更新&レス [2001年08月08日(水)]

Name:fake
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 8/8日記更新。本日は『壁虎游龍』です、マイナ
ーな映画ですが見所の多い映画です。

 邪亜邪亜さん、
 ありがとうございました。ジョン・ホリスですか
ー、もうちょっと有名な誰かだったような気がして
いたのですが・・。これは声の方だったかなー?
 それにしても何故ビリーディーは春日井に居るの
でしょうか?(笑)

 帰ってきたツインキーさん、
 だ、大丈夫なのですか?お身体にはくれぐれもお
気をつけを。
 ツイ・ハークですか、ほとんど寝ないで動きつづ
けているとか、一本の映画の脚本を12回も変えたと
か、家で奥さんに"東方不敗"のコスプレをさせてる
とか、来日したときは『ゴジラ』を見せろと騒いで
いたとか色々噂はありますが、彼が変人なのだけは
間違いないようです。(笑)まぁ、天才となんとかは
紙一重といいますから才能があるのも事実でしょう
ね。
 どれ見てもそこそこ面白いので全部見てもイイと
は思うのですが、私のNO.1は『上海ブルース』です
ね。この映画の持つ何とも言えない幸福感は、私の
活力の元であります。
 ツイ・ハークが『黄飛鴻』を作った理由は、本人
が子供の頃に好きだったから、というのをインタビ
ューで読んだことがあります。ですがあの映画の製
作のタイミングは「天安門事件」以降'97年の返還
が不安でしかたがなかった香港の人達へ向けて、誰
もが知っている民族の英雄の口を借りての心強いメ
ッセージであったのでしょう。

ツイ・ハークのベストといえば? [2001年08月08日(水)]

Name:帰ってきたツインキー
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こんばんは、なんだか先日救急車ではこばれまたまた入院していました。こちらにきましたらドッとたくさんの日記がアップされていて
楽しく読ませていただきました!なぜだか退院してからウォン・フェイフォンモノにはまり、ワンチャイ物を怪しいものも含め見まくっていますが、立て続けに見ているとなんでまたツイ・ハークのだんなはこうも
フェイフォンにはまりまくってとりまくったのか、執念すら感じるのですがなにしろ私は香港映画迷になって日が浅く、彼のインタビューすら
拝んだ事がありません。さらになんだか彼の作品にはムラがあり、
なんとなくギャグが寒く、話に穴があり、ただ怒髪天をつくアクションは誰にも真似できないほどだと思うのですが…fake様が思う、
ツイ・ハークのベスト作品を良かったら教えてくださいませ
しかし新作は楽しみです。

『壁虎游龍』 [2001年08月08日(水)]

