2008年01月
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31


「声優の素顔を見たいアニメキャラ30」感想 [2008年01月26日(土)]

2008年1月20日放送の「大胆MAPスタートスペシャル人気アニメキャラクターの声をやっている人の顔を全部見せちゃうよ!ベスト30 2008最新版」

ランキング結果 >>

同番組のゴールデン枠進出にあたり、初回スペシャルと称してまたこのネタです。以前、爆笑問題が司会をしていた「○○ベスト100」同様、単なる視聴率稼ぎの底の浅い企画です。でも、そうと知りながらも見てしまっている自分(他アニメファンの方々)がいて……

くやしいですっ!(byザブングル)
本当に悔しいのは軽く扱われる声優の方々でしょうが……。


なんと今回のランキングは一般投票によるものではなく、スタジオゲストを「モニターゲスト」などと称して、事前投票(複数回答可)してもらった結果を元にランキングを作成したという茶番もいいところの代物でした。

以前にも、一般投票を募っておきながら実際に放送したのは「芸能界アニメ通ランキング」だったなんてこともありましたが、それでもそれは100人という数があったのに対して今回はたった8組です。

・細山貴峯(13)
・半田健人(23)
・アンジャッシュ(児嶋(35)、渡部(35))
・南 明奈(18)
・木下優樹菜(19)
・石田純一(53)
・柴田理恵(48)
・ラサール石井(52)

こんなモニターでランキングと称し、あまつさえ「2008最新版」などとよく謳えますな。しかもこのことは番組冒頭で触れたっきりで、途中から見た人は全国ランキングと思いかねない、完全に錯誤を狙った作りです。本来なら各順位毎に必ず「スタジオゲストランキング○位」と入れるべきでしょう?

こんな茶番にするぐらいならスタジオゲストに声優を見たいキャラ名を挙げてもらい、そこへ調査員が向かうというシンプルな作りでいいんじゃない? テレ朝には毎度毎度憤慨してますが今回の雑さには呆れますね。


しかし毎度思うことですが、リメイクされたことのあるアニメの場合、本当に投票者(今回はたった8組だけど)の思った声なのかという疑問。初っ端のオバQなんてまず年配組の誰かの投票だろうから、今回の3代目ではなく初代=曽我町子さんのつもりだろうし。


調査員の交渉の小芝居は必要なのか?

調査員の突撃は事前に話を通しているのが見え見え。ただ、声優さん本人への話の通し方がまちまちのようで、その上で声優さんのバラエティ番組というものへの対応の仕方もそれぞれなため、酷いものは本当に酷くなる感じ。

調査員の常套句「疑っているわけじゃないけれど本人かどうかの確認のために一声」という切り出し方はとにかく失礼。おそらくは台本がそうなっているんだろうから作家に文句を言いたいわ。

難波さんの「突然来てそれ(声)をやらされるのってすごい無理があるな〜、メチャクチャだな〜」って感想は普通だよね。


調査員の質としては──

にしおかすみこはなんとか。相手が他にどんなキャラを演っているかぐらいは事前に調べるぐらいすべきとは思うけど、素直にゴマちゃんや和也で喜ぶ姿は悪くなかったので。

濱口優はバカボンとかニコチャン大王とかお馬鹿キャラ系は好きそうで、レレレのおじさんでも会話の途中でレレレのおじさんっぽいと感じた上で声を聞かせてほしいとお願いしたりと自然なファンに近い。本人のお馬鹿さが相手を和ませるってのもあるし(笑)。

ほっしゃんは前回納谷さんへの態度を反省したのかさせられたのか、少しマシに。ベラの時はまだ嘘くさいけど、柔、ピョン吉はOK。柔の時は細かい台詞などを口にするもちょっとピンポイントすぎるので、おそらく番組で流した名場面VTRを事前に見せられたっぽい。

タカは心のない態度は相変わらず。アニメを知ってる風なだけほっしゃんよりマシという程度だったのが今回それは逆転された感あり。とにかく言い回しが失礼で、頓宮さんのような出演NGの場合にはさらにわざと失礼な言い回しをするのが嫌。

あと、事務所を訪ねる=出演NGだけど電話で声だけパターンの空々しさはなんとかならんものか。出演される場合はドコソコにいるという情報で足を運んでいるのに不自然極まりないです。


にしおかすみこは横沢啓子さんに「大胆MAPは悪い番組ではないので」と言ってたけど、この番組は悪い番組だよ。

だって今回、千々松さんは前回出演NGの理由はスケジュールの都合だと仰ってましたから。やっぱりそうじゃん。番組側の限られたロケ日に無理やり合わされてるってことじゃん。それなのに一緒くたに「出演NG」と出されて印象を悪くされてるわけで。

真摯な番組作りとは主役である声優さんのスケジュールにこそ合わせるべきものじゃないのかい?

