『コーポラティブ住宅と里山コモンズ』 [2008年04月12日(土)]
「今日の見学」
八王子N-cityを見学。極小さい規模の「入会地」的な共有地を持った住居だが、それでも作るまでは苦労が絶えなかったらしい。
★まちづくりのコーディネートをしている『アトリエU野』の宇野氏の案内にて、八王子N-city近辺の様々な「コモンズ的住宅地」を見学した。 まずは谷戸地形と溜池を生かした「長池公園」から出発。ここの水車小屋や田圃もある風景が、開発前のこの地域の原風景との事だった。
そこから隣接する「N-CITY」へ向かった。これは「参加」を合言葉に住民を集めて作った約400戸の住宅地で、住民の自治参加意識は高いとの事。町は東地区・西地区に分けられ、地区それぞれ集会所と広場(民有緑地)を住民が共有。住民は通常住宅地の自治会費の倍とされる維持管理費を支払う代わりに、自治会法人として共有地の利用法等を決めている。
次に、N-CITY内の多様なコモンズを見る。「ジーアイル南大沢」では、8000平米・37戸の敷地内の中央1000平米が共有緑地として、草地と緑道にされている。共有地の維持管理は管理組合により、活動基金として住民は入居時に20万円拠出している。
「ヴィレッジ浄瑠璃14」は、14戸の共有地を広場でなく、自由な境界線の私道として共有。生活道路の設計に一石を投じている。更に後背の自然公園「浄瑠璃公園」を住民管理できる様、市と委託契約を結んでいる。
「ヴィレッジ浄瑠璃6」では、同様の手法を活用して私道と一体になった広い共有緑地を計画。しかし当初20戸の予定で呼びかけた住民募集に6戸の応募のみで、共有地を断念して設計縮小した。
次に、N-CITYとは長池公園をはさんで対面する「見附が丘」団地へ。集合住宅団地内部に5000平米の既存林を所有、3つの集会所と共に住民の管理組合で維持管理している。又、隣接するせせらぎ緑地は小川を生かして整備され、住民の憩いの場になっている。
最後に障害者作業施設「かたくりの家」レストランで食事しつつ懇談。ここは多摩ニュータウン開発以前から農業を続けていた由木ファーマーズクラブの農地を格安で借地して運営されているとの事だ。
今回、南山で考えている里山コモンズの規模とは異なる物の、多くのコモンズが実現している事、そして失敗例もある事が確認できた。それ以上に、今回は農家の原嶋氏、区画整理組合からも参加者があり、お互いが同意できる形での「里山コモンズ」実現の可能性が議論できたことが何よりの成果かも知れない。
八王子N-cityを見学。極小さい規模の「入会地」的な共有地を持った住居だが、それでも作るまでは苦労が絶えなかったらしい。
★まちづくりのコーディネートをしている『アトリエU野』の宇野氏の案内にて、八王子N-city近辺の様々な「コモンズ的住宅地」を見学した。 まずは谷戸地形と溜池を生かした「長池公園」から出発。ここの水車小屋や田圃もある風景が、開発前のこの地域の原風景との事だった。
そこから隣接する「N-CITY」へ向かった。これは「参加」を合言葉に住民を集めて作った約400戸の住宅地で、住民の自治参加意識は高いとの事。町は東地区・西地区に分けられ、地区それぞれ集会所と広場(民有緑地)を住民が共有。住民は通常住宅地の自治会費の倍とされる維持管理費を支払う代わりに、自治会法人として共有地の利用法等を決めている。
次に、N-CITY内の多様なコモンズを見る。「ジーアイル南大沢」では、8000平米・37戸の敷地内の中央1000平米が共有緑地として、草地と緑道にされている。共有地の維持管理は管理組合により、活動基金として住民は入居時に20万円拠出している。
「ヴィレッジ浄瑠璃14」は、14戸の共有地を広場でなく、自由な境界線の私道として共有。生活道路の設計に一石を投じている。更に後背の自然公園「浄瑠璃公園」を住民管理できる様、市と委託契約を結んでいる。
「ヴィレッジ浄瑠璃6」では、同様の手法を活用して私道と一体になった広い共有緑地を計画。しかし当初20戸の予定で呼びかけた住民募集に6戸の応募のみで、共有地を断念して設計縮小した。
次に、N-CITYとは長池公園をはさんで対面する「見附が丘」団地へ。集合住宅団地内部に5000平米の既存林を所有、3つの集会所と共に住民の管理組合で維持管理している。又、隣接するせせらぎ緑地は小川を生かして整備され、住民の憩いの場になっている。
最後に障害者作業施設「かたくりの家」レストランで食事しつつ懇談。ここは多摩ニュータウン開発以前から農業を続けていた由木ファーマーズクラブの農地を格安で借地して運営されているとの事だ。
今回、南山で考えている里山コモンズの規模とは異なる物の、多くのコモンズが実現している事、そして失敗例もある事が確認できた。それ以上に、今回は農家の原嶋氏、区画整理組合からも参加者があり、お互いが同意できる形での「里山コモンズ」実現の可能性が議論できたことが何よりの成果かも知れない。






