いきなりブルース・リー [2001年09月23日(日)]
Name:伊東かんふー
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どうも、伊東かんふーです。 まずはfakeさん、色々と大変だったようですが、また戻ってこられほっとしております。前回の書き込みではいささか暴走いたしまして失礼しました。ま、今後ともよろしくどうぞ。
今回はfakeさんがだいぶ以前に提示したブルース・リー映画のベストバウトについて、今更ながら私なりにごく簡単に語ってみたいと思います。
*ドラゴン危機一発…「アジアン・ムービー」にも書きましたが、作品自体は相当に未熟でサムい出来ですね。若々しくキレのいいリーのアクションのみが見所でしょう。73年から74年にかけてGHでは3本のタイロケによるアクションが作られてますが、やはりこの映画の成功が影響してるんですかね。
*ドラゴン怒りの鉄拳…私の周囲のリアルタイム世代が最も熱く支持しているのが、この映画ですね。反日映画であるにも関わらずなぜこれだけの人気があるのか? それは銀幕のリーに対し観客が最も望みイメージするキャラクターを彼が見事に演じ切った点にあると思います。この頃のリーはロー・ウェイとの確執はあったにしろ、心身ともに絶頂期だったはずで、それだけに彼の魅力と本領が遺憾なく発揮されてますよね。
*ドラゴンへの道…私が初めてリーの映画に接したのは、83年の『危機一発』『怒りの鉄拳』の2本立リバイバルですが、その時は友人や幼い弟と一緒に行ったので、あまりユックリ鑑賞できなかったのです。で、その後TVの「月曜ロードショー」でじっくり見たのがこの映 画。そしてマイ・フェイバリット・リー・ムービーであります。前述のリアルタイム世代の方々は髪形がヘンだとか、物語が幼稚だとか、オチャラケ過ぎるとかいろいろ批判も多いようですが、出来はどうあれ一番リー自身が映画でやりたかった事が詰め込まれている作品だと思いますし、私が感銘を受けたのはその部分なのです。よくリーには喜劇が似合わないといわれますが、観客の思惑はどうあれ、リーが生きて映画を作り続けていれば、間違いなくコメディーの要素を加えたエンターテインメントに向かったであろうことは、この作品や『死亡遊戯』でのリー登場場面を見ればよくわかります(『死亡的遊戯』ではリーのコメディー志向がより鮮明に出てますね)。そのアプローチはジャッキーなんかとは違いますけど(どちらかといえばサモハンが継承してると思います)、私はリーが作った喜劇アクション、見てみたかった! そしてこの作品の主題歌にかんしては、誰が何と言おうとマイク・レメディオス(来日コンサートは10月だ!)の英語盤を私は支持します。これも私のベスト・ソングでありまして、その後復活祭などの映画イベントでオリジナル版を見たとき、オープニングでこれが流れず結構ショックだったんですよね。私のなかでの『道』は、開巻とエンディング、そしてローマの街並での場面にレメディオスの歌、そして ボブ・ウォールと黄仁植との闘いで「ビッグ・ガイ」が流れる「月曜ロードショー」の吹替カットバージョンなのですよ、今でも。あとノラ・ミャオもすごく綺麗で当時ドキドキした覚えがあります(これもリアルタイム世代には評判悪いですよね)。ちなみにジャッキーのマイ・フェイバレットも巷と違って「警察故事」なんですけど。私は作品の出来不出来よりも、スタッフやキャストの強い想いが垣間見えた映画の方を支持する傾向があるようです。
*燃えよドラゴン…この映画についてはそれほど多くのコメントを私は持ちません(もちろん非常に好きな作品ではありますけど)。ただ2つだけ言えることは、ここでのリーの鬼気迫る演技は当時公私ともに追い詰められていたリーだからこそ見せられたということ、そして冒頭のサモハンを始めユン・ピョウやジャッキー、そしてトン・ワイ、ラム・チェンイン、マース、タイ・ポー、マン・ホイといった面々が大挙して顔を見せていたのが、その後の香港アクションの流れを予見したかのようで、スゴク象徴的でしたね。
*死亡遊戯…『死亡的遊戯』や『Warrior's Journey』の登場で、ますますその存在意義が薄れているこの映画。でもこの作品に出てくる13分間はホントに無意味だったんでしょうか? この映画が公開されたときのファンの熱狂は幻想か、それとも世界規模の詐欺行為に躍らされた結果なのでしょうか? まだ自分の中で答えは出てませんが、未発表場面が明らかになった現在だからこそ考えてみる時かもしれませんね。
*死亡の塔…なまじ“ブルース・リー"なんて冠をつけるから誤解を招く映画。袁和平がつけたアクションはなかなかよく出来てるし、大上段に持ち上げるつもりはないですけど、リーの映画と考えなければ、これはこれでアリだと思いますよ。
*番外編・ロングストリート…「波止場の対決」はJKDの思想がよく表現された素晴らしい脚本だと思います。アクションはほとんどないですけど、リーが格闘技、ひいては“闘い"というものについてどう考えていたのかがよく分かる貴重な作品ですね。
といったところです。後1本『死亡的遊戯』がありますけど、これについては過去に某HPの掲示板から削除された文章を取り上げなければなりません。まあリーの映画について書き込む場合、過激なファンからのレスも考えて慎重を期さなければいけないのですが、今回の書き込みを見た方からのご要望があり、fakeさんのお許しが出れば、この文章を復活させてもいいかなと思ってます。私自身削除されたことに納得してない部分もありますので。いかがですか、fakeさん? ではまた。
