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第80回アカデミー賞 [2008年02月26日(火)]

●第80回アカデミー賞

作品賞:『ノーカントリー』

監督賞:
ジョエル・コーエン
イーサン・コーエン(『ノーカントリー』)


主演男優賞:
ダニエル・デイ=ルイス
(『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』)
主演女優賞:
マリオン・コティヤール
(『エディット・ピアフ 〜愛の讃歌〜』)
助演男優賞:
ハビエル・バルデム(『ノーカントリー』)
助演女優賞:
ティルダ・スウィントン(『フィクサー』)


脚本賞:『JUNO/ジュノ』
脚色賞:『ノーカントリー』
編集賞:『ボーン・アルティメイタム』
撮影賞:『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』

美術賞:『スウィーニー・トッド』
メイクアップ賞:『エディット・ピアフ 〜愛の讃歌〜』
衣装デザイン賞:『エリザベス:ゴールデン・エイジ』

作曲賞:『つぐない』
歌曲賞:「Falling Slowly」(『Once ダブリンの街角で』)

録音賞:『ボーン・アルティメイタム』
音響編集賞:『ボーン・アルティメイタム』
視覚効果賞:『ライラの冒険/黄金の羅針盤』

長編アニメ賞:『レミーのおいしいレストラン』
短編アニメ賞:『Peter & the Wolf』

外国語映画賞:『ヒトラーの贋札』(オーストリア)
長編ドキュメンタリー賞:『「闇」へ』
短編ドキュメンタリー賞:『Freeheld』
短編実写賞:『The Mozart of Pickpockets』


受賞タイトルは結構ばらついていますね。
まあ日テレアカデミー賞の偏り方が異常なんですけど。

ノミネート含め、この結果がどうなのかは作品を観ていない今は評しようもありませんが、コーエン兄弟のことなので癖は強そうです。

『ノーカントリー』:3月15日公開
『つぐない』:4月GW公開
『JUNO/ジュノ』:6月公開
『フィクサー』:4月12日公開
『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』:4月26日公開

目に付くのはケイト・ブランシェットが主演、助演それぞれ(『エリザベス:ゴールデン・エイジ』『アイム・ノット・ゼア』)でノミネートされるも受賞には至らなかったことでしょうか。

日本人の目としては、浅野忠信がチンギス・ハーンを演じた『モンゴル』(カザフスタン製作)がノミネートされた外国語映画賞に注目でしたが惜しくも受賞には至らず。とはいえ、このアカデミー賞ノミネート効果で同作の日本公開が決まったので関係者は嬉しいでしょう。


娯楽作品系では『トランスフォーマー』が録音賞・音響編集賞・視覚効果賞でノミネートされながらも無冠。まあ『レミー』の5部門ノミネートで受賞がアニメ賞のみという結果もアレですけど。

娯楽系の主なノミネート(=受賞)
『トランスフォーマー』:
(録音賞・音響編集賞・視覚効果賞)
『ボーン・アルティメイタム』:
編集賞録音賞音響編集賞
『ライラの冒険/黄金の羅針盤』:
(美術賞・視覚効果賞
『レミーのおいしいレストラン』:
(脚本賞・作曲賞・録音賞・音響編集賞・長編アニメ賞
『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』:
(メイクアップ賞・視覚効果賞)


まあ、とりあえずは既にDVDになっているものからおいおいチェックしていこうかな。

第28回ゴールデンラズベリー賞 [2008年02月25日(月)]

●第28回ゴールデンラズベリー賞

最低作品賞:『I Know Who Killed Me』

最低主演男優賞:
エディ・マーフィー(※ノービット役)
(『マッド・ファット・ワイフ』)
最低主演女優賞:
リンジー・ローハン(※オプリー役)
リンジー・ローハン(※ダコタ役)
(『I Know Who Killed Me』)
最低助演男優賞:
エディ・マーフィー(※Mr.ウォン役)
(『マッド・ファット・ワイフ』)
最低助演女優賞:
エディ・マーフィー(※ラスプティア役)
(『マッド・ファット・ワイフ』)


最低監督賞:
クリス・シルヴァーストン
(『I Know Who Killed Me』)
最低脚本賞:
ジェフリー・ハモンド
(『I Know Who Killed Me』)


最低スクリーンカップル賞:
リンジー・ローハン&リンジー・ローハン
(『I Know Who Killed Me』)
最低リメイク・盗作賞:
『I Know Who Killed Me』(『ホステル』『ソウ』『新パティ・デューク・ショウ』の盗作)
最低序章・続編賞:『Daddy Day Camp』
最低ホラー映画賞:『I Know Who Killed Me』


