ごめんなさいお父様なシンラ国の姫さまを獄滅極戮兵器に萌がんとする薔薇園工場長の野望を阻止せずにひたすらサクレツの実を投げあうブログです。ぽーんぽーん! そんなことより!その涙と鼻水はさっさと拭くのじゃ! ※ケータイには[5]箱ストラップをつけておくと、なくしたときに安心!だ!

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オーロラエクスキューション 2007 (第7日目) [2007年01月16日(火)]

日付変更線を越えるのは初めてなので、これでいいのかわかりませんが、今回はこれで行きます。というわけで、引き続き日本に帰る日です。日付変更線を越えたので、時計を日本時間の午前11時50分に合わせます。残りの飛行時間は4時間くらいですかね。

さすがに音楽だけではということで、座席のリモコンパッドを取り出し、ゲームを始めました。まず最初に「BEJEWELED」という「ZOO KEEPER」のパクリみたいなゲームを始めましたが、30分くらいで飽きました。これを何時間も遊び続けている前の人は偉いなと思いました。次に、「上海」をプレイ。前々から面白さがつかめないゲームなので、5分でやめました。次に、「パックマン」のパクリみたいなゲームをプレイ。これも5分でやめました。次に、「リバーシ(オセロ)」をプレイ。これでしばらく時間をつぶせるかと思いきや、CPUが弱過ぎでした。全然頭を使わなくても勝ってしまいます。最後に、「インフライト・トリビア・チャレンジ」とかいうクイズゲームをプレイ。ゲーム進行が遅いので、全20問を消化するのに20分以上かかってくれました。問題文と選択肢、解答解説がすべて英語というのが私には新鮮でした。スポーツの問題で2問もクリケットの問題が出てくるあたりが素敵だと思いました。

飛行機が千島列島のあたりに差しかかったころ、知念里奈全曲集が終了してしまいました。あと、せめてアルバム2枚分くらいの曲数が欲しいところですが、仕方ありません。続けて、サザンオールスターズのアルバム「キラーストリート」を聞いてました。あと1時間くらいで成田到着かなというころ、いきなり「朝食」を配り出しました。せめてあと1時間早く配ればこんなに慌ただしくないのに。この時間の機内食を朝食と言っていいのはヨーロッパの人たちだけですよ。

何だかんだで、午後4時ごろに成田空港到着。入国審査を済ませて税関へ。「何か申告するようなものはありますか?」「ありません」「じゃ、結構です。どうぞ」……前回のサイパンのときも思いましたが、こんなに簡単でいいの? まぁ、向こうがいいと言っているからいいんでしょうが。疲れていたので、帰りは成田エクスプレスで帰ることにしました。楽させてもらいました。でも、現金払いオンリーの窓口に行ってしまったため、日本円を入れた封筒を探すのに一苦労でした。

そして、午後7時ごろにようやく帰宅完了。まず最初に、ひげ剃りシェーバーを持っていかなかったため伸び放題だった無精ひげを剃りました。そして、洗濯を始めました。午後8時ごろからちまちまとビデオ消化を始めました。でも、さすがに眠いです。この時間に眠くなるの時差対策としては完璧です。

オーロラを見に行くというのは小さいころからの夢でしたが、今回、ついにその夢がかないました。本当はもっと強くて激しいオーロラを見たかったですが、それは次回にとっておきます。そういえば、成田空港で、同じ便に乗っていたと思われる人たちが「せっかく行ったのに見れなかったね」と話しているのが聞こえました。同じ時期に行っても、片方は見れず、片方は見られた。本当に私はラッキーです。最後に、今回の旅行へと導いてくださった関係諸氏に感謝します。長い旅行記もこれで終わりです。

オーロラエクスキューション 2007 (第6日目) [2007年01月15日(月)]

いよいよ日本に帰る日です。朝3時40分に起床。その5分後にウェイクアップコールが鳴りました。そして、その30分後にホテルのポーターさんが手荷物を回収に来たので預け、その後をつけるようにフロントに行き、ホテルをチェックアウト。午前4時半にホテルまで送迎に来るJTB係員さんの仕事も大変だなと感心しました。

