「脱水」に負けない!・・「ポカリスエット」 [2008年01月11日(金)]
まず、最初に・・
注意
私の場合は、心臓や腎臓に異常がないことと、現在内服中の「リーマス」の
副作用である激しい「口渇(のどの渇き)」があり、多量に水分を
とっている事で「脱水」を防ぎ、また「脱水」から起こりやすくなるさらに
危険な副作用である「リチウム中毒」を防ぐ為に、Drの指示もあって、
多飲しているのです。
なので、「激しい下痢や嘔吐」「発熱」などによって、「脱水」になって
いる方は、水分補給も必要ですが、必ず病院に行って適切な処置を受けて
ください。
特に、子供さんやお年寄り、心臓や腎臓が悪い方は、自己判断せず、必ず
病院にかかりDrの指示に従ってください。
・・えっと、まず人間の体は、成人の場合体重の約60%(子供の場合は
約80%、老人は約50%)を水分が占めていて、そのうち45%までが、
細胞内に封じ込められた水で、残り15%が、血液、リンパ液など、細胞の
外にある水です。
この細胞内液、細胞外液をあわせたものを体液と呼び、この体液が生命の
維持、活動に重要な役割を果たしています。
大体、成人での血液の総量は5リットル、血液以外の体液の総量は1〜2
リットルです。
・・で、これらの水分は、汗をかいたり、排便排尿したり、呼吸運動でも、
毎日失われていくので、それを補う為に、健康な成人で、食事もきちんと
取れている状態で、1日1.2リットルほどの水分を必要とします。
・・で、何らかの形で、水分を補えない場合、「脱水」となります。
これには「水分の摂取が不足する状態」と「水分の喪失が過剰となる状態」
の二つが考えられます。でも、実際には、水分の摂取が不足すると同時に
喪失も過剰になることが珍しくないです。
・で、「脱水」は、血液(細胞外液)の電解質組成によって、
高張性脱水(体液喪失の主体が水分。激しい発汗や、水分摂取の極端な低下
などにより、水分を血液に補給しようと細胞内から血液(細胞外)へ
水移動が起こるが、水分喪失が大きくて間に合わず起こるもの。症状として、
発熱と著しい口渇感を伴い、口腔などの粘膜が乾燥する。意識は保たれるが
不隠・興奮の状態となる。手足は冷たくならず、脈拍もしっかりと触れる。
血清ナトリウム濃度150mEq/l以上、血清塩素濃度110mEq/l以上が目安。)
低張性脱水(体液喪失の主体がナトリウム。下痢・嘔吐などにより水分の
喪失以上に電解質の喪失(下痢や嘔吐で出されるものは、水分だけでは
なく、ナトリウムとかカリウムとかの電解質が含まれる為)が著しい状態で
血液中の電解質濃度および血液浸透圧の低下を伴う為、それを体が
補正しようと血液(細胞外)から細胞内へ水分が移動する結果、
循環血液量が減少し、「脱水」症状を起こすもの。症状として、発熱や
口渇感を伴いにくく、皮膚・粘膜の乾燥も少ない。全身倦怠感や眠気が
みられ、手足は冷たく脈拍が弱くなる。主に細胞外液(循環血液量)の
減少による症状である。
血清ナトリウム濃度140mEq/l以下、血清塩素濃度110mEq/l以下が目安。)
等張性脱水(両者の混合型。水分、ナトリウムが均等に喪失しているか、
血液など(等張液)の喪失による脱水)と
分けられるのですが、ある程度、症状などでもこれらの区別を判断できる
のですが、正確に判断するには採血しないとわからないし、実際的には
「等張性脱水」を呈することが多いので、あまり厳密に分けず
(重症者は別)普通に「脱水」として扱うことが多いです。
・・で、治療としては、水分が足りないのだから水分を補給すれば
いいんじゃないかと思われるかもしれないですけど、闇雲に水分を与えると
(大体、1時間に800ミリリットル以上)、徐々に体が水分の調節が
出来なくなり、体内に水分がたまりその結果血液中のナトリウムが低下して
「水中毒」という状態になってしまいます。
「水中毒」というものは、過剰な水分摂取によって、血液中のナトリウムが
低下して起こるもので、ナトリウム低下に伴って様々な症状が出て、最悪
死に至る事もある、危険な状態です。