今年は『I Know Who Killed Me』の1人勝ちですね。
(史上最多受賞)

俳優に関しては、リンジー・ローハンが関わっていないところをエディ・マーフィーが選ばれたって感じでしょうか。

主なノミネート(=受賞)
『I Know Who Killed Me』:8部門
作品賞主演女優賞×2・助演女優賞・監督賞脚本賞カップル賞リメイク盗作賞ホラー映画賞
『マッド・ファット・ワイフ』:7部門
(作品賞・主演男優賞助演男優賞助演女優賞・監督賞・脚本賞・カップル賞)
『Daddy Day Camp』:5部門
(作品賞・主演男優賞・監督賞・脚本賞・序章続編賞
『I Now Pronounce You Chuck and Larry』:7部門
(作品賞・主演男優賞・助演男優賞×2・助演女優賞・監督賞・脚本賞・カップル賞)


主演男優賞ではニコラス・ケイジ(『ゴーストライダー』『ナショナルトレジャー/リンカーン暗殺者の日記』)はノミネートレベルでは常連ですね。でもノリノリでゴーストライダーを演りたがるような人は私は好きです。他ノミネートはジム・キャリー(『ナンバー23』)、キューバ・グッデンJr.(『Daddy Day Camp』)、アダム・サンドラー(『I Now Pronounce You Chuck and Larry』)。

主演女優賞にはジェシカ・アルバがまたまたノミネート(『Awake』『ファンタスティックフォー/銀河の危機』『Good Luck Chuck』)。アイドル系女優は槍玉にあげられやすいのかな。日本だと長澤まさみ、竹内結子、上戸彩辺りの名前が出てくる感覚? 他ノミネートはエリシャ・カスバート、ダイアン・キートン。

続編賞には『AVP2』『ハンニバル・ライジング』『ホステル2』『エバン・オールマイティ』などがノミネート。受賞作『Daddy Day Camp』はエディ・マーフィー主演『チャーリーと14人のキッズ』(原題:Daddy Day Care)の続編。ただし主演はキューバ・グッデンJr.に変更されているので今回のエディ・マーフィーの活躍ぶりは無関係の受賞かと。


ちなみに昨年、定番化しそうに思えたファミリー映画賞ですが、やはり『RV』用の賞だった模様。今年は『I Know Who Killed Me』用にホラー映画賞と相成りました。

対してリメイク賞と続編賞の分離は確定したようで、その手の作品の氾濫はまだまだ続くということでしょうかね。

マスク2 [2008年02月23日(土)]

●マスク2

監督:
ローレンス・ガターマン(『キャッツ&ドッグス』)
出演:
ジェイミー・ケネディ(声:ココリコ 田中直樹)
アラン・カミング(声:ココリコ 遠藤章造)
トレイラー・ハワード(声:ベッキー)
ボブ・ホスキンス


仕事のないアニメーター・ティム。妻のトーニャは子供を欲しがっていたが、ティムは友人宅の子供の騒々しさから子供をあまり欲しいと思えなかった。そんなある日、飼い犬が拾ってきたマスクを着けたら人格が一変。その夜、勢いで子供を授かることに。そうして生まれた赤ん坊は、なんとマスクを着けなくてもスーパーパワーを発揮するマスクベイビーだった……!


前作から10年も経って作られた続編。

公開当時、内容は絶対ハズしていると思ったので劇場には足を運ばず、ココリコ&ベッキーという芸能人吹替も絶対酷かろうとDVDもスルーし、TV用新規吹替に期待して待っていましたが、音源はそのまま流用ですかそうですか。

DVDをそのまま放送しているかのような音声ボリューム&吹替用字幕の小ささや、CM挿入箇所の中途半端な位置など、随分と雑な放送でガッカリ。こういう駄作こそ吹替で見れるものにすべきなのに。

こうしてTV放送されてしまっては、こんなC級映画の新規吹替なんてまず作られることはないわけで。TBSさん、この手の映画はテレビ東京にまかせて下さいな。


さて、本編の出来ですがやはり酷い。

前作はジム・キャリーという個性あっての面白さだったものを、ただ別の俳優を当てはめただけではスケールダウンは当然。TVシリーズ化されたらこんなノリだよな〜って感じ。

中途半端な主人公のサクセスドラマ部分は外し、普通の家庭を舞台に、赤ん坊が来たことで疎外された犬(※マスク着用)とマスクベイビーとが人知れず戦う部分を映画の中心に据えた方が続編としてまとまったと思います。

犬VS猫の『キャッツ&ドッグス』みたいにさ……と思ったら監督が同じでした。うわぁ、向こうは面白かったのに本作はなんでこんなに面白くないの? 脚本のせいか?


