旧myroom(香港電影的日常 '01/2/17〜'06/1/29)より移転。

 香港映画を中心に語っていますが、基本的には何でもアリです。
 なお日記に記載の内容は、無断転載、転用はお断りいたしております。ご理解下さい。(by fake)

 ・・・・あと、リンクもフリーではないんです。すんませんなぁ。

怒れ!タイガー必殺空手拳 [2004年06月13日(日)]

Name:Dennis Clary
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fakeさん こんばんは。こちらでは初投稿です。宜しくお願いします。

「猛男」のレヴュー読みました。こんな作品が存在していたんですねぇ。カンフー映画は底なし沼のように奥が深いです。「懲罰」もDVD化された事ですし、こういった作品も続々DVD化されるといいいですね。

それと「怒れ!タイガー必殺空手拳」のレビューを読みました。既にご存知の事かも知れませんが情報提供させていただきたいと思います。資料の情報が正確とは限りませんのでご承知ください。

片名:絶招
英題:Martial Arts
導演:徐大川
首日映期:1974年5月2日
参考資料:「七十年代香港電影研究」

「嘉禾電影」にも「絶招」とのタイトルで紹介されていますので、原題はそれで間違いありません。ちなみに「絶招」とは中国武術でいわゆる「必殺技」の事を指します。

雑誌に記載されていた出演人物情報は下記の通りです。

陳大衛:1958年全英國西洋拳冠軍(唯一華人得金牌)
陳惠敏:1971年東南亜細國術冠軍
陳耀材:1970年華南國術冠軍
李漢基:テコンドー黒帯四段
李文華:1973年香港及東南亜洋拳冠軍
李雲龍:1973年香港先生
雷蒙士:眞武道宗師、紅帯十四段。フィリピン總統私設ボディーガード。
黄柏頓:シンガポール第4回西洋拳冠軍(白人ボクサー役)
出演:趙雷、李鳳蘭、鄭麒膺、胡錦、鄭雷、江島、李家鼎、白鷹。

更新 [2004年06月13日(日)]

Name:fake
Email:episodo1@iris.dricas.com
URL:http://myroom.isao.net/room164/0000001000019164

 6/13日記更新。本日は、幻のレア作品の詳細が今
明らかに!『猛男』の登場です。

 どこら辺が"レア"で"幻"なのかは本文でどうぞ!

Re:春米六さん、fake様へ [2004年06月13日(日)]

Name:fake
Email:episodo1@iris.dricas.com
URL:http://myroom.isao.net/room164/0000001000019164

>fakeさま、自分の書込みで掲示板の雰囲気を悪くしてしまいました事、お詫びします。これからも期待しています。

 春米六さん、再びの登場ありがとうございます。そ
して丁寧な回答ありがとうございます。

 私もいつかは誰かがこの問題を話題にするだろうと
常々心がけておりました。

 そしてその時はある程度荒れるのも覚悟で正面から
向き合おうと以前から決めていました。ですからあま
りこの件では気になさらないようにして下さい。

 ここからは白扇仔さんに向けてなのですが、

 やはり一番の問題点は彼の書いている内容にいくつ
かの間違いがあり、読者は無条件でそれを信じてしま
うところです。

 ここで彼の間違いを箇条書きにして言い挙げるよう
な真似はいたしません。

 偉そうなことを言っていますが、もちろん私にもミ
スはあります。勘違いも、うっかりして重要な事を書
き忘れることもあります。知らない事だってたくさん
あります。

 自分で読み返して気がつけば直す様にしていますが、
気がつかない場合はみなさんでドンドン指摘して下さ
ればいいのです。これがネットのリアルタイム性の利
点なのですから。(でも本はそういう訳にはいかないで
すよね)

 私がこのHPを始めた理由は、出版媒体・ネットを含
む活字情報が実にいい加減な情報だったからなのです。
 私は素人かもしれませんが、それでも30年に渡って
研究してきました。ひとつの事柄を何重にもチェック
し、また文章も断定的な書き方とそうでない書き方に
書き分けることで、情報の信頼性に違いをもたせるよ
う気をつけています。

 やはりプロなら私以上のことはして欲しいですよ。(
私は自分の本業に関しては、世界中の誰にも負けない
くらいのプライドは持って仕事しています)

 今回の件では白扇仔さん初め他の人にも随分と不快
な思いをさせた部分はあると思います。申し訳ありま
せんでした。

 でもいつかは誰かが言い出す可能性のあったことで
もあります。個人的な性格や人格を貶めるつもりは、
私を含むレスしてくれた皆さんの誰にも無かったもの
と信じています。この点だけはご理解下さい。

 fake

Re:春米六さん、fake様へ [2004年06月13日(日)]

