「木曜洋画劇場『プレデター2』」 [2006年10月31日(火)]
2006年10月19日放送の木曜洋画劇場『プレデター2』(テレビ東京)ですが、私は以前に金曜ロードショーで放送されたものを録画保存してますが、今回の放送でキャストやカット箇所の差異があるかもしれないと録画してみました。
チェックすると音源は以前のものと同じだったので、じゃあ以前の4:3画面のものでいいやと、今回の16:9画面(いわゆるレターボックス画面)のものは消そうと思いました。
(ちなみに画面比率もTV放送では重要な問題。私は左右が切れても画面いっぱいに映す4:3画面が好き。やはりレターボックスだと画面部分が小さくて画質が落ちるし)
でも、とりあえずCMの入る箇所と、それに伴うカット部分の多少の差異だけ確認しようと早送り。
そうしたら放送時間にして34分12秒付近、ダニー・グローバーがとあるバーで部下に指示を出している場面でのこと。
「明日は1日キースを尾行しろ。奴に張り付き、目を離さずにいれば何か掴めるかもしれん」
問題はその後です。画面は部下のリアクションを映しているのに聞こえてくるのはダニーの声。
「何が麻薬捜査だ」
部下の口も微妙に動いているため画面が落ち着きません。
そのあとダニーのアップになるも彼の口が動いていないのに声だけが聞こえてきます。
「本当は何を追ってるんだキース……おおっと、もう時間だ」
一応、心の声と見てやることも出来ますが、その時のダニーは部下の手遊びを目で追っており、どう考えても不自然です。さらに、そのあとでダニーの口は動きますが声が聞こえてきません。
何故こんなことが?
金曜ロードショー版では、「何が麻薬捜査だ。本当は何を追ってるんだキース」の台詞はモニター映像に被る台詞で、「おおっと、もう時間だ」の台詞はダニーが席を立つ画面で口にしています。
そうです。
今回の放送はHV(ハイビジョン)放送でした。
そのために映像素材を新しくしましたが、吹替音源に関しては従来のものを使用しました。
この時に映像の編集が不足したのです。
手元にはLD(!)しかないので字幕でしか確認できませんが、このシーン、上記したダニーの最初の台詞の後、部下のリアクション箇所では「そうですよ」「任して下さい」と部下が喋ってます。それに対してダニーが「よし」と言います。
その後、部下がホールで目が合った女性をナンパしに席を離れ、再びダニーはモニター画面に目をやります。そこで「キースの奴、何をたくらんでいる?」の台詞。そして「さて時間だ」と言いながら席を立ちます。
お分かりですね。
音源は、部下のリアクション及びナンパ部分をカットして前後のシーンを繋いだフィルム用の吹替ということです。
それが今回の木曜洋画劇場では部下のリアクションをそのまま残し、ナンパ直前でCMに入る形で以降をカットするというミスをしていたのです。
この手の画面と台詞の不一致は、放送当時の音源を収録する往年の外国ドラマDVDではよく見かけますが、いや〜、まさかTV放送でお目にかかることになろうとは思いませんでしたよ。
これからはHV化した過去作の放送には気をつけなくちゃ。







