日焼けは手当てが必要ですよ [2008年08月20日(水)]
お盆休みも過ぎて、その間、海に山にお出かけした方も
多いと思うのですが・・
暑かったですから、日焼けしてませんか?
医学的に言うと「日焼け」は1種の「やけど」なのです。
詳しく言うと、熱傷深度I〜II度の熱傷(軽度〜中等度のやけど)で
あり、障害部位は、痛痒感(かゆみ)、浮腫(むくみ)、
赤変(赤くなる事)、皮膚剥離(皮膚がめくれる事)、
発疹(できもの)、水疱(水ぶくれ)といった症状を引き起こし、
その他全身の症状として、脱水を引き起こし、吐き気及び発熱と
言った症状がでることがあります。
また、一般に熱傷面積が広いため、熱傷深度の割には症状が
重篤なものとなり、極端な日焼けでは、身体は衰弱し、
入院を必要とする場合もありますので、アフターフォローが大事です。
日焼けは通常太陽の過剰照射の結果として発生し、照射された
紫外線がメラニンの保護能力を越えている時に、起こるものです。
このメラニンの成分量は個人差があって、一般に、より浅黒い肌の
人々は色白の人より多くのメラニンを持っているので、
浅黒い肌の人は日焼けがしにくいのです。
なので、いわゆる黒色人種の方達は、その熱帯気候に適応する為に、
メラニンの多い黒い皮膚をしているのです。
で、紫外線はUVA(長波長紫外線)、UVB(中波長紫外線)、
UVC(短波長紫外線)に分けられるのですが、UVCは大気によって
ほとんど完全に取り除かれるので、日焼けの原因はUVAとUVBに
なるのですが・・
あまりにもこれらを浴びすぎると、皮膚の細胞ががん化して
皮膚がんになる事もあるので、注意が必要です。
で、日焼けには、紫外線を皮膚に浴びることにより、皮膚が赤く
炎症を起こす症状=サンバーンと、メラニン色素が皮膚表面に
沈着すること=サンタンがあります。
サンバーンは、紫外線にあたった直後には発症せず、
2〜6時間後皮が赤くなり、痛みは6〜48時間の後に最も
ひどくなるもので、簡単に言うと、UVBが表皮を透過し、
真皮まで達した結果、炎症反応を起こし、皮膚の色が
赤くなった状態を指します。
その際、紫外線量がメラニン色素の防御反応を超えていると、
細胞組織が傷を受け、発熱や水泡、痛みが起きます。
この状態を、医学的には日光皮膚炎といいます。
一方、サンタンはUVAがメラノサイト(メラニンを作る細胞)に
働きかけ、メラニン色素の生成を促し、メラニン色素を
多く含んだ表皮細胞を作るのですが、基底層(皮膚の下層部分)から
角質層に達するまで新陳代謝による時間のズレがある為、
紫外線を浴びてからしばらく後で皮膚が浅黒く変色します。
UVAは発赤や炎症を伴う事は無いのですが、真皮の深部まで到達し
シワ、タルミの原因になります。
で、まぁ、本当なら、サンバーンにならないようにするのが、
よい(色黒に焼けたい人も同様)ので、予防が大事なのですけどね・・
なので、最初に日焼け止めをムラなく肌に塗付します。
で、時間が過ぎると少しずつ落ちてしまうので、何度か塗りなおす
必要があります。
で、焼きたい人は、サンバーンを起こすUVBをカットしながら
段階的に焼いて、皮膚を慣らす必要があります。
なので、一気に焼かない事が大事です。
例えば、午前10時から午後2時までの太陽光線の強い時間帯を
避けたり、日光浴の時間は1日当たりトータルで3時間を
超えないようにする、日焼け直後は肌が乾燥した状態なので、
化粧水や乳液などで保湿を行うなどですね。
で、赤みを感じる時(サンバーンになりかけ)は冷やしタオルなどで
ほてりを抑え、消炎ローション(カーマインローションなど、
いろいろあります)を塗ります。
これを、数日間のあいだ繰り返し、ある程度肌の色が褐色に
変化してから、サンオイルに切り替えるのがよいです。
焼きたくない人は、徹底的にUVカットですね。
日焼け止めは必須。
家事程度なら、あまり強い効果のじゃなくてもいいのですが、
海・山など日差しの強い所では、SPF(UVBをカットする指標)、
PA(UVAをカットする指標)が高いものを使用し、こまめに
(大体2時間に1回)塗りなおしてください。
あとは、紫外線カットグッズフル活用ですね。
日傘、服、帽子、サングラス、手袋など色々あります。
で、まぁ話を戻して・・
サンバーンになってしまった場合。
炎症が起きている状態なので、とにかくまず冷やす。