堀絢子さんなんかは前回お断りしたのに、2度目で、しかも土下座という名の脅迫で出演交渉をするなど卑怯以外の何者でもありません。

だからテロ朝クオリティだと揶揄されるわけで。


ちなみに緒方恵美さんの経緯は、それこそ声優の方々のメンタリティは人それぞれであって、声優というひと括りの人格で扱うことの方がおかしいと思いますね(例えば俳優相手にあのシーンの芝居して下さいとお願いするのはいかがなものかと)。編集された映像でしか見えないのでなんとも言えませんが、緒方さんがOKしたのはステージ上で顔出しすることだけのつもりだったかと。大木アナが客席を巻き込むように「シンジの声が聞きたい」とした流れは予定外で。編集で短くなってますが現場は延々と粘ってグダグダになってそうですし。これが調査員が芸能人だったら適当なところで引いてるんでしょうが、女子アナという立場ではそれもできずにいたんでしょう。それにしても「大木がステージに上がるという条件を満たしたのでいよいよ顔出しさせていただきます」ってなんか変な言い回しじゃない? それは条件ではなくMC時に相手をしますって話でしょうに。自分らの非礼は棚に上げて「声優風情に振り回された」とでも言いたげな悪意を感じます。


あ〜、なんか文句ばかりになっちゃいましたね。

でも今週またこのネタ(今度はベスト20)をやるんだそうで……それなら手を替え品を替えしていただけ以前の「○○ベスト100」の方がまだマシでしたな

声優の素顔を見たいアニメキャラ30 [2008年01月25日(金)]

■ 声優の素顔を見たいアニメキャラ30 ■

青文字:芸能人による交渉

順位 キャラクター 声優
ハットリくん
(忍者ハットリくん)
堀 絢子
バカボン
(天才バカボン)
山本圭子(※写真)
桜木花道
(SLAM DUNK)
草尾 毅
→声優歴20年
碇シンジ
(新世紀エヴァンゲリオン)
緒方恵美
→声優歴15年
ネロ
(フランダースの犬)
喜多道枝
→声優歴30年以上
岡ひろみ
(エースをねらえ!)
高坂真琴
→声優歴33年
上杉達也
(タッチ)
取材NG
ピョン吉
(ど根性ガエル)
千々松幸子
→声優歴40年
ニコチャン大王
(Dr.スランプ アラレちゃん)
大竹 宏
→声優歴51年
10 猪熊 柔
(YAWARA!)
皆口裕子
→声優歴20年
11 一休
(一休さん)
取材NG
12 O次郎
(オバケのQ太郎)
よこざわけい子(※写真)
→声優歴30年
13 星 一徹
(巨人の星)
加藤精三
→声優歴50年以上
14 綾波レイ
(新世紀エヴァンゲリオン)
取材NG
15 ドクロベエ
(ヤッターマン)
滝口順平
→声優歴25年
16 猿谷猿丸
(プロゴルファー猿)
交渉失敗(※声のみ)
17 上杉和也
(タッチ)
難波圭一
→声優歴23年
18 ボヤッキー
(ヤッターマン)
取材NG
19 ケンシロウ
(北斗の拳)
神谷明
→声優歴37年
20 ベラ
(妖怪人間ベム)
森ひろ子
→声優歴50年
21 ベジータ
(ドラゴンボールZ)
堀川りょう
22 スナフキン
(ムーミン)
取材NG
23 トンズラー
(ヤッターマン)
たてかべ和也
→声優歴40年
24 レレレのおじさん
(天才バカボン)
槐 柳二
→声優歴40年以上
25 おじいさん
(まんが日本昔ばなし)
取材NG
26 矢吹丈
(あしたのジョー)
あおい輝彦
27 ひまわり
(クレヨンしんちゃん)
こおろぎさとみ
→声優歴19年
28 アシタカ
(もののけ姫)
松田洋治
29 キン肉スグル
(キン肉マン)
神谷明
30 Q太郎
(オバケのQ太郎)
天地総子
→声優歴47年


