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名探偵コナン/探偵たちの鎮魂歌 [2006年05月03日(水)]

●名探偵コナン/探偵たちの鎮魂歌

監督:
山本泰一郎
声の出演:
高山みなみ 山崎和佳奈 神谷明
堀川りょう 山口勝平 石田彰
林原めぐみ 茶風林 高木渉 宮村優子
古谷徹 平野文


小五郎は依頼人の呼び出しでテーマパークに併設されたホテルにやってきた。何故か依頼人の要望でコナン、蘭、少年探偵団の4人も一緒である。まずテーマパークのフリーパスIDのリストバンドが配られ、小五郎が仕事をする間、子供たちは遊びにいくように促される。しかし、部屋には小五郎だけでなくコナンも残るようにとの指示が。実はリストバンドには爆弾が仕掛けられていて、時間までに依頼をこなさなければ爆発するというのだ……。


私にとって『迷宮の十字路』以来、3年ぶりの劇場版コナン。
というのもコナンはコミック・アニメ共に面白く感じなくなった事に加え、劇場版は概ねアクションテイストが強くて大味なため、8・9作目の予告映像&サブタイトルを見て敬遠した次第。

でも、後々テレビ等で鑑賞した時用にと毎回パンフレットだけは購入し続けていて、今回もパンフレットだけを先に購入。そうしたら裏表紙にキャラクターが勢揃いしていて、しかも今回は10周年記念オールキャスト作品だというじゃないですか。

なんか無性に観たくなってしまって……見事にのせられた?(笑)

さすがに裏表紙のようなオールキャストではなかったけれど、かなりのキャラクターが配されていてファンなら楽しい作り。まあ、そのほとんどが無理に登場させているだけだったのは残念なところだけど。

でも、こうしたオールキャスト作品って、押さえるべき情報の提示を怠るとただのファンサービスで終わるんですよねぇ。実際、他のご家族連れでお父さんが誤解して「○○の息子って○○なのか!?」と聞いていて皆にツッコまれていた姿がありましたもん。

こういうお父さんのためにも、少なくとも怪盗キッドがルパン三世ばりに変装マスクをベリベリっと剥がすシーンは必要でしょ。でなきゃ、みんな同じ顔してるし、区別つかないよ(笑)。


全体としては、結局は犯人が提示する暗号めいたキーワードを解いていくだけで、犯罪の構築までは至らなかった。まあ最近のコナンは大体そうだから期待してませんが。

細かいところでは、序盤、コナンと小五郎がキーワードを紐解いていく時、コナンが推理することに小五郎がまるで違和感を感じないのが変。緊急事態だから気にしなかったとかいうのかな?

最後に○○が死んでない描写が入っているのも不快。死んでなければハッピーエンドなのか? だって、実際、リストバンドには爆弾が仕掛けられていたし、街中の爆弾だって死者が出てたかもしれない。人が死んでたらコナンたちの活躍を素直に喜べないから? それこそ詭弁でしょ。

あと、スナイパーって簡単になれるんだね。


まあ、10周年記念作品の体裁はついているのでコナン好きなら楽しいと思いますよ。それ以外の人には観にくい映画です。ご注意。

さて、テレビ録画した8・9作目を観ないとなぁ。うぅ、あまり気乗りしない。あ、今回のパンフで知ったんですけど、劇場版も8作目から監督が交代してたんですね。まあ、だから何か違うとも思えないけど。

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