Re:アメリカでの成龍というわけではありませんが [2004年11月14日(日)]

Name:小愛香
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kingking様
kingking様の仰られる、完全に満足できないながらも納得して
楽しまれているという立場は理解しております。
もっとも私の場合「80デイズ」はジャッキー映画ではなく
通常のアメリカのご家族向け娯楽作品(元々それほど好きではありませんが)という観点でございます。
勿論、ハリウッド製の映画を全否定しているのではございませんのでその点はご理解ください。

また仰られる通り、80年代後半あたりからのジャッキーの不完全燃焼ぶり、挙句は「今度は多少面白かったら良いかな」とファンに屈折した期待を抱かせるジャッキーには違う意味でハラハラし通しかと思われます。
それでも応援する気持ちは大切にしてほしいものです。
私はファン、というかジャッキーを偉大に思っていた時期があり
上に書いた妙に屈折した期待感ではなく、ジャッキーには普通に
良い作品を撮ってもらいたいという思いから、現状を不甲斐無く感じてしまうために厳しい意見を書いてしまうのです。
それと同時に何故ジャッキーがそうなってしまったのかを考えることも無意味ではないと思います。


「新警察故事」に期待しているのです。
実際に見るまで何とも言えませんが、従来のジャッキーのイメージを一新する内容に思えますし、脇役の持ち味を殺してしまう従来の「俺が美味しければOK」とは異なり、ニコラス・ツェーやダニエル・ウー(も出てした?)に花を持たせる演技者としての余裕も感じられそうで。




連投ですがお許しください [2004年11月14日(日)]

Name:小愛香
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> 面白い映画に出会えばまたモチベーションが高まるで
>しょ?もう"興味を無くした・・・・"なんて寂しいこと
>言わないで下さいよ。

申し訳ございません。しかしまあ、良い物に出会えたこと、無駄に生きていて良かったなと思えました。


> そーですか、英語版でしか見ていないものですか
>ら、中文のニュアンスまでは掴んでいませんでした。
>正規版は購入してあるので改めて確認しようと思い
>ます。

まあ大したもんでもございませんけど。修行の途中で下山した小候が意気揚々と子供達を引きつれ、保護費を徴収するゴロツキと乱闘する際、「ここから「児童不宜」だから子供はどいてな」という台詞とか雑魚連中を麻雀牌に例えて全員のして「十三イウ(国士無双)」と役マンにしてしまうところでしょうか。


> これは驚きもありますが、最初はちょっと笑って
>しまいました。(笑)ちゃんと伝えておけ!みたいな。

そうですよね。任務完遂しきった後で「我々父子の命と以って明に償う」とおっしゃられて、劇中のデビッドは観客以上に驚愕したことでございましょう。


>劉家良作品が"正宗國術片"と呼ばれたのはその武術
>的リアリズムにありますね。もちろん映画的にアレン
>ジしてあるにしても、ちゃんとした人がするアレンジ
>には、現場でのアドリブ的な動きまで包括して統制が
>とれるものです。

実際に武道を知っているだけと武打シーンの水準の向上は必ずしも合致しない、むしろ失敗するケースが多いと思っております。
しかし、劉家良はその点でも例外ですね。彼の功夫は映画的な虚構を有しながらも硬派で骨太な武打を構築しているように見受けられますし、「正宗国術」「功夫良」と称された点も納得できます。出自は洪拳の人なのにバリエーションに富んだ技を(それもアドリブも多いはず)演じて見せる力量には驚嘆いたします。

>本物の無影脚(『陸阿采興黄飛鴻』と
>『蠍子戦士』で披露)をやってみせられるのは映画界広
>しといえどこの人だけでしょう。
「陸阿采」も勿論以前から興味のある映画ですが、そうですか無影脚までご披露されているのでしたら益々興味が募りますね。

