旧myroom(香港電影的日常 '01/2/17〜'06/1/29)より移転。

 香港映画を中心に語っていますが、基本的には何でもアリです。
 なお日記に記載の内容は、無断転載、転用はお断りいたしております。ご理解下さい。(by fake)

 ・・・・あと、リンクもフリーではないんです。すんませんなぁ。

Sherlock Holmes on DVD [2004年03月30日(火)]

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http://www.bakerstreetdozen.com/DVD.html

グラナダ版はUK、USともに発売されてますね。日本盤より綺麗なのかな?綺麗だとしても英語字幕での推理映画はきっつぞ。もっと勉強しなければ。

Re:ムーア=ホームズ [2004年03月30日(火)]

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TFさん 初めまして よろしくお願いします(^^

>以前あるイギリス人に「ロジャー・ムーアは
>ボンドとホームズという二大ヒーローを両方
>演じた唯一の俳優なのだ」と力説されたこと
>があります(笑)。

言われて見ればそうですね(^^ すごい、ロジャー。
なんか007見たくなってきました。今日は大好きなロシアより愛をこめてを見ながら寝るとします。(ってコネリーですが)
あ、北海ハイジャックも見たいな。

>でもどんな作品なんだろう…『シャーロック・
>ホームズ・イン・ニューヨーク』

なんかこんなタイトルだった気がします。

ムーア=ホームズ [2004年03月30日(火)]

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kingkingさん
>ホームズ役にロジャームーアっていう作品
>ありませんでしたっけ?
以前あるイギリス人に「ロジャー・ムーアは
ボンドとホームズという二大ヒーローを両方
演じた唯一の俳優なのだ」と力説されたこと
があります(笑)。
でもどんな作品なんだろう…『シャーロック・
ホームズ・イン・ニューヨーク』テレビ作品
ワトソン役は『007/美しき獲物たち』で
ムーアの相棒やってたパトリック・マクニー
モリアーティー教授がジョン・ヒューストン
それからシャーロット・ランプリングが何と
アイリーン・アドラー役。これちょっと観て
みたいです。

Re:ホームズ [2004年03月30日(火)]

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>グラナダTV製作のものが素晴らしかったせいか、
>それ以降に作られたものに期待していなかったの
>ですよ。面白いのなら今度見てみよう。
グラナダTV製作にはかなわないと思いますが僕は結構楽しめましたよ。
グラナダTV製作版DVD購入しましたがあまりにも画質が悪く他の作品を買う気がうせました。せっかく日本語も収録されているのにもったいない・・
> 『バスカヴィル』というのはハマープロが作っ
>たピーター・カッシングのやつかな?これはハマ
>ーらしくホラー趣味横溢でしたが、ホームズもの
>としてまあまあの出来でしたね。
検索しました。これです(多分)年代的にも。
そっか。ハマープロだったんですね!どうりで雰囲気が出てると思いました。
納得です。DVDは海外版のみのようで僕の英語力ではホームズを英語字幕でみるのはキツイです。
> カッシングといえばクリストファー・リーなん
>ですが、『バスカヴィル』では彼はヘンリー・バ
>スカヴィルを演じています。
Cリーが出ていたんですか、あらら・・全然きがつきませんでした(笑)
>クリストファー・リーがホームズという
>だけでも驚きですが(笑)、バスカヴィル、マイク
>ロフトとバラバラの人物像を演じているのも凄い
>です。
ホームズ役にロジャームーアっていう作品ありませんでしたっけ?
だいぶ前に見たので記憶が曖昧ですが・・・
> ワイルダー版は幼いころにTVでみました。これ
>はコミックタッチでネッシーとか出てくるんです
>よね。当時はそれなりに面白く感じたものですが、
>今みるとどうなのかなー?
うわぁみてみたい(笑)
> コメディだと『新シャーロック・ホームズおか
>しな弟の冒険』がもう一度見たいです。これビデ
>オ化されてませんよね?
見た事ないですねぇ。
こっちはワイルダーでも、
>ジーン・ワイルダーがホームズ不肖の弟を演じて
>います。マーティ・フェルドマン、マデリン・カ
>ーン(大好き!)などお馴染みのブルックス一家に
>よる楽しい映画でしたね。
http://www.40net.co.jp/~jowa/b/madeline1.html
面白そうじゃないですか!
今知りましたがマデリンカーンって人「ペーパームーン」に出演
してたんですね。ってペーパームーンDVD買わねば!
> ホームズといえば有名なのがバジル・ラズボー
>ン主演のシリーズですが、なにせ3040年代の作
>品ですからねぇ。しかし私は偶然にもこのシリー
>ズの一本を香港で見ているのですよ!タイトルも
>なんであったかは不明なのですが、伝説のシリー
>ズを当たり前のように放送しているなんて、さす
>がは英国領(当時)と思ったものです。(笑)
記憶が正しければUKではDVD化されていたはずですよ。
> 確かモーフィングなどの技術を最初に使った作
>品ですよね。
最初のモーフィング作品はたしか「ウィロー」だったと思います。
昨日ヤングシャーロック購入してこのCGシーン見ましたが今見ても遜色のない出来栄えに感動すらしました。素晴らしい。
> ショウブラ作品がほとんど北京語なのは確かで
>すよ。現在発売されているものがデフォルトで北
>京語になっているのは、そもそもこの度の発売が
>大陸のマーケットを意識しているからなのですよ。
> 香港ももう中国であるのですから、国語(北京語
>)の使用が優先されるんです。
ありがとうございます。そういうことだったんですね。
> StarTVはもうハーベストものの権利を放棄した
>んでしょ?作品によっては現在どこに権利がある
>のかわからなくてゴチャゴチャしているって聞き
>ましたけど。
お?初耳です。GHの金になる有名作品は手放してないようです。最近もStarTV権利でフォーチューンスター配給で新しい高画質DVDが発売されています。USFOXもそうだし最近日本、韓国で発売されたBリーBOXもそうですね。大陸向けのGH作品StarTV権利のデルタマック配給は最近リリースされませんがこれのことでしょうかね?
最近大陸で出ているハーベスト作品
>は全て怪しい海賊版モドキ(?海賊版?)で、画質も
>悪いっす。

