旧myroom(香港電影的日常 '01/2/17〜'06/1/29)より移転。

 香港映画を中心に語っていますが、基本的には何でもアリです。
 なお日記に記載の内容は、無断転載、転用はお断りいたしております。ご理解下さい。(by fake)

 ・・・・あと、リンクもフリーではないんです。すんませんなぁ。

Re:太極拳 [2004年11月22日(月)]

Name:fake
Email:episodo1@iris.dricas.com
URL:http://myroom.isao.net/room164/0000001000019164

>ショウブラってホントにプライドが高いというか、意地っ
張りな会社なのですね。

 8090年代はそれが首を締めていましたが、ハーベ
ストが売却され、シネマシティ、D&Bが無くなっている
ことを考えれば、彼らの戦略もそれなりに正しかった
のでは?と思えてきます。国家百年の大計を見据えら
れるのが中国人の理想でしょうし。

>それから、太極拳という、守りと攻めが表裏一体の武術
>を「怒り爆発」的なリー映画のプロットに組み込むのに
>無理があったという考察も興味深かったです。

 主人公があそこまで耐えてしまったのでは活劇のカ
タルシスが存在せず、その主人公を動かす動機付けだ
けでバタバタ人が殺されていくのでは、映画としても
太極拳の広布伝播としても失敗と言わざるを得ないで
すね。

>なるほど確かにああいうかたちで太極拳という武術を活
かしきったシンチーは、「わかっている人」なのですね。
>『カンフー・ハッスル』楽しみです。

 既に見た人の中にはCGの使いすぎを指摘する人もい
るようですが、現代の映画ではそれも止む無しです。様
はいかに功夫のマインドを見せられるか?ということ
でしょう。シンチーになら出来る!と期待しています。

CHAKU MASTER [2004年11月22日(月)]

Name:なるこう
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お久しぶりです。
CHAKUってヌンチャクのことみたいなんですね。
「MARTIAL ARTS MAYHEM2」で「CHAKU MASTER(Kung Fu Death Wish)」予告編を見たのですが、そのCHAKUがずっと謎でした。
予告編では李小龍というよりも唐龍サングラスって感じでしたね。
「燃えよドラゴン」のテーマで堂々と戦っておりました。
ただフィリピンだと私が懸念してしまうのが、
「良い武術指導家がいないんじゃないの?」
ってところで、心得のある役者がいたとしても使いこなせてないような印象を受けます。
確かに「Vengeance」(ゴッドフリーのくっつけ映画)
を観たときは大島由加里さんは凄い頑張ってましたけど。
あっその「Vengeance」、高飛、羅鋭、狄威、戚冠軍、胖三、太保と
知ってる顔が次々飛び出してゴッドフリーにしては面白かったんですけど元ネタがさっぱりわからないんですよね。
立て続けにゴッドフリーもいっぱい観てましたが、ほんとうに酷い!
白人忍者ものもあきれ返るばかりでした。
「Serafim Karalexisのパチもん人生」を拝読させて頂きましたが、
やっぱり石天龍もその流れの男だったんですね。
あの映画観たときはこっちが「怒りの鉄拳」だったもんなぁ・・・

最近では「養鬼」が意外と拾い物で悪く無かったですね。
シドニーさんの数少ない主演作でセクシーに頑張ってました。
あと「カンフーハッスル」がいよいよですが、
残酷表現が多いことから評判のあんまり良くないらしい「九品芝麻官白面包青天(広州殺人事件)」、僕はこれ面白かったです。
「覇王拳」は文句無し!って感じさすがジミーさんといった作品でした。

太極拳 [2004年11月22日(月)]

Name:TF
Email:
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特集(4)『太極拳』ショウブラがリーのバッタもんに
走らなかった理由の説明など、面白かったです。ショウ
ブラってホントにプライドが高いというか、意地っ張り
な会社なのですね。
それから、太極拳という、守りと攻めが表裏一体の武術
を「怒り爆発」的なリー映画のプロットに組み込むのに
無理があったという考察も興味深かったです。周星施の
特集のとき、ゴールキーパーという「ディフェンス」の
ポジションにヴィッキーの太極拳をもってきた『少林サ
ッカー』のクライマックスが、いかに周到に計算された
ものであるかを指摘されていましたが、なるほど確かに
ああいうかたちで太極拳という武術を活かしきったシン
チーは、「わかっている人」なのですね。というわけで
『カンフー・ハッスル』楽しみです。

ブルース・リーという名の商売(5)『THE GOLDEN CHAKU/THE GOLDEN KARATE CHAKU』 [2004年11月22日(月)]

