広川節からライラって [2008年03月18日(火)]
日テレ「おもいっきりイイ!テレビ」では、mixiの「日記キーワードランキング」を紹介するコーナーがあるらしく、ちょっと前に3月7日付で「吹き替え」が1位になっていたのを取り上げていたそうな。
映像も見てみましたが、広川太一郎さんがお亡くなりになったことに触れた記事が多かったためと分析した上で、声優話を少々繰り広げていました。
まずは『007』のロジャー・ムーア、そして広川節といえば『Mr.BOO!』のマイケル・ホイといった紹介が簡単にあり、その流れで「この俳優ならこの声というのがありますね」とフィックス声優の例を数人挙げていました。
「ジャッキー・チェンなら石丸博也さん」
「ブルース・ウィリスなら野沢那智さん」
「エディ・マーフィーなら山寺宏一さん」
……って、なんとも雑な。
そのものズバリは石丸さんぐらいじゃん。
確かに野沢さんのウィリスは多いけど、樋浦勉という線だってあるわけだし(かつては村野武範とか)、これというフィックスは確定してないでしょ。そもそも野沢さんを挙げるならアラン・ドロンじゃないかい?
エディ・マーフィーもこれまた最近は山ちゃんがほぼフィックス状態だけど、下条アトム抜きには語らんといてくれ。どうにも一般的に名前が通っている山ちゃんありきで無理やり並べている感じ。
それなら刑事コロンボ=ピーター・フォークなら小池朝雄(もしくは石田太郎)とか、クリント・イーストウッドなら山田康雄といった具合にいくらでも例はあるだろうに。
とはいえ、ここまではまだマシです。
なんと番組はここから『ライラの冒険』の豪華声優陣に話を広げていました。なんじゃそりゃ。もうこのフレーズも言い飽きましたが──
それは全然、"豪華声優"じゃないから!
あくまでも「芸能人=豪華」という考え方であり……なんて話も芸能人吹替が氾濫する今となっては豪華ですらなく、それでもCMで「究極の吹き替え」などと謳っていることが不快で仕方ないというのに。
何故、広川太一郎さんから始まった吹き替え話が芸能人の素人吹き替えで締め括られなければならないのか。
たかが昼のワイドショー番組に多くを望もうとも思いませんが、結局は宣伝宣伝ですか。
(今や番組ゲストは全て番宣目的で、番組内容と無関係なところで宣伝映像が挟み込まれ、主題歌といえばタイアップ。それがどのチャンネル、どの番組を見ても同じ有り様では視聴者はTVに何も求めなくなりますって)
広川さんに触れたものがあって嬉しかったと思いきや、その扱いにはガッカリというありがちな一幕でした。