更新 [2004年03月30日(火)]

Name:fake
Email:episodo1@iris.dricas.com
URL:http://myroom.isao.net/room164/0000001000019164

 3/30日記更新。本日は、ショウブラ特薦12。ギャン
ブル映画の原点『吉祥賭坊』です。

Re:いろいろ [2004年03月30日(火)]

Name:fake
Email:episodo1@iris.dricas.com
URL:http://myroom.isao.net/room164/0000001000019164

>同じ医者で整形したのかしらん(爆)。

 整形外科について美容整形の講義を受けた身とし
ましては、正しくその通りだと思います。(ガチです)

>ダボッとしたオーバーオール着てても、体のラインが浮き上がって結構ナイスバディなのがわかるし(って、一瞬とはいえ張玲のバディに萌えた自分が、今スゴくヤだw)

 わはは。これは私も同じでしたよ。『特攻隊』の女
優陣では張玲の生活感溢れる体つきに食指がそそられ
たものです。(笑)

>随所に70年代なかばの香港の風俗が

 香港?、台湾じゃなく?

>まあそもそも『臭頭小子』からが、後のGH系デブゴン映画とは切り離した方がいいんじゃないか思いますし(コレってやっぱサモ初主演ってことになるんすかね?)。

 GH系デブゴン映画と嘉寶系のインディペ・デブゴン
映画ではそもそも別物だと思っています。『臭頭小子』
はその両方の要素がある最初の映画だと思いますよ。(
この辺長くなるのでいずれサモハン特集にでも)

>で、共通項ではないですが、例えば74年の『黄飛鴻少林拳(スカイホーク鷹拳)』での肥肥(その名の通りデブゴンですな)役などは、後の"デブゴン"キャラの原型じゃないかとも思ったりして…。

 『黄飛鴻少林拳』は、やはりあくまで黄飛鴻映画のバ
リエーションだと思います。サモの役も關徳興映画にお
ける劉湛の再現なわけですし。ただ、この役(林世榮)を
叩き台にして、後の『林世榮/燃えよデブゴン7』が生ま
れたのは事実でしょうね。

 髪型や役名よりも、それを演じている時のサモの心理
状態、私が一番関心があるのは実にこの部分です。そう
して振り返ると、脇役時代とデブゴン映画に共通項は見
つけ難いんです。

>はい。『萬人斬』に邪術片のおどろおどろしさを加えた感じとでもいいましょうか。

 そうだったか。そうして見ると確かに同じようだなぁ。

>やはりそうでしたか。自分日本のチャンバラはそんな詳しくないですけど、雰囲気で感じましたね。fakeさんが挙げた作品も、いずれ腰を据えて見たいなと。

 残酷時代劇座頭市三隅の子連れ狼工藤栄一五社
英雄、この辺の流れは押さえておきたいところです。ま、欲
をいうならサイレント時代から振り返って欲しいですけど。 

邵氏特薦(十三)『吉祥賭坊』 [2004年03月30日(火)]