> さすがに劉家良は彼女の魅力を最大限に引き出して
>いますが、『城市之光』とかアクションしなくても評
>価された作品もあるんですよ。ただ彼女がインタヴュ
>ーで言ってましたけど、アクション映画以外はギャラ
>が安くなるんだそうです。痛し痒しだって笑っていま
>した。

「ギャラ」と率直におっしゃる姿勢が香港人っぽくて素敵です。
昔もアクション以外で評価されてたのですか。
そういえば去年「無間道II」のVCD見た際、きれいな熟女がご出演されていると思ったところ、その方、"Auntie"恵英紅らしいんですよ。いや、それだけですが。

> 功夫片『教頭』武侠片『冷血十三鷹』私の中でどち
>らもショウブラ・ベスト10に入る作品です。

以前のfake様の日記でも読ませていただきましたよ。
両作品とも「南国電影」の孫仲特集のポスター群で興味をそそられてましたし。

> 温故知新ですよ。人生においては過去を振り返って
>ばかりではいけませんけど、それでも歴史(過去)から
>学ぶものもある訳です。たまには立ち止まって振り返
>ってみるのも悪くはありません。
ショウブラザースの場合、古きの中に新しさを見出している
わけで非常に有意義な喜びを見出しているわけです。
例えばリアルタイムでは知らなかったロックを追体験するような。自分の見識を拡大する動機として、決して回顧主義という後ろ向きな行為ではなく・・・

> 功夫映画だけでなくある時代の香港映画はまずショ
>ウブラだったのです。ハーベストも他の会社も、はじ
>めにショウブラありきでスタートしているのですから、
>ショウブラ見ずして香港映画の全体像は見えてこない
>ということになります。

日本においてショウブラザース作品が陽の目を見なかったのは
諸事情あったのでしょう。ブルース・リーから始まった日本での香港映画の認知度でございますが、リーを筆頭に分かり易いスターはハーベストに所属していましたし、ランラン・ショウについてはブルース・リーを逃した(事実ですけど)ことと目先の金勘定に走ったあまり先見性に欠けた老害、レイモンド・チョウの引き立て役以上の紹介をしていなかったことが、ショウブラザースに対する偏見にも関連したような気がします。


> 日本でもやっとリリースされたショウブラですが、
>せめて90年代の初めに出ていれば・・・という思いは
>あります。それならばもう少し認知される度合いも違
>っていたことでしょうね。

80年代であれば、功夫映画に対する印象ももっと向上したかもしれませんね。

Re:アメリカでの成龍というわけではありませんが [2004年11月14日(日)]

Name:fake
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>アメリカでも設定上イギリス英語のセリフを多用した映画やTVドラマは少なくなかったはずですが、それが理解できない人が多いことも現状なのですね。

 大都市の中の下くらいの白人層だったら理解できる
と思います。

 この間仕事で一緒だった南部生まれの男は、この度
初めて仕事で地元以外のところに出てきたという人(白
人)で、大学も出ていて教養もそれなりにあるのですが、
TVでやっていた歴史劇の英国風アクセントを聞いて、首
をふっていましたよ。どうした?って聞いたところ、半
分くらいしか判らん!って言ってましたね。

>CoolなJackieというのは、具体的にHow to be Cool?と思ってしましますが、言わんとしていることは分かります。

 1020代のファンはもっと強い役柄もやって欲しいと
思っています。何度も打ち合うアクションは"弱い"とい
う印象を与えていると言っていました。

>少なくともジャッキー本人は色々考えていると思いますが、常に子供の観客まで考慮することは、反面、大人の観客にとって印象が薄くなってしますし、子供も結構敏感なもで、毒気を一切抜けば好きになってくれるわけでもないのです。

 アメリカでのジャッキーの強みは人種も世代も階級も
超えて支持されている点にあります。これは本当に凄い
ことですよ。

 逆にこのことがターゲットを絞れない『80デイズ』み
たいな映画が製作される原因を生んでいるのです。

 先ほどファンは強いジャッキーを望んでいると書きま
したが、これが30代以上になると現在のようなスラップ
スティック調のものの方が好かれたりしますし、アクシ
ョン面を強調すると、バイオレンスだとしてアメリカの
レイティングに引っかかってしまいます。宗教的理由で
アクション映画=バイオレンスとして絶対に見ない層が
アメリカにはいます。

 幅広い人気があるが故のジレンマということになりま
すが、似たような状況は日本もたどってきたのでは?

