旧myroom(香港電影的日常 '01/2/17〜'06/1/29)より移転。

 香港映画を中心に語っていますが、基本的には何でもアリです。
 なお日記に記載の内容は、無断転載、転用はお断りいたしております。ご理解下さい。(by fake)

 ・・・・あと、リンクもフリーではないんです。すんませんなぁ。

Re:更新 [2004年08月15日(日)]

Name:伊東かんふー
Email:kungfubaka@yahoo.co.jp
URL:

どもです。
>『六合千手』
"例の件"もあり、最近はあえて書き込みを控えていたのですが、我慢できずキーボードに向かった次第。
日記、拝見しました。うん、面白そう!!
師父が紹介してきた作品中、三指に入るほどツボにキました。
『死闘伝説』で見られたカサノバの映像も…そういうことだったのか!!
ありがとうございました!!
それにしても見たい! 見たい!! 死ぬほど見たい!!!(こちら来ると毎回コレばっか)

あとせっかく書き込んたんで…
>先月の特集はあまり反響が無かったもので・・・。
>(苦笑) あんまり70年代ネタはダメなんすかね?
いや、そんなことはございません!! 私はすべて興味深く拝見してました。私は第1次ブームを過ごした方のこういう意見が聞きたかったですし、すぐにでもレスつけたかったんです。
でも…、とにかく個人的に"例の件"まず片付けたいんで…。
それが終わったら、怒涛のごとくまた書き込んでイイですかね?(爆)

アテネ五輪 [2004年08月15日(日)]

Name:fake
Email:episodo1@iris.dricas.com
URL:http://myroom.isao.net/room164/0000001000019164

 アテネ・オリンピックが始まりましたね。みなさ
んそれぞれに興味のある種目や、応援している選手
がいらっしゃることと思います。
 何にせよ当分は寝不足の日々が続きそうで・・・。(笑)

 ここの話題としてはやはり柔道とレスリング、テコ
ンドーでしょうか。

 その柔道、谷亮子選手やりましたね!

 昨年の世界選手権では鬼気迫る表情で試合をして
いましたが、決勝以外は比較的に落ち着いた表情で
試合をしていました。いい具合に緊張感がほぐれて
いたんでしょうね。

 それにしても素晴らしいです。満身創痍に加え、
公私共に変化の大きかった生活では、満足な練習は
できなかったでしょうに。今後の去就はまだ分りま
せんが、これほどの選手は当分現れないでしょうね。

 おめでとう!

 男子の野村選手も金と幸先の良いスタートです。
決勝こそ一本は取れませんでしたが、相手に何もさ
せない圧勝でした。

 男女で金を取ったことで今後益々マークが厳しく
なると思いますが、柔道こそ日本の競技なのですか
ら、20日の重量級決勝までがんばって欲しいですね。

 全階級で金の期待がかかる女子レスリングは22日
から予選開始。男子フリースタイル決勝は29日です。
浜口京子選手は金を取れるのでしょうか?(気合だー!
気合だー!)

 テコンドーは男女とも29日、この日はボクシング
もあるので格闘技ファンは大忙しです。

 今日はPRIDE GPの決勝もありますね。こちらはハ
ッスル!ハッスル!で小川と近藤にがんばってもら
いましょう!

Re:あんまり70年代ネタはダメなんすかね? [2004年08月15日(日)]

Name:fake
Email:episodo1@iris.dricas.com
URL:http://myroom.isao.net/room164/0000001000019164

>Fakeさん こんちは!
>先日ちょっとしたオフがあって数人で飲みにいったのですがそのとき

 お体の方もすっかり良くなられたようです
ね。ネット上では健康の状態までは分らない
ので安心しました。

>「広くて深い!」と言った人がいてまさにそうだなと関心してしまいました(^^
>僕的には「深すぎてわかんねぇ!」って感じがありますが(笑)他の人も同じように思っているらしい?あまり反響は気にせずに↓レビュー書かれていていいと思いますよ(^^

 どうもありがとうございます。先月はメー
ルでも何の反響もなかったし、どうなんかい
なー?と思っていたんですよ。

 "広く深く"でありたいと思っています。物
事の見方はひとつではないし、答えへの到達
の仕方も決してひとつではありませんから。

更新 [2004年08月15日(日)]

Name:fake
Email:episodo1@iris.dricas.com
URL:http://myroom.isao.net/room164/0000001000019164

 8/15日記更新。本日は、「協利電影」オールスタ
ーズ総出演の『六合千手』です。

『六合千手』 [2004年08月15日(日)]

