Re:いろいろ [2004年03月29日(月)]

Name:伊東かんふー
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>上官靈鳳と並ぶバカ映画の女王ですけど、彼女に
>も普通の映画があるはずなんですけどね。(笑)
今回は前お話したネタの反復になるんで恐縮ですが…、
ポリー姐さんと張玲って顔似てますもんね、何か(笑)。同じ医者で整形したのかしらん(爆)。
それはいいとして、自分張玲の出てる映画でまともなの見たことないっすもの。
日本で出た『妖術大変化(新火焼紅蓮寺)』も孟飛とかバカ全開だし、『ドラゴン忍者(聖戰)』も主役の李榮山のアクションがマーシャルアーツスタイルでちょっと斬新なんすけど、周りの悪役はバカばっかだとか(でも首領はカサノバ)。監督兼任の『蝶無影』『クィーンウルフ(雪山狼女)』なんて、台湾バカ映画の極北でしょ。こういうのを通過した後だと『ドラゴン特攻隊』が物凄くまともな映画に見えるんですよ(笑)。ダボッとしたオーバーオール着てても、体のラインが浮き上がって結構ナイスバディなのがわかるし(って、一瞬とはいえ張玲のバディに萌えた自分が、今スゴくヤだw)

>何宗道&倉田の『Edge of Fury』これは未見なんですよ。今度見てみよう。
これは是非fakeさんに御覧頂きたい映画のひとつです。現代アクションで、随所に70年代なかばの香港の風俗が垣間見えるのが興味深いです。何宗道も今回はソックリさんじゃないから武打も溌剌としてますし。

>あと『香港超人』はサモハンが悪役ってのもポイントですよね。自分74年76年のサモハン出演作には注目してるんですよ。結構ハーベスト飛び出して、色んな作品に参加してますし。要は後の"デブゴン"キャラがどのように形成されていったのか、それを確かめたいんすよね。

>サモはほとんど見てますけど、脇役時代とデブゴン
>に共通項は見出せないんですよね。サモは『臭頭小子』
>までの間、ずっと雄伏していたんじゃないでしょうか。
確かに共通項らしいものはないんですけど、まあしいて言えばデブゴン映画の頃と表情や髪型がほぼ似てきた…、ってこんな薄っぺらな答じゃいけませんな! 失礼しました。
まあそもそも『臭頭小子(燃えよデブゴン出世拳)』からが、後のGH系デブゴン映画とは切り離した方がいいんじゃないか思いますし(コレってやっぱサモ初主演ってことになるんすかね?)。
で、共通項ではないですが、例えば74年の『黄飛鴻少林拳(スカイホーク鷹拳)』での肥肥(その名の通りデブゴンですな)役などは、後の"デブゴン"キャラの原型じゃないかとも思ったりして…。このネタも他んトコで触れてるんですが、『黄飛鴻少林拳』自体はそれほど面白くないんですけど、サモハン同様黄英植の扮装とか髪型、あと「将軍令」のカバー曲など、後の映画で使われるネタの原型が色んな所に散りばめられてて、そういう意味では興味深かったですね。あと『老虎殺星』なんて、デブゴンフェイスのまんま極悪人だったりして。ただ『鬼馬雙星』でサムをからかうトコからは、"デブゴン"なんてビタ一文感じませんけど(苦笑)。

>『茅山道人』は日本語字幕のものは見たことないんだよ
>なぁ。そんなストーリーだったっけ?
はい。『萬人斬』に邪術片のおどろおどろしさを加えた感じとでもいいましょうか。『茅山道人』の悪役は黄正利なんですが、要は皇族である黄正利から指令を受けた白彪率いる特遣隊が、冷徹に任務を遂行しながらも刺客の手で次々仲間を失い、当初下手人と思われた乞食党首領の梁家仁とともに黒幕が黄正利であることを突き止め、黄の使う茅山術に大苦戦しながらも立ち向かう、という物語でした。

>日本時代劇に似ているというより、ほとんど時代劇の雰
>囲気そのままです。『五人の賞金稼ぎ』『御用金』『大
>殺陣』『子連れ狼』(映画版)なんかを思い起こさせますよ。
やはりそうでしたか。自分日本のチャンバラはそんな詳しくないですけど、雰囲気で感じましたね。fakeさんが挙げた作品も、いずれ腰を据えて見たいなと。

Re:ホームズ [2004年03月29日(月)]

