陰日向に咲く [2008年03月22日(土)]

陰日向に咲くを見ました。
一人一人の生活、一人一人の感情がしっかり表現されててとても心が温まる作品です☆☆
でも、最初はあまりパッとしないなー。
って思う感じです。
でも、最後でまた一人一人のこれからの生活が明るいものとなって、
しかもスッキリとまとまって終わります♪♪
岡田准一君のダメっぷりが割とリアルなんですよ。どうしようもなくパチンコをやめられないところとか、借金したり借金を断られたり、怖い取り立てにあって泣きながら謝ったりとか。職場の所長が返済に回すように言ってくれた善意の金持ってパチ屋に入るときの、岡田君のワル顔が素敵でした。
あとの出演者について。

宮崎あおい:あまり役にハマってない感じはあるけど、救われる可愛さというか笑顔はいいですね。逆に女性を感じないというか現実感がないところが、この映画を湿っぽくさせていないのかもしれません。2役しています。

三浦友和:この人は静かでいい演技をしますね。あまり笑う芝居のイメージが湧かないのですが、少し眉間にシワを寄せている表情が、ぎこちないながらも少しずつ緩んでいく演技は自然です。オヤジ加減がピッタリ。

塚本高史:ハマリ役ですね。最後にみゃーこさんに『これからも応援しますから』と言うところが、なんか実は女性以上にメルヘンチックな男心を表していてよかったなあ。

平山あや:おめめパッチリ、それなりにハマっていました。同じくラストでユウスケ君と握手する時の、泣きそうになって口角が下がる表情に萌え。嵐の後の朝に、カーテンを開けて外を見る横顔が純。

伊藤淳史:うまく役とは合ってるとは思うんだけど、なぜだか不完全燃焼な感じが・・・。若い頃の雷太がそういう役だから仕方ないんだろうな。モーゼさんにつながるようでつながらないキャラのズレからそう感じるのかな。

西田敏行:このお方は別格です。世の中を斜め下から眺めている感じや、そんな中で心に溜まった重たいものを、何の違和感もなく演じてしまう。あれだけ濃いキャラで長く出てくるとお腹いっぱいかと思ったけれど、そうならないところがさすが。武藤のマネのマネで『来いや〜』を2回も言うところは、きっとお得意のアドリブだったんでしょう。

テーマは『人のつながり』なんでしょう。岡田君のワルっぷりも、三浦さんのテント生活も、西田さんのモーゼも、塚本君のオタクも、大事なものを失ってしまった喪失感から落ちて行ったもの。心に溜めてしまって今まで言えなかったことでも思い切って相手にぶつけて行けば、そこにより支え合える人間関係が生れることもある。
Posted at 01:43 | この記事のURL | Clip!! | コメント(0)

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