邵氏特薦(十三)『吉祥賭坊』'72年製作、監督:張會澤、主演:岳華ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーータイトルの"吉祥賭坊"ってのはカジノのことですね。日本風にいえば賭場のことです。90年代以降、香港で大流行をみせたギャンブル映画にも源流がありまして、それはやはりこのショウブラに行き着くんですな。そしてこの『吉祥賭坊』こそ『賭神/ゴッドギャンブラー』の原点なのであります。とりあえずギャンブル映画の歴史から遡りますか。この『吉祥賭坊』は、まだまだギャンブル映画というよりもギャンブラーを主人公にした功夫片でして、そのアクションや人物配置には、当時流行していた張徹映画からの影響が大であります。74年にはハーベストで『鬼馬雙星/Mr.Booギャンブル大将』がヒット、香港映画の流れを変える役割りを果たしますが、この映画は喜劇の有り様は変えても、ギャンブル映画という流れは作らなかった。そもそも『鬼馬雙星/Mr.Booギャンブル大将』自体が、許冠文(マイケル・ホイ)がショウブラ時代に組んでいた名監督・李翰祥の70年作品『騙術奇譚』というギャンブル喜劇に影響を受けて作られたものである。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー『吉祥賭坊』の流れを受け継いだのが76年の程剛作品『賭王大騙局』で、この映画で"賭王"に扮した陳觀泰こそ、最初のキング・オブ・ギャンブラー役者である。この映画の大ヒットが、黒社会を舞台にしたギャンブル映画というジャンルを作り、後の『賭神/ゴッドギャンブラー』に繋がっていく。程剛はこのヒット路線を推し進め、80年には『賭王鬥千王』、81年には『賭王群英會』とギャンブル映画というジャンルを守り続けた。81年にはひとりの男がこのジャンルに参戦してくる。その男こそ、『賭神/ゴッドギャンブラー』シリーズを作った王晶だ。81年に"賭王"陳觀泰を迎えて製作したギャンブル映画『千王鬥千覇』と、脚本を書いた『千門八将』(監督は孫仲)は、王晶にとってギャンブル映画の雛型となった。ギャンブル映画の流行がひと段落した後も、王晶は地道にギャンブル映画を作り続けた。『賊王之王』(82)、『爛賭英雄』(87)、『至尊無上/カジノレイダース』(89)と作り続けることで、ついには『賭神/ゴッドギャンブラー』という結実をみるのだ。ここで注目しなければならないのは、『吉祥賭坊』から『賊王之王』までの作品のうち『鬼馬雙星/Mr.Booギャンブル大将』と『賭王鬥千王』以外は全てショウブラ作品だということだ。程剛もそうだが、王晶もショウブラでデヴューし、ショウブラが育てたギャンブル映画というジャンルを後世にまで守り続けたのだった。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー『吉祥賭坊』について語っておこう。(ちなみに私の持っているのはタイ語に吹き替えられた珍品バージョン) 冒頭、ギャンブラー役の午馬が、身を持ち崩しギャンブルのカタに手を失う場面がある。そこへ流れ者のギャンブラー・岳華が、何莉莉の経営するカジノへとやってくる。カジノを仕切る姜南や用心棒の李文泰とのやりとりがあって、岳華との因縁を生む。岳華と何莉莉はどうやら何らかの繋がり(許婚とか)があるらしく、ふたりは共に暮らし始める。白いマフラーをなびかせた岳華は、伝説のギャンブラーとして有名な存在だった。それを証明するものは岳華の指に光るギャンブル王の証の指輪だ。ギャンブル仲間の金峰を呼び寄せた岳華は、近隣のカジノで猛威を揮い始めるのだった。何莉莉と対立する石堅のカジノを荒らし、カジノ撲滅を図る唐廸とその手下の樊梅生とも対立。岳華憎し!で利害関係が一致した石堅と唐廸は、何莉莉を独占されて面白くないNo.2の姜南を仲間に引き入れる。岳華の弱点が何莉莉の存在にあると進言した姜南の策に乗って、岳華不在を突いて何莉莉を襲撃。抵抗する何莉莉を卑劣な手段で殺してしまうのだった。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー帰宅した岳華が見たものは変わり果てた何莉莉の姿だった。背中からナイフを突きたてた何莉莉の死体にすがり、呆然としている岳華を取り囲んだのは樊梅生率いる警官隊。すべては仕組まれていたのだ。何莉莉殺しで逮捕された岳華は唐廸たちから拷問を受け続ける。ギャンブル王の証の指輪も唐廸によって奪われてしまう。全てを失った岳華を助けたのは金峰だった。何莉莉殺しのアリバイを証言、岳華は釈放された。もはや何も出来ないと多寡を括った石堅たちは、大手を振ってカジノを再開、唐廸たちもその上がりを収めることで納得した。腑抜けになってしまったかに見えた岳華であったが、復讐の炎は静かに燃え上がっていたのだ。唐廸を脅してカラクリを白状させると、指輪を取り返し復讐を開始。石堅のカジノに乗り込んだ岳華は、ここに最後の闘いを挑んでいくのだった。この映画がギャンブル映画よりも功夫片であるというのはこの点だ。後のギャンブル映画であるならば、ここはまがいなりにもギャンブルで決着をつける場面だろう。ところがこの映画はここで"馬永貞"も真っ青の血だるまアクションへと雪崩込んでいく。翌年ハーベストで『龍争虎鬥/燃えよドラゴン』に参加する石堅が流石のアクションを見せ、武術指導を務めている梁少松の甥・梁小龍も冒頭の場面の他、ラストのアクションにも参加している。終盤はともかく、この映画に『賭神/ゴッドギャンブラー』の原型があるのは見てとれたであろうか。歴史は常に後世に真実を物語るのだ。
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