初恋の人からの手紙
初恋の人からクラウドさんへお手紙が届きました。
クラウド、ひさしぶり。
今でも彼女ができるたびにインド人コスプレをさせていますか?
なぜがインド人フェチだったクラウドをなつかしく思います。
クラウドが少しモテる私に嫉妬して「おれは軽い女は嫌いだ」と
強がりお別れすることになったあの日から、
もうxx年が経ったのですね。月日が流れるのは早いものです。
あ、そうそう、お手紙を書いたのは何か理由があるわけではないんです。
ひさびさに友達に会ったときにクラウドの話題になってなつかしかったので、
思いつくままに手紙でも書こうかなって。
あのころを思い出すと、私たちって喧嘩ばかりでしたよね。
特にクラウドはとても攻撃的で理屈っぽかったのを覚えています。
「おれのどこが好き?」っていう質問も、女の私ではなく、
クラウドのほうからよく聞いてきましたね。
私が「好きな気持ちに説明なんかつけられないよ」と言うと
「それは好きとは言わないんだ!」と怒っていたのが印象的でした。
伝え聞いたクラスの女子はみんな「別れなよ。危ないよ」
って言ってましたけど(笑)。
私にとっては何人目の彼氏だったかなぁ…覚えてないけど、
クラウドにとっては初恋でしたよね?そうそう、
最初のころはクラウドが慣れてなくて、
いちいち毎回「キスしていい?」とか聞くから、
ほんと面倒くさかったなぁ(笑)。
勇気が無いわりにキスの勢いだけがすごかったのを覚えています。
付き合ったばかりのころ、クラウドは「おまえさえいれば、
もう一生何もいらない」って言ってくれましたよね。
私は他に大切なものがたくさんあったけど、
あまりに真剣だったクラウドを見て、
少し嬉しかったのを覚えています。ただ、少し怖かったです。
今だから言えることですが、
私はクラウドと付き合ったことを恥だと思っていません。
みんなは「さっさと別れなよ」って言っていたけど、
私はそこまで高望みしないほうですし、
それなりに楽しいときもありました。今でも感謝しています。
いろいろ書きましたが、私はそんなクラウドのことが好きでした。
これからもクラウドらしさを大切に、
当時本気でやっていた透視の練習も続けて(笑)、
新しい誰かを幸せにしてあげてください。
またいつか会いましょう。では。
P.S. よく「おれは爪の白い部分が広い!」って見せ付けてきましたよね。
どうでもいいけど…。
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