『六合千手』'79年製作、監督:楊權、主演:金童(古龍)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーこの映画OPから功夫映画ファンをワクワクさせてくれる。主要な出演者がそれぞれに演武を披露するOPだが、これには後に意味があることが判る。主演の金童は"六合八法"、続いて登場する李冠雄は"蔡李佛"。以下、"洪拳"を見せる趙志凌、"大聖劈掛拳"は陳秀中と[冫先]林U、"詠春拳"の林文偉、"喇嘛拳"は楊[月分][月分](以下パメラ・ヤン)、"槍術"の韓英傑、"空手道"の高飛。俳優に混じって本物の武術家がいるのが特徴だが、李冠雄、陳秀中、[冫先]林U、林文偉たちは映画出演も少なからずある。この映画は「協利電影」作品だ。この会社に関しては昨年の特集(03/7/5以降の日記)を参考にして貰いたいが、この会社をひと言で表すならば、功夫映画を制作した独立プロの中で最も創意工夫を凝らした会社だったと言えるだろう。独立プロの弱みは資金不足、人材不足、アイディア不足の三点にある。限られた予算と人員の中で、どうやったら面白い映画が作れるのか?当たり前のことだが、この命題に誠実に取り組んだ会社はそう多くはない。「協利電影」こそ、使える人員を最大限に活用し、従来の着想をほんの少し捻ることで、オリジナリティのある面白い映画が作れることを証明した会社だったのだ。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「協利電影」の特徴のもうひとつは、協利レギュラーズと呼ばれる常連俳優を常備、その俳優たちと他の独立プロの大物俳優の共演を実現させてきたことにある。異質な顔触れによる対戦が、観客に新鮮な喜びと異種格闘技戦的な緊張感を与えることを熟知していたのだ。だが、今回の映画は些かながら趣が違うのだ。主演の金童を初め、パメラ・ヤン、高飛、[冫先]林Uなどは協利レギュラーズの一員だ。他の出演陣も陳耀林、陳少鵬、山怪など過去の「協利」出演者ばかりだ。陳秀中を筆頭とする武術家連はスターではない。しいていうならワンシーンのみのゲスト出演で金童と対戦する[上/下]薩伐・王虎(以下カサノヴァ・ウォン)が従来の「協利電影」的人選といえよう。今回、あえて協利レギュラーズばかりで挑んだのには意味がある。"従来の着想をほんの少し捻る"のが協利イズムであるとするなら、ゲスト出演を抑え、あえてレギュラー陣ばかりでその組み合わせの妙を堪能するのもまた協利イズムなのだ。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー少林寺の師範を決めるため陳秀中と陳少鵬が選ばれ対戦。互角の闘いを陳秀中が制し、敗れた陳少鵬は放浪の末に"唐手道"を編み出した。その陳少鵬は琉球に漂着後、同地に留まり多くの師弟を育てる。陳少鵬の世代から九代を経て、"空手道"を創始した日本人武術家・高飛は、先師・陳少鵬の汚名を注ぐべく中國武術への挑戦を表明。陳流、山怪、韓義生らの挑戦を次々と打ち破り、中國武術界に敵無し!を宣言。恐慌をきたした中國武術界だったが、高飛の凄まじい技の前には誰もが恐れをなした。そんな現状を憂う[冫先]林Uは、屈辱を感じながらも自分の腕では高飛に勝てないと、道場を畳んだ。弟子の蒋金に修行して帰ってくると言い残した[冫先]林U、そこへ武術界の長老たちから召集が。「このままでは我々中國人の恥辱である。賞金を用意するから旅に出て強者を探して欲しい」この要請を受諾した[冫先]林Uは、同地にて大道芸を披露していた武術家の先達・韓英傑に相談を持ちかけた。事情を聞いた韓英傑は、数年前に最強と謳われた金童も、カサノヴァ・ウォンに敗れて以来逼塞を余儀なくされていると現状を語る。果たして高飛を打ち破れる人材はいるのだろうか?そんな不安を胸に、韓英傑と娘のパメラ・ヤン、[冫先]林Uは強者を求めて旅立った。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー[冫先]林Uは陳秀中の弟子で"大聖劈掛拳"を使う実際の武術家だ。「協利電影」作品には『猴形扣手』に出演しているが、映画出演はあまり多くはない。中國武術には珍しくフルコンタクトの試合を行うことで知られている"大聖劈掛拳"だが、[冫先]林Uも数多くの大会に出場し優勝もしている。私の手持ちの資料では'82年の大会に出場し、"鷹爪蔡李佛"の楊家輝(漢武拳館)を破ったことが記載されている。強い人なのだ。この映画はここから『七人の侍』(=『荒野の7人』)になる。強者を探す旅はそのまま同映画における侍探しの場面と同じで、ここでそれぞれの個性や得意技を同時に描いていくことになるのだ。以下は登場順。最後に仲間に加えてもらう李冠雄は三船敏郎の役。酔っ払いだが人の良い趙志凌は顔からいってチャールズ・ブロンソンか?ギャンブラーの陳耀林はブラッド・デクスター、訳有りで盗賊稼業の林文偉はロバート・ヴォーンといった具合。これに韓英傑の志村喬(パメラは父娘なのでふたり一組)と、加東大介の[冫先]林U、木村功の役柄である金童を加えて7人となるのだ。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー7人揃ってこれでいよいよ高飛への挑戦となる。まず初めに趙志凌と李冠雄。続いて、[冫先]林U、林文偉と陳耀林、パメラと金童が挑戦するが、あるものは目を潰され、あるものは手や足を折られ、次々と敗退していく。満を持して韓英傑が登場、互角の闘いを展開するも高飛の剛拳の前に力尽きる。「・・・中國武術界はバラバラだ・・・だから勝てないのだ。お前たちは力を合わせ、研鑚して高飛を倒すのだ・・・」韓英傑の遺言を噛み締めた残りの7人は、比較的軽傷の金童にそれぞれの技を伝え、新たな技を編み出すことに。ここで韓英傑の技を受け継ぐパメラの存在が生きてくるのだ。こうして編み出された技が"六合八法"。OPで金童が演武していた技だが、金童の技に残りの六つの技を合わせ、八つ目の用法を編み出したいう意味である。それぞれの技には長短があり、ひとつひとつでは弱いものかもしれない、だがそれがひとつに合わさった時、新たなる力を持ち八法どころか千手をも編み出す・・・それがこの映画のテーマである。そして、だからこそのこのキャスティングであった。大物のゲストを呼ぶことなく、あえて協利レギュラーズで固めたのは、このテーマを具現化するための措置なのだ。さすがは「協利電影」である。まったく無駄が無い。最後は金童が激闘の末に高飛を倒しますが、これは書かなくても分かりますね。
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