子供をあまり欲しがっていなかった主人公が徐々に家族愛に目覚めていく物語自体は良いと思いますが、その筋道を作るために妻が主人公に赤ん坊を押し付けて出張に行ってしまう展開はいただけません。

あれが米コメディーの王道なのかもしれませんが、旦那の仕事を無視して、ただ押し付けていくだけのキャラには私は感情移入できません。これはやはり脚本が悪いのか?

アンタが赤ん坊を欲しがったんでしょうが!とか、アンタは旦那の仕事を応援してたんじゃないのか!というムカムカ感が募り、ベッキー声がさらに嫌悪感を増してくれました。


CG部分はそこそこのソフトを使ってそこそこのものが出来てしまう現在では、センスもなくただ前作の映像をなぞるだけの代物を見せられても驚きも面白さも感じません。


1作目のヒットによって企画された続編の俗っぽさって私は意外と好きなんですが(『102』『ベイブ都会へ行く』『スチュアートリトル2』などなど)、本作はただの駄作に成り下がっていて残念。

さすが第26回ラジー賞続編賞受賞はダテじゃありません。
ま、金を出さずに観る分には暇つぶしにはなるかも…?

第31回日本アカデミー賞 [2008年02月17日(日)]

●第31回日本アカデミー賞

最優秀作品賞:
『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』
優秀作品賞:
『ALWAYS 続・三丁目の夕日』
『キサラギ』
『それでもボクはやってない』
『眉山』
最優秀監督賞:
松岡錠司(『東京タワー』)
優秀監督賞:
犬童一心(『眉山』)
佐藤祐市(『キサラギ』)
周防正行(『それでもボクはやってない』)
山崎貴(『ALWAYS 続』)


最優秀主演男優賞:
吉岡秀隆(『ALWAYS 続』)
優秀主演男優賞:
阿部サダヲ(『舞妓Haaaan!!』)
オダギリジョー(『東京タワー』)
加瀬亮(『それでもボクはやってない』)
役所広司(『象の背中』)
最優秀主演女優賞:
樹木希林(『東京タワー』)
優秀主演女優賞:
寺島しのぶ(『愛の流刑地』)
中谷美紀(『自虐の詩』)
仲間由紀恵(『大奥』)
宮沢りえ(『オリヲン座からの招待状』)
最優秀助演男優賞:
小林薫(『東京タワー』)
優秀助演男優賞:
柄本明(『やじきた道中てれすこ』)
香川照之(『キサラギ』)
堤真一(『ALWAYS 続』『舞妓Haaaan!!』)
最優秀助演女優賞:
もたいまさこ(『それでもボクはやってない』)
優秀助演女優賞:
堀北真希(『ALWAYS 続』)
松たか子(『東京タワー』)
宮本信子(『眉山』)
薬師丸ひろ子(『ALWAYS 続』)


新人俳優賞:
新垣結衣(『恋空』)
三浦春馬(『恋空』)
内田也哉子(『東京タワー』)
ウエンツ瑛士(『ゲゲゲの鬼太郎』)
夏帆(『天然コケッコー』)
林遣都(『バッテリー』)
北乃きい(『幸福の食卓』)
話題賞俳優部門:新垣結衣
話題賞作品部門:『キサラギ』

最優秀アニメーション作品賞:
『鉄コン筋クリート』
優秀アニメーション作品賞:
『ヱヴァンゲリオン新劇場版・序』
『河童のクゥと夏休み』
『ピアノの森』
『名探偵コナン/紺碧の棺』


最優秀脚本賞:
松尾スズキ(『東京タワー』)
最優秀美術賞:
部谷京子(『それでもボクはやってない』)
最優秀撮影賞:
蔦井孝洋(『眉山』)
最優秀照明賞:
疋田ヨシタケ(『眉山』)
最優秀録音賞:
鶴巻仁(『ALWAYS 続』)
最優秀編集賞:
菊池純一(『それでもボクはやってない』)
最優秀音楽賞:
大島ミチル(『眉山』)
協会特別賞:
柴崎憲治(音響効果)
会長特別賞:
故 熊井啓(監督)
故 植木等(俳優)
最優秀外国作品賞:『硫黄島からの手紙』