>ジャッキーに限らず、ジェット、他のマーシャルアーツ系役者の作品も同様です。ジャッキーとジェットのアメリカ進出作品に納得できない要素はアクションが薄くなったからだけでなく、ストーリーとか設定の問題もあると思っております。メリットは金が掛かっているだけで。「誰だコイツ」って脚本家ではなく、売れっ子の脚本家を起用すれば少しは良くなると思いますが、そういったスタッフを起用できないだけでも低く見られているんですかね?もっとも武術などアメリカには無かった文化だから、それをアメリカ人向けに話を作るというのも難しいのでしょうが。

 それは作り手に、所詮は黒人やホワイトトラッシュが
喜ぶ映画だ、という思いがあるからでしょうね。おそら
く永遠にアメリカ映画からは、スポ根もの以外のちゃん
としたマーシャルアーツ映画は出来ないと思います。

 私がジャッキーたちに望むのは、いっそのこと東洋を
バッサリ切り捨てた映画に出演してくれることです。ア
メリカは他民族・異人種国家なのですから、何人がそこ
にいても違和感はなく、逆に言えば違和感なくアメリカ
の風景に溶け込む映画になっていれば、アメリカ映画と
して本当に成功している、ということになりはしないか
と思うのですよ。 

>しかし出来ないことはないでしょう。「ラストサムライ」等、異文化をリスペクトした作品も作れるのですから。

 『ラストサムライ』は幕末歴史好きの私からは絶対に
許せない映画だったりしますけど。(苦笑) まあこれは歴
史考証とかの面が大なのですが。

Re:良かったですよ [2004年11月14日(日)]

Name:fake
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>本当にありがとうございました。久しぶりに功夫片に感動する機会となりました。ショウブラザースはほんとに宝の山の予感がいたします。

 面白い映画に出会えばまたモチベーションが高まるで
しょ?もう"興味を無くした・・・・"なんて寂しいこと
言わないで下さいよ。

>ストーリーに見所は無いと書きましたけど、所々のセリフは凝ってたりすることも付け加えておきましょう。

 そーですか、英語版でしか見ていないものですか
ら、中文のニュアンスまでは掴んでいませんでした。
正規版は購入してあるので改めて確認しようと思い
ます。
 
>ストーリーと言えば「蟷螂」の最後もとてつもない「どんでん返し」でございましたね。実は主人公の出自が明の家系だったとは皮肉な運命です。

 これは驚きもありますが、最初はちょっと笑って
しまいました。(笑)ちゃんと伝えておけ!みたいな。

>仰る通り、功夫片の要は武術指導のセンスに左右されるわけで、
>「動ける役者起用すれば絵になるだろ」といった安易な姿勢では良いアクション(この場合は武道的アクションですが)は創造できないのです。それは多くの功夫片に触れた方でしたらご理解いただけると思います。地元香港でもこの要素をクリアした作品が意外と多くない(特に独立プロ系)のですから、もっと表面上の要素しか見ることができない外国の人間が製作したマーシャルアーツ(普通に武術という意味で)は映画のアクションとして評価することができません。

 これこそ動作片と功夫片の違いですよ。最も、動作
片だってちゃんとした武術指導があるのとないのでは
大違いではありますけど。

 劉家良作品が"正宗國術片"と呼ばれたのはその武術
的リアリズムにありますね。もちろん映画的にアレン
ジしてあるにしても、ちゃんとした人がするアレンジ
には、現場でのアドリブ的な動きまで包括して統制が
とれるものです。本物の無影脚(『陸阿采興黄飛鴻』と
『蠍子戦士』で披露)をやってみせられるのは映画界広
しといえどこの人だけでしょう。

