブの初ソロアルバム『EAT EM AND SMILE』(奴らを喰って笑ってやる!)に対する返答になっていて、『OU812(Oh! You Ate One Too)』(お前だって喰われた一人なんだぜ!)とゆう意味があるんだそうですね。一番険悪な関係だった頃を窺える産物なのでしょう。

 個人的には大変思い入れもあり好きなアルバムなんですが、前後を挟んだアルバム、『5150』と『F●CK』のような傑作と違って今一歩とゆうか地味な印象を与えていて、評価はあまり芳しくないのが残念でなりません。


 自分からしたら佳曲も多く、ライブでも定番となっている曲も多いですし、デイブ時代から一歩推し進めた洗練さを身につけ、中でもバンドの歴史上でも屈指の名曲“WHEN IT'S LOVE”のような見事にそれを体現している曲も収録されていて悪くないと思うのですが・・・そしてコレまでの数あるアルバムの中でも唯一な異曲、“A APOLITICAL BLUES”が収録されているのがまた面白いと思うんですけどねぇ。

 これはウェストコーストロックの名バンド、LITTLE FEAT(リトル・フィート)の曲なんですが、本家よりもさらに泥臭くアレンジされていて、特にブルージィとはあまり縁の無いエディの絶品なスライドギターが聴けるのが素晴らしい。しかもヘイガーのいなたい歌唱も大変素晴らしく、まるで別のバンドのようです。

 ただ謎なのが何故この曲を選んだのか?です。推測ではこのバンドの5人目のメンバーと言われるくらい縁が深く、共に製作に関わってきた名プロデューサーのテッド・テンプルマン(リトル・フィートとも同じ経歴あり)による提案かとも思われたんですが、実際このアルバムでは別のプロデューサーによるクレジットとなっているので余計疑問が残ります。

 で、そんな所縁のこの曲のオリジナルがずっと気になっていたんですが、今日まで何故か巡り合わせがなくて忘れかけていたところ、先日偶然にも弟が本家のカタログ群を購入したのをキッカケに貸してもうことでやっと原曲が聴けるとゆう長年の念願が叶ったのでした。

 このバンドも今大変興味深く聴いている最中なので、これからカヴァーと原曲の対比をより深く聴き比べてみようかなと思っている今日この頃なのであります。

紙のお香とな!? [2008年04月24日(木)]

 何気なく久しぶりにとあるお店に入って小物に目をやると、中でもふと目に止まった何が書いてあるか分からない小さい紙マッチのような物。

 手に取って開いてみると、色が付いた文字が書いてある紙が何枚かあるだけ・・・「???」と不思議に思っていると、すぐに説明文が目に入りこの物の正体が判明しました。

 紙のお香なんですね。その名も“パピエ・ダルメニイ”。お香と言えば棒状な物がすぐ思いつきますが、紙状とは珍しい。


 軽く調べてみると、フランスで1885年に発売されてから世界各国で愛用されているお香なのだそうです。

 使い方はいたって簡単。ミシン目のついた色紙を目に沿って1枚はがし、適度な間隔で折り曲げ、蛇腹状にしてお皿などに置いてから火をつけ、炎を消して火の元を残しておく。

 そうすると紙に含まれた安息香の木から採取したベンゾイン樹脂が空気を浄化してくれるのだそうです。ここ結構ポイントですよね、発する匂いで誤魔化すのではなく、綺麗にしてくれるんですからねぇ。

 加えて消毒の作用もあって、ウイルスや風邪などの予防にも効果があるといわれているのだとか。実際に医療機関にも使用されているらしいですよ。

 柔らかなふわりとした香りはタバコやペットの臭いなども消してくれるとゆう万能ぶり。焚かなくとも紙のままで臭いが出ている物にそっと忍ばせても効果があるとのこと。素晴らしいですねぇ♪

 自分の部屋は自身では分からないですか結構な臭いがすると前から思っていたので(笑)、何かしらの対策を講じようとは考えてはいましたが、この機会に是非この紙のお香を試してみたいですね。

 それにとてもコンパクトで携帯し易そうですから名刺ケースなどにそっと忍ばせておいて仕事の出張や、プライベートな旅行などの滞在先で使っても良いかも知れませんね。臭いがに気になる場合もあるでしょうし。

 とっても便利で、効能抜群、見た目もお洒落な逸品。ちょっとした運命の出会いでした♪(笑)このお店に感謝!