う〜ん、今年はさらに私が語れることはないですねぇ。だって、ここに名前の挙がっている邦画を1本たりとも観ていないんですもの(一応『キサラギ』は観たいと思っているんですが)。

番組としては、もう毎年のことですけど「懐かし映像」には飽きました。今年は「アカデミー賞スター名鑑」と称して適当に過去VTRをCM前に挟む仕様。全部早送りで飛ばしたよ。

作品紹介が長い上に、いちいちDVDに収録されてそうな安いメイキング映像を「貴重な舞台裏」だと流すのも、まるで「NG大賞」を見ている気分。全部飛ばしたよ。

ま、実質は「日テレアカデミー賞」だよね。


作品がノミネートされたわけでもないのに作品毎に紹介するのっておかしくない? 主演助演男優女優混ぜこぜで見づらい。俳優個人の賞なのだから作品名は後から付け加えるものだろうに……。こりゃ、ますます映画会社の宣伝用番組と化しましたな。


とにかく「ノミネート=優秀賞」っていうのをやめませんか。インタビュアーの「おめでとうございます」が白々しくて仕方がない。

受賞者側はとっくに馬鹿馬鹿しいと思っていて、それが画面から滲み出ているというのに、映画会社のお偉いさんはまるで分かっちゃいない。いや、分かっているけど「賞を与えてやっている」とか思っていそうだから始末が悪い。

自分たちで賞を作って自分たち(の会社作品)が賞を貰う。部門数は限られているからノミネートを優秀賞と称して受賞を水増し……って、会社の役職増やしと発想は同じやん。


全ての映画が平等に舞台に上げられることもなく、映画会社の力関係で決まっちゃう談合賞だとみんな分かっているんだけど、仕事が貰えなくなっちゃうから下手なことは言えない。

選者が映画関係者(4319名)だから、結局、受賞者らの「ありがとうございます」というコメントが観客ではなく映画会社に向けての意味になってしまい、上層部へのご機嫌伺いコメントになっています。

談合選考に不快感を持つ人は受賞コメントを少し捻ったりもしていて、中でも樹木希林の「このアカデミー賞が名実共に素晴らしい賞になっていくことを願っております」というのは最大限の皮肉だよね。だって今は「実」が伴っていないってことだもの。

『東京タワー』が作品賞を獲った時の首の傾げ方もかなり露骨で、松たか子が必死のフォローで「サイコーです!」と無理やり明るくコメントしているのが面白かったです。


まあ、身内向け賞の身内向けパーティーでは番組も盛り上がるはずもないということ。選者の一般開放含め根本的な構造改革が待たれます。

レッツ&ゴー残像DVD問題 [2008年02月14日(木)]

第2次ミニ四駆ブームの立役者『爆走兄弟レッツ&ゴー』のDVD-BOXがとんでもない仕様だという話を耳にしました。


1997年の「ポケモンショック」以降、TVアニメには光の点滅や激しい動きのある箇所に残像処理を施すのが一般的になりました。

しかしDVD化の際にはその処理を外すのが通例です(お風呂シーンの湯気の量などを含め、ある意味、ソフトメーカーはそれを売りにしている節があるぐらいで)。

これは垂れ流しメディアであるTVと、購入もしくはレンタルしたものを再生しなければ目に触れることのないDVDとのメディアの違いからくるものです。


ところが今回のレッツ&ゴーのDVDには、かつては何の処理もされていなかった映像にわざわざこの残像処理を加えてあるというのです。しかもこれが尋常ではない見づらさだとか。

ここが変だよレッツ&ゴーDVD化&公式サイト
http://www12.atwiki.jp/mokemoke/pages/1.html
↑「検証!VHS版とDVD版の画質の違い」に比較画像あり

前述したようにTVで再放送をするというのなら残像処理も理解できますが、DVDというパッケージ商品にこんなことをする感覚は到底理解できません。

メーカー側の言い分は以下の通りです。


発売後、DVDの映像について、何件かお問い合わせをいただきましたのでここでお答え致します。

本作品はこの度のDVD化に際して、光過敏症への対応として社団法人民間放送連盟の「アニメーション等の映像手法に関するガイドライン」で定められました基準に従い、画像修正を行っています。