Name:fake
Email:episodo1@iris.dricas.com
URL:http://myroom.isao.net/room164/0000001000019164

>それはそうですね、まあ、なぜ伊東さんがウワーってならないかというと、こういう理由なのかな、と思いまして。。

 これは伊東さん本人の意見を待ちましょう。

>少なくともほんとに細かい部分を除いてはぼくでは具体的に指摘できるところなんぞないもので。。。あくまで一読者としての意見なら言えるんですけどね。。。

 細かいことでも大きいことでも、プロがお金をとっ
て物を書いている以上それは許されないですよ。そし
てそれを読者が鵜呑みにしてしまう以上はなお更です。

>彼には「清水りゃん」さんという強力な助っ人も、いますしね。

 清水りゃんさんと一緒にされた仕事は評価していま
す。あの一連の連載は良かった。

 昔からそうなんですが、取材対象のいうことを鵜呑
みにして裏を取らないでそのまま載せてしまうのはど
うかと。あの人なりに裏は取っているのでしょうけど、
それにしてはつまらない凡ミスです。ことは映画史に
かかわることなので、ちゃんと調べれば分かる事なの
ですけど。

>まあとにかくぼくも、がんばります。。。

 がんばりましょう! 

Re:春米六さん、fake様へ [2004年06月13日(日)]

Name:fake
Email:episodo1@iris.dricas.com
URL:http://myroom.isao.net/room164/0000001000019164

>fake師父はじめ皆様、ちょい時間ください。俺なりの視点で、ちょっとこの件あらためて語りたいんで。
>あ、バーンとはやらないから安心してね。 

 伝聞による人格攻撃や、揚げ足取りなんかにはなら
ないように気をつけて下さい。一応念をおしておきま
す。

Re:春米六さん、fake様へ [2004年06月13日(日)]

Name:春米六
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白扇仔さま、はじめまして。
書込みした訳は以下の通りです。
 かつて日●氏という方が香港映画の解説というと決まって登場されていた時代がありました。自分もビデオも何も無い時代、その文章および日本未公開のスチール、現地の記事コピーを食い入るようにみて胸おどらせたものです。しかし、その後成龍がメジャーになるにつれて、色々な方が香港映画の解説をされるようになり、かつ現地の情報も直接入手しやすくなりました。その時点で過去の記事を見返すと間違い等があったこともわかりました。だからといって誰も異国の映画事情を知らない時代、独自の取材で貴重な情報を知らしめた日●氏の功績を否定するものではありません。一介の香港映画ファンが言うのも何ですが、感謝しております。
 自分の知●氏への思いは上記と同じです。ですから、管理人さまをはじめ、いくつかのサイト上でも功夫映画について驚くほど深い解析が進んでいる今日、何か文章化の際は決まって同じ方というのではなく、色々な方が登場されるのが健全じゃないのかなと思った次第です。
>レスのような発言をされるからには、知野さんの書かれた文を“底が浅い”と喝破されるほどの知識が御有りのようですので、
 それほどの知識はありません。ただ、限られた自分の知識の範囲内ですが、これは違うのでは?と感じたことはあります。
 以上です。白扇仔さまと大哥のご関係も知らずに不快な感じをさせてしまい、ごめんなさい。
fakeさま、自分の書込みで掲示板の雰囲気を悪くしてしまいました事、お詫びします。これからも期待しています。

『猛男』 [2004年06月13日(日)]