昨日のアラスカ鉄道組と一緒に同乗してアンカレジ空港へ。到着後、荷物を車から降ろしていると、突然「6 hours! Maybe... 6 hours!」と声をかけられました。何を言っているのかわかりません。英語を話せるはずのJTB係員さんもポカーンとした顔をしてます。しかし、ここでようやく状況を把握。どうやら私のジャケットを指さして、こう言っているらしい。「SIXERS!」。そういえば、よく見るとその男性の帽子はニューヨーク・ヤンキースだ。その直後、男性は去っていきましたが、ごめんなさい、私がもうちょっと早く気づいていたら、「アイバーソンがいなくてもファイナルに行くよ!」とかレスできたんですが…。

その後、無事にチェックイン……とはいかず、手荷物検査のところでペットボトルを没収されました。中で買えっていうことですか? 手荷物検査を通った先でペットボトルを買って、それを機内に持ち込むのはオーケーってことですか? 実際そうやっていた人を見かけましたが、意味がわかりません。成田から出発するときは、機内に入る直前にペットボトル検査があったんですがね。アメリカはザルなの? 意味がわかりません。

ともかく、午前6時発のアラスカ航空でシアトルに出発。よく考えたらタイトな日程です。行きは3−3の座席でしたが、帰りは3−2のいわゆる東海道新幹線スタイルでした。ノースウェストは行きも帰りも2−4−2でした。今回も5ドルで機内食を販売してましたが、やはり食欲よりも睡眠欲の方が勝ちました。でも、ネタで買っておけばよかったと後で反省しました。

午前10時半にシアトル空港到着。時差があるから飛行時間は3時間半くらいですかね。そして、JTB係員さんと合流し、乗り継ぎを手伝ってもらいます。現地の係員さんがこんなに親切にしてくれるなら、添乗員さんが同行しないツアーでも安心ですね。乗り継ぎの手続の後、早目の昼食です。というか、帰りのUS-VISITでは写真撮影のときに眼鏡外さなかったけど何も言われませんでした。行きのときは外せと言われたのに。やはりアメリカはザルかもしれません。

午後1時のノースウェスト航空でいよいよ成田に出発。やはりペットボトルを機内に持ち込めている人がいますね。アンカレジ空港で没収した私のペットボトルを返してください。出発から1時間半後、いきなり機内食を配り出しました。3時間前に昼食をとったばかりなのに。こんな時間に出されても食べられません。でも、私の祖父が「何があるかわからないから、メシは食えるときに食っておけ」と生前に言ってたし……。Gala-vyさんも「何ごとも前倒せ!」と言っているし……。日本時間では朝7時半だから、朝食ってことですかね。よくわかりません。

「チキン or ビーフ」。ここはビーフに挑戦ですが、一口サイズに切られていて食べやすいです。何だか肩すかしです。まぁ、おなかいっぱいで全部は食べ切れませんが。ビーフのせいじゃないです。多分。そして、ここで例のノースウェスト・クオリティが発動しました。通路を挟んだ座席で寝ていた中韓人を無理やり起こして機内食を配ってました。寝ている人を起こすノースウェストは健在でした。感動です。でも、無理やり起こされたのに機内食を食べ出すあなたもすごいです。まぁ、数分後には機内食に顔を突っ込みそうな勢いで舟を漕いでましたけどね。

そうこうしている間に、日本時間で午前9時になりました。ここから時差対策に入ります。もう夜まで寝ません。かばんの中からDSを取り出し、「プレイやん」を起動。自作の知念里奈全曲集を聞き始めました。ちなみに、隣席の白人女性はコメディ映画を見て大笑いしてます。シアトル出発から5時間40分後、米ロの国境を越えた雰囲気です。厳密に言えば日付変更線はまだ先なのかもしれませんが、わかりやすいので、ここで第6日目を終了ということにします。

オーロラエクスキューション 2007 (第5日目) [2007年01月14日(日)]

今日はアンカレジへの移動日です。スキーランドから帰ってきて、現在、午前3時半ですが、集合時間が午前7時15分なので、やはり寝るのは危険です。シャワーを浴びて、午前6時過ぎ、朝食をとりにホテルのレストランに向かいます。その後、荷物をまとめてチェックアウト。レンタルの防寒着はここで返却となります。そして、JTBのツアーデスクに向かい、現地払い分の料金を精算しました。昨夜、オーロラが見えたということで、オーロラ証明書をもらいました。

