「大人が選ぶ泣ける洋画ベスト30」感想 [2008年01月15日(火)]
2008年1月12日放送「SmaSTATION!!」では『大人が選ぶ泣ける洋画ベスト30』をやっていました。ベスト○○では悪名高きテレビ朝日ですが、昨年の同番組での「大人が選ぶアニメヒーロー」が総じて良かったので今回もチェックしてみました。
今回もまた「緊急アンケート」を実施し、全国2000人(20代〜60代)に「泣ける洋画ベスト3」を調査。やはり1位5ポイント、2位3ポイント、3位1ポイントとして算出です(しかし、この番組で緊急じゃないアンケートってあるのかいな)。
番組中にもメールを募集し、集まった数は5585通。
ランキングアンケート数の倍以上集まっても画面下にテロップで数通流れるだけでなんら番組には反映されない無駄。読み上げられるメールもゲストのIKKOへの質問が中心でIKKOに興味がない人間には無意味すぎるのが難ですな。
結果は30作品ならまあまあ納得の並びですが──
でも『アルマゲドン』だけは納得できねぇ。
しかも2位って何よ。選んだ人おかしいでしょ。まさか1位で選んだ人間はいないとして平均2ポイントで計算すると663人も投票してることになるんですが、絶対にその663人とは友達になれませんな。
『アルマゲドン』以外でも首を傾げる作品は何本かありますけど、映画って出会い方が結構大事なので、その作品を選んだ人たちはそういうタイミングで出会っているのだと納得できます。
でも『アルマゲドン』は出会い方うんぬんというレベルではないハリボテ映画でしょ。毎度のことですが、あんなものを良いと思う人が世の中にはいるのだと再確認できるのだけは有り難いですわ。
泣けるとなると当然ながら悲恋物も多いですね。恋絡みでハッピーエンドって『愛と青春の旅立ち』ぐらいでしょうか。
こうしてランキングを見ると、私はやはり世の中で評価される作品ってあまり観てませんね。「泣きに行く」とか「感動しに行く」という確認作業的な映画鑑賞が苦手だからかなぁ。
また、こうした番組で作品の内容をある程度把握してしまうと、そこから全体像が見えてしまうだけに、だったら出来の保証はないけど未知の作品を観た方がいいやってなっちゃうもので、余計に有名作を観なくなるというスパイラルに……これもまた出会い方の問題ですね。
個人的に気になった点を軽く──
- 第13位『A.I.』
- 「時空を超えた親子愛に涙」と説明していることに違和感。リクエストの多かった泣けるシーンはラストの未来人による親子の再会シーンだったけど、あそこにも親の愛は無いじゃん。あれはあくまでも「子が親の愛を請う姿に涙」でしょ。
- 第9位『ニュー・シネマ・パラダイス』
- 「映画愛と世代を超えた友情に涙」と言うけれど票を入れた人たちって完全版の方は観てるのかな。完全版を観てしまうと無印は綺麗事だけを抜き出したように感じてしまうんだけど。リクエストの多かった泣けるシーン=検閲でカットされた数々の映画のキスシーンを大人になったトトが観て涙するシーンも意味が変わってくるし。
私の泣ける洋画としては『タイタニック』もいいけど『ベイブ』かなぁ。あとは昔に観たっきりの『チャンプ』を今観たらどうだろうという興味はありますが……ああ、やっぱり観れないっ。