Name:fake
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>おおぉぉ素晴らしい!最近も「バスカビル家の犬」や「四つの署名」などの作品がDVD化されていて(多分TV放送のもので映画ではないみたいです。フィルム撮影ではありますが)なかなか良い出来でした。

 そうですか。出ていたのは知っていたのですが、
グラナダTV製作のものが素晴らしかったせいか、
それ以降に作られたものに期待していなかったの
ですよ。面白いのなら今度見てみよう。

>「バスカビル家の犬」は昔の映画版がみたいっす。たしかビルワイルダーもホームズ作品作ってましたよね、これも見て見たい。

 『バスカヴィル』というのはハマープロが作っ
たピーター・カッシングのやつかな?これはハマ
ーらしくホラー趣味横溢でしたが、ホームズもの
としてまあまあの出来でしたね。

 カッシングといえばクリストファー・リーなん
ですが、『バスカヴィル』では彼はヘンリー・バ
スカヴィルを演じています。面白いのはワイルダ
ー版のホームズ『シャーロック・ホームズの冒険』
ではリーはマイクロフトを演じていたんですよ。

 さらにリーはドイツで『シャーロック・ホーム
ズと死の首飾り』という映画に出演しているので
すが、ここでは何とホームズその人を演じている
んです。クリストファー・リーがホームズという
だけでも驚きですが(笑)、バスカヴィル、マイク
ロフトとバラバラの人物像を演じているのも凄い
です。

 ワイルダー版は幼いころにTVでみました。これ
はコミックタッチでネッシーとか出てくるんです
よね。当時はそれなりに面白く感じたものですが、
今みるとどうなのかなー?
 コメディだと『新シャーロック・ホームズおか
しな弟の冒険』がもう一度見たいです。これビデ
オ化されてませんよね?こっちはワイルダーでも、
ジーン・ワイルダーがホームズ不肖の弟を演じて
います。マーティ・フェルドマン、マデリン・カ
ーン(大好き!)などお馴染みのブルックス一家に
よる楽しい映画でしたね。

 見たことがないホームズ映画でどうしても見た
いのが『恐怖の研究』。エラリィ・クィーン原作
の同名小説の映画化で、原作ではホームズは切り
裂きジャック事件に関わるのです。長年見たいと
切望しているんですけど・・・。

 ホームズといえば有名なのがバジル・ラズボー
ン主演のシリーズですが、なにせ3040年代の作
品ですからねぇ。しかし私は偶然にもこのシリー
ズの一本を香港で見ているのですよ!タイトルも
なんであったかは不明なのですが、伝説のシリー
ズを当たり前のように放送しているなんて、さす
がは英国領(当時)と思ったものです。(笑)

>協会のCGのシーンはピクサーなんですね。当時ILMの配下だったそうであのシーンだけで半年かかったそうです。85.6年ですものね、そのくらいかかっても無理ないです。

 確かモーフィングなどの技術を最初に使った作
品ですよね。

>ありがとうございます。やはり広東語ですか。IVLのDVDってほとんどデフォルトが北京語に設定されているのでSB作品のほとんどが北京語なのかと思ってもいましたがやはり80年代となるとSBであろうとも広東語なんですね。だったら音声のデフォルト設定は広東語にしてほしいなぁ。

 ショウブラ作品がほとんど北京語なのは確かで
すよ。現在発売されているものがデフォルトで北
京語になっているのは、そもそもこの度の発売が
大陸のマーケットを意識しているからなのですよ。
 香港ももう中国であるのですから、国語(北京語
)の使用が優先されるんです。

>以前の日記にあったSBの黒社会製作ブートレグの話面白かったです。倉庫に侵入して上映させてって・・・StarTVの倉庫なら僕もやりたいなぁ(^^

 StarTVはもうハーベストものの権利を放棄した
んでしょ?作品によっては現在どこに権利がある
のかわからなくてゴチャゴチャしているって聞き
ましたけど。最近大陸で出ているハーベスト作品
は全て怪しい海賊版モドキ(?海賊版?)で、画質も
悪いっす。

更新 [2004年03月29日(月)]

Name:fake
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 3/29日記更新。本日は、梁小龍ショウブラ凱旋!
のこの作品『幇規/身在洪門/稱規/龍頭老大』です。

邵氏特薦(十二)『幇規/身在洪門/稱規/龍頭老大』 [2004年03月29日(月)]

