廉価版と海賊版 [2007年06月28日(木)]
先月、『機甲創世記モスピーダ COMPLETE DVD-BOX』なるものを購入した私ですが、同商品はこれまでに2度の廉価化がなされた代物でして。
- 2001年、全6巻・各巻4935円で単品売り
- →私のTVシリーズDVDの基本的な購入基準は「1話=500円程度」なので、この時は30%引きワゴン品の購入を少し悩んだぐらい。
- 2004年、18900円でBOX化
- →私は発売にまったく気付かずスルー。換算すると1話=700円程度なので、この時に目にしていたら購入してたかも。
- そして2007年3月、9975円でBOX再販
- →3月発売を5月に入ってから気付き、探しまわった挙げ句、以前は「在庫なし」だった某量販店HPの店頭在庫表示にひょっこり出現したところをなんとかゲット。
というわけで今回の話は「廉価版」。
DVDではワーナーが筆頭でしょうか。当初は1500円だった価格帯も今や980円、690円にまで下がってきました(むろん期間限定でタイトルの偏りがあってのことですけど)。
他のメーカーも追随して、980〜1980円ほどの廉価版シリーズを展開するようになり、おかげで私は廉価化されそうなタイトルは「待ち」が基本になりました。
これではまるでメーカー側が機会損失をしているようにも聞こえかねませんが、でも値が下がらなければ私は購入しないわけで、どちらかといえば廉価版なら確実に買う「いい客の確保」といえるでしょう。
さて、違法コピー問題でよく「本来なら○億円の利益」などという数字が出ますが、あれは違法コピー商品=海賊版をそのまま正規品に置き換えて計算した数字のマジックなので要注意です。
前述の私の判断基準でいえば海賊版の価格分すら正規品の購入に回すことはないわけで、違法コピー商品が世の中から無くなったからといって5000円の正規品を買うかっていうと買いませんて。
しかし、これが1000円で正規品が買えるなら500円の海賊版なんぞ買わないわけで、廉価版は違法コピー商品への対抗手段でもあるわけです。
消費者にはそれぞれの購入基準があり、適正価格もまちまち。
後々、廉価版が出たとしても、いち早く、そして確実に手に入れたいと思うものなら通常版でも購入しますし(ちなみに私の場合はジャッキー・チェンのDVDがそれですが)。
まあ今回の『モスピーダ』のように廉価に廉価を重ねられると、最初に廉価版を購入した人にとっては微妙でしょうが。
かくいう私も『トゥルーコーリング』のDVD-BOXをメーカー50%OFFキャンペーン時に購入したら、直後に1BOX化&割安になったものが出てちょっとショックだったりしましたもん。
差額は収納ケースが安っぽくなった分と思えば適正ですけど、私はどちらかといえばそのコンパクトさが羨ましくて……我が家はそろそろ棚の収まりがギリギリです(苦笑)。
最近、国内メーカーにもようやく廉価版が見受けられるようになりましたが、まだまだ数は少なく値引きも中途半端。もっとどしどし出してほしいものです。
それこそが真の「海賊版撲滅キャンペーン」になるのですからね。
(でも、コピーコントロールCDを作るようなCD業界同様、メーカーの既得権確保が優先っぽいから、国内ではこれ以上の進展はないんだろうなぁ……)