フェアバンクスからアンカレジへの移動はアラスカ鉄道を使います。JTB係員さんに車でフェアバンクス駅まで送ってもらいました。アラスカ鉄道といえば、第12回ウルトラクイズの置き去りクイズが有名です。でも、第12回は微妙に見逃しているので、記憶にありません。フェアバンクス駅では、まず大きな手荷物を預けます。車内に持ち込める荷物に制限があるのは飛行機と一緒です。アラスカ鉄道は、夏は1日1便運行ですが、冬は1週1便になる鉄道です。だから、さぞかし乗客が多いのかと思っていたら、どうやら10人くらいしかいない様子。採算とれているんでしょうか。ていうか、フェアバンクスからアンカレジは飛行機で1時間なのに、わざわざ鉄道で12時間かける馬鹿はそうそういません。Gala-vyさんには絶対内緒の旅行計画です。

午前8時半、フェアバンクス駅を出発。今回のアラスカ鉄道は、先頭から、機関車・食堂車・客車・貨物車の4両編成。夏は旅行会社所有の展望車が連結されるようです。完全に観光目的化されている鉄道なのか知りませんが、駅でも何でもないところで車掌さんの指示でスピードを落としたり停車したりしてくれます。おかげで、やっとムースを見ることができました。

しかし、今日も徹夜明けなので、さすがに眠いです。10人くらいしか乗ってないので、当然ガラスキーです。やりたい放題です。おかげで、日本でやったらひんしゅく買いそうな格好で爆睡することができます。気づいたら午後2時。おなかがすいたので食堂車で昼食。余りおいしくはありませんでした。今日は曇っていたので、残念ながらマッキンリー山は見えませんでした。客車に戻って、再び爆睡。せっかくのアラスカ鉄道なのに、こんなもったいない乗り方をしていたら鉄道マニアの人に怒られます。「アラスカの風景とガタンゴトンの音を楽しめ!」って言われます。

予定より早く、午後7時45分にアンカレジ駅に到着。いつものようにJTB係員さんがお出迎え。私以外の4人と同乗して宿泊ホテルに向かいます。その4人の中には、杖をついて歩くおばあちゃんもいました。車に乗り込むのも大変そうです。なのに、フェアバンクスからアラスカ鉄道に乗っていました。日本のおばあちゃんは元気です。私も見習わないといけません。

さすがにアンカレジはフェアバンクスに比べて寒くない雰囲気です。今夜の宿泊はキャプテン・クック・ホテルの18階。夜景がやたらに綺麗でした。夕食を求めて付近をブラブラ歩きましたが、あいにく今日は日曜日ということで、閉まっている店が多過ぎでした。仕方がないので、今夜もホテルのバーで夕食です。午後10時過ぎに部屋に帰還。明日は朝4時半に出発なので、余計なことは考えずに就寝です。

オーロラエクスキューション 2007 (第4日目〜オーロラタイム) [2007年01月13日(土)]

今夜は最後のオーロラ観測ツアーです。午後9時50分くらいにホテルのロビーに行くと、尋常じゃない数の日本人であふれかえってました。そういえば、JTBツアーデスクの人が、13日にJALのチャーター直行便が到着するって言ってました。今までは少人数でまったりと観測してましたが、最終日は多人数の団体に囲まれて観測することになりそうです。

今夜の観測地はスキーランドのロッジ。ふだんはスキー場として使われているようです。直行便の威力は半端じゃなく、何とマイクロバス4台に分乗して会場に向かいます。でも、私が乗った4号車だけが小型のバスでした。スキーランドは山の上にあり、オーロラ観測には絶好のポイントっぽいです。しかも、昨夜に引き続き、星空が綺麗です。流れ星も見られました。期待が持てそうです。それに、風は吹いているものの、昨夜のチェナに比べたら全然寒くありません。

着いて早々、空にはオーロラの卵らしきものが出てました。でも、最初のうちは、そういうふうにガイドさんがしゃべっているのを半分信じてませんでした。確かにモヤっと明るいけど、本当にあれがオーロラになるの? って感じで。しかし、どうやら歴戦の強者の言うことは正しかったらしく、だんだんとそれは暗くなっていきました。オーロラの威力低下です。この状態のまま、時間ばかりが過ぎていきます。大声でしゃべっていたガイドさんもあきらめ口調になっていきました。4夜連続でオーロラ観測できず。もはや頭の中は愚痴旅行記の構想でいっぱいでした。