『猛男』'78年製作、監督:郭南宏、文華、主演:陳惠敏、倉田保昭ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー監督、主演のクレジットを見てまず驚かれるのではないか。これは郭南宏のフィルモグラフィにも、陳惠敏、倉田双方のフィルモグラフィにも載っていない、幻のレア作品なのである。この作品の存在は昔から知っていた。功夫映画のダイジェスト映像集にこの映画の映像が細切れに挿入されており、東南アジア某所で倉田と陳惠敏がもの凄いアクションを繰り広げているのである。たが、細切れの映像にはタイトルが入っておらず、長らく幻の作品として頭を悩ましていたのだ。先頃(本当につい最近)この映画が台湾で発見され、コレクターの間を騒がせた。倉田映画としても十分にレアだが、実際に入手して驚いたのは、やはり監督・郭南宏の存在だろう。ビデオのパッケージには、ロケ地インドネシアの監督と思しい蘇徳利斯諾(当て字にしても何と読むのか?)という人物の名前も共同監督として載っているが、共同とはいえ郭南宏と倉田の顔合わせは歴史上これ一本である。この映画、それだけでも発見以上の価値がある!ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー数少ないデータからいくつかの検証をしてみる。「新船電影企業公司」作品で、郭南宏絡みだから台湾が本拠だと思うが、この会社は香港にも支社がある。(香港の映画会社を集めた住所録にこの会社の香港の住所が載っています) 台湾(香港)=インドネシア合作の映画で、ロケ地は冒頭の陳惠敏のエピソード部分以外は全部インドネシアだ。冒頭部分は香港のように思うが、全景は映らないので定かではない。インドネシア全土を使ったロケは名所旧跡のプロモーション映像のようで、実際のところ観光タイアップ映画なのではないかと思わせる。というのも、その名所である"エンジェルズ・アイ"と呼ばれるインドネシアを象徴する建物が物語の中心で、市街地の上をヘリで飛ぶアクションなども含めて、インドネシア政府の全面協力なくしては不可能であったのではないか?観光タイアップ映画とはいえ、徹底した娯楽アクションにしているところは郭南宏らしいと言える。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーインドネシアの象徴としてそびえる巨大なタワー。その上には金の仏像が設置されており、その目にはダイアモンドが埋め込まれている。通称"エンジェルズ・アイ"と呼ばれるこの仏像を狙って、古来より犯罪組織が暗躍してきた・・・。この冒頭のナレーションがこの映画の全てである。この"エンジェルズ・アイ"を狙って集められたのが、陳惠敏、倉田、ボスの秘書で韓国人・ティナ、黒人のガーナーであ。彼らは正体不明のボスからテープで指令を受けている。この指令を聞く場面が、ちょっと"ドロンボー"一味のようだなーと思っていたのだが(笑)、それにしてはひとり多い。・・・ちょっと待てよ。こういう顔合わせの映画なら見たことあるぞ!空手使い(倉田)、女好き(陳惠敏)、強面の男(ガーナー)、そしてボスの秘書・・・・これは石井輝男の『直撃!地獄拳』シリーズと同じ構成ではないかっ!第一作には倉田もゲスト出演した『直撃!地獄拳』は、ブルース・リー以後の空手映画ブームに沸く日本で、千葉真一主演の空手映画として製作されながら、石井輝男の感性によりトンデモ映画としてカルト化した。今なお根強いファンのいる映画で、現在も日本中のどこかで上映されている。全国から集まった満員のファンが、場内で一体と化し爆笑している様は壮観ですらある。(機会があったら劇場でどうぞ!ビデオでは味わえない体験ですよ)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー『直撃!地獄拳』の方は一応(笑)犯罪を取り締まる側だが、こちらは犯罪者チームだ。チームのNo.2倉田は、陳惠敏を出し抜こうとしチームの結束にヒビを入れる。陳惠敏の昔の女で女刑事のスージー(シンディーというインドネシアの女優)を巡って対立したふたりは、ついに対決の時を向かえる。陳惠敏のデヴュー初期に共演のあるふたりだが、彼がスターとなってからはこれが始めてである。終盤に用意された対決場面が素晴らしい!ふたりともノースタントで二階から飛び降り(着地マット無し、ワンカット撮影)、陳惠敏は珍しい連続足払いからのカニ鋏みを見せる。負けじと倉田は珍しいアマレス式のクラッチで押さえ込み、グランドでもつれ合った状態から驚異のブリッジ・ワークで起き上がるのだ!何故か鶴拳を披露する倉田に飛び蹴りの連打を叩き込み、倉田の棒術には二本のカリで対抗する陳惠敏。陳惠敏にとってのベストバウトの一本と呼んでも差し支えはなかろう。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー武術指導を担当したのは鄭棋鷹。鄭棋鷹とクレジットされているが、これは多分、鄭麒膺のことだろう。陳惠敏とは『絶招/怒れ!タイガー必殺空手拳』以来のつきあいだ。 結局、チームは分裂し倉田も壮絶に死ぬ。女刑事スージーは犯人たちを追い詰めるが、謎のボスの正体は警察上層部の人間だった。最後に、陳惠敏がヘリコプターにぶら下がってインドネシア市街を飛ぶ凄いスタントがある。多量の警察車両も動員されてのロケであるからには、やはり政府レベルでの協力だったのだろうな。どうです?倉田や陳惠敏が暴れ回るインドネシアに、皆さんも行きたくなったでしょ?
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