テレビ放送ではなくDVDではありますが、1996年当時の映像表現、特にテーマであるミニ四駆レースの疾走感をだすための道路・背景表現が基準の数値を超えるものが多用されておりましたので、皆様の安全を考えまして、全編に渡り前記基準にあわせた修正を行っております。 本編中に“残像”が見えたりする場面は修正処理がされたものです。

今後発売予定の“レッツ&ゴーWGP”“レッツ&ゴーMAX”も同様な修正処理を行う予定となっております。

皆様のご理解をなにとぞお願い致します。

小学館・shopro
http://cgi.shopro.co.jp/tv/let_go/dvd_2.html


ちなみに私は今現在の残像処理基準は過剰だと思っています。本来は補色関係の赤と青の明滅が影響を大きくしたのであって、アニメという表現手段をまったく考えずに映像数値だけで「動きが激しい場面=激しく画面が変化=同様の効果」とするのはいささか強引だと思いますね。


しかし何故「発売後」なのでしょう。
商品仕様ページにも以下の一文が加えられています。

※本商品は「光過敏症」対策として原版に映像処理を施していますので、あらかじめご了承ください。

残像処理をHPで告知したのはDVD発売から5日後の2007年10月29日(さらに悪質なのは現在この事実さえも隠蔽しようと同告知日を2007年9月19日に修正していること)。

どうやら「あらかじめ了承」するためには「発売前の告知」が必要だと小学館の人間は誰も知らないようです。


そもそも「皆様の安全」などと言っていますが、本商品の購買層はかつての視聴者=「大人」であり、その人たちが子供に見せる場合は各々の家庭環境で判断すればいいだけのこと。

まさに小さな親切大きなお世話です。
必要なのはパッケージの「視聴の際はご注意を」の一文です。

小学館側は「予算が限られた中での最良(=苦肉)の処理」などと言っているそうですが、小学館ではパッケージに注意文を入れる予算はとてもとても膨大なのですね。


このように映像商品のキモであるその映像部分が改変してあることを隠して販売された詐欺的商品だというのに消費者センターは動いてくれず、メーカーも返品を受け付けていないそうです(※amazonでの一部を除く)。

本作は私も好きな作品であり、このDVD-BOXの購入も考えましたが、無印&WGP編だけでも10万円超の商品です。悩んでいるうちに発売日を迎えてしまっていたおかげで私は難を逃れた次第です。

買ってしまった方たちの脱力感は想像するに難くありません。
このような商品&メーカー対応を蔓延らせないためにもとりあえず発売が目前に迫るMAX編は絶対に買わないように


ここに多くの方々の嘆きの声が……。

amazonカスタマーレビュー
http://www.amazon.co.jp/

「大人が選ぶアニメヒロインベスト30」感想 [2008年02月11日(月)]

2008年2月9日放送「SmaSTATION!!」で、またまたアニメランキング『大人が選ぶアニメヒロインベスト30』。大胆MAPといい、テレ朝ちょっとアニメネタ多すぎです。

ランキング結果 >>

放送と前後して検索ワード「大人が選ぶアニメヒロイン」で訪れる方が多かった(翌日のtrackbackブログTOPにあるアクセスランキングで3位にまでなっちゃっていた)ので、こりゃ早めに載せておかないと申し訳ないということで慌ててリスト化。

今回も全国2000人(20代〜50代)に"緊急"アンケートを実施。ベスト3を挙げてもらい、いつものように1位5ポイント、2位3ポイント、3位1ポイントとして算出。

ちなみにスタジオ3人の好きなアニメヒロインは
香取慎吾:峰不二子
竹内結子:オスカル
大下アナ:鮎原こずえ ──でした。


さて、内容ですが──

これ、注釈ないけど映像許可が取れなかったものは外してるよね。だって『はいからさんが通る』が入っていて『キャンディ・キャンディ』が入っていないなんてあり得ないもの。

森雪が入っていてメーテルが入っていないのもその辺の許諾の影響でしょうか?(※『ヤマト』の権利元は東北新社)

やっぱり注釈ないけど劇場アニメも対象外のよう。「大人が選ぶ」ならナウシカクラリスはまず入るはずだし、それ以外でも1人たりとも劇場アニメキャラがいませんから(認知度の問題もあるけど)。

あと視聴者メールには名前があったけど『セーラームーン』が入っていないのも不思議。前回のヒーローランキングの時の『キン肉マン』同様、一時代を築いた作品なのに……。テレ朝のくせに映像許可を取れなかったのでしょうか?


