旧myroom(香港電影的日常 '01/2/17〜'06/1/29)より移転。

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 ・・・・あと、リンクもフリーではないんです。すんませんなぁ。

更新 [2001年09月16日(日)]

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 9/16日記更新。『師徒出馬』です。
 9/15日記、追加情報有り。

『師徒出馬』 [2001年09月16日(日)]

『師徒出馬』製作年度不明、監督:袁正義?(袁信義か?)、主演:李藝民ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーこの処この項出ずっぱりの感もある袁小田(9/15日記参照)の出演作品であるが,この映画もまたまた困ったちゃん映画である。この映画は三つのパートに別れています。以下はその概要であります。1.本編パート(以下、本P)物語の大筋を担うパートで、ここでの李藝民はかなり髪が長い。2.羅烈フッテージ(以下、羅FT)羅烈の出演場面で、明らかに別の映画から持ってきたもの。その理由は、李藝民の髪がかなり短くまた年も若い。その上、本Pが全編台湾ロケなのに対しこの羅FTのみ韓国ロケである。3.追加パート(以下、追P)本Pと羅FTを繋ぐために追加撮影されたと思しき場面。他にも物語の整合性を保つ為の場面もいくつか。李藝民の髪は本Pと羅FTの中間くらいの長さ。実は袁小田の出演場面もコレに当たるのではないかと思っているのだが。(『必殺鉄指拳』方式ですね。おそらくは元の李藝民主演作に『酔拳』でブレイクした袁小田との特訓シーンを付け足し、海外等へのセールスを鑑みて羅烈の出演場面を追加した、これが真相なんではないでしょうか?)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー主演の李藝民はアンジェラ・マオも在籍していた台北の「復興戯劇学院」での同窓生で、他にこの学院からは田俊、張翼、嘉凌などを送り出したことでも知られている。張徹監督の「長弓」時代に台湾でスカウトされた李藝民は、台湾での活動を中心にSB作品にも出演する。日本では『少林の鉄爪 鷹拳』や『復讐!少林蝴蝶拳』などでその雄姿が確認出来る。欧米ではシーモア・リーと呼ばれ、そのアクロバティックなアクションはマニアの人気も高い。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー物語はいたって簡単で、飲んだくれの爺さん(袁小田)の元で修行した青年(李藝民)が、以前に屈辱を遭わされた相手(龍天翔)に勝つため秘伝を習い、父の危急に駆けつければ当の相手はその男だった。ようするに『酔拳』とまったく同じなのだ。だがこの映画の奇妙な所は、本Pでは李藝民は酔拳を使用しているのに追加Pと思しき場面の修行シーンでは別の拳法を習い、最後の闘いでも当初は酔拳で闘っていい線までいっているのに突然不利になり、別の拳法で闘って勝つのだ。あまりにも『酔拳』に似てしまった為の措置であろうか?で、本当に問題なのは後から習う新拳法の方なのだ。これがあるからこの映画は今や日本では絶対見ることが不可能なのだ!ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーその問題の新拳法というのが「不具拳」(注:こんな拳法は実在しない・・と思うのだが。)で教える袁小田も実は不具者の役なのだが、その健常者には真似の仕難い特異な動きで相手を翻弄して闘うのだ。この「不具拳」の系譜は実に功夫片のいちジャンルであって、実際の不具者が出演している世に名高い『ミラクルカンフー/阿修羅』を筆頭に、金童主演の『大殘拳』や張徹監督の『殘缺』などA級B級に関わらず少なからず存在するのだ。これにジミーさんの『片腕ドラゴン』ものや盲目・聾唖ものまで含めるとすれば一大ジャンルを形成することになる。功夫片の底の底にはまだまだ知られていない多くの闇が広がっている・・・。
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