>「掌門人」はイマイチですか。念頭の置いておきます。

 あくまで劉家良作品の中ではですよ。凡百の作品
とは一線が違います。

>その点、恵英紅は現在の感性でも十分美人すぎますね。アクションしなくても売れたでしょうに。日本においてショウブラザース作品の公開本数が少なかったからでしょうが、スターとしての恵英紅を知ることができなかったことは遺憾でしたね。独立プロのくっだらない作品をテレビで垂れ流すくらいなら・・・

 さすがに劉家良は彼女の魅力を最大限に引き出して
いますが、『城市之光』とかアクションしなくても評
価された作品もあるんですよ。ただ彼女がインタヴュ
ーで言ってましたけど、アクション映画以外はギャラ
が安くなるんだそうです。痛し痒しだって笑っていま
した。

>張徹、楚原と来たところで、孫仲も出して貰いたいものです。

 功夫片『教頭』武侠片『冷血十三鷹』私の中でどち
らもショウブラ・ベスト10に入る作品です。

>過去を振り返るのは好きではありませんが、ショウブラザースは別格ですよ。従来の武打片には無かった映画的魅力が描かれてるのですから。

 温故知新ですよ。人生においては過去を振り返って
ばかりではいけませんけど、それでも歴史(過去)から
学ぶものもある訳です。たまには立ち止まって振り返
ってみるのも悪くはありません。

 功夫映画だけでなくある時代の香港映画はまずショ
ウブラだったのです。ハーベストも他の会社も、はじ
めにショウブラありきでスタートしているのですから、
ショウブラ見ずして香港映画の全体像は見えてこない
ということになります。

 日本でもやっとリリースされたショウブラですが、
せめて90年代の初めに出ていれば・・・という思いは
あります。それならばもう少し認知される度合いも違
っていたことでしょうね。

Re:無題 [2004年11月14日(日)]

Name:fake
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 どもご無沙汰です!
 
>あのオールドスタイルの(スモーク焚いたようなフィルターというか、ソフトフォーカスの)画質は本編でもそうなんでしょうか?

 本編もあのままですよ。先々週の「SNL」にジュード・
ロウがゲストで出たんですが、この映画の撮影風景をか
らかったスケッチをやっておりました。
 ご存知のようにオールCGのこの映画では、セットのブ
ルーバックだけで俳優の演技を撮影しました。モーショ
ンキャプチャー用のスーツをきた俳優と、目線用のボー
ルを相手に演技をしている自分のバカバカしさに、途中
でジュード・ロウが怒りを爆発させるスケッチで、当日
の放送では一番受けていましたよ。

>・「モンスター」
>C・セロンよりもC・リッチに、賞上げたかったです。

 これはまだ見ていないのですよ、リッチ・"ビッチ!"は
あの退廃感がたまらんですな。

>・「エクソシスト ビギニング」
>ストーリーはアレとして、爆破のないハーリン作品も良し

 これ意外に悪くないですね。

>・「コラテラル」
>トム君あいかわらず気張り過ぎ、でも全体マッタリ感は好き。

 この間古いビデオを整理していたら、ジェイミー・フォ
ックスが若い頃に出ていた『IN LIVING COLLAR』が出てき
ました。この番組を見ていた頃(94年頃)は、こんなにちゃん
とした俳優になるとは思わなかったですね。化けましたよ
こいつは。

>・「隠し剣 鬼の爪」
>うむ。「清兵衛」の焼き直しのような・・・。

 全く、焼き直しですね。まあまあでしたけど。

>・「キャットウーマン」
>「タヌキウーマン」でした。シャロン嬢が若ければ彼女にやらせたい。

 コミックについてはあまり造詣が深くはないのですが、キ
ャットウーマン=化け猫になってしまったのはティム・バー
トンの影響なんですかね?それともバートン版が手本にした
「ダークナイトリターンズ」からの原作もそうなんでしょう
か?