スタジオの2人は、自分たちが古い作品もほとんど知っていたことに驚いていましたが、昔は朝や夕方に再放送してたからね。映像コンテンツへの訴求効果はそういう日常が生むということ。今のテレビは目先の金や視聴率に目が眩みすぎです。

今回良かったのは、前回の『ミュージカル聖闘士星矢』映像と同じく、白鳥のジュンのところでSMAPのガッチャマンCMが流れたことかな。スマステならではでしょうね。


個別の話では──

第29位:渡メルモ
リニューアル音声版でしたね。初めて見(聞き)ましたが、なんか音が浮いていていまいち合わないです。「大人が選ぶ」なんだから昔のオリジナル音源を流すべきでは?
第17位:ドロンジョ/第8位:源 静香
そういう意味では『ドラえもん』は完全に現在放送中の映像で最悪。同じ様にリメイク版が放送中の『ヤッターマン』がオリジナル映像だったことに拍手です(それが当然なんですが)。こりゃ、テレ朝は旧ドラを完全に封印する気ですかね。旧ドラ流したら新ドラ批判が強まるとかつまんないこと考えてるんでしょうか。別物として信念持って作っていれば問題ないのに。
第10位:来生 瞳・泪・愛
三姉妹まとめてってズルくない?
第2位:峰不二子
不二子のサービスショットといったら、やっぱり旧ルパン第1話のくすぐりとか「死の翼アルバトロス」の下半身すっぽんぽんなども欲しいところ。ちなみに私は旧ルパンのアンニュイな不二子が好きです。


まあ、こういうアンケートは最大公約数的にしかなりませんからね。私ならドロンジョよりアイちゃん=ヤッターマン2号を挙げたいし、クリィミーマミよりミンキーモモ、マジカルエミだし、安彦ヒロインなら南原ちずる、神北恵子、ドリス・ウェイブetcetc(アルフィン入れたいけど劇場アニメだから)。


そして、やはり自分なら誰を選ぶかを考えるわけで。

普段あまりアニメを見ないような人ならベスト3も選びやすいでしょうが、たった3人を選ぶのって難しいですよね。

う〜〜〜〜ん……



1:ミンキーモモ(旧)
2:吹雪今日子(『プラレス3四郎』)
3:アンジェ・アイリントン(『女王陛下のプティアンジェ』)

やっぱり昔の思い入れの方が強いですな。
3位はこんな時でもないと名前を挙げることはないだろうということであえて(苦笑)。


中身はOPとEDと愛でカバー

大人が選ぶアニメヒロインベスト30 [2008年02月10日(日)]

■ 大人が選ぶアニメヒロインベスト30 ■

※SmaSTATION!!企画

順位 名前 ポイント
浅倉 南
(タッチ)
1402p
峰不二子
(ルパン三世)
1375p
ラム
(うる星やつら)
990p
音無響子
(めぞん一刻)
687p
ハイジ
(アルプスの少女ハイジ)
645p
綾波レイ
(新世紀エヴァンゲリオン)
562p
オスカル
(ベルサイユのばら)
417p
源 静香
(ドラえもん)
400p
セイラ・マス
(機動戦士ガンダム)
374p
10 来生 瞳・泪・愛
(CAT'S・EYE)
355p
11 森 雪
(宇宙戦艦ヤマト)
352p
12 花村紅緒
(はいからさんが通る)
290p
13 鮎川まどか
(きまぐれオレンジ☆ロード)
287p
14 ラナ
(未来少年コナン)
247p
15 アン・シャーリー
(赤毛のアン)
239p
16 早乙女らんま
(らんま1/2)
225p
17 ドロンジョ
(ヤッターマン)
224p
18 槇村 香
(シティーハンター)
175p
19 セーラ・クルー
(小公女セーラ)
145p
20 森沢 優
(魔法の天使クリィミーマミ)
142p
21 サファイア
(リボンの騎士)
126p
22 鮎原こずえ
(アタックNo.1)
125p
23 アクビ
(ハクション大魔王)
120p
24 フローネ・ロビンソン
(ふしぎな島のフローネ)
113p
25 吉沢京子
(ど根性ガエル)
102p
26 ベラ
(妖怪人間ベム)
98p
27 白鳥のジュン
(科学忍者隊ガッチャマン)
94p
28 星 明子
(巨人の星)
92p
29 渡メルモ
(ふしぎなメルモ)
87p
30 水原勇気
(野球狂の詩)
85p


<<前(番組感想に戻る)

ブログ作り [2008年02月09日(土)]

