五輪開幕 [2008年08月10日(日)]
グルジアでは全面戦争が始まり、北京市内では米男子バレーの関係者が刺殺され(原因不明、犯人の中国人は自殺)、オリンピック・メインスタジアムである通称・鳥の巣が、世界貿易センタービルの廃材を使って作られているという驚愕の事実の中、ついに北京オリンピックが開幕されました。
ミュンヘン・オリンピックのような事態だけにはならないことを祈りつつではありますが、今回は“平和の祭典”とは何かを考える絶好の大会ではないでしょうか?
開幕式はご覧になりました?
日本もそうですが、パキスタンなど、中国との関係が政治的に微妙な国のほとんどが入場時に自国と中国の国旗の両方を持っていたことがまず目を引きます。他の国はもちろん自国の国旗だけですから、こんなところにも政治の影が落ちている訳です。
“平和の祭典”の歴史は、ベルリン大会や、モスクワ、ロスなどを振り返って見ても強国の思惑に随分と左右されるものでしたよね。日本なんか、現在の福田政権は随分と親中派政権なんですよ。それでも日本の国旗だけで入場することは認められない(憚った?)のですよ。残念ですね。
大会そのものに話を移しましょう。
私はアテネ大会の総括(旧掲示板のどこかにあります)で、今回の日本勢は苦戦するだろうと書きました。それはロスの後のソウル大会を彷彿とさせるだろうとも・・・。
ロス大会の日本は金10・銀8・銅14(メダル獲得数32)という成績で、東京大会以来のメダルラッシュでした。ところが次のソウル大会は大惨敗で、金4・銀3・銅7(メダル獲得数14)で、特に柔道勢の惨敗は惨憺たる結果に終わったもので、金は斎藤仁の重量級ひとつだけだったのです。
反日感情の強いところですから、微妙な判定はほとんど取ってくれないだろうと覚悟はしていましたが、それでも相当に厳しかったのです。
前回のアテネが金16・銀9・銅12(メダル獲得数37)という大躍進を受けて、日本選手団には大きく期待が掛るところでしょうけど、開催国は中国なのですよ!今日の初日での柔道を観る限り、判定や採点の絡む競技では悔しい思いをすることは確実でしょうね。それでも選手達は精一杯戦うでしょうから、メダルに関わらず応援してあげたいものです。
金メダルが期待されていた谷亮子選手、残念ながら銅メダルに終わってしまいましたが、出産後の復帰戦以降、確実に以前のキレは欠けていましたから、立派な成績ではないでしょうか。準決勝で負けた相手が金メダルですし。
思えば谷亮子選手ほど難しい立場で試合を続けた選手もいないでしょう。柔道女子48kg以下級は、オリンピック全種目の中でも最初の方に始まる競技です。谷選手が金を取るのと取らないのとでは、日本選手団に与える影響が格段に違います。誰かが最初に金を取ってくれれば、後に登場する選手に掛るプレッシャーも軽減されるのですから、本人の勝利に掛ける重圧に加え、柔道の伝統というものもあります、更には日本国民の期待と、日本選手団の希望を背負って戦っているのですから大変ですよ。
そんな状態で戦い続けた選手は、日本選手の中では恐らく彼女だけでしょうね。
そんな中、谷選手はバルセロナ以降北京まで五大会に出場し続け、バルセロナ、アトランタで銀、シドニー、アテネで金、そして今大会で銅メダルを獲得。その間、出産時を除けば93年から07年まで世界選手権に出場、大会7連覇(男女を通じて世界記録)を達成しているのですから、それはもう空前絶後の大活躍だったといってもいいでしょう。今後はどうするのかはわかりませんが、まずはお疲れ様と言いたいです。
サッカーやバレーなど、いくつかの球技も予選が始まっていますが、野球は今大会が最後となります。実は私はオリンピック種目として集団でやる球技には反対派なんですよね。
特にサッカーや野球なんて、他に陽の目を見る場所がいっぱいあるじゃないですか。つまり頂点がひとつじゃないんですよ。まだまだバレーとかハンドボールなどは頂点が少ないですから、オリンピック種目でもいいかと思いますが、野球とサッカーはもう外すのに賛成です。私は野球ファンですけど、そう思いますよ。
それでも種目に残せという人もいるでしょうけど、じゃあ何でラグビーはオリンピック種目じゃないんです?(100年前には種目だった。外れたのには諸説ある) 大会開幕前から予選をやらなければ消化できないような球技はなくてもいいように思いますがねぇ・・・。
ラグビーのようにかつてはオリンピック種目だったが現在は無くなってしまったものの中には、面白いものがあるんですよ。
狩猟やフィッシング、短剣によるフェンシングや、ピストルでの決闘というユニークなものから、綱引きや棒登りなどの運動会レベルのものありました。古代まで目を向ければ戦車レースなんてのもありますな。
ゴルフや陸上女子3000m、立ち幅跳びなど、外れた理由が分からないものも多く、競技人口は多いのに一度も正式種目になったことのないアームレスリングなんていまだに競技種目として採用されないのが不思議です。
野球やサッカーなんて日程もかかるし、世界で陽の目を浴びることの多い種目は外して、もっと個人のアスリートに活躍の場を与える大会であって欲しいものです。
ミュンヘン・オリンピックのような事態だけにはならないことを祈りつつではありますが、今回は“平和の祭典”とは何かを考える絶好の大会ではないでしょうか?