そして、ついにタイムリミットの午前2時。帰る時間です。すっかりしょげかえってバスに乗り込みます。愚痴旅行記をどう書こうかばかり考えてました。しかし、バスに乗ってきた人が一言、「オーロラ出てますよ」。……今、何と!? にわかに色めき立つ車内。慌てて外に出ると、確かに出てました。予想以上に弱く、小さく、低く、暗いオーロラですが、これは紛れもないオーロラでした。最後の最後で奇跡が起こりました。泣きそうです。2夜目のガイドさんが言っていた「さっきまで何もなかったのに、急に出ることもあるからね」という言葉がよみがえりました。本当にさっきまでどうしようもなく駄目な空だったのに。

というわけで、バスの運転手とガイドさんが撤収時刻を30分おくらせてくれました。ありがとうございます。「オーロラエクスキューション! オーロラエクスキューション! オーロラエクスキューション!」……3回もやれば十分ですかね。夢中で写真を撮りまくります。でも、こんなチャチなデジカメであの弱いオーロラは撮影できるのか? 案の定、苦労しまくりです。ていうか、君ら、フラッシュたかないで……。そのフラッシュの光が私の撮影を邪魔しますので……。

4夜目にしてようやく見られたオーロラ。忘れません。感動に打ち震えていましたが、無情にも帰る時間です。しかし、ここで運転手のポールさんが機転をきかせてくれました。帰り道はいつもと違うルートを通ることにし、別の角度からオーロラを観測できるポイントを探してくれるというのです。車内は拍手で包まれました。ただ、実際には、今夜のはスキーランドの高度だから見られたオーロラだったということが判明し、一度もオーロラは姿をあらわせませんでした。やはり高いところに行かないと厳しいということです。

午前3時20分ごろにホテルに帰還。多人数の団体客に囲まれるのはうっとうしいかなと思ってましたが、この団体客のおかげでスキーランドに行くことになったわけで、今回ばかりはJALの直行便に感謝です。帰ってきてデジカメをチェックしましたが、やはり余り綺麗には撮れてませんね。せめて三脚を持っていけば別だったかもしれませんが。というわけで、一番よく撮れているかなという写真を載せておきます。本当に弱いオーロラだったので、これが精いっぱいでした。

オーロラエクスキューション 2007 (第4日目〜デイタイム) [2007年01月13日(土)]

チェナでは雪上車で山頂まで行ってオーロラを見るというオプションツアーがあったのですが、なぜか申し込みをしませんでした。山頂まで行かなくても良いんじゃないの? と思ったことは事実ですが、雪上車組の噂を聞くと、何やら緑色のものが見えたとか何とか…。やはり弾をケチっちゃ駄目なんですね。この期に及んで75ドルを惜しむ理由なんて全くありません。今では反省してます。

というわけで、朝6時過ぎに部屋に帰還。送迎車が来るのが午前10時なので、下手に寝るとヤバそうです。まぁ、その前にオーロラを見られなかったのが悔しくて眠れそうにないですが。部屋に常備されている簡易コーヒーメーカーでつくったコーヒーを飲んで起きてました。普段の生活ではコーヒーを飲まないので、アラスカに来て5年分くらいのコーヒーを飲んでいる気分です。でも、朝6時まで外で粘っていたため、さすがに体が冷え切ってます。この冷え切った体を温めるのは何ですか? そうです。温泉です。朝7時から温泉が始まります。でも、午前7時に行ってもまだ開いてませんでした。スタッフさん、寒いから早く開けてください。結局、午前7時10分くらいにオープンしました。そして、30分くらいかけて温まってきました。次はいきなりここで連泊するのもいいなと思いました。

部屋に戻ってきて、異変に気づきます。脈拍と呼吸数が明らかに変です。完全にノボせてしまったようです。徹夜明けに温泉は危険だったかもしれません。少し休んで落ちついてから朝食。フレンチトーストとポテトを頼みましたが、やはりこのレストランはおいしいです。温泉はあるし、オーロラ観測には最高の場所だし、レストランはおいしいし、すっかりチェナが好きになりました。壁が薄くて隣室の生活音が丸聞こえなのも大目に見ます。しかも、チェナではなぜかJCBカードが使えます。本当に日本人観光客が多いという証拠です。