キンキンに冷えた氷じゃなくてもよいので、水でもお茶でも
何でも(でもさすがに、炭酸飲料とかは刺激あるので
止めてくださいね・・)いいのでかけるかタオルに浸して
くるむなどして炎症を少しでも軽減させてください。
これをヒリヒリ感がなくなるまで続けてください。
後、水ぶくれができた時はつぶさないように清潔なガーゼなどで
保護してください。
水疱内で新しい皮膚が作られるよう、機能しているんで、
つぶすと感染して膿んじゃったり、治りが遅くなります。
で、とにかくあとは、皮膚に刺激を与えないよういたわって
下さい。
化粧も刺激になるので避けてもらって、服の脱ぎ着なども
そっと行ってこすらないように、また、しばらくは日光を
避けた方がヨイデス。
また、メラニン色素の生成を抑えるビタミンC入りの化粧水か
炎症を抑えるカーマインローションなどをたっぷり塗って、
乾いた皮膚に潤いを与え、また症状の軽減を図ってください。
さらに、皮膚のダメージを回復させるのに、効果的な新陳代謝を
活発にする働きをもつビタミンA、C、Eを多く含む食品を
摂るとよいかと思います。
サンタン状態に移行して、皮膚がめくれてきたら
無理に剥がさないで下さい。
無理に剥がすと、皮膚を傷つけ、痕になったりします。
それと、このような日焼けになってしまったら、皮膚とともに
体力も消耗してますので、睡眠を十分にとった方がヨイデス。
それに、皮膚の新陳代謝は寝ている間に最も活発になりますから、
日焼けの回復にも役立ちます。
ただ、あまり酷い状態なら皮膚科に行く事をお勧めします。
もし、頭痛、吐き気、発熱など起こしているときは、脱水や熱中症を
併発している場合が多いので、水分補給して、日陰で休んでください。
すぐに回復しないようであれば病院に行ってください。
あと、紫外線は春先の3月にぐっと増えて6月にピークを迎え、
8月までは多く9月以降、ようやく減少し始めますので、
夏だけじゃなくその間は、日焼けに注意した方がいいでしょうね。
とまぁ、ざっと日焼けについて書きましたけど、
たかが「日焼け」と思わず、きちんとケアしてくださいね。
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多いと思うのですが・・
暑かったですから、日焼けしてませんか?
医学的に言うと「日焼け」は1種の「やけど」なのです。
詳しく言うと、熱傷深度I〜II度の熱傷(軽度〜中等度のやけど)で
あり、障害部位は、痛痒感(かゆみ)、浮腫(むくみ)、
赤変(赤くなる事)、皮膚剥離(皮膚がめくれる事)、
発疹(できもの)、水疱(水ぶくれ)といった症状を引き起こし、
その他全身の症状として、脱水を引き起こし、吐き気及び発熱と
言った症状がでることがあります。
また、一般に熱傷面積が広いため、熱傷深度の割には症状が
重篤なものとなり、極端な日焼けでは、身体は衰弱し、
入院を必要とする場合もありますので、アフターフォローが大事です。
日焼けは通常太陽の過剰照射の結果として発生し、照射された
紫外線がメラニンの保護能力を越えている時に、起こるものです。
このメラニンの成分量は個人差があって、一般に、より浅黒い肌の
人々は色白の人より多くのメラニンを持っているので、
浅黒い肌の人は日焼けがしにくいのです。
なので、いわゆる黒色人種の方達は、その熱帯気候に適応する為に、
メラニンの多い黒い皮膚をしているのです。
で、紫外線はUVA(長波長紫外線)、UVB(中波長紫外線)、
UVC(短波長紫外線)に分けられるのですが、UVCは大気によって
ほとんど完全に取り除かれるので、日焼けの原因はUVAとUVBに
なるのですが・・
あまりにもこれらを浴びすぎると、皮膚の細胞ががん化して
皮膚がんになる事もあるので、注意が必要です。
で、日焼けには、紫外線を皮膚に浴びることにより、皮膚が赤く
炎症を起こす症状=サンバーンと、メラニン色素が皮膚表面に
沈着すること=サンタンがあります。
サンバーンは、紫外線にあたった直後には発症せず、
2〜6時間後皮が赤くなり、痛みは6〜48時間の後に最も
ひどくなるもので、簡単に言うと、UVBが表皮を透過し、
真皮まで達した結果、炎症反応を起こし、皮膚の色が
赤くなった状態を指します。
その際、紫外線量がメラニン色素の防御反応を超えていると、
細胞組織が傷を受け、発熱や水泡、痛みが起きます。
