旧myroom(香港電影的日常 '01/2/17〜'06/1/29)より移転。

 香港映画を中心に語っていますが、基本的には何でもアリです。
 なお日記に記載の内容は、無断転載、転用はお断りいたしております。ご理解下さい。(by fake)

 ・・・・あと、リンクもフリーではないんです。すんませんなぁ。

こんばんは! [2005年01月05日(水)]

Name:なるこう
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>物凄く複雑に作りこむか、全くシンプルに徹しきるかのどっちかだと
その通りですね。
なので、私なんかは時々
「どうしてあんな複雑なストーリーの映画よりこっちのあっさり香港映画の方が面白かったりするのだろう」
とか思ったりしますが、要はどっちにしろ出来てる出来てないかになるんですね。

>陳鴻烈の演出は独自の省略法で、言葉で語るよりも映像でみせるタイプ
おっと、興味深いじゃないすか。
北野武監督みたいっすね。最近の北野さんはどうかと思うところ多いんですけど。

『火拱楓林渡』
ありがとうございます。さっそくHPに反映させて頂きました。

それとすいません、もう1つありました。最近観ました
「悪漢笑撃隊/Mob Busters」これも原題があると思われます。
話は悪くないのですが演出がイマイチでグチャグチャになってました。
ただ数々の役者さんが出てくるのは結構楽しかったかな。

宋錦成は・・・
「燃えよドラゴン」で一番目立っている後ろの人(笑)じゃないでしょうか。
「奇門天書」での彼の動きから殺陣師としてまで素晴らしかったですね。
未だ「水晶拳」がちゃんとソフト化されてないのは残念です(入手は難しくありませんが)。

fakeさん、「あずみ」はご覧になりましたか?
私はあれ、第一印象としてほんとに”昔の真田忍者映画”のテイストを感じました。
チャンバラに対しては厳しい目をお持ちだと思いますので、ご覧になっている場合は是非ご感想伺いたいと思います。

「カンフーハッスル」のfakeさん評については、
先に映画を観てからゆっくり拝見したいと思います。

更新 [2005年01月05日(水)]

Name:fake
Email:episodo1@iris.dricas.com
URL:http://myroom.isao.net/room164/0000001000019164

 本年一発目は『功夫/カンフーハッスル』公開記念と
して周星馳特集。長くなったので1/5,6分に二回に分け
て書いてます。

Re:Happy New Year! [2005年01月05日(水)]

Name:fake
Email:episodo1@iris.dricas.com
URL:http://myroom.isao.net/room164/0000001000019164

>fake師父>
>明けましておめでとうございます。
>本年も変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願いしますm(_ _)m
 
 こちらこそよろしくお願いします。

Re:あけましておめでとうございます! [2005年01月05日(水)]

Name:fake
Email:episodo1@iris.dricas.com
URL:http://myroom.isao.net/room164/0000001000019164

>本年も引き続きよろしくお願いいたします。
>未だネット上のお付き合いだけですが、あっと言う間に長いお付き合いをさせて頂いております。
>もうサイトを始めて7年目になりました。

 今年もよろしくお願いします。他の方にも言ったこ
とがあるのですが、近くだったらすぐ上映会でも開く
のですけどねー。

 なるこうさんは7年目ですか。素晴らしいです。功
夫系HPの老舗としてがんばって下さい。

>私もジャッキーであろうとシンチーであろうとつまんない時はつまんないとハッキリ言うことにしています。

 その通りですね。ファンだからという理由でつまら
ないものまで面白がることは出来ないですよ。

>仰るとおりで、怖いも何も醒めてしまいました。
>最近の和製ホラーもんは評判の良いものが多いだけに(未見ですが)残念な作品でした。

 実際は良い作品が多いのですが、この『着信アリ』は
酷かった。続編が作られているということはヒットしたん
でしょうけど、面白いと思った人が多かったんですかね?(苦笑)

>「ロストメモリーズ」これも付き合い。本当につまんなかったです。

 着想は悪くなかったのですけどね。映画なんだからい
っそのこと日本はナチのように描いていれば良かったん
ですよ。

>私は「セブン」面白かったのですが、ダメでしたか?

 『羊たちの沈黙』と『セブン』は良く出来ていたと思
っていますよ。その後の便乗作品が全部駄目だという意
味だったのです。

>この辺で本当に
>「犯人が誰か最後までわからない」
>ってワクワクするよな作品ってのはなかなかないですよね。

 オチは読めても構わないんですが、そこに至るまでの
展開をもう少し作りこんで欲しいんですよ。『オールド
ボーイ』なんかはオチが読めても面白い典型でした。

>>映画ってこれで良いのだ。
>これに共感しました。まずそれが作れるか否かって重要だと思います。

 私は映画って物凄く複雑に作りこむか、全くシンプル
に徹しきるかのどっちかだと思っているんです。いずれ
にせよ徹底するのは難しいもので、それを出来るかどう
かが鍵ではないかと。

>陳鴻烈が監督してるのにしっかり敵役というのもご自分をわかってらっしゃるというか、彼の監督ぶりは如何でしたか?

