怪傑ブロイラー頭巾 [2004年12月12日(日)]

Name:白扇仔
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fake様、早速僕のリクエスト(しかも2つ)に応えていただき誠に有り難うございます。   

『醒拳』『師弟出馬』間に、新義安(僕が読んだ文献では全て“安”だったので)に拉致されて撮影されたものがあるとは初耳でした! 黒社会がらみじゃあスナップとかがあったとしても日の目を見る事は無いでしょうね。  
羅惟プロの最期が自主廃業ではなく、破産して活動停止になった故とゆーのがなんともせつないっす。   
『〔足易〕館』には徐忠信も出てるんですね、ますます期待度アップです。武術指導は黄蝦ですかぁ、『半斤八両』で、スーパーで鶏肉を頭に被って五獣の拳?を披露してた男(さらに、『酔拳』で成龍に半殺しにされた男)は、実はなかなかのやり手だったんですね。  
fake様はこの作品のポスターを御覧になった事ありますか? 主役の二人が挑戦に来た道場の扉を開き『たのもーぅ』と言っている、って感じの絵がゴッツお気に入りなんです。HKMdbで見たのですが、向こうにあるポスター画像はぜーんぶピンボケなのが残念! しかも今年4月あたりから完全会員制になったようで、検索とかが出来なくなって(会員のなり方がわかんない)さらに残念!  
ついでに『賊賍』も読みました。權永文が出ているとは楽しみです。『長輩』では權永文が劉家良(&小候)と闘うですってぇー! “正宗國術”と呼ばれる劉家良がテコンドー(とは限らないか・・)を相手にどう闘うか興味津々です。   

「ラストサムライを嫌いな理由」読みました。結論を読んで顎が喉に突き刺さるほど激しく同意!です。よくぞ仰ってくれました!! 僕はこの作品未見ですが、ジャンル論として禿げしく納得です。 ちなみ?に『パールハーバー』は死んでも見ません! 感想の伝聞のみで見てもいないのに言いますが、CMで「感動しました」とかぬかしとった奴らは何考えとんじゃい? と思います(本当はもっと過激な言葉を使うつもりだったんですが)。

あと、fake様のある書き込みに“リッチ・ビッチ”と書いてあったんですが、僕の大好きなイギー・ポップが率いていたイギー&ザ・ストゥージズの曲に「リッチ・ビッチ」とゆー曲(この曲はさほど好きではない)があるんですが、fake様もイギーを御聴きになるんですか?

Re:梁家仁VS高飛 [2004年12月12日(日)]

Name:fake
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>彼は洪家拳の演舞が得意の様に思えるのですが。

 武術指導によっても左右はされるんでしょうけど、
梁家仁が映画入りした後、彼を指導していたのが劉家
良と戚冠軍だったのも関係しているのかもしれません
ね。

>そうですね。XRAYとはあのホネの事だったんですね。

 これ以外にもいくつかの映画でみたことがあります。
案外『ロミオ』の監督アンジェイ・バートコウィアクは
古い映画を見ていて思いついたのかも。

>何と18本も出ている様です(笑)。これはちょっと出過ぎですね。

 18本も出てますか!その割りに羅維プロ時代のジャッキ
ーと対戦がないのが残念です。


>いえ、fakeさんと同様、英語版なのですが、
>『Cantonen Iron Kung Fu』という英語題と
>なっておりました。このタイトル以降の
>クレジットは全て英語表記なのですが、
>頭の会社とイントロの部分だけ漢字が使われており、
>超力影業公司という会社の出品と出ていました。
>調べてみたのですが、この会社はあまり
>他ではない様なのでこの作品だけなのかも
>知れませんが。

 李超の作品を調べなおしましたが、確かに超力名義は
これだけのようですね。ショウブラから台湾に渡って独
立プロで監督昇進、80年代からはプロデュースも手がけ、
90年代は大陸との合作も作っていますね。90年代いっぱ
いに渡って監督をしていたようですし、案外と長期間活
躍していた事実に驚きました。

更新 [2004年12月12日(日)]

Name:fake
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 12/12日記更新。本日はオールスター映画『七十二
殺星』です。主演は衛小雲、他に陳星、宗華、白鷹など。

『七十二殺星』 [2004年12月12日(日)]