>ビデオで「殺人の追憶」
>最初コメディなのかと思って観てました(笑)。
>中盤からドンドン引き込まれましたね。傑作です。

 男は黙ってドロップキック!(笑)

 静かに盛り上がるボルテージに合わせた俳優たちの演技も
素晴らしかった。

>最後にちょっとお願いが・・・。
>最近、ネット上でクリントの息子カイル氏のトピックスを見つけたのですが、そのタイトル、
>"Kyle's a Clint in his father's eye" の意味がわかりません。
>直訳すると「父の眼の中にある、カイルのただのクリント」になってしまうので、どうぞ教えて下さいませ。
>それでは・・・。

 in his father's eyeは家族の話などではよく使われる慣
用句で、直訳では意味をなさないのです。

 意味は、"子供の成長を見守る父親の目線"で、広義の解釈
だと"父親の影響下(支配下?)にある息子"という意味でも使わ
れます。

 この場合、著名な父・クリントの影響下にある息子・カイル
という意味ではないでしょうか?トピックから検索して本文も
読んだのですが、どうもそのような内容でしたけど。

Re:お久しぶりです [2004年11月14日(日)]

Name:fake
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>>fakeさん
>最近出ましたショウブラ『神打』観ました。劉家良の初監督作品
>ということでこちらは大変期待しておりました。

 『神打』は劉家良のリアリスト作家としての側面が
良く出ている佳作だと思いますね。やはり処女作には
作家の全てが表れるということでしょうか。

>またまた影に林正英や曾志偉がいたりして楽しませて戴きました。

 古い海賊版でしか見たことないので、曾志偉は気づ
いたけど林正英は気づかなかったな。正規版も購入し
たので今度確かめよう。 

>余談ですが、こちらは続編の『茅山彊屍拳(霊幻少林拳)』の英語題がDVDが出た時にはThe Shadow Boxerに改訂(?)してあったですが『神打』はSpiritual Boxerのそのままだったので安心致しました。

 『茅山彊屍拳』には『神打小子』というタイトルも
あったそうですよ。

>アメリカでは言語の問題があったのですね。日本人の私からすると
>莫文蔚の台詞は流暢な英語のように聞こえたのですが、
>実際はそうでも無かったのですね。

 多分英国風アクセントより莫文蔚の英語の方が聞き
やすいはずです。

>要するに分かり易く親しみ易い言語で吹き替えたバージョンを
>価値のあるものだとアメリカ人は思うのかどうかが知りたいのです。

 KingKingさんへのレスにも書きましたが、ディズニ
ーアニメは注意してわかり易い英語に作ってあります。
それに比べるとこのやり方は失敗だったと言わざるを得
ないです。

 アメリカ人だってわかり易い吹き替えを望むと思いま
すよ。

>この作品、fakeさんが日本でも御覧になられるか分かりませんが、
>もし御覧になるとすると日本語吹替版になりますでしょうか?

 月曜に行くつもりですが、もう一度自分のヒアリング
能力を確かめるため原語版を選択するつもりです。日本
版DVDを購入した時に吹き替え版をみることになると思い
ますね。

>P.S.『刀不留人』の成龍画像、近いうちにメール出来るかと思います。
 
 はい了解です!

Re:80日間 [2004年11月14日(日)]

Name:fake
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>>すから黙っていましたが、みんなそろそろ出てこな
>>い?って思っていたところです。(笑)

 KingKingさん、どうもありがとうございます。↑の
は真意は、発言を自粛している方へ向けての発信だった
のです。

>Fakeさん 80日間のこのアメリカ人の反応を日記に書いて欲しいでございます。リクエスト!