開幕式はご覧になりました?
日本もそうですが、パキスタンなど、中国との関係が政治的に微妙な国のほとんどが入場時に自国と中国の国旗の両方を持っていたことがまず目を引きます。他の国はもちろん自国の国旗だけですから、こんなところにも政治の影が落ちている訳です。
“平和の祭典”の歴史は、ベルリン大会や、モスクワ、ロスなどを振り返って見ても強国の思惑に随分と左右されるものでしたよね。日本なんか、現在の福田政権は随分と親中派政権なんですよ。それでも日本の国旗だけで入場することは認められない(憚った?)のですよ。残念ですね。
大会そのものに話を移しましょう。
私はアテネ大会の総括(旧掲示板のどこかにあります)で、今回の日本勢は苦戦するだろうと書きました。それはロスの後のソウル大会を彷彿とさせるだろうとも・・・。
ロス大会の日本は金10・銀8・銅14(メダル獲得数32)という成績で、東京大会以来のメダルラッシュでした。ところが次のソウル大会は大惨敗で、金4・銀3・銅7(メダル獲得数14)で、特に柔道勢の惨敗は惨憺たる結果に終わったもので、金は斎藤仁の重量級ひとつだけだったのです。
反日感情の強いところですから、微妙な判定はほとんど取ってくれないだろうと覚悟はしていましたが、それでも相当に厳しかったのです。
前回のアテネが金16・銀9・銅12(メダル獲得数37)という大躍進を受けて、日本選手団には大きく期待が掛るところでしょうけど、開催国は中国なのですよ!今日の初日での柔道を観る限り、判定や採点の絡む競技では悔しい思いをすることは確実でしょうね。それでも選手達は精一杯戦うでしょうから、メダルに関わらず応援してあげたいものです。
金メダルが期待されていた谷亮子選手、残念ながら銅メダルに終わってしまいましたが、出産後の復帰戦以降、確実に以前のキレは欠けていましたから、立派な成績ではないでしょうか。準決勝で負けた相手が金メダルですし。
思えば谷亮子選手ほど難しい立場で試合を続けた選手もいないでしょう。柔道女子48kg以下級は、オリンピック全種目の中でも最初の方に始まる競技です。谷選手が金を取るのと取らないのとでは、日本選手団に与える影響が格段に違います。誰かが最初に金を取ってくれれば、後に登場する選手に掛るプレッシャーも軽減されるのですから、本人の勝利に掛ける重圧に加え、柔道の伝統というものもあります、更には日本国民の期待と、日本選手団の希望を背負って戦っているのですから大変ですよ。
そんな状態で戦い続けた選手は、日本選手の中では恐らく彼女だけでしょうね。
そんな中、谷選手はバルセロナ以降北京まで五大会に出場し続け、バルセロナ、アトランタで銀、シドニー、アテネで金、そして今大会で銅メダルを獲得。その間、出産時を除けば93年から07年まで世界選手権に出場、大会7連覇(男女を通じて世界記録)を達成しているのですから、それはもう空前絶後の大活躍だったといってもいいでしょう。今後はどうするのかはわかりませんが、まずはお疲れ様と言いたいです。
サッカーやバレーなど、いくつかの球技も予選が始まっていますが、野球は今大会が最後となります。実は私はオリンピック種目として集団でやる球技には反対派なんですよね。
特にサッカーや野球なんて、他に陽の目を見る場所がいっぱいあるじゃないですか。つまり頂点がひとつじゃないんですよ。まだまだバレーとかハンドボールなどは頂点が少ないですから、オリンピック種目でもいいかと思いますが、野球とサッカーはもう外すのに賛成です。私は野球ファンですけど、そう思いますよ。
それでも種目に残せという人もいるでしょうけど、じゃあ何でラグビーはオリンピック種目じゃないんです?(100年前には種目だった。外れたのには諸説ある) 大会開幕前から予選をやらなければ消化できないような球技はなくてもいいように思いますがねぇ・・・。
ラグビーのようにかつてはオリンピック種目だったが現在は無くなってしまったものの中には、面白いものがあるんですよ。
狩猟やフィッシング、短剣によるフェンシングや、ピストルでの決闘というユニークなものから、綱引きや棒登りなどの運動会レベルのものありました。古代まで目を向ければ戦車レースなんてのもありますな。
ゴルフや陸上女子3000m、立ち幅跳びなど、外れた理由が分からないものも多く、競技人口は多いのに一度も正式種目になったことのないアームレスリングなんていまだに競技種目として採用されないのが不思議です。
野球やサッカーなんて日程もかかるし、世界で陽の目を浴びることの多い種目は外して、もっと個人のアスリートに活躍の場を与える大会であって欲しいものです。