ここ最近、ちょっと更新間隔が開いていますが、それは他のブログを立ち上げるお手伝いをしていたのも理由のひとつでして。

マぁマぁ、おひとつどうぞ
http://lon-hado.at.webry.info/

栃木県宇都宮市のスナックと和食のお店のブログです。

スナックの方はちょっと大人な男性じゃなきゃ駄目ですが、和食のお店の方は若いカップルや女性の方同士のご利用にもお勧めのちょっと落ち着いた雰囲気のお店です。どうぞ宇都宮周辺の方はお店の方にも一度足を運んでみて下さいませ。

(載せた画像はフラッシュをたいてしまっているので伝わりづらいですが、小窓の小さい画像が実際の雰囲気に近いです)

大人な男性は是非スナックの方もどうぞ(笑)。


いや〜、今回ブログを作るにあたり、他のブログサービスをひと通り見比べてみましたが、どこもかしこも一長一短。見た目や欲しい機能が全て揃っているところは無いものですねぇ。

こうして見ると、trackbackブログは自分的にはかなり使いやすいです。まあここの作りに合わせて記事を構築しているから当然なんですけど。カテゴリの並びをいじれればほぼ満足かな。

あとは画像容量を10倍ぐらいにして画像管理を記事ごとじゃなく一括で扱えればもっと色々と使えるんですけどね。

isaoさん、なんとかなりません?

なんというプリキュア5 [2008年02月08日(金)]

「参上!正義の味方マジカル5!」

え〜と、どこから説明したらいいんでしょ、コレ。

2008年1月18日放送のドラえもん「打倒ジャイアン!魔法の呪文」でのび太が見ていたテレビ番組のひとコマ。


のび太っぽい男の子がジャイアンとスネ夫っぽい2人組にいじめられているとホウキに乗った女の子5人組が駆け付けます。

服はセーラームーンっぽく、ホウキはどれみっぽく、カラーバランスと大まかな髪型の傾向がプリキュア5っぽいです。赤に魔美っぽいキャラを配しているのは髪型で合わせたんじゃなかろうかと。

東映アニメーション「Yes!プリキュア5」
http://www.toei-anim.co.jp/tv/yes_precure5/


それにしても魔法ネタで魔美を出すのはデフォなのかな?
『映画ドラえもん/のび太の新魔界大冒険』でも劇中アニメとして「魔法少女マミ」が登場してますし。

映画ドラえもん公式サイト「のび太の新魔界大冒険」
http://dora-magic.com/
(※キーポイント → 左上真ん中のカード)


そして、たかが町のガキ大将に対して容赦なく「ミラクルマジカルファイブアタック!」と5人がホウキに乗って体当たりらしき攻撃を仕掛けた結果が上の画像。

なんか全体的にパロディが間違ってます

この話は、のび太がジャイアンに仕返しするため自分で呪文を書き込む「魔法事典」を使う話。美少女戦士では前フリになりません。本来なら「ハリポタもどき」か何かにすべきところを中途半端に受けを狙いにいってこの始末です。

「原作に忠実」が売りだった新ドラえもんでしたが、今や旧後期ドラえもんのようにかなり改悪が目立ってきました。


魔法ネタといえばこれも。
2007年5月25日放送「魔女っ子しずちゃん」


しずかちゃんの妄想はシンデレラの前に現れる魔法使いなのに、ドラえもんに着せかえカメラを用意させてまでこんなコスチュームに変身したがるのは不自然です(ドラ道具の魔法使いっぽい帽子「たすけて帽」はそのままだから違和感ありあり)。

旧ドラえもんでの同じシーンと比較。


これは2005年3月4日放送「魔法使いしずかちゃん」
世間で不評の後期ドラとはいえ、作画的には今よりも活き活きしているのがお分かりでしょうか。

1981年10月13日放送「魔女っ子しずかちゃん」はさすがに映像を持ち合わせていませんが、こちらはかなりダイナミックな作画だった記憶があります。もう、BS朝日でいいから旧ドラを再放送してくださいな。


今放送されているドラえもんは決して「長寿アニメドラえもん」ではなくリメイク作品ということ。

旧ドラえもんから間を空けずに作られているからおかしな扱いになっているだけで、従来の「懐かしアニメのリメイク」とすれば現代ではこんなものでしょう。

まあ、制作スタッフのスキル不足以外にも視聴率稼ぎの番組構成でつまらなくなっていった番組が溢れる今のテレビですから……。

アマ・ジャナ「ドラえもんの呆れた制作裏事情」
http://amateur-journal.seesaa.net/article/29836833.html

そういう意味ではリメイク版ヤッターマンは頑張っている方かなぁ。ガンちゃんの性格変更だけはどうにも受け入れがたいですけど。話数を重ねるにつれ往年のノリを感じられるようになってきている私です。