午前10時にチェックアウト。来るときは一人でしたが、帰るときは何人かと同乗して帰りました。徹夜明けなので、車内では当然のように爆睡です。道中、ドライバーの人がムース(へら鹿)を発見したようですが、眠過ぎてそれどころではありませんでした。午前11時半ごろ、再びプリンセスホテルに到着。チェックインの時間が午後3時からなのでこのままロビーに放置されるのかと心配してましたが、すぐさま部屋に通されました。ありがたいことです。そのまま午後7時まで眠っていました。

午後7時半に夕食へ。今夜はピアノのジャズ生演奏の人が入ってました。知っている曲が3〜4曲くらいありました。「純情きらり」でおなじみの曲もありました。かなりアレンジされてましたが。そして、今夜の夕食はちょっと奮発してみました。奮発といっても総額50ドルくらいですが。奮発というからにはせめて100ドルは超えたいところです。12オンスのリブ・アイ・ステーキが出てきました。さすがに多いかな……でも、意地で食べ切りました。そのせいで、他の皿がほとんど手つかずです。次は1ポンドに挑戦。……なんて。

部屋に戻って、テレビ見ながら休憩。「金色のカッシュベル」や「テニスの王子様」の英語版が流れてました。「24」のシーズン1なんてのも再放送されてました。ゴールデンタイムなのに。本当に大人気のドラマなんですね。

オーロラエクスキューション 2007 (第3日目〜オーロラタイム) [2007年01月12日(金)]

今夜のオーロラ観測は午後9時半から始めました。チェナは市街地から離れているので、どこにいてもオーロラが観測できます。とはいえ、高いところに行けば行くほど条件が良くなるのは一緒なので、まずはオーロリアムという名の観測ロッジを目指しました。徒歩10分の坂道を上っていきますが、結構急斜面です。息が切れてハァハァ言います。しかも道中に街灯などはないので、懐中電灯を持っていかないと何も見えません。準備は完璧です。ようやくロッジにたどり着くとカメラをセッティング済みの先客がいました。ロッジの周りを回っているともう一人来ました。この人の話を聞く限り、青い防寒着の人は近畿日本ツーリストのお客みたいですね。JTBのお客は私と同じ赤い防寒着かなと。せっかく上ってきたロッジですが、暖房をいじれないからロッジの中は寒いし、窓が結露して凍りついているので中から何も見えないし、すぐ下山しました。

結局、みんなと同じようにアクティビティー・センター裏の滑走路(昼間は立ち入り禁止です)でオーロラを待つことにしました。今夜はさすがに寒いです。昨夜までは外に2〜3時間いても平気でしたが、今夜は30分もつらい状況です。しかも、滑走路と宿泊部屋の距離が徒歩1分くらいなので、耐え切れなくなったときは部屋に戻って温かいコーヒー飲んで暖をとったりしてました。

今夜は星が綺麗です。天体マニアが泣いて喜ぶほど素晴らしい星空です。天の川が美しいです。北斗七星があんなに大きくて高い角度で見えるのは、ここがかなりの高緯度地域だからでしょう。これなら死兆星だって見えそうな気がしてドキドキしました。あ……流れ星。いいことありそうです。

しかし、その星空がだんだん見えなくなっていきました。またしても雲に邪魔されました。山の天気は変わりやすいので、星が見えなくなったと思ってもすぐまた見えるようになったりするんですが、肝心のオーロラが出ません。オーロラは明け方に出たりすることもありますが、統計的に確率が高いのは午後10時から午前3時の間と言われています。なので、午前3時半になるとかなり人の数が少なくなりました。でも、こんな綺麗な星空を見た後ではなかなかあきらめがつかず、引き続き観測続行。昨夜まではJTB係員さんの都合でタイムリミットがありましたが、チェナではそんなのはありません。それが一層あきらめを悪くさせました。

午前4時半、ついに私一人だけになりました。寒さと眠気で幻覚が見えたり幻聴が聞こえたりしそうです。そして、午前6時、とうとう心が折れました。もう星空は全く見えません。部屋に戻って暖をとることにしました。これで3夜連続で観測できず。見られてないのが私だけではないというのが心の支えです。今夜はあの流れ星で我慢しておけということなんですかね。なかなかつらい試練を与えられました。

オーロラエクスキューション 2007 (第3日目〜デイタイム) [2007年01月12日(金)]