ワクワクです♪ [2008年04月23日(水)]

 ここ数年人気で日本でも各民放がこぞって放送していたアメリカのテレビドラマ。その発火点はやはり『24ーTWENTYFOURー』(トゥエンティフォー)なのであろう。

 フジテレビで放映当時、期待していたのに自分のミスで第1回放送分を逃してしまってから、何故か頑なに見るのを拒んでいた。もちろん生来の気まぐれと捻くれ気質のせいであるのだが、もうそろそろ気持ちも傾いてきていて、そんなタイミングでまた放送を開始する新たなドラマが明日の深夜から日本テレビで始まる。


 『HEROES』(ヒーローズ)。こちらも今までのドラマに負けず劣らず好評を博した人気シリーズらしい。たまにテレビで紹介するのを見かけて気にはなっていた。ジャンル的にもSFなので興味も増す。

 “アメリカ、インド、東京。遠く離れたまったく別の土地で、ある現象が起こり始める。平凡な人々に突如として、特殊な能力が備わりはじめたのだ。空中飛行、肉体再生、未来予知、時空操作…。自分の能力に使命を感じる者もいれば、能力を恐れひた隠しにする者、自分の能力を悪用する者が現れる。そして、相手の能力を奪う殺人鬼「サイラー」、2008年11月8日に起こるニューヨークでの大爆発。それらを阻止しようと、まったく繋がりの無かった彼らが、集い始める。彼らを待ち受ける運命とは…”

 簡単なあらすじだが期待感は余計高まる。早速録画!今度こそ見逃さないぞ!!面白いと良いなぁ・・・最近ドラマづいている自分であった。


 このドラマで一躍全米に名を知らしめる事となった、東京で働くスタートレック好きなオタクサラリーマン、ヒロ・ナカムラ役のマシ・オカ氏に特に注目したい。

期待したいドラマだけど・・・ [2008年04月21日(月)]

 先週の日曜から放送を開始したとあるドラマ。韓国映画が原作で日本でも話題になったものを日本でリメイク。そんな番宣を知って、原作をとても楽しく見させてもらっていただけに、とても期待しながら初回スペシャルを見てみたんですが・・・

 もともと2時間くらいの映画を連ドラにするにあたり話を長くし、そこにオリジナルの要素を設定だったり展開だったりと加えてしまった事が自分には魅力を半減させてしまっている気がしました。

 主演の2人のキャスティングも最初は違和感を覚えてたんですが、やはりその不安的中(苦笑)。男の方はまだ許せますが、女性の方が・・・この女優さん自体はとても好きなんですけどねぇ。キャラクターと合ってない気がします。

 個人的にはオリジナルにはないキャラクターの主役男性の幼馴染役の女優さんに好印象を持ちました。この人普通に良いですよねぇ。


 こんな言い草ですが、まだ始まったばかりなのでこれから徐々に面白くなっていくことを期待して見続けてみようかなと思います。

テクノが今の気分? [2008年04月20日(日)]

 先週、いつもの番組でゲストとして出演していたの今話題の女性3人組アイドルユニット、“Purfume”(パフューム)。

 何気にテレビで目にしたり耳にしていのだけれど、実際に本人達を少しでも知って曲を聴いたら、その魅力にちょっと気になる存在になったのでした。番組でも意外に中年層に人気があって業界内でもファンが多いのだとか。知らなかったんですが広島出身、そして地元限定の活動を経て、こちらに進出してきたんですね。しかもアクターズスクール出とは意外です。

 でもこれまでは正直何だか秋●系の臭いがする気がして若干引いていた自分ですが、純粋に曲の良さやコンセプトのセンスに惹かれてしまいましたね。ちなみに好みは真ん中の娘です♪(笑)


 で、これは気のせいでしょうか?最近テクノ的なアプローチをしているアーティストが多いような・・・某ジャニーズの人とか、例の番組前MCとか。もしかして今テクノに再び脚光が当たりつつあるんでしょうかね?

 個人的にはあまり親しんではいないジャンルだったのですが、嫌いではないです。元祖と言われるクラフトワークなんか是非聴いてみたいし、日本ではやはりYMOなんかも興味はありますし。

 これを機会に手を出してみようかなぁ〜・・・なんて?インスト苦手な自分としては出来ることなら歌入りがベストだったりするんですけどね。好みな良いアーティストいないかなぁ。

ご近所に見る資本主義の有様 [2008年04月19日(土)]

 今も適度に継続中の自炊。その際に重宝するのが均一ショップ。一人分を作るには少量の材料が最良なので、頻繁に利用している。

 少し前までは9●シ●ップだったのだけれど、ここ最近は専らロー●ンスト●00。この業界で先駆者は9●シ●ップ、その躍進たるや凄まじく、うちの近所では異様なまでの出店ラッシュで驚いていたくらい。そこにここ一年で後発のロー●ンスト●00を見かけるようになっていた。

 自分はそれほど利用する客ではなかったけれど、最初は気付かなかったところが自炊を始めたのを境にだんだんに目に付くようになり、9●シ●ップの雑多的レイアウトやどんよりした照明、衛生上の疑問などを感じることで足も遠のいていた。