 そうですか、ならもう少しうまくまとめた物を書いて
みましょう。今月は特集をしているので来月ということ
になりますけど。

>クール?どんな作品なら満足すんだろ・・新警察故事みたいなのだったらクールなのかな??ジャッキーチェンにクールとは・・・

 作品ではなく役柄のことですね。シリアスなら良いと
いう意味ではないようです。

>上海シリーズもそんな感じっすね。個人的にはその何か背中に中国、
>香港、アジアを背負っている感じがあまり好きじゃないんですよね。

 アメリカ映画にでるなら、本当はそれは背負わない役
を演じる必要があるはずですけどね。

>スカイキャプテン、今年一番期待していた作品なんですが・・
>政治的観念抜きにすれば楽しめるのかな?ビジュアルは素晴らしそうだけど。

 昨今のハリウッド大作と同じで、見ている分にはそれ
なりに楽しめますよ。見せ場は予告編が全てみたいな映
画ですけど。

>この発音の問題は日本人の僕には全くわかりませんでした。今回はディズニー作品ということで非常に生ぬるい映画ばかり作るのは昔から変わってないので一時心配しましたが思っていたよりヌルくなかったです。

 たとえば『ムーラン』とか外国を舞台にしたアニメは
外国風のアクセントにしてある訳ですが、それでももっ
と判りやすい発音と文法で喋っています。

 ディズニーの実写映画って、昔はもう少し捻った作り
のものがあったんですよ。『ムーンパイロット』とか『
機関車大追跡』とか、『ロンドンコネクション』とか、
そういう作品ってほとんどビデオ化されていないんです
よね。いつの世代からかディズニーはヌルい家族映画と
いうことになってしまった。

>アクション映画好きな人たちにとってディズニー作品はベクトルが真逆な感じがしますが

 私は基本的にまず映画ファンですので、どこの何映画
でもそのジャンルの作品として良く出来ているか?を大
事にします。むしろ今の世代よりはディズニーの実写映
画に対する理解もあるつもりです。その中でこの『80デ
イズ』は、言葉の問題も含めて、ターゲットの絞込みに
失敗していると思うのです。

 アメリカは他民族国家の上に、最近は民族的に文化間
で断裂を起こしています。地域によっては英語の全く通
じないところもあったりします。アメリカ国内のこの問
題は、映画観客層の質をも変化させ、映画製作者がヒッ
トを狙うには、"最大公約数"ばっかりを狙って作るよう
になってしまいました。

 それが最近のハリウッド映画をつまらなくしている最
大の要因ですけど、『80デイズ』は欲張りな作りなんで
すが、そのくせユーザー仕様ではなく、誰に向けて発信
しているのか(製作者側は万人に向けてでしょうけど)判
らない作りになってしまった。欲張りであるがゆえに混
沌としてしまったと言えるでしょうか。

>ギャグに関してはあまりよくわからないです、わからないと言えばラッシュアワーのクリスタッカ-のギャグがよくわからないんですよ。それがラッシュを心から楽しめない原因?

 クリスのギャグは翻訳不可能なところが多いからなぁ。

>是非是非シリアス1色の新警察故事を見てください。僕は一度しかみてないんですが駄目でした。正規版購入してもう一度見てみるけど。 

 早く劇場公開して欲しい!公開されないと判るまでDVD
を買うことはないです。私は劇場至上主義ですので。

Re:アメリカでの成龍というわけではありませんが [2004年11月14日(日)]

Name:kingking
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小愛香さん ご無沙汰です。返信ありがとうございます。
小愛香さんのおっしゃっているのは今現在ジャッキーが抱えている問題点ずばりだと思います。昔からジャッキー作品を見つづけている人にはそれがすべてみえてしまいますよね。小愛香さんはそれをずばりおしゃっているいて僕はそれらを踏まえて置きながら楽しんでいるという感じです。たしかにジャッキー作品に不満はつきもので満足する作品は正直80年代初期のピーク時以降ひとつもないと思うんです(あ、言っちゃった)それでもなんか応援してしまうのは・・なんでかなま、いっか(^^ 今回の小愛香さんの正直にぶっちゃけられているのは非常に嬉しく思います。