『壁虎游龍』製作年度不明(`72`75年位か?)監督:王豪、主演:康凱ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーこれは珍しい「壁虎功」を題材としたものである。今まで功夫片においてはありとあらゆる拳法や技が取り上げられて来たが「壁虎功」一本で押した映画もちょっと珍しいのではないか?では「壁虎功」とは簡単にいって何かというと、譚道良が『空飛ぶ十字剣』などで見せている壁をスルスルと登る技で、『帰って来たドラゴン』などで梁小龍や倉田保昭も見せているアレである。もともとは「鐵布衫」や「軽身功」などと並ぶ「少林寺七十二芸」のひとつで、鍛錬方法自体はいたって単調で簡単だが、そのまま体だけを鍛えていたのでは内臓に負担が掛かり体を痛めてしまうので、その鍛錬方に応じた漢方薬を同時に処方せねばならず、その処方の仕方こそが秘伝となっているのである。「少林寺七十二芸」と漢方薬については黄家達の『少林寺への道』で少し見ることが出来るが、「少林寺七十二芸」については伝説の部分も多くその全ての技が実在のものでは無いともいわれている。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー日本軍の中国侵攻に伴い両親を失った康凱は、「壁虎功」の修練を積み「壁虎游龍」と噂される達人となった。その「壁虎功」を生かし神出鬼没に表れては消え、日本軍の後方撹乱を展開していた。その日本軍の武器庫を爆破したことから取り締まりは一層厳しくなったのだが、憎き日帝を中国の大地より一掃するその日まではゲリラ活動をやめるつもりは無い。主演の康凱は台湾随一の反日功夫スターで・・・って、これは私が勝手にそう呼んでいるだけなんですがね。彼の出演した作品で見たことのあるやつは皆日帝と闘っているんですよー。でも本当の差別主義者や反日派の人は日本人がからむ映画自体に出ないともいわれているので、案外リベラルな方かもしれませんね。康凱は後に泰漢に改名、台湾文芸映画の重鎮となる。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー康凱は「杜氏武舘」という功夫道場で師範代の様なことをしているのだが、その有名な「壁虎功」の腕前から真っ先というかバレバレで武器庫爆破の犯人と目されていた。ついに日本軍の依頼を受けた地元警察が所長(苗天)が乗り込んで来たが、道場の娘・孫嘉林(日本で公開された『子連れドラゴン女人拳』に主演。康凱とは『爬山虎』でも共演、これも反日映画であった。)の機転で切り抜けるが、苗天の疑いは晴れない。この地区の日本軍守備隊・山本大尉は関東軍本部への手前是が否でも犯人逮捕を要求していたのである。康凱の標的は日本軍だけに留まらず、日本軍へ協力する中国人の裏切り者へも向けられていた。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー関東軍本部とこの地区を取り繋ぐのは静子という資産家の婦人(演じているのは何と岡田可愛。ある年代の人には懐かしいTVドラマ『サインはV』の主役、同番組はアジアでも放送されて大人気を博したらしいのでその線での出演か?それとも白木葉子や早乙女愛を愛人にし、台湾でもベティ・ティン・ペイや白氷氷をモノにした梶原一騎のラインか?どちらにせよ日本のアイドル輸出第一号になるのではないか?)で、彼女の考えは"中国人のことは中国人に"であるため山本大尉の僭越を心良く思っていない。この岡田可愛と山本大尉の間の会話は全て(香港映画にしては)流暢な日本語で行われ、この北京語オンリーの映画の中で唯一理解出来る会話である。またこの映画の日本人の扱いは凄くまともに描かれていて、中国人に親派を寄せる岡田可愛はもちろんだが、後から登場する関東軍の幹部なども他の反日映画に比べて随分と普通の人間である。香港映画(含む台湾製)の中には旧日本軍といえば非人間の様に描かれているし(まぁその様なことをしてきたのでしょうから仕方はないのですけど。)、日本語のダビングも酷いのになると「ハイ!、バカー、バンザーイ!」の三言だけで会話しているのもあったりするというのに驚きである。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー山本大尉を追って屋敷に忍び込んだ康凱は、そこで関東軍の繋ぎが岡田可愛であることを知る。日中関係が今ほど悪化する前にふたりは同じ学校に通う恋人同士であったのだ。岡田可愛も山本からの報告で爆破犯人が康凱であることを知り衝撃を受ける。山本が去った後、忍び込んだ康凱と再会し旧交を暖めあうが、自首しようという康凱を押し止め姿を隠すようにいう。後日、山本からの報告により関東軍本部より課長閣下(?)が到着するという知らせを受ける。本部に媚びを売りたい山本は有頂天であったが、岡田と康凱はさらなる衝撃を受けた、その課長閣下(?)こと田中一郎(演じているのは若き日のブルース・ライこと何宗道。ブルース・リーそっくりさんの中では一番有名な人。この作品では何忠道とクレジットされている。)は康凱にとって「壁虎功」を共に学んだ兄弟子であるのだ。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー何宗道に対して己の信念を説く康凱であったが、日本帝国軍人としてあくまで対決をせまる何宗道。ふたりは「壁虎功」の秘術を尽くすため、なぜだか壁や要壁のあるところで闘うのであった・・・。この対戦シーンは何宗道のスタイルを生かす為か、擒拿術を多く使用して見所のある格闘シーンに仕上げている。擒拿術とは現在では警察の捕縛術として用いられている技で、投げから立ち技での関節・組み、絞め技などで構成され当て身技(打撃)も含む。日本でも古くは1587年に日本へ渡航してきた少林僧・陳元贇によって広められ、その門人である三浦与次右衛門らによって我が国の柔術となった。ーー激しい闘いの末に何宗道を倒した。だが何宗道は、日本人として誇りをもって闘ったが決してかつての弟弟子を敵視していた訳では無いことを告げて息絶える。悲しみにくれる康凱は兄弟子を手厚く葬ると戦争そのものを憎むのであった・・・。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー死んだ課長閣下(?)になり替わり変装して町に帰った康凱は、いままでにも増して奔放なゲリラ活動を展開した。しかし関東軍の慣習を知らなかったことから正体がバレ、本部より来た凄腕の下川辰平(似)と闘いになる。途中、これも康凱をかばっていた岡田可愛も殺され怒りに燃える康凱は、孫嘉林の助けを借りて下川辰平(似)を倒すのであった。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーもうどうしようもないほどコテコテのB級映画なのですが、丁寧な作りが好感を呼ぶ一本です。
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