<<前(番組感想に戻る)次>>

ぷるるん5と愉快な仲間たち [2008年01月22日(火)]

昨年中のネタが続きますがご勘弁を。

「5人揃って、ぷるるん5!」

2007年12月9日放送の『ぷるるんっ!しずくちゃん あはっ』(テレ東/日曜朝9時)に再び戦隊ネタ。今回は前回のようなナンチャッテ戦隊とは違い、ハニーちゃんが変身セットを準備。

でも、その場にはしずくちゃんうるおいちゃんはなぢ君はなたれ君ハニーちゃんアセオ君ヨダレ君……黄色キャラが3人被ってます。

イエローは変身セットを準備したハニーちゃんが押し切って決定。アセオ君曰く「1人くらい太めの食いしん坊がいてもいいのに……」。なんか最近の本家戦隊に向けているようなお言葉。

ぷるるんレッド=はなぢ君
ぷるるんブルー=しずくちゃん
ぷるるんイエロー=ハニーちゃん
ぷるるんピンク=うるおいちゃん
ぷるるんグリーン=はなたれ君

ハニーちゃんは問答無用でアセオ君とヨダレ君の2人を悪者役にしますが、2人だけ悪者はかわいそうということで2人は別のヒーローをやることに。

「シュエーット」「ヨダレー」

アセオ君のモチーフはなんだろ? エセウルトラマンかバロム・1か。ヨダレ君はキカイダー01+イナズマンっぽいか。もう少し具体的なパロディにしてくれてもいいのに。

さらにそこへなみだ君が遅れてやってくるも悪者役しかないと言われてガッカリ。でも、やっぱり1人だけ悪者はかわいそうだということに。ところがそうそう正義の味方も残っておらず。

そこで……


「熱血美少女ぷるるん姫──正義の美少女感動たい」


……え〜と、女の子のどちらか代わってあげようよ。

で、当然「お前らいったい誰と戦うんだ?」とつっこまれることになり、実際に悪いことをしてる人を探しにいって成敗しようとするけれど、しずくの森には悪い人はいませんでした、というオチで。めでたしめでたし。

PSE法の顛末 [2008年01月20日(日)]

セガサターン、ドリームキャストの中古販売が復活。
というのは「改正電気用品安全法」が(昨年12月)21日に施行されたから。

NIKKEI NET「中古家電、PSEマークなしで販売可能に」
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20071219AT3S1901B19122007.html


改正内容は「PSEマークが付いていなくても2001年3月以前の旧電気用品取締法に適合していれば中古販売が出来る」というもの。

当然のことを今更って感じです。

そもそも今までの安全基準を全否定したことが間違いなのに「立法時と本格施行時にそれぞれミスをしてしまった」って、あれはミスというレベルではなく確信的犯罪でしょ。

中古ショップなんて潰れても構わないと思ったんでしょ?
それでも幹部5人を厳重注意した程度で幕を下ろす気なのか。

ITmedia「経産省、PSE問題で幹部5人を厳重注意」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0709/12/news027.html

理由も「周知を怠ったから」ってなによ。
混乱は周知の不備のみにあらず、運用もでしょ。

ITmedia「PSE問題で経産省がミス認め謝罪」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0707/17/news088.html

法を拡大解釈した担当者らは今ものうのうとしているわけで。
潰した中古ショップには救済措置は無しですか?

今回のことで業者が過分に購入するはめになった検査機器を買い取らない時点で、「償いができるなら方法は検討したい」という言い回しは「できるならするけどできないから」と聞こえます。

まずはお詫び行脚でもしに行きなさいよ。

なによりあの騒ぎの中で廃棄されたレトロな品々がもう戻ってこない責任をどう取るってのよ。


国の言うことなんてバカ正直に聞いてちゃアカン。
もはやこれだけの国に成り下がっているのだから。

中古売っちゃ駄目と言われても、ふざけるなと売り続けながら、今日と同じ結論に辿り着けるようになりたいものです。

(※注:この記事は昨年末に書いておきながらも年末〜年始は風邪でダウン。そのまま忘れていたところ、先日、おこさま夫婦さんの当該記事で思い出した次第です)

新ヤッターマンOPの話 [2008年01月17日(木)]