ブルース・リーという名の商売(5)『THE GOLDEN CHAKU/THE GOLDEN KARATE CHAKU』製作年度不明(70年代?)、監督不明、主演:Ray Malonso(Bruce Ly)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーこの映画はフィリピンで作られた"ブルースプロイテーション"映画である。フィリピンは東南アジアではインドと並ぶ功夫映画大国で、その歴史も古い。その初期の形態は60年代頃から見られ、日本でも名の知られたトニー・フェラー(『黒龍/激突!ドラゴン稲妻の対決』)などその頃からのスターだ。 "スティックファイター"ローランド・ダンテス(フィリピン・ロケしたチャック・ノリス作品『デルタフォース2』において、ノリスとのアクションが一瞬だが確認出来る)、そのダンテスと人気を二分したラモン・ザモラ、このふたりがフィリピン70年代の功夫の歴史である。他にもロベルト・ゴンザレス、トロバダー・ラモス(『絶招/怒れタイガー必殺空手拳』)、ガブリエル・ロムーロなどが覇権を競った。 フィリピン功夫の監督で最も有名なのはシリオ・H・サンチャゴであろう。欧米の出稼ぎ役者(リチャード・ハリスンとか、あとリチャード・ハリスンとか・笑)を使いグローバル感を演出するのは無論、香港映画界での修行の成果を生かし、手馴れたエンターテイメントを見せた。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー80年代の"アキノ革命"による経済危機で一時凋落した映画産業だったが、90年代には持ち直したといわれている。70年代の最盛期のように年間250本もの製作こそしなくなったが、それでも100本ほどの国内映画製作のほとんどが娯楽作品なのだ。 現在も元彪主演の『怒海威龍』に出演したモンサワー・デル・ロザリオなど、優秀な功夫スターを輩出している国である。 この映画の主演スター・"メイヤー"レイ・マロンゾは、欧米ではブルース・レイ、もしくはレイモンド・キンと呼ばれている。フィリピン功夫界のブルース・リー"そっくりさん"の草分けであり、この『THE GOLDEN CHAKU/THE GOLDEN KARATE CHAKU』の他にも、『CHAKU MASTER』という"ブルースプロイテーション"に主演していることが判明している。ちなみに、"CHAKU"というのはどうやらヌンチャクのことを指すらしい。フィリピン語なんだろうか?気になるところではある。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーフィリピンの空港に降り立つレイ・マロンゾ、バックの音楽は何故か和風だ。ちょっと羅烈に似たタクシーの運ちゃんに捕まり、無理矢理フィリピン観光。やたら愛想のいい羅烈・・・もとい運ちゃん、どこでも行きますよ旦那!ってなことを言っているに違いない。 『精武門/ドラゴン怒りの鉄拳』のOPスタイルに、ブルース・リー・サングラスといういでたちのマロンゾ、俺の行きたいところへ連れて行け!と運ちゃんを一喝。着いた先は生徒全員が"怪鳥音"の練習をしている適度に狂ったスポーツ・ジム。 小型の比産ロン・ジェレミーに案内され、ジムの会長と商談に入った。金は持ってきたか?という会長に、札束の入ったアタッシュケースを渡すマロンゾ。どうやら彼は伝説のゴールデン・チャク、すなわち金のヌンチャクを探しているのだった。 取り出されたのはやたら鎖の長いヌンチャク。ニセモンじゃねぇか!金返せ!当然のことながら怒るマロンゾに、会長は一言"返せませんな"。やがて始まる大乱闘、運ちゃんも加勢に加わった。その間に金持って逃げる会長。ところでマロンゾ、アクションの方は中々である。多分テコンドーやってたんだろうな。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー手下を締め上げ会長の居所を吐かせるマロンゾ。さ、行きますか。運ちゃん商売上手である。 金持って逃げた会長一味、"困ったことになりましたな"、"仕方ありませんな"と、気のない会話を続けている。金は返したくないし、我々もゴールデン・チャク探しますか?という提案にとりあえず乗った。 田舎町でヤクザに絡まれる運ちゃん、『燃えよドラゴン』のサントラ・バックに大暴れ!でも警察にしょっぴかれた。警察で70年のミス・フィリピン(OPクレジットに記載)に助けられ釈放された運ちゃん、帰宅して父親に女神に会ったと話す。ミス・フィリピンはヤクザの娘で・・・・マロンゾはどうした!マロンゾは!と思っていたらマロンゾ登場。理由は不明ながら何故か闘っているぞ。ここでもバック・ミュージックは『燃えよドラゴン』だ。取りあえず敵を蹴散らしたマロンゾ、公園を掃除しているおじさんに運ちゃんの行方を尋ねる。知っているとは思えなかったが、何故かおじさんは知っていた。友達と再会し海で・・・・ヌンチャクはどうした!ヌンチャクは! 行きがかりとはいえ真面目にヌンチャクの行方を追っている会長一味。それに引き換えマロンゾの奴は、運ちゃんの妹エミリーとの許されない恋に身を焦がしていたのだった・・・。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー運ちゃんの父親が何者かに殺され、何の理由もなく真っ先にマロンゾを疑う運ちゃん。奴がやったんだ!苦悩するエミリー。 しかしヌンチャク探すか、せめて会長の行方を追えよ。 いつのまにか知り合いになっているミス・フィリピンとエミリー。苦悩を打ち明けるエミリーをミス・フィリピンが慰めているところへ、会長一味が乗り込んできた。ミス・フィリピンのヤクザな父親が、どうやらヌンチャクを持っているらしい。 仲間割れしていたが闘っているうちに何時の間にか仲良くなるマロンゾと運ちゃん。疑いは晴れたのか? そこへ、助けて!ミス・フィリピンが攫われたの、とエミリーが。三人が駆けつけるとそこにはミス・フィリピンの父親が瀕死で倒れていた。 すまん親父さんを殺したのはワシなんだ。娘を頼む、ヌンチャクも関係してるからさ・・・。映画の全てに整合性をつけるための告白をし、観客を置き去りにしたままミス・フィリピンの親父は死んだ。 ヌンチャクは運ちゃんの親父が埋葬された棺に隠してあった!そこへ押し寄せる会長一味・・・・・もういいっしょ?この映画これ以上書かなくても。 ちなみにではあるが、レイ・マロンゾって誰に似てるかっつーと、ブサイクで色の浅黒い松村雄基という感じ。松村雄基とブルース・リー・・・・判断は皆様にお任せいたします。次回へ
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