いろいろ(あ、ビリーチョンの事書くの忘れた!) [2002年09月08日(日)]

Name:伊東かんふー
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*この前の書き込みで何か忘れてたと思ったらコ・ニシキじゃなくて胡錦のことをちょっと。あのう、胡錦が大分オバサマになってから出てる映画があるの、ご存じです?見たくない?…、まあそうおっしゃらずに。88年の『香港極道 野獣刑事(神探父子兵)』という映画なんですけど。『龍的心』に始まるサモハン監製“泣けるアクション映画"の流れをくんだ作品で、主演は元奎と午馬、劉徳華と董驃の警官親子2組。元奎と午馬は『検事Mr.ハー 俺が法律だ!(執法先鋒)』にも登場しており、要は同じ役をスピンオフして主役にしちゃったワケです。で、肝腎の胡錦は午馬の行き付けのバーのママという役で出演。午馬とのやりとりでは色気というより、シブい味のある演技を見せてくれます。あのホクロも健在ですよ!ただ、サモハン印の映画ですからね、顔中にガラスが突き刺さって悶死というあんまりな最期を遂げちゃうんですが…。まあ興味があれば是非一見のほどを。俳優・元奎のベストと言ってもイイですし(拙い演技が逆に役柄とマッチしてよろし)、胡錦の話を抜きにしても見過ごすには惜しい快作ですよ…、エッ、お前はただ胡錦をダシにしてこの映画の話をしたかっただけだろう
って? あ、やっぱバレました?
*「夏休みドラゴン劇場」で訂正があります。前回書き込んだ作品以外でジミーさん主演の武侠片『必殺!ドラゴン飛龍剣(縦横天下)』が抜けていました。お詫びします。これは韓国か ら出たビデオで私見ました。日野康一先生の本にもスチール載ってます。
*『龍拳』の別バージョンの存在は当然知ってます!以前ビデオで出たモノはなぜか吹替版なんだけど、むしろ今だったらTV版よりビデオの方が入手しやすいかも。『少林寺木人拳』も日本公開版と東宝ビデオ版ではオープニングのスタッフロールの出方とか微妙に違うんだよね。まあこの辺は話し出すとキリないですけど。後ジャッキー以外のバージョン違いだとジェットの『少林寺2』ね。私は「ガール」と「ハート・オブ・ライオン」が入った日本公開版を断然支持します。
*繰り返しますが『TOP FIGHTER 2 DEADLY CHINA DOLLS』での全裸カンフー2作品はやはり『忍者大戦(忍者在中国)』と『香港異人娼館』です。でfakeさんが挙げた鍾玲は『忍者大決鬥』で汪強に背後から乳モミされてた女優さん(だと思うけど…。『忍者大決鬥』は優さんたくさん出てくるからね)でアリス・センとは別人です。この鍾玲といい『忍者無敵』のルー・メイさんといい、羅鋭の忍者映画に出てくる女優さんは美人でエロエロなのにアクションもそれなりにこなしちゃうからスゴイ。日記にあった上官靈鳳の芸域の広さ(彼女の路線を引き継いだのは顔が似てるのもあるけどやはり張玲という気がします)といい台湾の女優さんたちはホント侮れないなあ。

Re:キョンシーキッド [2002年09月08日(日)]

Name:伊東かんふー
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>知野二郎氏の本を再読しておりましたら、劉忠良の項に
>『キョンシーキッド』(好水的下一括, Kid's Ace in the
>Hole, 1981年, 本作はジョン・リュウの79年の主演作に
>キョンシーブームを当て込んだ別映像を挿入した編集物)
>という一文を見つけましたので御参考までに報告します。
>でも元作品の題名は書いてなかったっす(笑)。

TFさん、ありがとうございます。でも誤解しないで欲しいんですが、私『キョンシーキッド』は未見ではないんですよ。むしろ事あるごとに良く見るのね。ですからこの
作品自体がどんな映画か、そして原題も当然知ってます。で、なぜ前回書き込んだというと 『INSTANT KUNG FU MAN』の劉忠良つながりというのもありますが、この映画キョンシー・ファンからはキワモノとして無視されはてまた功夫電影迷もまさか劉忠良主演作が流用されてるとは知らない人がほとんどでやはり相手にされてません。でも別項に書いた『香港極道 野獣刑事』同様、見過ごすには勿体ないと思ったから。しかしながら現在は視聴困難で見てない方も多いでしょうから、話を分かり易くするため、この場を借りて(勝手に)ちょっとプレビューさせて下さい。