 B級なんですが、協利電影らしい作りこみに共感は持
てます。陳鴻烈の演出は独自の省略法で、言葉で語るよ
りも映像でみせるタイプです。

>あとそれと、私もご協力頂きたい例の英語題名→中国原題なんですが、非常に勝手ながらここでも掲載させて頂きたいと思います。

 どうぞ!こういうのはみんなで考えたほうが発見も早
いと思いますし。なるこうさんのタイトルも一覧にして
まとめておきました。

>「不死身の鉄腕28房」は未だ不明なんですよね?

 これはまだ不明です。面白い作品なだけに気になって
いるのですが。

>「DragonFury/Forest at Duel」監督 Chung Kuo Hung 出演 聞江龍 徐楓

 これは『火拱楓林渡』、監督は鐘國衛、武術指導は王永
生となっています。ロビーカードで確認しましたから間違
いないですよ。

>「奇門天書(魔界天書)」を観たのですが、
>これが思いもよらずに功夫たっぷりで非常に楽しめました。
>また改めて宋錦成の武術家・殺陣師としての実力も思い知らされました。

 これは面白い映画でしたね。荘泉利は少ない出演作
のほとんどが良く出来ていて、彼がスターに成り得な
かったのは返す返すも残念でなりません。

 実は私もこの作品で宋錦成の実力に注目したんです。
それまでは良く見る顔だなーくらいにしか思っていな
かったんですが。

>こちらでは「カンフーハッスル」人気、だと思われるのですが
>映画館とスーパーが一緒になっているジャスコに入ることさえ出来ませんでした。

 実は昨日観てきて感動したので今月は急遽シンチー
特集を組むことを決意しました。個別に作品は取り上
げたことなかったので、今から改めて作品を観直そう
と思っています。とりあえず『カンフーハッスル』から
書きますか。(笑)

Re:教えてください [2005年01月05日(水)]

Name:fake
Email:episodo1@iris.dricas.com
URL:http://myroom.isao.net/room164/0000001000019164

 定期的に中文タイトルの判らない作品をアップして
います。以下の作品の中で中国題をご存知の方がいら
っしゃいましたらお教え下さい。

 Bolo-The Brute 03/10/7日記 楊斯
 Enter the Panther 何宗道
 Great Hero/Magunam Fist 何宗道
 Treasure of BL(Bruce Lee)/Kung Fu Street Fighter/
 King Boxer2 01/9/26日記 呂古龍
 Duel Flying Kicks 01/6/20 譚道良
 Unbeaten28 孟飛
 18 Weapons of Kung Fu 李藝
 Way of the Black Dragon 黄家達 ロン・ヴァン・クリーフ
 Invinsible from Hell 韓国モノ Master Lee? (IFD Film)
 Tiger Man 04/10/5 王道 アメリカ・ロケ 怪作!
 Ninja VS Bruce Lee/Cocord of Bruce
/My Name Called Bruce 呂小龍 やっぱり再編集もの!

 The Close Kung Fu Encounter 海外の資料には李藝民
作品とされていますが、彼は出ていません。主演は高強、韓
国映画です。悪役に黄仁植が出ていて凄いアクションを見せ
てます。

 Strike of Thunder Kick Tiger カサノヴァ・ウォン香
港ロケしているけど韓国ものか?

 「Crack Shadow Boxers」監督Wen Yao Hua 出演 谷峰 韓國材
 「Killer of Snake, Fox of Shaolin」監督 文華 出演 黄家達(カーター・ウォン)
 「Blood of Dragon Peril」恐らく韓国製作。
 「Vengeance」ゴッドフリーなので無いかも・・・
こんなところです。

ありがとうございます [2005年01月05日(水)]

Name:なるこう
Email:
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醒龍さん、はじめまして!
そしてさっそくの情報提供有難うございます。
「少林寺秘伝拳」は「張三豐獨闖少林」というのですね。
主演がいるようないないような団体ものでしたね。

あっこれが「イーグルマスター決死拳」なのかぁ。
仰るとおりTV放映するにしても今ひとつですね。
「飛竜カンフー」の方がマシです。

HPに反映させて頂きます!
また何かございましたらよろしくどうぞお願いします。

Re:あけましておめでとうございます! [2005年01月05日(水)]

Name:醒龍
Email:awaken_dragon@infoseek.to
URL:

>なるこうさん
はじめまして。最近になりましてこちらにお邪魔して
おります香港映画ファンの醒龍と申します。
(と言っても主に70年代がメインですが・・・)

いきなりで申し訳ありませんが、不明の中国原題について
いくつか分かりますのでこちらに書かせていただきます。
>「少林寺秘伝拳」←TV放映題。出演 上官霊鳳
これは『張三豐獨闖少林』です。どこかのサイトで
ポスターを見た覚えがあります。
主演の俳優がレアですが(笑)面白かったですね。

>「Eagle Fist」監督 Cheng Chai Ying 出演 威冠軍
これは、『穴門鷹爪』(イーグルマスター決死拳)ですね。
上の秘伝拳に比べると戚冠軍主演ですが内容的には今一つでしたね。