リメイク版『ヤッターマン』のOPアレンジにガッカリしていたら、実はそこに至る過程でオリジナルを作曲した山本正之さんが半ば騙されたような経緯があったらしく──。

それは山本正之さんがベラ・ボーエンタテインメントHPに寄せた文章「ヤッターマンについてファンのみなさまに報告」で明らかになったそうな(※現在は削除)。


簡単にまとめてみると──

山本氏が最初に聞かされた話では「ヤッターマンの歌」は第一期の9話までで、その後は誰の作品によるものかは未定とのこと。氏が「10話以降は山本正之以外の作家が作った主題歌が流れるのか?」と確認すると、読売テレビ側は「そうです」と答えます。

山本氏が「このお話、成立しません」と言うと、意見交換の後、テレビ側は「わかりました、最後まで山本正之の作品でいきましょう。新曲を作っていただくか、もしくはヤッターマンの歌をクールごとに歌手を変えて」と言うので山本氏も了承します。

この時、制作側はヤッターマンを知らない子供たちをファンにするため、歌手は若い人──たとえばアイドルなど──を起用したいとの提案だったので山本氏は快諾したといいます。


ところが蓋を開けてみれば皆さん周知の「ヤッターマン主題歌を歌いたい有名人募集!」ですから山本氏には寝耳に水です。そうして1本のデモテープが山本氏の元に届きますが、それは若い人などではなく"50代のロックスター"のアコースティックギターのみの演奏で、ところどころメロディーが間違っている代物でした。

そうこうする間に完成したOP曲は、この時、山本氏がデモテープと思い込んでいた録音物のメロディーの間違ったところを直しただけという事態です。

そして製作者側からは「もう放送に間に合いません。これでいきますので」との返答──。山本氏はヤッターマン復活を楽しみにしていた反動から悲壮感が全身に漂い、「もうヤッターマンは切り捨てよう」とまで落胆したそうです(後に氏は自分の迂闊さがいけなかったと思い直し、製作者側とコミュニケーションを密にしようと心に誓ったそうですが)。

YAHOO!ニュース「ヤッターマン主題歌作者 リメイク版の曲に恨み節」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080115-00000004-jct-soci


では、この経緯を逆にプロデューサー視点で見てみましょう。
読売テレビ・諏訪道彦氏の日記ブログ「スワッチのアニメ日記」にはこうあります。

新しい「ヤッターマン」のオープニング曲「ヤッターマンの歌」ですが、今回はアニメ史上初?の“主題歌公募”にドーンと応じてくれました世良公則さんと野村義男さんのユニット・音屋吉右衛門に歌ってもらいます。

「山本さん本人に歌って欲しい」「山本さんの声を聞きたい」というファンの声もありますし、山本さんからも「この歌はこうしたい、この人に歌って欲しい」的な意見をもらっていますが、今回は最終的に山本さんの了解もいただき、こちら側で選ばせていただいた音屋吉右衛門に歌ってもらうことにしました。

いずれにしろ「ヤッターマン」の音楽世界では新BGMも含めて新しい「ヤッターマン」のいろんな所で、オリジナルなエネルギーと新しい山本さん色をいっぱいいただきたいと思ってます。

スワッチのアニメ日記
http://www.ytv.co.jp/anime/suwa/back16122.html

……なんとも山本氏が全て快く了承したような書きっぷりです。この「最終的に」って言い回しってズルいですね。山本氏の意見を無視していても嘘ではないんですから。

いかにもな建前的文章ですが、だからといって「今時のオシャレなアニメにしたいから山本節でコテコテにしたくない」みたいな本音を書かれてもそれはそれで気分が悪くなるのでどちらにしてもですが。

ちなみに主題歌公募には「入札」があるそうです。
山本氏曰く「当社ベラ・ボーエンタテインメントに入札に参加する予算があるはずもないし、始めから入札のお誘いも無かった」とあり、より高く付けたところが落とすってことでしょうか。

なんとも劇場版Zガンダムの声優交代騒動と同じ匂いを感じますが、結局、この手の話って作品の知名度だけいただいて中身よりも視聴率さえ稼げればどうでもいいんでしょうな。


現在、YouTubeなどに歌だけを旧版に差し替えている映像が数々UPされていますが、見ていたら思わず泣きそうになりました。だってちゃんとカッコイイんだもの。次々と削除されているようなのでいつまで見れるかはわかりませんが。