 そこに取って代わるように利用し始めたのがロー●ンスト●00。明るい店内、綺麗に整理された商品陳列、清潔感ある店内に必然と足を運ぶ事が多くなった。

 ・・・そうしているうちに目にした光景。

 以前までそこに存在していた9●シ●ップがいつの間にやらロー●ンスト●00に替わっていたのである。目を疑った。真っ先に思いついたのが「のっとり」、言葉は悪いがそう直感してしまったのが正直なところ。

 そんなこんなしているうちに別のお店もまた替わっていた。どうにも不思議に感じたので調べてみると、昨年に両店の会社は業務・資本提携を行い、そして暫くしてから●ーソンが●9プ●スの株を買い増しし筆頭株主になったことを知る。

 この経緯からして明らかに子会社化をにらんだ●ーソンの戦略に間違いないことが分かる。両者間の詳しい話し合いは不明だが、何だか「結局は資本力(強者)の差か」なんて穿った見方もしてしまう。

 これからあなたのご近所でも同じ光景が見て取れる事だろう。なんだか世知辛い世の中の道理を目の前にし、うら寂しい気持ちになってしまうのであった・・・

CLOSE,MYSELF [2008年04月18日(金)]

 ん〜またもや観るのが遅くなりました。気付いたら今日が最終日、慌てて仕事が終わった後、最後のレイトショウで間に合わせました。ふぅ・・・危ない危ない。

 今回どうしても見たかった音楽ものの映画、“コントロール”です。


 1970年代後半、約2年間の活動で消え去った伝説のロックバンド『JOY DIVISION(ショイ・ディヴィジョン)』のヴォーカリスト、IAN CURTIS(イアンカーティス)が23歳とゆう若さでこの世から去るまでの数年間を描いた伝記映画です。

 閉塞感漂う灰色の故郷でデヴィッド・ボウイに憧れていた少年は純粋に夢を追いかけ、この地から飛び出そうと走り出します。

 しかし、若さゆえの熱情は結婚とバンドの成功を得るに至って彼自身を苛ませることに・・・

 既成概念を打ち壊す新しいロックムーヴメント、パンク・ロックの出現により時代の流れは様変わりし、それを基点に更なる飛躍、ポスト・パンクとしてのヒーローとして上り詰めていく好機に恵まれます。しかし熱狂のステージで激しく歌う裏では、原因不明の痙攣(癲癇)に襲われ続け、妻子と愛人との関係に揺れ動き、最後には等身大の自分とスターとしてのギャップに押し潰されていくのでした。


 純粋が故の不器用さ、物事に折り合いを、自分自身でさえコントロ−ルできずに、内面へ内面へと沈み込み、もがき苦しむ天才アーティストの儚さがスクリーンに映し出されていきます。

 そして1980年5月18日。自国内の高評価を経て意気揚々と全米ツアーへ出発する当日の朝、彼は23年という短い人生を自らにより終止符を打ったのです。部屋にはイギー・ポップのアルバム『ザ・イディオム』がレコードプレーヤーの上で繰り返し流れていたのだとか。

 このバンド自体はその短い活動とセールス的な規模からいって、商業的な意味で評価すると歴史に深く残るような大きな存在ではないかも知れません(ファンの方失礼)。ですが、この後残ったメンバーにより結成されたバンド、ニュー・オーダーの功績を考えると前身バンドとして、今も強烈な個性としてカリスマ視されイアン・カーティスの名と共に語り継がれています。

 自分は既に知ってはいて、何度か曲を耳にしているのですが、不運にも相性が合いませんでした。しかし、この映画を観て考え方が見事に変わりました。まるで不器用なイアン、同情と共感を得、その魅力の源泉を知ったからには聴かない訳にはいきません。是非最近新装版で再発されたオリジナルアルバムを手に入れたい、そんな衝動に駆られている次第です。

 そして、全編モノクロ−ム、シンプル且つスタイリッシュな映像に目を見張るこの作品が初監督となった世界のロック・シーンを撮り続けたフォトグラファーであるアントン・コービン。監督の想い同様、まさに打って付けだったのではないかと思われるイアン役の新人サム・ライリー。恵まれた容姿と初々しい演技はとても良かったです。そして70年代の英国音楽シーンを象徴するアーティスト達、ジョイ・ディヴィジョンはもとより、セックス・ピストルズ、デヴィッド・ボウイ、ヴェルヴェッド・アンダーグラウンド、イギー・ポップ、バズコックスなどが随所に流れ、当時の空気感を表現しています。

 個人的には当時の英国の若者のファッションにも好感が持てますね。何だかんだカッコいいですもん!同時代を生きたポール・ウェラーは今でもカッコイイですもんねぇ。参考になります。

 とにかくそのダメ男っぷりとバンドの魅力に大満足な一本でありました。今のところほとんどハズレがない音楽ネタの映画。今度は何が観れるか楽しみです♪
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