『キョンシーキッド』は、キョンシーホラーが本格的にブレイクした87年に、この手のモノとしてはいち早く日本でビデオ発売されました。原題は知野さんの本は誤ってまして、実際は好小子的下一招/Kids Ace in the Holeといいます(気付いた方もいると思いますが『カンフーキッド(好小子)』からのパクり)が、画面には36 Strikes of Kung Fuというタイトルが出てくるんですよ。で、中身は前出の本の通り劉忠良主演のカンフー映画の頭にベビキョンと子役のからみを10数分継ぎ足しただけのツギハギ偽キョンシー映画だったわけです(だから当然英語版)。で、私がfakeさんに尋ねたかったのはこの作品自体ではなく劉忠良主演部分のオリジナル原題なんです。まあせっかくの(勝手に)プレビューなんで物語も記しときます

…幼い頃両親を悪漢・程清に殺された劉忠良は、家の使用人だった韓甦に助けられ以後伯父と慕いながらふたりで両親の仇敵を捜しつつ武者修業の旅を続けていた。ある日彼らは立ち寄った街で、地主がバカ息子の為にカンフーの師範・權永文を迎える所に出くわす。着任早々噂を聞きつけた無頼漢から挑戦を受け、見事な足技で撃退した權永文の姿を見た劉忠良と韓甦は、彼の技を身に付けようと住込みの召使いとして地主の家に潜り込む。そして彼らに同情したカンフー好きな中年の召使い(俳優名不詳)の根回しもあり、劉忠良はバカ息子に代わって密かに權永文と師弟の契りを結び、拳法の特訓に励む。しかし主人である地主たちにその現場を目撃され、激怒した執事・金帝が自分ばかりか韓甦や權永文の娘・龍君兒を虐待したことから劉忠良は金帝を半殺しにしてしまい、屋敷を追われ權永文父娘とも別れる。例の中年召使いも仕事を辞め、彼らに同行することに。そして細々と行商をしながら旅を続けるうち、劉忠良と中年男は薬売りから“蝶の型"、銀髪の老人(午馬)から“馬の早足"といった技を学ぶ。權永文と師弟の契りを結んだため劉忠良は午馬たちを師匠と呼ぶことは出来ない。彼に憤慨しながらも達人たちは技を教えてくれたが、ある日薬売りと老人がハチ合わせし大喧嘩になってしまった。そんなある日、訪ねてきた龍君兒に言い寄ったチンピラ・李敏郎
らを撃退したことから、劉忠良は彼らのボスに気に入られ道場に招かれる。そこでボスに技を教わりながら彼の命を受け、敵対しているという余松照の道場を襲撃するが、余松照は恩師・權永文の親友であり悪人のはずがないと龍君兒は告げる。不審に思い道場をのぞいた韓甦は驚愕した。劉忠良を鍛えているボスこそ、ふたりが長い間捜し求めた両親の仇・程清だったのだ!ショックで病に伏せた韓甦を気遣い、程清の襲撃命令を拒否する劉忠良。その際劉の素姓を知った程清は、彼を森におびき出して腹心の部下ふたりに彼を抹殺するよう仕向け、自らは病床の韓甦のもとへ乗り込む。看病していた中年男と龍君兒が立ち向かうが歯が立たない。そこへふたりの刺客を倒した劉忠良が駆けつけ、因縁の対決が幕を開けた。一進一退の攻防後、劉忠良が午馬から教わった“馬の早足"を繰り出すと程清も“三軒拳"なる手技で劉を追い詰める。友人の危機を見かねて中年男が再び闘いに加わったその時、韓甦は亡き劉忠良の父が程清の左足を負傷させた事を思い出し「左足を狙え!」と叫んだ。中年男は瀕死の身体で程清の左足にくらいつく。殴られても蹴られても決して離さない。そこへ劉忠良の連続蹴りから必殺の鳳眼拳が程清のこめかみに炸裂し、遂に復讐は終わった。しかし中年男は左足にくらいついたまま既に絶命しており、劉忠良と韓甦は彼への恩義をかみしめ亡骸を
抱いて龍君兒と3人でいずこへと去っていく…。