午前9時半に目覚ましが鳴りましたが、うだうだしていたら午前10時を回りました。今日はチェナ・ホット・スプリング・リゾートに移動する日なので、午前11時ぎりぎりに一たんこのフェアバンクス・プリンセス・ホテルをチェックアウトしました。ツアーデスクに行き、当初の予定にはなかった13日夜のオーロラツアーを申し込みました。Gala-vyさんの「弾はケチるな、念には念」を実行しました。

その後、昼食。送迎の車が来るのは午後1時なので、ホテルのロビーで空想の世界に旅立ってました。時間になると初老の米人男性が「チェナ温泉旅行」と書かれた看板を持って登場。ツアーデスクのおねえさんから各種バウチャーを受け取り、チェナに向かって出発です。助手席に乗るか後部座席にするか聞かれたので、迷わず後部座席を選択。寝る気満々です。

爆睡していたらチェナに到着しました。余りにも寝ぼけまなこだったので、フロントがある建物と宿泊する建物は別ということをしばらく理解できず、意味不明な行動をしてしまいました。部屋に荷物を置いて、アクティビティー・センターへ。オーロラ・アイス・ミュージアムの入場チケットを買いました。これはすべてが氷でできた通年の博物館です。ゴシック様式の大聖堂、ステージ、氷のシャンデリア、ロビー、アイス・バー、多彩な氷の彫刻、テーマ別の氷の寝室(以上パンフ丸写し)などがあります。個人的には氷のチェスが気に入りました。そして、追加料金を払い、氷のカクテルグラスにマティーニを注いでもらいました。なお、この氷のカクテルグラスは持ち帰り可です。というか、半強制で持ち帰りの雰囲気でした。気合いに満ちた人は日本まで持ちかえる方法を考えると良いかもしれません。実際、フェアバンクスまで持ち帰った人は過去にいたようです。私はとりあえず部屋まで持ち帰りましたが、洗面台のところに置いておいたら、いつの間にか溶けてなくなってました。

「Guest Directory」と書かれた日本語の小冊子が部屋に置いてあったのですが、これがとても面白くて1時間ほど読みふけってました。この小冊子は1冊10ドルで買えるとのことですが、一瞬、買おうかと思いました。それほど遊び心満載の冊子でした。「ムース・ナゲット(絶対に知る必要のないお節介話)」が個人的にツボでした。ここの日本人スタッフはなかなかのやり手です。

関係ないですが、アクティビティー・センターから戻るとき、半分雪に埋まりかけたクォーター(25セント硬貨)を拾いました。日本の硬貨だけじゃなく、外国の硬貨にも反応するこの能力は本物だと思いました。

「Chena Hot Spring Resort」という名のとおり、ここは温泉地です。というわけで、夕食の前に温泉に入りに行きました。もちろん、外国の温泉なので水着着用です。だから、手荷物の中にわざわざ水着を入れておきました。準備は完璧です。室内温水プールと気泡ジャグジー、そして目玉である直径43メートルの岩風呂です。露天風呂なので入るまでは寒いですが、入ってしまえばポッカポカです。温泉に入りながらオーロラが見られたら最高ですが、実際は温泉の湯気で何も見えないんだろうなと。

午後7時過ぎに夕食へ。今回は夕食バウチャーをもらっているので、メニューは決まってます。ところが、この料理がとてもおいしかったのです。このサーモン、おいしいです。日本人好みの味付けになっているような。リゾート地のレストランは違うってことなんですかね。それとも、例の日本人スタッフ達の意見を取り入れてるとか? どちらにせよ、アラスカに来て初めてまともな食事にありつけた気がしました。プリンセスホテルの料理も悪くはないんですけどね。

夕食後、部屋に戻りましたが、チェナは市街地からかなり離れているせいか、テレビのチャンネル数が少ない上にほとんど映りません。しかも、音量調節がいいかげんです。さすがサムスン製です。

オーロラエクスキューション 2007 (第2日目〜オーロラタイム) [2007年01月11日(木)]

午後10時。オーロラ鑑賞ツアーに出発です。今夜は昨日とは違うJTB係員さんがやってきました。そして、昨日とは違うオーロラ観測ロッジに行きました。ここは柳木昭信さんという写真家の方が根城にしているロッジらしいですが、柳木さんは日本に帰国しているとのことで、今はいません。昨日とは違って、他のお客さんもいません。ということで、今、このロッジには私とJTB係員さんの2人しかいません。何だか気まずいです。

