今更ながら「エルム街の悪夢」 [2008年02月20日(水)]
旦那はいわゆる「ホラー映画」はとっても苦手。
でも、私は、「ホラー映画」特にサイコ系、サスペンス・スリラー系、
Jホラー系なんかが好きだったりする・・
・・でも、スプラッタ系ほ、情緒がないから嫌いだったりする・・
・・で、何でか忘れたけれど、「ホラー映画」の話になり、やたらと
旦那は「エルム街の悪夢」を薦めてくる・・
・・なんでも、学生時代にみんなで怖いビデオ鑑賞会を定期的にしてた
そうで、それなりに楽しく(?)やってたらしいんだけど、
この「エルム街の悪夢」を見た衝撃が強くて、それ以来鑑賞会は中止と
なり、旦那は、「ホラー映画」嫌いに、そして「エルム街の悪夢」は
トラウマに近いものになったそうだ・・
スプラッタあんまり好きじゃない私としては、当時かなり話題にはなった
映画だったけど、あんまり興味がわかず、ずっと見ず終いだった・・
・・で、結局、DVD借りて、2/19の夜、旦那がバイト終わってから
みる事に・・
旦那は最後まで抵抗してたけど、自分が薦めたものだし、無理やり
見せちゃった・・
もう最初の方で、旦那は半泣き・・
最後の方では、怖くてトイレも開けっ放しで行くし、手をつないできたり、
かすかに顔色悪いし・・
・・旦那には悪いけど、笑える・・

話の内容は知ってる人も多いだろうし、書いたら長くなっちゃったので、
追記の方に・・
・・で、感想・・
この当時、SFXってどの程度のレベルだったか分からないし、
古い作品なので仕方ないけど、今見ると、その辺の稚拙さはどうしても
否めない・・
でも、その辺は差し引いて考えないといけないですね・・
・・そうですね・・
現実にいた殺人鬼フレディが街の人々に殺され、その恨みからか、
殺人欲求の強さからかは分からないけれど、
(劇中では、表現されてなかった気がするけど、調べたら、
「肉体が滅んで以後、彼の邪悪な魂は、古代から人々の悪夢の中に
生息する3匹の悪魔たちによって回収され、人々の恐怖を永遠に
与えるという条件で、人間の夢の中だけで復活を許され、悪夢を
自在に駆け回れるようになった」という事らしい・・)
夢の中で、殺人鬼として蘇り、若者達を次々と惨殺してゆく事が、
現実とリンクして起こるというアイディアは、斬新ですね。
・・人は必ず眠り、その中で「夢」を見る・・
・・その「夢」の中で、惨殺されるという事は、「眠り」を拒否するしか
ないのだけど、人は「眠り」なしでは生きられない・・
・・だから、この「悪夢」から逃れられない・・
・・そんな恐怖感が、いい感じです・・
あと、どうしても、ジェイソンと比べちゃうけど、ジェイソンが母を
殺された事を契機に復讐の為に、次々と若者をかなり破壊的な方法で、
惨殺してゆくのとは違い、フレディは、自身の殺人欲求と、チョット
サディスティックな欲求を満たす為に、じわじわ追い詰めてゆくところと、
フレディ自身の造形も奇抜で、武器も自作の鉄の爪、知性もある感じ
(ティナの恋人ロッドを殺す時に自殺に見せかけた)と、それまでの
スプラッタ系の殺人鬼のモデルとしていなかった気がします・・
また、夢と現実を不確実にし、恐怖感をあおる為に、鉄の爪を鳴らす
不快な音、死んだ血だらけで袋詰めされたティナを再三出したり、
いつもと同じ校舎なんだけど、光源を落とした暗い雰囲気、ボイラー室と
思われるチョット非現実的な場所に、妙に赤=血をイメージさせる光源を
使っていたり、わざとフレディの姿やナンシーのさまよう場所を、
ボカシ気味にしたり、光源で画像をとばし気味にしたりして撮っている
ところ、スプラッタ系なのにあんまり惨殺シーンをはっきりと
撮らない所などが、夢なのか、現実なのかを混乱させるのに、効果的な
感じがします・・
また、たびたび挿入される、子供たちが縄跳びしながら「フレディ」の
歌を歌っている場面なども、何となく日常から浮いてる感じで、これも
現実と夢の境を不確実にしているようで、ただのスプラッタではなくて、
この独特の空気感は、ちょっとJホラー的に思います・・
また、ナンシーの周囲の人々が、ほとんどナンシーの
「悪夢で殺される」と言う事を、突拍子もないことなので、
理解・共感できなくて、ナンシーの孤独感が高まり、そのため、
ただの女性であるナンシーが1人で、殺人鬼のフレディと戦わなければ
自分の命がないという危機感や恐怖も上手く表現されていたと思います・・
・・ただ、ナンシーとの現実世界での対決で、最後、フレディを
退治する時のナンシーの作戦も微妙なら、それで、あっけなくフレディも
敗れてしまう所は、現実世界では弱体化するせいなのか、御愛嬌・・
あとは、スプラッタ描写が「血が出すぎてて」笑える・・
普通人の血液量は体重の約8%(大体5リットルくらい)しかないので、
あんなに「血の海」「血の滝」になんかなりません・・
それと、あの頃の流行の手法なのか、最後、フレディがまだ
存在している事をにおわすシーンは
(結局続編出たから結果オーライなんだけど・・)
恐怖感をあおる為なんだろうけど、元々「フレディ」は
「夢の中の殺人鬼」なので、現実世界で、存在している描写は
あんまり必要なかったかも・・
なお、この「フレディ」、新しい続編もしくはリメイクの企画が上がって
いるようで、もしかしたら「復活」するかもです・・
もしこれが実現したら、復習がてら、見てみるのもいいかもしれない
ですね・・
