フォーエバー鬼若&アキ [2007年09月19日(水)]
9月17日放送の『第37部水戸黄門・最終回2時間スペシャル』に鬼若が再登場!……とはいえ私が夢見ていた形ではなかったですけど。
私はオープニングの出演者名をちゃんと確認しておらず、鬼若(演:照英)が出ることを知らずに見ていたので、最後、ふいに現れた姿にビックリでしたが、これが最初から期待して見ていたらあの程度ではガッカリですよね。
今回の物語の中でアキ(演:斉藤晶)は柘植の里に帰る決意を密かにし、1人前の証であるかのようにおとり役に志願。まんまと敵をおびき寄せ、わざと捕まります。
鬼若登場を期待していた視聴者なら、そこでピンチに陥ったアキを助けに鬼若が颯爽と現れるものと誰もが思いますわな。
ところが結局、事件解決しても影も形も見えず。
そして、皆との別れが辛いと黄門様1人に見送られ旅立つアキ。
その時、木陰を横切る見覚えのある姿に気付く黄門様。
それはまぎれもなく鬼若その人。
振り返り、黄門様に会釈してます。
でも画面には斜がかかっていてなんか幽霊みたいです。
そうか、鬼若はやはり死んでいて草葉の陰からアキちゃんを見守り続けていたんだなぁ……などとしみじみしていたら、おもむろにアキに近付き、昔のように肩に担ぐじゃありませんか。
てことは生身だよ、ね?
ちょっとちょっとアキちゃん。
生きてた鬼若がふいに現れてノーリアクションですか?
10話での鬼若離脱時の演出の無さも悲しかったけど、今回もとりあえず出しときましたって程度の扱いで残念です。
せめて──
気丈に振舞いつつ旅立つアキ(※ここ、アキの正面からの映像)。木陰の人影に気付く黄門様。アキの前に現れる大きな影。アキが見上げるとそれは死んだと思われていた鬼若だった。「立派になられましたね、アキ様」 張りつめたものが解かれ、ボロボロと涙を流すアキ。そんなアキを鬼若は昔のように肩に担ぐ。黄門様へと振り返り、会釈をする鬼若。そして2人で柘植の里へと帰るのだった。
──てなぐらいのドラマを用意して欲しかったものです。
それにしても最後の黄門様のセリフ「鬼若……いつまでもアキを見守っていてやってくれ」って、幽霊相手のセリフにしか聞こえないよね。
別撮りか何かで意思の疎通が計られてなかったのか、それとも現場が鬼若にアキを担がせたかった結果なのか。
理由はどうであれ、おかげでアキを肩に担いで去っていく鬼若の後ろ姿にテーマ曲が被さるところは鳥肌ものでした。しかも、その直後、まだ幼いアキと短髪だった頃の鬼若の映像が流れた日にゃもう。
あぁ、これでホントに卒業なんだなぁと実感して淋しくなりました。これで次シーズンからは完全に昔ながらの布陣になっちゃうわけで、なんか魅力減です。
ドラマで魅せられなくなっている今の水戸黄門で、果たしてそれでどれだけやれるのか。
数年後、成長したアキ&鬼若コンビが帰ってくることを期待してますが、それまで番組が維持してくれてなきゃ困りますからね。