血液中のナトリウムイオンが、
130mEq/Lで軽度の疲労感が出始める
120mEq/L以下で頭痛、嘔吐、精神症状
110mEq/Lに近づくと性格変化や痙攣、昏睡
100mEq/L以下になると神経の伝達が阻害され呼吸困難などを引き起こし
死亡する
という経過をたどります。
・・で、「脱水」の治療は、軽症(体重の約2〜4%の水分不足状態)で
あり経口摂取が可能な状態であれば、電解質を含んだ水分を摂取させます。
(経口補液用の食品(経口補水塩)もあります)
「脱水」が重度の場合(体重の約4〜6%)や、全身状態が悪く経口摂取が
できない場合、電解質異常が著しく厳密なコントロールが必要な場合には、
病院に行き点滴をします。
特に重度の「脱水」や電解質異常が見られる場合、急激に状態を治そうと
それらを補給すると浸透圧などの関係で、脳浮腫・心不全・肺水腫や
重篤な中枢神経合併症が起こる危険があるため、2〜3日をかけて慎重に
補給する必要があります。
・・で、私の場合、以前、まだ「リーマス」が200ミリ/日の時は、お茶で
1日1.5〜1.8リットルでも、大丈夫だったので、「リーマス」を400ミリに
増量になったときも、お茶で水分補給してたら、追いつかなくって
そのうち軽い頭痛が出てきて、「水中毒」だなと思ったことがあります・・
・・それ以来、飲み方を変えて、尿の色や量、唇(粘膜)の乾燥具合、
「口渇」の強さなどから、お茶といわゆるスポーツドリンク系とを
小分けにして飲み分けて、調節しているのです。
(現在「リーマス」400ミリ/日で、一日約2〜2.5リットルの(ひどい時は
3リットルの水分を摂る事も・・)、水分を小分けして摂ってます・・)
・・なので、今の私にはスポーツドリンクは手放せない・・
で、手始めに、今日は皆さん御存知の「ポカリスエット」の御紹介を・・
「ポカリスエット」はスポーツドリンクの中でも「元祖」ですよね・・
これの特徴は、まず、製薬会社が作ったということで「体液に近い組成」と
いう事と、「体液に近い浸透圧(体液の浸透圧は、ほぼ290mOsm/sで、
塩化ナトリウムを0.9%含有する食塩水がこれに近い)」=「アイソトニック
飲料」という事です。
普通の水やお茶より、浸透圧の関係などから体に吸収しやすいものと
いうことです。
・・ホントは、水分補給をメインに考えると「ハイポトニック飲料
(体液より浸透圧が低い飲料)」の方がよいのですが、毎日同じの
飲んでると飽きちゃうので、色々試しているのです・・
・・で、成分などは、
エネルギー:27kcal、タンパク質・脂質:0g 、炭水化物:6.7g、
ナトリウム:49mg、カリウム:20mg 、カルシウム:2mg、
マグネシウム:0.6mg(100mlあたり)
電解質濃度
陽イオン(mEql)
ナトリウム(Na+):21、カリウム(K+):5、カルシウム(Ca2+):1、
マグネシウム(Mg2+):0.5
陰イオン(mEql)
塩素(Cl-):16.5、クエン酸塩(citrate3-):10、
乳酸塩(lactate-):1
という感じ・・
味は、もう皆さん御存知だと思うけど、「無果汁」なんだけど、
ほのかな「甘み」とグレープフルーツのような風味(多分クエン酸の
せい)が感じられ、すっきりとしたのみ口。
また、体内へすぅっと水分が移行していくのを感じることが出来る・・
私的にはかなり好きなタイプのスポーツドリンクです・・
(なんだけど、今多飲しているんで、「ほのかな甘み」が徐々に
甘すぎというか、べたべたしてくるんですけどね・・)
これは、元々、運動前とかの水分補給に優れるものなので、量は
ラベルに書いてないのですが、割と「糖分」が含まれているせいだと
思います・・
・・とまあこんな感じで、「脱水」にならないよう日々努力している
わけですが、上記にも書いたように同じのばかり飲むのも
飽きちゃうので、また、違うの飲んだら、記事書こうと思います・・
・・で、繰り返しになりますが、「脱水」は色々な原因で起こるので、
素人判断せず、きちんと病院かかってくださいね・・