ハリー・ポッターと炎のゴブレット [2006年02月06日(月)]
●ハリー・ポッターと炎のゴブレット
- 監督:
- マイク・ニューウェル(『フェイク』)
- 出演:
-
ダニエル・ラドクリフ
エマ・ワトソン
ルパート・グリント
スタニスラフ・アイエネフスキー
ロバート・パティンソン
クレマンス・ポエジー
ブレンダン・グリーソン(『トロイ』)
三大魔法学校対抗戦。競技は命に関わるため選手に立候補できるのは17歳以上の者のみ。各校の代表選手が《炎のゴブレット》により指名され、代表3名が決まった。ところがもう1枚、名前の書かれた紙が出てきた。そこに書かれていた名前はハリー・ポッター。いったい何故? 上級生に混じりハリーの挑戦が始まる……。
やっぱり、みんな大きくなったねぇ。
前回「次回は大学生か?」と書きましたが、ダニエル君に関してはそれほどでもなくひと安心。それもこれも年上のルパート君が一人成長してくれて、相対的に幼く見えるためでしょうか。
対抗戦1回戦までは緊張感が紡ぎ出すドラマがとても面白かったです。「こりゃハリポタで遂に4つ星付けようかな?」と思ったほど。ところが1回戦が終了して、さあ、この緊張感のままに2回戦、3回戦と盛り上げていくんだろうなぁ、と思っていたら、交流ダンスパーティーにまつわる学園生活に移行し、一気にのんびりムードに。
その後も1週間あけて対抗戦2回戦、さらに1週間先に3回戦、といった感じで緊張感がブツ切りにされます。
ハリーの初恋話とかロンやハーマイオニーらの関係とか、今回は今後の布石となる話のようで、それならそれで構わないんですが、基本は対抗戦を軸に、その中で登場人物らの機敏というものを描くのが映画だと私は思うんですよね。今までのシリーズ全般に言えることですが、エピソードを羅列するこの作り方はテレビシリーズ向きでしょ。
まあ、それでもシリーズ中で一番いいかな。『スターウォーズ』における『帝国の逆襲』的で。4つ星は無理でも3つ星半ぐらい(※一覧表記には半は無いですけど)。
食い足りなかったのはハリーの恋話。予告等から受けた印象では本作のキモの様だったのに出会いのみとは。お相手は東洋系の女の子ながらも、日本人から見るとハリーが恋をする女の子キャラとしては弱いのも残念。西洋人にはあれくらいがちょうどいいんでしょうけどね。
まあ、遂に登場する悪の権化《ヴォルデモード》など、シリーズの中でも見どころ満載な作品。今までシリーズを観てきたけど飽きたっていう人でも、もう一度観てみては?