P.S.”まとめレス”へのご返事は次回書き込みます。
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どうも、伊東かんふーです。 まずはfakeさん、色々と大変だったようですが、また戻ってこられほっとしております。前回の書き込みではいささか暴走いたしまして失礼しました。ま、今後ともよろしくどうぞ。
今回はfakeさんがだいぶ以前に提示したブルース・リー映画のベストバウトについて、今更ながら私なりにごく簡単に語ってみたいと思います。
*ドラゴン危機一発…「アジアン・ムービー」にも書きましたが、作品自体は相当に未熟でサムい出来ですね。若々しくキレのいいリーのアクションのみが見所でしょう。73年から74年にかけてGHでは3本のタイロケによるアクションが作られてますが、やはりこの映画の成功が影響してるんですかね。
*ドラゴン怒りの鉄拳…私の周囲のリアルタイム世代が最も熱く支持しているのが、この映画ですね。反日映画であるにも関わらずなぜこれだけの人気があるのか? それは銀幕のリーに対し観客が最も望みイメージするキャラクターを彼が見事に演じ切った点にあると思います。この頃のリーはロー・ウェイとの確執はあったにしろ、心身ともに絶頂期だったはずで、それだけに彼の魅力と本領が遺憾なく発揮されてますよね。
*ドラゴンへの道…私が初めてリーの映画に接したのは、83年の『危機一発』『怒りの鉄拳』の2本立リバイバルですが、その時は友人や幼い弟と一緒に行ったので、あまりユックリ鑑賞できなかったのです。で、その後TVの「月曜ロードショー」でじっくり見たのがこの映 画。そしてマイ・フェイバリット・リー・ムービーであります。前述のリアルタイム世代の方々は髪形がヘンだとか、物語が幼稚だとか、オチャラケ過ぎるとかいろいろ批判も多いようですが、出来はどうあれ一番リー自身が映画でやりたかった事が詰め込まれている作品だと思いますし、私が感銘を受けたのはその部分なのです。よくリーには喜劇が似合わないといわれますが、観客の思惑はどうあれ、リーが生きて映画を作り続けていれば、間違いなくコメディーの要素を加えたエンターテインメントに向かったであろうことは、この作品や『死亡遊戯』でのリー登場場面を見ればよくわかります(『死亡的遊戯』ではリーのコメディー志向がより鮮明に出てますね)。そのアプローチはジャッキーなんかとは違いますけど(どちらかといえばサモハンが継承してると思います)、私はリーが作った喜劇アクション、見てみたかった! そしてこの作品の主題歌にかんしては、誰が何と言おうとマイク・レメディオス(来日コンサートは10月だ!)の英語盤を私は支持します。これも私のベスト・ソングでありまして、その後復活祭などの映画イベントでオリジナル版を見たとき、オープニングでこれが流れず結構ショックだったんですよね。私のなかでの『道』は、開巻とエンディング、そしてローマの街並での場面にレメディオスの歌、そして ボブ・ウォールと黄仁植との闘いで「ビッグ・ガイ」が流れる「月曜ロードショー」の吹替カットバージョンなのですよ、今でも。あとノラ・ミャオもすごく綺麗で当時ドキドキした覚えがあります(これもリアルタイム世代には評判悪いですよね)。ちなみにジャッキーのマイ・フェイバレットも巷と違って「警察故事」なんですけど。私は作品の出来不出来よりも、スタッフやキャストの強い想いが垣間見えた映画の方を支持する傾向があるようです。
*燃えよドラゴン…この映画についてはそれほど多くのコメントを私は持ちません(もちろん非常に好きな作品ではありますけど)。ただ2つだけ言えることは、ここでのリーの鬼気迫る演技は当時公私ともに追い詰められていたリーだからこそ見せられたということ、そして冒頭のサモハンを始めユン・ピョウやジャッキー、そしてトン・ワイ、ラム・チェンイン、マース、タイ・ポー、マン・ホイといった面々が大挙して顔を見せていたのが、その後の香港アクションの流れを予見したかのようで、スゴク象徴的でしたね。
*死亡遊戯…『死亡的遊戯』や『Warrior's Journey』の登場で、ますますその存在意義が薄れているこの映画。でもこの作品に出てくる13分間はホントに無意味だったんでしょうか? この映画が公開されたときのファンの熱狂は幻想か、それとも世界規模の詐欺行為に躍らされた結果なのでしょうか? まだ自分の中で答えは出てませんが、未発表場面が明らかになった現在だからこそ考えてみる時かもしれませんね。
*死亡の塔…なまじ“ブルース・リー"なんて冠をつけるから誤解を招く映画。袁和平がつけたアクションはなかなかよく出来てるし、大上段に持ち上げるつもりはないですけど、リーの映画と考えなければ、これはこれでアリだと思いますよ。
*番外編・ロングストリート…「波止場の対決」はJKDの思想がよく表現された素晴らしい脚本だと思います。アクションはほとんどないですけど、リーが格闘技、ひいては“闘い"というものについてどう考えていたのかがよく分かる貴重な作品ですね。
といったところです。後1本『死亡的遊戯』がありますけど、これについては過去に某HPの掲示板から削除された文章を取り上げなければなりません。まあリーの映画について書き込む場合、過激なファンからのレスも考えて慎重を期さなければいけないのですが、今回の書き込みを見た方からのご要望があり、fakeさんのお許しが出れば、この文章を復活させてもいいかなと思ってます。私自身削除されたことに納得してない部分もありますので。いかがですか、fakeさん? ではまた。
P.S.”まとめレス”へのご返事は次回書き込みます。