この2本は昔テレビでやっていた作品で丁度覚えていたので
すぐ分りました。

もしかしたら他にもいくつか判明するものがあるかも
知れませんが今日はこの辺で失礼致します。

周星馳(1)『功夫/カンフーハッスル』 [2005年01月05日(水)]

周星馳(1)『功夫/カンフーハッスル』'04年製作、監督、主演:周星馳ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー今回は『功夫/カンフーハッスル』公開記念、周星馳特集です。今回は作品個別に取り上げたいので、周星馳その人につきましては前回の特集を参考にして下さい。第一回は現在公開中の『功夫/カンフーハッスル』を取り上げますが、当然ネタバレありです。では『功夫/カンフーハッスル』をより"ハッスル"するための小ネタ集、お楽しみ下さい。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「時代設定」1940年代とある。当時の中国は日本軍の占領下にあるはずだがその影は見えない。そろそろ毛沢東率いる共産党の力が増してくる(共産党による整風運動の開始は1942年)頃であるが、この影も見えない。国共内戦(1945〜49)に敗れた国民党が台湾に逃れるのもこの時期なのだ。映画のイメージは時期を特定するものではなく、馬永貞の活躍した1877,8年頃から、杜月笙らが暗躍した1920〜1940年代の上海のトータルイメージであろう。どちらかというとTV『上海灘』に近いもので、これはあくまで周星馳の脳内"上海"なのだ。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「斧頭会」実在したギャング団だが、彼らが活躍したのは馬永貞の時代。ショウブラ、特に初期の張徹作品では彼らがよく登場する。張徹映画においては、主人公に襲い掛かる社会の理不尽の象徴として斧を携えた黒服の男達は存在している。当時の香港映画界では、多数の武師を同時に登場させてアクションシーンを撮影できるのはショウブラしかなく、ショウブラはその威容を証明するためにこういったシーンを色々な映画で撮った。したがってこの黒服の男達はショウブラ映画の象徴でもあるのだ。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「猪籠城寨」字幕では"豚小屋砦"。70年代くらいまでは存在していたボロアパートの象徴だ。広東語映画を復活させた『七十二家房客』が元ネタといわれているが、そもそも『七十二家房客』は53年の名作広東語映画『危樓春暁』を下敷きにしている。この『危樓春暁』は少年時代のブルース・リーの出演作であることは忘れてはならない。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「馬永貞」周星馳と林子聰が上海にやってくる場面は張徹版『馬永貞』と『仇連環』のイメージ。撮影当初に発表されたバイクにまたがる周星馳のスチールは、まったく『仇連環』の陳觀泰そのままで、この場面が実際に撮影されて使われなかったものか、ただのスチールであったのかは不明。当初、陳觀泰にも出演依頼していたという噂もあるし、この映画が『仇連環』を意識していたのは間違いない。もちろん敵役の斧頭会と闘う場面は『馬永貞』『仇連環』へのオマージュ。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「達人」豚小屋砦に隠れ住む達人が斧頭会に立ち上がる場面は、この映画最初の名場面。十二路譚腿の行宇は『少林足球/少林サッカー』のパロディ『武林足球』に出演していたこともある。実は本物の少林僧なのだ。五郎八卦棍の董志華は張徹最晩年の「長河」時代のスター。杜月笙もの『大上海1937』でデヴューしているが、まさにこの映画こそ『功夫/カンフーハッスル』が描いた時代の上海だ。洪家拳の趙志凌は日本における第二次功夫ブーム世代(俗に言うジャッキー世代)にはお馴染みの人。実は林世榮の弟子で黄飛鴻直系の本物・洪家拳使い。兄・趙威は戚冠軍の師匠にして香港に黄飛鴻の技を伝える名門武館の館長。彼が洪拳鐵環を装着する場面に感涙した人も多いのでは?ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「洪金寶」全体の武術指導は袁和平だが、上の名場面の武術指導はサモハン。だからこの場面のみアクションのトーンが違うのだ。ふたりの武術指導観の違いが良く分かりますね。サモハンの降板理由は残念ながら周星馳との意見の相違によるもの。まあ、ふたりとも"お殿様"ですから。しかしこの場面を見る限り全編サモハンによる指導も見てみたかった。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「大家さん」大家夫婦を演じているのは元華と元秋(=甘家鳳)の七小福コンビ。さすがに同じ釜の飯を食っただけあって、実際に何年も夫婦であったかのような佇まいだ。ちなみに二人の役名は"楊過"と"小龍女"。いわずとしれた金庸原作『神G侠侶』の主人公。劇中、"長い間の戦乱を乗り越えて"というようなセリフがありますが、彼らの話は1200年代のこと。いったい何年生きとんねん!と突っ込みを入れてやりましょう。飄々とした元華の芸風はTV『男人四十打功夫』で開花したもの。元秋は『龍争虎鬥精武魂』で仕事した魯俊谷と結婚、引退。早くに引退したのであまり映画には出ていないが、食えないジャッキーに仕事を世話したりもした。学院時代そんな姐さんの風呂を覗いたジャッキーは・・・いや、昔は美人だったのですよ、この人。撮影のために15キロも体重を増やしたそーです。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー『功夫/カンフーハッスル』の項つづく
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