「声優の素顔を見たいアニメキャラ20」感想 [2008年02月02日(土)]

大胆MAP通常放送1回目(2008年1月27日放送)も視聴者に継続視聴を促すためか、またまた声優ランキングネタでした。「大胆MAP人気アニメキャラクターの声をやっている人の顔を全部見せちゃうよ!ベスト20」。へ〜、今回は「2008最新版」じゃないんですね(←嫌味)。

ランキング結果 >>

今回もスタジオゲストを「モニターゲスト」と称して、事前投票(複数回答可)してもらった結果を元にランキングを作成したという茶番。そういう番組です。しかも今回はたった6人です。

・品川祐(35)
・里田まい(23)
・庄司智春(32)
・川合俊一(44)
・高木美保(45)
・土田晃之(35)

だからこんな代物をランキングと称しないでくださいな。「アニメ大好き」などと紹介されたガンオタ土田も、アニメはこうした番組に呼ばれるための道具でしかなく、その扱いはどうでもいいようで。


今回、番組冒頭でゲストが名前を挙げたキャラがいくつか紹介されていましたが、スタジオトークを聞く限り投票内容は随分とそうです(例えば品川は大きく「サブキャラ」と括った上で各キャラ名を挙げてましたし)。土田の「など」って何よ。

・土田=ケムマキ、シシ丸など(忍者ハットリくん)
・高木=マルコ(母をたずねて三千里)
・品川=力石徹(あしたのジョー)、ウーロン(ドラゴンボール)

まあ、たった6人が挙げたキャラでランキングを作ってしまう番組が雑でないはずがないですけど。

しかも各人が数キャラずつ挙げたものをどういう数値でランキングにしているのかがまったく不明瞭のままですからね(ただ適当なだけとは分かってますけど)。


以下、番組内容についてつらつらと。

ウォーズマンって調べたら『〜II世』は別としても3人の方が演じておられたんですね。そういう情報すらなく取材NG表記ってのは如何なものか(出演したらしたでその辺りはぼやかすだろうけど)。

調査員・濱口は肝付さんと顔見知りなのに車掌の声だとは知らない不思議。アニメファンじゃない普通の人って声優をチェックしたりしないものなのかな?

前回から旧ドラえもん声優にはフィルモグラフィーでのドラえもんキャラ紹介にNGでも出てるんでしょうか。一番メジャーなキャラなのに外されるのは今のドラえもんへの風当たりが強いとか。でもそれは声の問題というより今のドラえもんの中身に問題があるからでは?

その分、ハットリくん率が妙に高い(苦笑)。このランキングの外でもケムマキ(※肝付兼太)とか影千代(※山田栄子)とか出るし。

太田貴子さんの時の「"実は"主題歌や挿入歌もご本人が歌っていました」って紹介おかしくない? 当時を知る人には当たり前の情報だし、知らない人には「実は」という枕詞はいらないでしょ。

前回のあおい輝彦さんもそうですが、愛川欽也さんのような周知の声を本当に選んでいるとは思えません。ニャンコ先生を選ぶような上の世代が氏を知らないはずはなく、知った上で「素顔が見たい」というなら現役タレントに対して失礼な話。番組側のいいように作ってますな。


しかしタカはアカンなぁ。言い回しが悪いことを分かっていないのが酷い。「台詞みたいなのを"軽く"言ってもらえたら」って、声優を瞬間芸か何かと勘違いしてる感じ。まあ、ある意味、そんなタカが一番番組スタッフを反映してるとも言えますけど。

スタジオトークでの品川の「力石は間違って大きく描かれた」という情報の今更感とそれを得意満面で話す姿もどうかと思いますが、この程度のネタでCMを挟んだ番組スタッフはやはり程度が低すぎです。

あとはアニメの台詞をいちいちテロップ表示するのもやめてほしい。ピックアップすべき言葉ならまだしも、ただの台詞がず〜っと画面下に出ていると気が削がれます。何も考えないバラエティ手法の使用はスタッフのレベルも知れますな。


……え〜と、とにかく嘘の情報(=ランキング)を捏造するのだけはやめて下さい。底が浅いなら浅いなりの番組構成にさえしてくれれば必要以上に腹を立てることもなくなりますから。

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