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日本の色彩 [2006年03月25日(土)]

今日は色のお話です。日本の。
色ってなにさ?とか黄色とかの事?とまぁ思うでしょう。
そう、その色です。
はい、なーんだと思って貰えた処でこの色はなんでしょう?


薄緑、赤茶、黄、緑…
それでも正解といえば正解ですが、今日の話はつまる所、そういったお話であります。


さて、なんで突然そんな事を言い出したのかと言いますと、ちょっと前にとあるTV番組でこんな事を言っているナレーターだかキャスターだか忘れましたが、そこそこの年齢の男性を見かけたからなんです。

「日本には色を表現する言葉が少ない。それに比べて外国は(以下略)」

もうね… 正直開いた口が塞がらないと言うか、私より年配でしかもブラウン管に出る人間ですよ。しかも笑いを取るような職業ってわけじゃあない人の言です。
言ってやりたい…

「少ないのはお前の脳みそだ」とッ!

では、上の色見本を日本風に言ってみましょう。

萌黄 蘇芳 山吹 浅葱 瑠璃 京紫 藤納戸 梅鼠 鬱金

日本らしい綺麗な名前だとは思いませんか?
ではもう少しお付き合い願いましょう。
色が少ないなどとは片腹痛い、次はでいってみましょう。

赤丹 赤紫 浅緋

このように、古くから使われている色や、普段使っている色を合わせて挙げると、とてもとても…本当にキリがありません。どの位キリがないかというと、こちら色名読み方辞典(音訳の部屋)をご覧下さい。

見るに、きっと歌や詩で色を表現する際に、自然界の色をそのままその色を出すもので表現していたらどんどん増えていったという感じなんでしょうね。
また、時代の変遷である程度意味が変わったのもありそうです。(浅葱は浅い葱の色とも、浅黄と書いて浅い黄色とも言われています)

そう、少なくなんてないんです!
むしろ、多すぎる…。
使用に困る位に多すぎる…。
だからこそ、使わないのかもしれません。
使わないから、知る人が少なくなってるのでしょう。
(だからといって、上みたいなメディア発信側の人間があれじゃあ困ってしまうわけですが)

確かに、普段の生活で使っても通じない事が多いでしょうから、進んで使うこともないかもしれませんが、だからといって、古来からの文化ともいえるこれらが消えていくのは惜しいと思います。

とつらつら書いてきましたが、実の所私も沢山あるとは知っていますが、名前と色が一致するのはそう多くはありません。という事で、ちょっと興味を持った方は、リンク先を見たりして、この色はこんな呼び方をするんだなぁ… とか触れる所から初めてみませんか?
暇な時に眺めるだけでも結構楽しいものですよ?
綺麗な名前が多いですしね

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