『七十二殺星』'76年製作、監督:林兵、主演:衛小雲ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーこれは一応オールスター映画で、陳星、宗華、白鷹の主役級から、萬山、蔡弘、薛漢、苗天、龍飛、蕭錦などが顔を見せる。一応と断りを入れたのは、台湾物に良くある顔見世興行のような映画だからです。(『追蝋』とかと同じタイプ) メイン悪役の白鷹は別として、冒頭にしか登場しない陳星や、終盤まで姿を現さない宗華のように極端なタイプもいるし、龍飛や苗天もあまり出番は多くない。名前だけ並べると豪華なのだが、この辺を楽しめるかどうかでこの映画の評価も変わるだろう。主演の衛小雲は、このHPでは台湾の"宅麻伸"といった方が通りが良いか。英語名バリー・チャン、晩年は衛子雲という表記の方が多かった。タイトルにある"殺"の文字は、本当は旧字体なんですが、変換不能のため"殺"で表記してあります。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー明朝中期、絶大な権力を有した宦官・白鷹は、独自の暗殺部隊"七十二殺星"を組織。その権力は皇帝をも凌ぐと恐れられた。事を重く見た明朝政府、将軍・薛漢に"七十二殺星"の撲滅を厳命。薛漢は組織に潜入しているスパイと連絡をとりながら、決死の覚悟で望んだ。只ならぬ父の様子を察した娘・魏海敏は、父とスパイの会話を立ち聞きしたことから、父の死を予感するのだった。明朝政府からの使者として白鷹への面会を求めた薛漢、白鷹側もこの日の来る事を予見してか、大巨人・蕭錦と鉄の爪三人衆に薛漢を暗殺させる。 白鷹の組織は得意技によっていくつかの部門別に分かれており、それぞれに小隊長がつく。この小隊長に苗天、蔡弘が扮している。側近の近衛兵といえるのが蕭錦と鉄の爪三人衆だ。 部隊の中での昇進試験が行われ、陳星がそれに挑戦した。捕虜の兵士と闘い、残酷に殺して見せることが昇進の条件である。捕虜の歐陽鐘は果敢に闘うが歯が立たない。隙を見て逃げ出そうと試みた歐陽鐘、思わず潜入中のスパイに合図を送ってしまう。正体のバレたスパイ・衛小雲は歐陽鐘を逃がし、自身も逃亡した。(陳星の登場はここだけ) 白鷹はその卓越した腕を惜しみ、彼の娘・楊秀娟が恋心を抱いていたことを知る。 衛小雲が組織に潜入出来たのは楊秀娟の危機を救ったからで、父の悪行を嘆いていた彼女には、常識人の衛小雲が心の支えであった。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー薛漢の墓前に復讐を誓う衛小雲、あの日コンタクトをとっていたスパイも衛小雲だった。組織のユニフォームを着ていたため魏海敏から仇と間違われるが、当日彼女が聞いた会話を復唱し信用を得る。 町に出たふたりはゴーストキラーと呼ばれる殺し屋が"七十二殺星"への挑戦を表明したことを聞き込む。いったい何者なのか? 侵入口を熟知している衛小雲は白鷹に近づき暗殺を試みるも、発見され魏海敏共々捕らえられてしまう。"七十二殺星"へ挑戦し生き残れば許してやろうという白鷹によって、二人は試されることになった。 棒術軍団、金の鎧をつけた羅漢拳軍団を打ち破って行く二人。この場面は少林寺物の卒業試験のパターンそのままである。 二人のピンチを救ったのは謎の男、彼こそがゴーストキラー・萬山であった。金が目的であるとうそぶく萬山だが、彼にも何かの事情がありそうだ・・・。 多勢に無勢の包囲網を取り敢えず突破、彼らの脱出を陰ながら助ける楊秀娟。「これで貸し借りは無しよ!」衛小雲への恋情を断ち切った楊秀娟は、父の側につくことを宣言。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー体勢を立て直し再び侵入する三人だったが、苗天、蔡弘、そして楊秀娟が立ちふさがる。音や光によって目晦ましをする部屋のトリックを破れない三人は、一旦はその場を逃れた。 萬山の発案で盲目の剣士・龍飛の助けを借りることに。世俗を離れて暮らす龍飛は協力を断るが、龍飛の弟子は以前に衛小雲が助けた歐陽鐘であったことから、三人は視覚に頼らない闘い方を学ぶ。 龍飛も加わり苗天たちを倒したが、楊秀娟は倒せない。その楊秀娟もやはり衛小雲を殺すことは出来ないのだった。「父を許して・・・」愛する人と肉親の間で苦悩する彼女に、皇帝はもはや白鷹を許さないだろうと告げる。 全ての部屋を突破したが今度は蕭錦と鉄の爪三人衆が登場。大巨人・蕭錦の力技と、素早い動きで撹乱する鉄の爪三人衆に歯が立たない。彼らを倒せるのは"獨臂刀"だけだ、彼を探そう!再び離脱して町へと向かう四人。居所の分からない"獨臂刀"を挑発し、龍飛を挑戦者としておびき出す。姿を現した"獨臂刀"宗華、ちゃんとジミー版"獨臂刀"必須アイテムである折れた刀を所持しているのだ。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー鉄の爪を宗華に任せ、大巨人・蕭錦に立ち向かう萬山。「奴は俺が長年追い求めた仇なんだ!」いささか唐突だが、まあ香港・台湾映画では良くあるパターンだ。(笑) 死闘の末に大巨人を断崖絶壁から突き落とし、衛小雲、魏海敏、萬山、龍飛は最終決戦に挑む。 待ち受ける白鷹は一撃で萬山を殺し、続いて龍飛も一撃で倒すのだ。話を引っ張り過ぎたのか本当に一撃で、もう上映時間が残ってないんだと知らされるのだ。 白鷹の魔の手が衛小雲に向いたその時、彼を庇って飛び出したのは楊秀娟だった。「父さん、もう悪事はやめて・・・」自らの手で殺してしまった娘の願いに応える白鷹。甦って立ち上がる蕭錦も白鷹が一撃で倒し、衛小雲に連行されて行く。 オールスター映画にありがちな作りだが、ストーリー自体は決して悪くはない。ただ、話を引っ張りすぎで、そのせいで最後の闘いが一撃だけでついてしまうのは盛り上がらないのだ。 見せ場の連続だが、演出は凡庸で各場面の繋がりが悪くブツ切りの感は否めない。もうちょっと何とかならんかったかなぁ・・・。
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