邵氏特薦(十二)『幇規/身在洪門/稱規/龍頭老大』'82年製作、監督:徐小明、主演:惠天賜ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーこの映画、主役は惠天賜なのだが、やはり最大のウリは梁小龍のショウブラ凱旋ということに尽きるだろう。ショウブラで史上最年少の武術指導家として名を馳せた梁小龍は、俳優としてはゴールデン・ハーベストで売り出した。『合気道/アンジェラ・マオの女活殺拳』などはその時代の作品だが、冴えない端役が多かったし、彼にスターとしての資質を見出したものはいなかった。台湾第一影業と契約したが、それは武術指導の腕を買われてのものだった。ショウブラを飛び出して独立プロを成功させていた呉思遠は、『悪客』の武術指導を手伝っていた梁小龍の姿を現場で見て覚えていた。呉思遠の名を一躍有名にしたのは『蕩寇灘』である。同じくショウブラでくすぶっていた悪役俳優・陳星は、この映画の成功で瞬く間にスターとなった。「あの男も・・・」呉思遠が新たに白羽の矢を立てたのが梁小龍であった。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー陳星との二作目『餓虎狂龍』での武術指導に現れた梁小龍を見てその確信を新たにすると、彼を主役に企画を練り始めたのである。それが『生龍活虎小英雄/必殺ドラゴン鉄の爪』で、『餓虎狂龍』で生まれた"マラソン・バトル"はこの映画でさらなる発展をみせ、続く『神龍小虎闖江湖/帰って来たドラゴン』で完成をみるのだ。梁小龍の起用について当時を振り返った呉思遠はこう語る。「陳星にしてもそうだが、彼もスターのマスクではなかった。だが世の中はブルース・リーの登場で功夫片に本物を求めていた。彼らほどの技量であるならば、かならずや成功するだろうと思っていた。」映画として面白かったこと、ブルース・リーとは違うスタイルを構築したこと、この二点はもちろん成功の要因であるが、やはりそれも"本物"の技量無くしては成立し得ないものだったのである。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーースターになった梁小龍であったが、ハーベストへの凱旋(アンジェラ茅瑛の代表作『破戒』)は済ませたものの、ショウブラへ出演することはかなわなかった。鎖国政策をとっていたショウブラは、自社のスターも貸し出さないが、他社のスターも容易には受け入れなかったのだ。82年頃にはショウブラ王国も揺るぎが見え始めていたはずだ。ハーベスト以上のライバルとなる新興のシネマシティは、現代劇しか製作しないというモダンさが売りで、『幇規/身在洪門/稱規/龍頭老大』の製作された同年には、当時の興行記録を打ち立てた『最佳拍档/悪漢探偵』を大ヒットさせたばかりであった。(『最佳拍档』公開は1月、『幇規』の公開は4月) 梁小龍のショウブラ登場には、同じ顔触れによるマンネリ打破という側面があったにせよ、スターとして古巣に凱旋するという感慨はひとしおだったのではなかろうか。製作側もそれは分かっていたとみえて、客演の梁小龍に功夫ファン垂涎の見せ場を用意している。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー映画のストーリーは正直にいって良く分からない。私の所有するのはかなり画質の悪い海賊版で、中文英字幕はほとんど読むことが出来ないからだ。劇中、天地会の陳近南(朱鐵和)が登場し、洪門という言葉が頻出することから清朝を舞台としているようなのだが、登場人物はとても清朝の人間には見えず、セリフに登場する"元朝"という言葉が更なる混乱を呼ぶ。正規版が発売されればいずれ解決する問題だが、全編を通してアクションの出来は素晴らしいものであるし、早期の発売を期待したいところだ。ストーリーは、洪門会らしき一団の後継者争いと、その後継者候補・惠天賜出生の謎に迫る武侠片である。梁小龍は惠天賜の兄弟子として登場するが、一門中の武闘派であり、裏切り者を始末したり、敵の暗殺を試みたりする人物だ。最大の見せ場は、蒙古人の将軍で一門の敵・陳觀泰を暗殺しようとする場面だろう。このタイマン場面こそ、最もファンの見たい場面であるのは言うまでもないだろう。他にも惠天賜と協力し白彪と闘う場面では珍しい九節鞭なども見せており、梁小龍としては足技だけには頼らないバリエーションの豊富さも披露する。共演は他に一門の古老に谷峯、一門を裏切る劉雅麗、一門の兄弟子に元徳、将軍の護衛に強漢などが出ており、袁祥仁の武術指導により難易度の高いアクションを成立させている。乞う発売!
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