この映画のタイトルなんですけど、やはりfakeさんもFighting Aceだと思います? というのはですね、私も大分前から海外のサイトとかを見てこのタイトルじゃないかと目を付けていたんですが、イマイチ確証が持てなかったわけです。それでいい機会なんでちょっとうかがってみたんですけど。まあfakeさんと意見が一致したのなら、間違いないかもしれません。製作年は79年とのことでしたが、自分は日本版ビデオのジャケットにもあった81年ごろじゃないかとも思うんですよ。ヒロインの龍君兒の美貌にトウが立ってたのと午馬の髪型。それに後でも言いますが、劉忠良がカンフースターとして熟練された印象があるんで…。
まあ中身は典型的な台湾製の民初功夫片(中華民国初期を舞台にしたカンフー映画)ですが、成龍の『少林木人巷』や『龍拳』を思わせるシンプルながらしっかりした物語と充実したキャストと殺陣で、70年代後半当時の水準は十分クリアしていると思います。この手のモノにはおなじみの特訓場面も出てきますが、小道具を使った奇抜さはほとんどなくあくまで型の演武が中心。しかもデキる役者が演じているので安心して見られると同時に彼らの卓越した技術も十分堪能できます。劉忠良と權永文が師弟の契りを結ぶ`拝師'の儀式を意外と丹念に描いてるのも面白いです。劉忠良もいつもは足技ばかり注目されますが、ここでは手技もソツなくこなしトータルなカンフースターとして成熟した所を見せてくれますし、脇役もマニアックながら粒が揃っていて各々の見せ場をキッチリこなしてます。馴染みの所ではやはり午馬でしょう。この時期彼は台湾で多数の功夫片を監督(『蛇鶴丹心震九州』『醉八仙拳』など)、出演もしています(ほんの一例として『カンニング・モンキー天中拳』『飛龍カンフー』など)。權永文も出番は少ないですけど、珍しい善玉役でキレのある足技とシブい存在感を見せてくれます。あと劇中には『怒れ!タイガー』でもカバーが流用されてた『復讐のガンマン』のオリジナルサントラが全編に流れ、大いに盛り上げてくれます。
で、あらためてfakeさんに聞きたいのが劉忠良と韓甦に同行するカンフー好きの中年男にふんした役者さんの名前。この人加藤茶みたいなルックスで、やせっぽちだわチビだわ頭髪は薄いわで全く冴えないんですが、動きはすばしこくてアクロバットも難無くこなしアクションもちゃんと出来る人です。この映画ではコミカルな芝居を見せながら最期は主人公を助けるため激闘に身を投じ自ら犠牲となるという、大変オイシイ役を演じてます。ほかにもジミーさんの『空飛ぶギロチン』に猿拳の使い手で登場し全裸に剥かれたり『四大天王』で牢番役をやったりしてます。後はジミー監製『女少林寺』での劉皓怡の父親とか『舞拳』で許不了と一緒にアンジェラの師匠役をやったりとか、あと『忍』にも顔出してました。まあ台湾ベースに活動してるみたいですが、どなたかこの俳優さんの名前知りませんか?

レス [2002年09月08日(日)]

Name:fake
Email:episodo1@iris.dricas.com
URL:

 merseyさん、
 西脇嬢なら『香港東京特捜刑事』なんてのも日本
で見れますよ。主演はシンシア・カーンです。

 『スカイハイ』→『霊幻道士2』→『グリーン
』ですかー。良く帰ってこれましたねぇ。そういう
意味では『グリーン』や『マトリックス』の果た
した役割は大きかったんやな。

 もちろん音楽関係が再発を妨げている可能性も大
です。アメリカなんかでは古い作品でも新しく音楽
を入れ直して発売しているものもありますが、全て
の作品にそこまでの経費をかけられるか、というと
疑問でしょうね。

 『TOP 2』随分とハマったんですね。推薦者とし
ては嬉しい限りです。

 帰ってきたツインキーさん、
 羅烈カッコイイ役どころのようですねー。さすが
はMr.ショウブラザース。

 金庸先生は自作の映像化は褒めたりしないんです
よ。昨年大陸で放送された『笑傲江湖』なんかも最
初のうちは割と良いこと言ってたんですが、結局は
ダメ出ししてました。作品の方は評判良かったんで
すけどねぇ。

 張徹監督の金庸映画化なら『飛狐外傳』が圧倒的
に出来がいいですね。張徹作品としても入魂の出来
だと思います。うちの日記ページでは過去に『侠客
行』(01/5/15)、『碧血剣』(01/8/31)で張徹作品
を取り上げています。ちなみに張徹作品ではありま
せんが『書剣恩仇録』(01/6/24)と、『笑傲江湖』
(01/8/30)ものせていますよ。

 「電影王」管理人さん、
 張徹特集上映とは良い企画です。日本でもやって
くれないかかなぁ?情報ありがとうございました。
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