冷蔵庫に入っていたビールを勧められましたが、今飲むと眠くなっちゃいますので……。ていうか、あンたが飲(略)……まぁ、ここは日本じゃないから大丈夫なんですかね。多分。JTB係員さんさんはロッジ内にあったPCを起動して何やら始めました。私は外に出てオーロラを待ちます。今夜は昨夜以上に暖かいかもしれません。気を抜くと寒いですが。

というわけで、ここでオーロラ観測時の服装について書きます。まずは上半身から。地肌に一番近いところに長袖のアンダーウェア。その上に半袖のTシャツ。その上に普通の長袖の服。その上に長袖のセーター。その上にレンタルのフードつき防寒ジャケット。マフラーと帽子を兼用する覆面的なものを装着。次に下半身。地肌に一番近いところに長袖のアンダーウェア。その上に長袖のジャージ。その上に普通のズボン。その上にレンタルの防寒パンツ。靴下は2枚重ね履きで、レンタルの防寒靴を装着します。レンタルの防寒手袋は結局出番なしで、日本で使っている薄手の手袋をはめて、ジャケットのポケットに突っ込んでました。いつでも取り出せるようにデジカメを防寒ジャケットのポケットに入れておいたのですが、このままだとデジカメが冷え切って使い物にならなくなるので、ポケットの中に「衣類に張るカイロ」を入れておきます。あと、意外だったのは、「くつ用カイロ」が役立たずだったことです。私の使い方が悪かったせいかもしれませんが、外に出ると冷える、室内に入ると温かくなるという意味不明な状態でした。

今日の天候は昨夜以上に駄目でした。昨夜見えた星が今夜は全く見えません。午前2時過ぎ、ソファーで寝ていたJTB係員さんが起きてきて、時間切れとなりました。「さっきまでは何もなかったのに急に出ることもあるからね」という言葉に希望を託し、午前3時ごろホテルに帰還です。

オーロラエクスキューション 2007 (第2日目〜デイタイム) [2007年01月11日(木)]

午前10時30分起床。やはりオーロラ鑑賞ツアーは生活時間が変になります。11時過ぎに朝食。そして、正午、犬ぞり&スノーモービル体験に出発です。車の運転はレスリーさんという女性の方でした。会場に到着後、まずはテント内でスノーモービルのオリエンテーションビデオを見て、エンジンのかけ方や操縦方法などを学びます。

最初は犬ぞりから。さっきのレスリーさんが犬ぞりの操縦者(マッシャー)だと知ってびっくりしました。8頭立ての犬ぞりで、私は荷物を乗せる部分に座ります。ぼーっとしてたら、いきなりスタートしました。思っていたよりもスピードがあります。そして、前を走る犬たちが跳ね上げた雪球が顔にぶつかります。素敵です。30分間の疾走でしたが、なかなか楽しめました。ハスキー犬が可愛いです。終了後、1匹ずつナデナデして労をねぎらいました。

テントに戻ってしばらく休憩。次は、スノーモービルです。まずは練習走行。ぐるっと一周回ります。思っていたよりハンドルが重くて熱い感じです。熱源でも入っているんですかね。そして、今度はトニーさんという方の先導でスノーモービル体験スタート。さっきの犬ぞりとは違うコースを行きます。こちらも30分間の走行。レスリーさんに撮ってもらったように途中で写真を撮ってもらいましたが、さすがにデジカメが冷え切っていたらしく、なかなか苦労しました。懐炉に密着させて常に温めておかないと駄目なんだと知りました。

写真撮影後、再スタート。ところが、いきなりエンジンが停止しました。トニーさん、待って。うわぁ、もうあんなに遠く…。軽くピンチですが、さっきのオリエンテーションビデオを思い出します。レバーを上げて、ひもを引く。かかった。今までは時速20キロ平均で走ってましたが、幸い道は直線なので時速30キロに上げて一気に追いつきます。これで一安心。そして、いよいよ最後の上り坂。ところが、ビビってスピードを上げられなかったのか、坂を登り切れません。斜面に流されて、先導のトニーさんとは全然違うコースを走り出しました。2度目のピンチですが、必死にハンドルを山側の斜面に向け続け、ようやく本コースに復帰しました。冷や汗かきました。最後にトニーさんに今どれくらいの距離を走ったのか聞いたところ、スノーモービルのメーターを確認して「10マイル」と答えてくれました。……マイル? そうでした。こっちではキロメートルじゃなくてマイルでした。ということは、さっき書いた時速20キロは時速20マイルの間違いですね。時速30マイルだと48キロメートルですかね。知らず知らずのうちにスピード出てました。危険です。初心者は恐れを知らないから怖いです。