YouTube「新ヤッターマンOP山本正之調整版」
http://jp.youtube.com/watch?v=gsGXRPAH04U

YouTube「真ヤッターマンOP2」
http://jp.youtube.com/watch?v=NZ53bmiMoyQ

YouTube「ヤッターマンOP修正(山本正之ver.)」
http://jp.youtube.com/watch?v=q6uim4ssBTM

YouTube「ヤッターマンOP」
http://jp.youtube.com/watch?v=eLUnEU79kaE

YouTube「旧ヤッターマンOP」
http://jp.youtube.com/watch?v=wmLD8sHsIK8

YouTube「【MAD】真・ヤッターマンOP&ED(完成版)」
http://jp.youtube.com/watch?v=7vl0D-5QtcU

見つからなかった時は「ヤッターマン」で検索かけて下さい。
これらを見ると絵は良いんだということがよく分かります。駄目なのはやはり歌なのだと。


山本正之テイスト含めてのタイムボカンシリーズなのに、あのOPに関わった人たちは氏をただの作曲者としか思っていないようで、そこにタイムボカンシリーズへの愛の無さというものが見えて嫌なんですよね。だったらリメイクなんぞするなと。いや、愛がないからこそ安易にリメイクなどと言えるんでしょうけどね。


これでも聴いて出直してこい

'08冬の新アニメ感想 [2008年01月16日(水)]

恒例の新アニメ初回チェック。この時期はU局アニメが多いのもいつも通り。ちなみに前期に最終回を迎えた作品では『ナイトウィザード』のクライマックスが予想外に楽しめました。通常回がイマイチなのが難だけど(クライマックスは通常回の積み重ねありきの展開なので)。


【日曜日】

『AYAKASHI(アヤカシ)』(TVK/深夜1:30)
主人公は幼い頃からちょっとした超能力を持っていたけれど、同じように力を持つ者が現れたことで能力が解放され、主人公も戦いに巻き込まれていく……ってな感じか。戦いはいわゆるスタンドバトルですな。キャラデから色設定、演出、作画全てがまるで学生が作ったような印象。方法論をただなぞっただけって感じ。


【月曜日】

『ヤッターマン』(日テレ/夜7:00)
説明不要のタイムボカンシリーズ2作目のリメイク。……残念。OPの酷いアレンジ。ガンちゃんのヘタレ化。アイちゃんの変な口癖(「何パー(%)なんとか」って奴)。ヤッターワンの変態犬化。今時の崩し顔。ギャグテンポがイマイチ。ヤッターマンへの唐突な変身。ドクロベーの理不尽なお仕置き。EDがドロンボーの歌でなくただのタイアップ曲。良かったのは三悪の掛け合いぐらいか。あと前番組の結界師を踏襲したCM3回はなんとかならんのか(結界師に一般視聴者が付かなかったのはイレギュラーな構成も一因と思うんだけど)。アイキャッチもなく急にCM入れる視聴率稼ぎもあざとく、全体的に愛が足りないよね。
『ARIA The ORIGINATION』(テレ東/深夜2:30)
癒し系アニメ第3期。今までとなんら変わらず。私は本作に萌えの類いは一切感じないけど(人によっては萌えなんだろうけど)、やってるとついつい見ちゃうのはアリア社長のせい?
『GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO-』(MX/深夜3:00)
義体と呼ばれる体に改造された少女たちが政府の非合法活動に従事する。前作から4年の間を空けた第2期シリーズ。スタッフが総入れ替えされ原作者も総監修・脚本で参加。どうも原作者は前作の出来を気に入らないらしい。でも第1期は重苦しい空気の中で少女たちの悲哀をよく表現していた良シリーズだったのに対し、本作は作画の酷さ、性格の改変、声(演技)の軽さ、浅い演出など、改悪のそしりは免れないかと。今時の60点萌えアニメと化してしまいました。


【水曜日】

『バッカーノ!』(MX/夜11:30)
元はWOWOWで放送(2007年7月)されてたものが地上波に。豪華列車に乗り合わせた様々な人間(と人間以外の者)たちの群像劇なのかな? 初回はかなりトリッキーな作りで、導入部と終着点をコラージュし、内容を理解させるのではなく作品の外枠を把握させるための回かと。暴力シーンがモロなのは人を選びますね。
『RHプラス』(TVK/夜11:30)
アニメじゃなく実写ドラマですが。吸血鬼であることを隠して社会で生きる少年たちの物語。可愛い系、不良系、青年系などを取り揃えて女性受けを狙っている作品ですが、明日夢くん(栩原楽人)が出てるから見る!……って、だから私はイケメンヒーロー好きの奥様かっての(笑)。ちなみに高野八誠、藤田玲なども出ています。
『狼と香辛料』(TVK/深夜1:15)
狼を豊作の神として祀る村の収穫祭を行商人ロレンスが後にすると、彼の荷馬車に謎の少女が乗っていた。彼女は自分をホロと名乗るがそれは豊作の神と同じ名前だった──てな話。彼女の耳としっぽはどう見ても狐にしか見えません。あと裸が全身タイツにしか見えません。喋り方が肌に合いません。あれをオシャレと思う人ならいいんでしょうが私は……。