PS
80デイズと上海ナイトは嘘でもなんでもなく本当に好きだったりするんですよ。逆にシリアスな新警察故事のジャッキーの演出に不満があるみたいな。でも昨日見直したんですが一回目より楽しめました。何度か見るうちに好きになれるといいな。

アメリカでの成龍というわけではありませんが [2004年11月14日(日)]

Name:小愛香
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「80デイズ」の話題を振っておきながら、それも否定的なコメントを書いたのですからもう少し書かないといけませんね。

最初の書き込みでジャッキー云々は度外視してもと書いたのはジャッキーの存在だけでなく、アクションについても語るつもりはありませんでした。特にジャッキーに思い入れの無い一般人の視点でこの映画を見た結果「ヌルい」と感じざるを得なかったのです。特に80年代後半からのアメリカの娯楽映画(子供も楽しめる)という作品は、退屈はさせないだけのクオリティはあるのですが、何度も観たくなるほどの内容は多くないと思います。
それはあたかも映画作家ではなくMBA学位を持つようなエリートが作品をコントロールしているのが作品に見え隠れしているからではないでしょうか?
勿論、今回の「80デイズ」はその程度のことは充分承知の上で少なくとも「ある程度のクオリティ」さえ感じ取れれば御の字という期待でしかありませんでした。申し訳ありませんが「ジャッキーも出ている」といった認識です。しかしながら、主人公とヒロインの陳腐なキャラクター描写、洒落ているようで思い切り滑りまくっているユーモア、定石のパターンを取りあえずトレースしただけの脚本のオンパレードで「ある程度のクオリティ」すらも感じ取れませんでした。

kingking様、申し訳ございません。上記で書いたように作品に対する批評はジャッキーファンの方の心理は一切考慮しておりません。彼にアメリカで活躍してほしいという願望も介在しておりません。しかし敢て苦言を呈しますと「誰でも楽しめる映画」というの子供を連れて来る大人も楽しめなければならないと思います。「80デイズ」は「ディズニー映画」としてもその点をクリアー出来てないと感じられます。

さて、英語についてですが、鑑賞時には字幕だけでなく出来る限り自分の耳でセリフを聞き取るように努めました。私の英語力ではリスニングにも限界がございましても、まあ字幕が暴走するようなことは無かったと思います。「表面的かもしれませんが」と注釈をつけったのは、外国人には理解できなくても英語圏(基本的に白人社会の)の観客には理解できる描写があったかということです。それを理解せずに批判することこそ表面的であると考えたからに他ありません。

少し話題が逸れます。アメリカには文盲が多く、またカンフー映画の客層は黒人とマイノリティーが多いことは存じ上げておりました。しかし、クイーンズイングリッシュがアメリカ人にとって聞き取り辛いものだとは想像できませんでした。そうであればアメリカ人のWASPにとっても同じことですかね。
アメリカでも設定上イギリス英語のセリフを多用した映画やTVドラマは少なくなかったはずですが、それが理解できない人が多いことも現状なのですね。

CoolなJackieというのは、具体的にHow to be Cool?と思ってしましますが、言わんとしていることは分かります。
「80デイズ」でのジャッキーも(大根という意味でなく)相変わらずで何十年も同じ芝居を繰り返されると観ていて辛くなってきます。ニーズに合わせて演技しているのか(アメリカの観客のニーズは変わってきたのですね)万人受けしたいという本人の意向なのかわかりませんが、あればかりではアメリカでも飽きられてしまうでしょう。第一、かなり以前から日本でも飽きられたのは
そのためではないかと思っています。日本人にとってのジャッキーというのは少年時代のヒーローではあっても、数年で卒業するスターであること。それと同様の扱いをアメリカでも受けないよう製作者もジャッキー本人も考えてほしいものです。
少なくともジャッキー本人は色々考えていると思いますが、常に子供の観客まで考慮することは、反面、大人の観客にとって印象が薄くなってしますし、子供も結構敏感なもで、毒気を一切抜けば好きになってくれるわけでもないのです。