犬ぞりとスノーモービル、すごく楽しめました。何だかんだで午後2時半ごろにホテルに帰還。ここから夜のオーロラ鑑賞までは何の予定もありません。だったら寝ていてもよかったのですが、ルームメイカーの人が部屋の前で掃除を始めていいか聞いてきたので、しばらく出かけることにしました。ホテルの裏はすぐ川が流れているのですが、今は凍っているので歩けます。車も走れます。その後、なぜかフレッドマイヤー(大型のスーパーマーケットです)を目指すことに。こっちの雪は本当にサラサラです。かといって、決して歩きやすいというわけではありませんが。

というか、この距離、車に乗っていたときは物すごく近かったですが、歩くにはやや無謀な距離でした。フレッドマイヤーに着いたときには汗だくになってました。のどが渇きました。ペットボトルを買いました。日本のペットボトルは500mlですが、アメリカでは591ml、多分20オンスって意味だと思います。「U-SCAN」というセルフレジっぽいものがあったので挑戦してみました。…が、全然意味がわかりません。画面に出ている英文の意味がわかりません。音声案内の英語が聞き取れません。一通りヘコんだ後、有人レジに行きました。帰り道は時間をはかって歩きました。40分かかりました。平地ならともかく、雪道で40分はかなり疲れます。さすがに疲れたので、午後7時くらいまで部屋で昼寝してました。

その後、夕食。相変わらず量が多いです。そして、なぜか口の中がヒリヒリしてきました。味付けが濃いのではないだろうか。それにしても、何でこのレストランはいつもガラガラなのでしょう。みんなダウンタウンのレストランにでも食べに行っているんですかね。

夕食後、昨日と同じようにテレビ見ながら待機してました。「DEAL OR NO DEAL」というバラエティ番組が面白かったです。昨日の「1vs100」以上にルールがわかりませんでしたが、なぜか見入ってしまいました。ルール解説のために下手なテロップを打たない方が視聴率上がるのかなと思いました。

オーロラエクスキューション 2007 (第1日目〜オーロラタイム) [2007年01月10日(水)]

午後10時、完全防寒装備でホテルのロビーへ。JTB係員さんの運転でフェアバンクス郊外のボリアレス・ロッジへ。少しでも市街地の光害を避けるため、山頂のロッジで鑑賞するのが常套手段です。手作りのログハウスで、熊谷さんという日本人夫婦が経営しています。この日は熊谷さんの両親もお手伝いで滞在してました。今夜のお客さんは、私以外に4人の団体さん。2人は夫婦で、2人は母娘という組み合わせです。

オーロラがあらわれるまではロッジ内で温かいコーヒーなどを飲みながら待つというのが基本ですが、せっかくなので何回も外に出たりしてました。話を聞くところによると、今夜はマイナス20℃くらいしかないから暖かいとのこと。そして、もう一日早く来ればマイナス45℃の世界を体感できたみたいです。それに比べれば暖かい。そう言われてみれば寒いけど暖かいような気がしてきました。

オーロラを待っている間、前述の熊谷さんからオーロラ撮影のためのレクチャーを受けたり、撮影したオーロラの写真を見せてもらったり、スライドショーを見せてもらったり、飼っている犬と遊んだりしてました。3匹いましたが、その中の1匹が物すごく大きくてビビりました。狼系の血を引く犬種らしく、まだ11カ月の赤ん坊なのに体重が60kgくらいあるそうです。

今夜はあいにくの天気で、最初のころは見えていた星が、だんだんと雲に覆われて見えなくなってきました。オーロラは雲よりもはるかに上空で起こる現象なので、こうなるとお手上げです。そして、午前2時過ぎ、撤収の時間となりました。残念です。「チャンスはあります」という言葉に希望を託してホテルに戻りました。

というか、今日の私は一体何時間起きていたんでしょうか。移動中の電車や飛行機の中で少し寝ていたとはいえ、今夜の就寝が午前3時ということは、日本時間ではナウ午後9時なわけで、概算で38時間くらいですか? 日付変更線を西から東に越えると1日が長いです。ようやくベッドで眠れます。
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