この状態を、医学的には日光皮膚炎といいます。
一方、サンタンはUVAがメラノサイト(メラニンを作る細胞)に
働きかけ、メラニン色素の生成を促し、メラニン色素を
多く含んだ表皮細胞を作るのですが、基底層(皮膚の下層部分)から
角質層に達するまで新陳代謝による時間のズレがある為、
紫外線を浴びてからしばらく後で皮膚が浅黒く変色します。
UVAは発赤や炎症を伴う事は無いのですが、真皮の深部まで到達し
シワ、タルミの原因になります。
で、まぁ、本当なら、サンバーンにならないようにするのが、
よい(色黒に焼けたい人も同様)ので、予防が大事なのですけどね・・
なので、最初に日焼け止めをムラなく肌に塗付します。
で、時間が過ぎると少しずつ落ちてしまうので、何度か塗りなおす
必要があります。
で、焼きたい人は、サンバーンを起こすUVBをカットしながら
段階的に焼いて、皮膚を慣らす必要があります。
なので、一気に焼かない事が大事です。
例えば、午前10時から午後2時までの太陽光線の強い時間帯を
避けたり、日光浴の時間は1日当たりトータルで3時間を
超えないようにする、日焼け直後は肌が乾燥した状態なので、
化粧水や乳液などで保湿を行うなどですね。
で、赤みを感じる時(サンバーンになりかけ)は冷やしタオルなどで
ほてりを抑え、消炎ローション(カーマインローションなど、
いろいろあります)を塗ります。
これを、数日間のあいだ繰り返し、ある程度肌の色が褐色に
変化してから、サンオイルに切り替えるのがよいです。
焼きたくない人は、徹底的にUVカットですね。
日焼け止めは必須。
家事程度なら、あまり強い効果のじゃなくてもいいのですが、
海・山など日差しの強い所では、SPF(UVBをカットする指標)、
PA(UVAをカットする指標)が高いものを使用し、こまめに
(大体2時間に1回)塗りなおしてください。
あとは、紫外線カットグッズフル活用ですね。
日傘、服、帽子、サングラス、手袋など色々あります。
で、まぁ話を戻して・・
サンバーンになってしまった場合。
炎症が起きている状態なので、とにかくまず冷やす。
キンキンに冷えた氷じゃなくてもよいので、水でもお茶でも
何でも(でもさすがに、炭酸飲料とかは刺激あるので
止めてくださいね・・)いいのでかけるかタオルに浸して
くるむなどして炎症を少しでも軽減させてください。
これをヒリヒリ感がなくなるまで続けてください。
後、水ぶくれができた時はつぶさないように清潔なガーゼなどで
保護してください。
水疱内で新しい皮膚が作られるよう、機能しているんで、
つぶすと感染して膿んじゃったり、治りが遅くなります。
で、とにかくあとは、皮膚に刺激を与えないよういたわって
下さい。
化粧も刺激になるので避けてもらって、服の脱ぎ着なども
そっと行ってこすらないように、また、しばらくは日光を
避けた方がヨイデス。
また、メラニン色素の生成を抑えるビタミンC入りの化粧水か
炎症を抑えるカーマインローションなどをたっぷり塗って、
乾いた皮膚に潤いを与え、また症状の軽減を図ってください。
さらに、皮膚のダメージを回復させるのに、効果的な新陳代謝を
活発にする働きをもつビタミンA、C、Eを多く含む食品を
摂るとよいかと思います。
サンタン状態に移行して、皮膚がめくれてきたら
無理に剥がさないで下さい。
無理に剥がすと、皮膚を傷つけ、痕になったりします。
それと、このような日焼けになってしまったら、皮膚とともに
体力も消耗してますので、睡眠を十分にとった方がヨイデス。
それに、皮膚の新陳代謝は寝ている間に最も活発になりますから、
日焼けの回復にも役立ちます。
ただ、あまり酷い状態なら皮膚科に行く事をお勧めします。
もし、頭痛、吐き気、発熱など起こしているときは、脱水や熱中症を
併発している場合が多いので、水分補給して、日陰で休んでください。
すぐに回復しないようであれば病院に行ってください。
あと、紫外線は春先の3月にぐっと増えて6月にピークを迎え、
8月までは多く9月以降、ようやく減少し始めますので、
夏だけじゃなくその間は、日焼けに注意した方がいいでしょうね。
とまぁ、ざっと日焼けについて書きましたけど、
たかが「日焼け」と思わず、きちんとケアしてくださいね。
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