連ドラ学園Q [2007年07月14日(土)]
『探偵学園Q』がSPドラマを経て、予想通りの連ドラ化ですけど、今回カズマ役が変更されましたね(※松川尚瑠輝→若葉克美)。
まあ、SPドラマの感想でも書いた通り、私はカズマ役が合っていないと思っていたので、この変更には納得ですけど、1人だけ外されるのって残酷よね。
今回の子の方が原作に近い容姿になったとは思うけど、今回のドラマの改変具合は以前のカズマ役の子の違和感の比ではないので、1人だけリストラした意味はないんじゃなかろうか。
私はTVアニメしか知らないので、1、2話共に原作エピソードがあるのかは知りませんが、ネタというよりもドラマツルギーがまったくの別物になってしまってます。
原作の「ヒントは○つ!」とか言って事件をパズルライクに解いていく姿っていうのは、生身でやってしまうと倫理観に欠けるところがなきにしもあらずなので、その要素を削るのは一向に構わないんですが。
ただ、キュウたちの事件へのスタンスはあくまでも「授業」であり、視点は基本的にはキュウたちにあるべきなのに、今回のドラマ版は事件(というか人間模様)を俯瞰で見下ろすところで作っている感があります。
今回の連ドラのネタが原作にないオリジナルだとすれば脚本の力不足であり、演出が社会派を気取っているとでも言いましょうか。
Qクラスの5人があそこまでライバル心しか持ちえない人間というのも違和感がつきまといます。そんな人間ではそもそもQクラスには選ばれてないだろうに。
おそらくシーズン通して5人が絆を築くまでを描こうとか思ってるんでしょうが、その対比のための当初の人間味のなさだとしたら作り手の底が知れてます。
私は、実写ドラマ化する際のメディア特性に合わせた原作改変は必要だと思っていますが、原作が持っていた面白さをスポイルするような変更は論外です。
そんな感じで原作ファン無視かと思えば「冥王星」の存在などは原作ファン以外には理解不能な出し方するし。ただ登場させることを伏線とは言いません。
なんかキュウとメグが同一行動することが多いなぁと思ったら、今回って、神木隆之介くんと志田未来のW主演という形らしい。なんじゃそれ。
志田未来ブランドか。それでドラマの主軸を壊しては元も子もないだろうに。しかもメグがメグでなく、コスプレ少女というキャッチーな設定を盛り込んだ、ただの1少女にしてしまっては何がW主演か(いや、だから"志田未来"主演なのか)。
同様に、ドラマ化の際の「視聴率稼ぎ」の設定が目につく。
舞台を「秋葉原」の隠し部屋にし、キンタの情報源が「レトロ玩具」を趣味(商売)にしているオタク女性にしている点など、同枠の前作『セクシーボイスアンドロボ』のオタクウケ要素をあざとく流用していて嫌悪感を抱きます。
とりあえずタイトルを『アキバ探偵団Q』と変えるほどなら、隠し探偵部屋を行動拠点にする点は許すけどさ(許す気ないな、私)。
とにかく、どんなに設定を変えようとも構いませんよ。
ドラマとして面白ければね。
(余談ですが、今回、カズマを変えたなら、もう1人、リュウ役のジャニーズJr.の子(※山田涼介)も変えなくては筋が通らないよね。神木隆之介くんの背が伸びたせいか、リュウが小っちゃくてなんか変です。ま、ジャニーズの力は捨てられないんだろうけどねぇ)