「80デイズ」からは完全に話題が逸れますが、アメリカ(に限らず香港以外)で作る武術系のアクション映画って根本的にくっだらないストーリーと脚本ばかりに思えるのです。
ジャッキーに限らず、ジェット、他のマーシャルアーツ系役者の作品も同様です。ジャッキーとジェットのアメリカ進出作品に納得できない要素はアクションが薄くなったからだけでなく、ストーリーとか設定の問題もあると思っております。メリットは金が掛かっているだけで。「誰だコイツ」って脚本家ではなく、売れっ子の脚本家を起用すれば少しは良くなると思いますが、そういったスタッフを起用できないだけでも低く見られているんですかね?もっとも武術などアメリカには無かった文化だから、それをアメリカ人向けに話を作るというのも難しいのでしょうが。
しかし出来ないことはないでしょう。「ラストサムライ」等、異文化をリスペクトした作品も作れるのですから。




良かったですよ [2004年11月14日(日)]

Name:小愛香
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醒龍様、こちらこそ今後とも宜しくお願い申し上げます。
特に「瘋猴」でございますが、もう感動のあまり数人の電話して「この胸のときめき」を伝えざると得ませんでした。
本当にありがとうございました。久しぶりに功夫片に感動する機会となりました。ショウブラザースはほんとに宝の山の予感がいたします。

「瘋猴」のストーリーのみについて言えば、「これからどんな展開になるんだろ?」とサスペンス的な側面で鑑賞した人間は当然いませんよね。むしろ筋立ては簡単にした分、功夫の美学を思う存分堪能することができました。劉家良が自らあそこまで見せてくれること自体でも感動ですし、同時に「役者に厳しい監督」であることが十分理解できました。あそこまでやられてしまっては。ストーリーに見所は無いと書きましたけど、所々のセリフは凝ってたりすることも付け加えておきましょう。

ストーリーと言えば「蟷螂」の最後もとてつもない「どんでん返し」でございましたね。実は主人公の出自が明の家系だったとは皮肉な運命です。

仰る通り、功夫片の要は武術指導のセンスに左右されるわけで、
「動ける役者起用すれば絵になるだろ」といった安易な姿勢では良いアクション(この場合は武道的アクションですが)は創造できないのです。それは多くの功夫片に触れた方でしたらご理解いただけると思います。地元香港でもこの要素をクリアした作品が意外と多くない(特に独立プロ系)のですから、もっと表面上の要素しか見ることができない外国の人間が製作したマーシャルアーツ(普通に武術という意味で)は映画のアクションとして評価することができません。

予告編で見た範囲でわかったのですが「長輩」は家督を継ぐ若い叔母さん、「掌門人」はアメリカにいる師公の娘が武館の嫡子(掌門人)という凝った設定ですね。「掌門人」はイマイチですか。念頭の置いておきます。「長輩」の方ですけど、功夫片好きには興味をそそられる時代設定であることは勿論、チャイナドレスを着て雑魚に一撃喰らわせた後にこちらを見る恵英紅のご尊顔が素敵でした。昔から女性武打星はいらっしゃいました。しかしながら、アンジェラからミシェールまでアクションを売りにする多くの女優さんにフェロモンを感じることはありませんでした。
その点、恵英紅は現在の感性でも十分美人すぎますね。アクションしなくても売れたでしょうに。日本においてショウブラザース作品の公開本数が少なかったからでしょうが、スターとしての恵英紅を知ることができなかったことは遺憾でしたね。独立プロのくっだらない作品をテレビで垂れ流すくらいなら・・・

張徹、楚原と来たところで、孫仲も出して貰いたいものです。
過去を振り返るのは好きではありませんが、ショウブラザースは別格ですよ。従来の武打片には無かった映画的魅力が描かれてるのですから。


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