【木曜日】

『墓場鬼太郎』(フジ/深夜0:45)
鬼太郎の原点。目玉は鬼太郎、目玉親父、ねずみ男の声を往年の吹替キャストらが再登板しているところでしょうか。初回は鬼太郎誕生話でかなりブラックな展開。ヒーロー系鬼太郎が肌に合わない人向けですかね。
『ロザリオとバンパイア』(TVK/深夜2:15)
高校受験に失敗した主人公が入学できた高校は妖怪学校だった。そこで出会った美少女バンパイアに一目惚れして……てな感じで、他にも様々な美少女妖怪が出てくるハーレムアニメか。絵柄は肉感的で好きな人向け。


【金曜日】

『のらみみ』(TBS/深夜2:40)
ドラえもんなどの居候キャラが一般的になった時代、居候キャラ相談所に居候している「のらみみ」を中心に様々な居候キャラを描く。導入部の「ど根性ガエル」+「オバケのQ太郎」+「ドラえもん」風の映像が面白かった。デジタルの世でもあんな絵作りが出来るんだなぁ。他はいたって普通。なんかノイタミナ枠っぽい。それにしても期限付き友情って嫌だなぁ。


【土曜日】

『ポルフィの長い旅』(BSフジ/朝10:00)
BS世界名作劇場第2弾。第二次世界大戦からの復興をめざしていた時代を舞台に、ギリシャの片田舎の村で暮らす少年ポルフィが地震によって生き別れた妹を探す旅に出る。序盤はまだまだ日常描写が続きますが、前作『レ・ミゼラブル 少女コゼット』よりしっかり名作劇場していて好印象(『〜コゼット』は今時の絵柄はまあいいとしても構成・演出が悪すぎ)。本来の放送枠は日曜夜7:30。昨年末から裏でBS11がファーストガンダムを再放送しているのでこうして別時間帯で放送してくれるのは有り難い(ウチはデジタル同士の裏番組が録れない環境なので)。
『俗・絶望先生』(TVK/深夜0:30)
前シリーズをパスしたのでパス。
『true tears』(TVK/深夜1:00)
絵本作家に憧れる男子高校生が主人公のよくあるゆったりした間の学園恋愛アニメ。好きな人向け。私は自己陶酔型演出はどうにも見ていられないので30分すら保たなかったです。キャラの頭身バランスと動きも苦手。
『破天荒遊戯』(TVK/深夜1:30)
義父に唐突に旅立つことを勧められた少女。その道中に出会ったクール系とワイルド系の2人の青年を従えて魔法とか使って事件を解決しつつ旅を続けるという腐女子向けアニメ。主人公の1人ツッコミ台詞は原作漫画のコマ割りを容易に想像させます。ところで2人目(ワイルド系)とはいつ出会ったの?
『君が主で執事が俺で』(TVK/深夜2:00)
田舎から姉弟2人で出てきたところをひょんなことから大金持ちのお嬢様の家に住み込みで働けることになり、主人公(弟)は執事見習いとなるという『ハ○テのごとく』のようなアニメ。主人公と執事の声優がまんまGガン師弟という点からも分かる通り本作もまたネタアニメです。
『シゴフミ』(TVK/深夜2:30)
死んだ者からの手紙「シゴフミ」を届ける少女フミカ。第1話は廃ビルでロケット製作に励む男子高校生の元に現れ、彼が想いを寄せる女の子の父親からの手紙を渡す話。フミカを狂言まわしにした各話完結の作りかと思ったらドロドロと2話に続いた。作品への興味はもうないのにこのエピソード完結までは見んとアカンやん。くそー。
『H2O』(TVK/深夜3:30)
主人公は盲目の男子高校生。その設定がH展開用にばかり使うことに不快感。しかも1話にして視力戻ってるし。女の子が複数の男にグーで殴られる描写といい、不快さしか感じない。人物配置、物語展開などの狙いに実が伴っていない。
『ペルソナ〜トリニティ・ソウル〜』(TVK/深夜4:00)
アトラスのRPG原作。ゲームは遊んだことがないので設定周りがまだよく分からない部分も多いけど、基本は自分の中の魔人みたいな力でのスタンドバトルなのか。可もなく不可もないけど作りは丁寧だと思います。