続きを読む…
でも、私は、「ホラー映画」特にサイコ系、サスペンス・スリラー系、
Jホラー系なんかが好きだったりする・・
・・でも、スプラッタ系ほ、情緒がないから嫌いだったりする・・
・・で、何でか忘れたけれど、「ホラー映画」の話になり、やたらと
旦那は「エルム街の悪夢」を薦めてくる・・
・・なんでも、学生時代にみんなで怖いビデオ鑑賞会を定期的にしてた
そうで、それなりに楽しく(?)やってたらしいんだけど、
この「エルム街の悪夢」を見た衝撃が強くて、それ以来鑑賞会は中止と
なり、旦那は、「ホラー映画」嫌いに、そして「エルム街の悪夢」は
トラウマに近いものになったそうだ・・
スプラッタあんまり好きじゃない私としては、当時かなり話題にはなった
映画だったけど、あんまり興味がわかず、ずっと見ず終いだった・・
・・で、結局、DVD借りて、2/19の夜、旦那がバイト終わってから
みる事に・・
旦那は最後まで抵抗してたけど、自分が薦めたものだし、無理やり
見せちゃった・・
もう最初の方で、旦那は半泣き・・
最後の方では、怖くてトイレも開けっ放しで行くし、手をつないできたり、
かすかに顔色悪いし・・
・・旦那には悪いけど、笑える・・

話の内容は知ってる人も多いだろうし、書いたら長くなっちゃったので、
追記の方に・・
・・で、感想・・
この当時、SFXってどの程度のレベルだったか分からないし、
古い作品なので仕方ないけど、今見ると、その辺の稚拙さはどうしても
否めない・・
でも、その辺は差し引いて考えないといけないですね・・
・・そうですね・・
現実にいた殺人鬼フレディが街の人々に殺され、その恨みからか、
殺人欲求の強さからかは分からないけれど、
(劇中では、表現されてなかった気がするけど、調べたら、
「肉体が滅んで以後、彼の邪悪な魂は、古代から人々の悪夢の中に
生息する3匹の悪魔たちによって回収され、人々の恐怖を永遠に
与えるという条件で、人間の夢の中だけで復活を許され、悪夢を
自在に駆け回れるようになった」という事らしい・・)
夢の中で、殺人鬼として蘇り、若者達を次々と惨殺してゆく事が、
現実とリンクして起こるというアイディアは、斬新ですね。
・・人は必ず眠り、その中で「夢」を見る・・
・・その「夢」の中で、惨殺されるという事は、「眠り」を拒否するしか
ないのだけど、人は「眠り」なしでは生きられない・・
・・だから、この「悪夢」から逃れられない・・
・・そんな恐怖感が、いい感じです・・
あと、どうしても、ジェイソンと比べちゃうけど、ジェイソンが母を
殺された事を契機に復讐の為に、次々と若者をかなり破壊的な方法で、
惨殺してゆくのとは違い、フレディは、自身の殺人欲求と、チョット
サディスティックな欲求を満たす為に、じわじわ追い詰めてゆくところと、
フレディ自身の造形も奇抜で、武器も自作の鉄の爪、知性もある感じ
(ティナの恋人ロッドを殺す時に自殺に見せかけた)と、それまでの
スプラッタ系の殺人鬼のモデルとしていなかった気がします・・
また、夢と現実を不確実にし、恐怖感をあおる為に、鉄の爪を鳴らす
不快な音、死んだ血だらけで袋詰めされたティナを再三出したり、
いつもと同じ校舎なんだけど、光源を落とした暗い雰囲気、ボイラー室と
思われるチョット非現実的な場所に、妙に赤=血をイメージさせる光源を
使っていたり、わざとフレディの姿やナンシーのさまよう場所を、
ボカシ気味にしたり、光源で画像をとばし気味にしたりして撮っている
ところ、スプラッタ系なのにあんまり惨殺シーンをはっきりと
撮らない所などが、夢なのか、現実なのかを混乱させるのに、効果的な
感じがします・・
また、たびたび挿入される、子供たちが縄跳びしながら「フレディ」の
歌を歌っている場面なども、何となく日常から浮いてる感じで、これも
現実と夢の境を不確実にしているようで、ただのスプラッタではなくて、
この独特の空気感は、ちょっとJホラー的に思います・・
また、ナンシーの周囲の人々が、ほとんどナンシーの
「悪夢で殺される」と言う事を、突拍子もないことなので、
理解・共感できなくて、ナンシーの孤独感が高まり、そのため、
ただの女性であるナンシーが1人で、殺人鬼のフレディと戦わなければ
自分の命がないという危機感や恐怖も上手く表現されていたと思います・・
・・ただ、ナンシーとの現実世界での対決で、最後、フレディを
退治する時のナンシーの作戦も微妙なら、それで、あっけなくフレディも
敗れてしまう所は、現実世界では弱体化するせいなのか、御愛嬌・・
あとは、スプラッタ描写が「血が出すぎてて」笑える・・
普通人の血液量は体重の約8%(大体5リットルくらい)しかないので、
あんなに「血の海」「血の滝」になんかなりません・・
それと、あの頃の流行の手法なのか、最後、フレディがまだ
存在している事をにおわすシーンは
(結局続編出たから結果オーライなんだけど・・)
恐怖感をあおる為なんだろうけど、元々「フレディ」は
「夢の中の殺人鬼」なので、現実世界で、存在している描写は
あんまり必要なかったかも・・
なお、この「フレディ」、新しい続編もしくはリメイクの企画が上がって
いるようで、もしかしたら「復活」するかもです・・
もしこれが実現したら、復習がてら、見てみるのもいいかもしれない
ですね・・
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