個人的には今期は特に惹かれた作品はないですね。
とにかく『ヤッターマン』がなんとかなってくれること希望。

「大人が選ぶ泣ける洋画ベスト30」感想 [2008年01月15日(火)]

2008年1月12日放送「SmaSTATION!!」では『大人が選ぶ泣ける洋画ベスト30』をやっていました。ベスト○○では悪名高きテレビ朝日ですが、昨年の同番組での「大人が選ぶアニメヒーロー」が総じて良かったので今回もチェックしてみました。

ランキング結果 >>

今回もまた「緊急アンケート」を実施し、全国2000人(20代〜60代)に「泣ける洋画ベスト3」を調査。やはり1位5ポイント、2位3ポイント、3位1ポイントとして算出です(しかし、この番組で緊急じゃないアンケートってあるのかいな)。

番組中にもメールを募集し、集まった数は5585通。
ランキングアンケート数の倍以上集まっても画面下にテロップで数通流れるだけでなんら番組には反映されない無駄。読み上げられるメールもゲストのIKKOへの質問が中心でIKKOに興味がない人間には無意味すぎるのが難ですな。


結果は30作品ならまあまあ納得の並びですが──
でも『アルマゲドン』だけは納得できねぇ

しかも2位って何よ。選んだ人おかしいでしょ。まさか1位で選んだ人間はいないとして平均2ポイントで計算すると663人も投票してることになるんですが、絶対にその663人とは友達になれませんな。

『アルマゲドン』以外でも首を傾げる作品は何本かありますけど、映画って出会い方が結構大事なので、その作品を選んだ人たちはそういうタイミングで出会っているのだと納得できます。

でも『アルマゲドン』は出会い方うんぬんというレベルではないハリボテ映画でしょ。毎度のことですが、あんなものを良いと思う人が世の中にはいるのだと再確認できるのだけは有り難いですわ。


泣けるとなると当然ながら悲恋物も多いですね。恋絡みでハッピーエンドって『愛と青春の旅立ち』ぐらいでしょうか。

こうしてランキングを見ると、私はやはり世の中で評価される作品ってあまり観てませんね。「泣きに行く」とか「感動しに行く」という確認作業的な映画鑑賞が苦手だからかなぁ。

また、こうした番組で作品の内容をある程度把握してしまうと、そこから全体像が見えてしまうだけに、だったら出来の保証はないけど未知の作品を観た方がいいやってなっちゃうもので、余計に有名作を観なくなるというスパイラルに……これもまた出会い方の問題ですね。


個人的に気になった点を軽く──

第13位『A.I.』
「時空を超えた親子愛に涙」と説明していることに違和感。リクエストの多かった泣けるシーンはラストの未来人による親子の再会シーンだったけど、あそこにも親の愛は無いじゃん。あれはあくまでも「子が親の愛を請う姿に涙」でしょ。
第9位『ニュー・シネマ・パラダイス』
「映画愛と世代を超えた友情に涙」と言うけれど票を入れた人たちって完全版の方は観てるのかな。完全版を観てしまうと無印は綺麗事だけを抜き出したように感じてしまうんだけど。リクエストの多かった泣けるシーン=検閲でカットされた数々の映画のキスシーンを大人になったトトが観て涙するシーンも意味が変わってくるし。
ちなみに集計ポイントがおかしいところが2箇所ありますが、23位はおそらく190pの間違いと思われます。あと27位と28位が同ポイントなのも謎ですが28位が127pの誤植という可能性はあるかも。


私の泣ける洋画としては『タイタニック』もいいけど『ベイブ』かなぁ。あとは昔に観たっきりの『チャンプ』を今観たらどうだろうという興味はありますが……ああ、やっぱり観れないっ。

大人が選ぶ泣ける洋画ベスト30 [2008年01月14日(月)]

■ 大人が選ぶ泣ける洋画ベスト30 ■

※SmaSTATION!!企画

順位 タイトル ポイント
タイタニック(1997年)
悲劇の恋に全世界が涙
1835p
アルマゲドン(1998年)
愛する人のために危機に立ち向かう勇気に涙
1326p
ゴースト ニューヨークの幻(1990年)
死んでも君を守りたい
1018p
グリーンマイル(1999年)
世界で一番美しい魂に感動の涙
714p
ショーシャンクの空に(1994年)
爽快のラストシーンに爽やかな涙
589p
アイ・アム・サム(2001年)
親子の固い絆に涙
578p
ライフ・イズ・ビューティフル(1998年)
世界で一番暖かい嘘に涙
570p
E.T.(1982年)
未知の生き物と純粋な少年たちの絆に涙
458p
ニュー・シネマ・パラダイス(1989年)
映画愛と世代を超えた友情に涙
422p
10 シンドラーのリスト(1993年)
巨匠スピルバーグ珠玉の名作
378p
11 フォレスト・ガンプ(1994年)
フォレストの純粋でまっすぐな生き方に涙
353p
12 戦場のピアニスト(2002年)
実在のピアニストが歩む過酷な運命
339p
13 A.I.(2001年)
時空を超えた親子愛に涙
333p
14 シザーハンズ(1990年)
人間の愛に目覚めた孤独な人造人間
328p
15 クレイマー・クレイマー(1979年)
息子を思う不器用な父の姿に涙
279p
16 ある愛の詩(1970年)
ハリウッドラブロマンスの傑作
255p
17 ローマの休日(1953年)
ヘップバーン永遠の名作
249p
18 マディソン群の橋(1995年)
人妻とカメラマンの秘められた切なすぎる恋
245p
19 スタンド・バイ・ミー(1986年)
リバー・フェニックスの名演に涙
243p
20 愛と青春の旅立ち(1982年)
世の女性たちを魅了した感動のラスト
239p
21 アポロ13(1995年)
奇跡の生還に全米が感動の涙
234p
22 レナードの朝(1990年)
実話にこそ本物の感動がある
221p
23 きみに読む物語(2004年)
深い夫婦愛に思わず涙
160p
24 ロミオとジュリエット(1968年)
シェイクスピア悲劇の名作
181p
25 ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年)
我が子を思う母の愛情に見た救いようのない悲しみ
162p
26 フィールド・オブ・ドリームス(1989年)
ベースボールが導く親子の愛情に涙
139p
27 街の灯(1931年)
笑いの中に涙が滲む感動シネマ
137p
28 グッド・ウィル・ハンティング(1997年)
不器用な男の友情に涙
137p
29 哀愁(1940年)
恋愛ドラマの決定版
94p
30 ミリオンダラー・ベイビー(2005年)
予想できない衝撃のラストに涙
84p


(番組感想に戻る)

ようやくあけおめ [2008年01月13日(日)]

遅くなりましたが──
明けましておめでとうございます
結局、昨年末はギリギリながらも帰省できました。
とはいえ帰省中のほとんどが布団の中となりましたけど。
今年もよろしくお願いします


では初ネタとして戻る道中で買ったおみやげの画像。

北関東戦隊とちぎケンジャー(いちご餅)

これはかなり緩い(苦笑)。そもそも「色系2人+3人組」という構成で戦隊の骨子すら危ういです。よく分かっていないオッチャン連中が適当に考えた感満載ですが、一応、包み紙の裏に各設定が書かれています。

いちごレッド
いちごが大好きなメンバー最年少。いちごショートケーキといちご練乳が大好きなおこちゃまだが、いちごの醍醐味は酸味ということも理解しているらしい。
なすパープル
茄子を愛して20年、ついに自分も茄子になることを決意。那須と茄子をひっかけて今日も高原を走ります。
3猿モンキーズ
組体操で敵を威嚇する3人組。様々なポーズをくり出し敵を翻弄する。必殺技は人間ピラミッド。
──って、なすパープルってただの危ない人じゃん(笑)。
このとちぎケンジャーって、この包み紙だけの適当ヒーローかと思いきやそれなりにグッズも存在しているようで。

とちぎSAKAI
http://www.sakaihonten.com/sakaiweb_021.htm

あ、私はここの駅ビル店で買ったんだ。じゃあ近くに根付も置いてあったのか。見逃していたなぁ。いや、見つけてたからって買うかと言われれば微妙なんですがね(笑)。


ちなみにこれがおまけのシール

trackback Blog by isao.net