旧myroom(香港電影的日常 '01/2/17〜'06/1/29)より移転。

 香港映画を中心に語っていますが、基本的には何でもアリです。
 なお日記に記載の内容は、無断転載、転用はお断りいたしております。ご理解下さい。(by fake)

 ・・・・あと、リンクもフリーではないんです。すんませんなぁ。

Re:おめでとうデカプー!(笑) [2005年01月20日(木)]

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>カンヌでの受賞が自らの首を締めちゃった感じですかね。
>次回作はブーイング必至かも。

 彼を支持していた層が民主党支持の中間階級だけ
でなく、労働者階級もいただけにキツイかも知れま
せんね。

>私は今まで、審査員みんなが反対したのに、イーストウッドが強く推したという説を信じていたのですが、その逆で、イーストウッドは、反対だったというんですねぇ・・・。

 そうですか!私もそう思っていましたよ。

>「たられば」の話ですが、「パルプ」がグランプリ獲らなきゃ、もしかすると、「華氏911」も獲らなかったというわけで、イーストウッドはこれを危惧していたのでは・・・(笑)。
>真偽はわからんですけどね。

 では『オールドボーイ』もなかったということになりま
すね。

>私がレビイ氏を認識したのは、トム・ハンクスの出世作「スプラッシュ」における、海洋学者からです。

 セカンドシティからの連れジョン・キャンディと一緒で
したね。(涙)

 レヴィ初登場はチェビー・チェイスの『ホリデーロード40
00キロ』でしたね。注文と全く違う上に悪趣味な色のリム
ジンを、明らかに嫌がっているチェビーにさも当然そうに
売りつけるセールスマンという役柄でした。これは鮮烈で
したね。
 70年代からのSNLウォッチャーにとって、セカンドシティ
出身者とランプーン出身者もチェックするのが当然の仕事
だと、当時は思い込んでいましたから。でも念願のSNLが毎
週見れる環境にある現在、かえってそこまでの情熱が無く
なってしまったのは、単に老いてしまったからなのでしょ
うかねぇ・・・。

>この辺に触れたく、
>昨日、シンチー知名度アップで最近入荷したと思われるビデオで
>「ファイト バック・トゥ・スクール」を借りてきました。
>鑑賞したら、ひとこと感想カキコミたちと思います。

 実は本日は↑の作品です。感想もお待ちしておりますよ。

>さてGG賞。
>ジアッマティ氏、残念・・・。オスカー厳しくなったかなあ。
>ミリダラならぬアミダラの助演賞もサプライズなんですが(笑)。

 ちょっとオスカーは遠のきそうですね。最近ヘイデン
・クリステンセン主演の『ニュースの天才』を見ました。
内容にはまだ触れないようにしておきますが、ヘイデン
が意外と演技が旨いのにびっくり!あれはルーカスの演
出が悪かったんやなぁ、と思うことにしました。(笑)

更新 [2005年01月20日(木)]

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 1/20日記更新。本日は、周星馳特集第五弾『逃學威
龍/ファイト・バック・トゥ・スクール』です。

周星馳(5)『逃學威龍/ファイト・バック・トゥ・スクール』 [2005年01月20日(木)]

周星馳(5)『逃學威龍/ファイト・バック・トゥ・スクール』'91年製作、監督:陳嘉上、主演:周星馳ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー全てはロドニー・デンジャーフィールドから始まった。このマニアックな老コメディアンが、突然ブレイクしたのは86年のこと。大金持ちが大学に入ってキャンパス・ライフをやり直すコメディ『バック・トゥ・スクール』は、80年代後半のコメディシーンに立場の逆転する"入れ替え"コメディというジャンルを現出させた。 このジャンルの代表作で最も有名なものは、永遠に子供のような大人スティーブン・スピルバーグを兄に持つ妹、アン・スピルバーグが脚本を書いた『ビッグ』である。とある魔術により突然大人になってしまった少年の経験するストーリーは、少年の感性で大人を批判すると同時に、いつかは通らなければならない大人への通過儀礼をも描くという手法を確立。この"入れ替え"コメディは、ジャッジ・ラインホルドが父親と入れ替わる『バイス・バーサ』など同工異曲の作品を多量に生んだが、その真打として登場したのが、大人の生活が高校生と入れ替わるジョン・クライヤー主演の『ウォンテッド・ハイスクール』であった。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーージョン・クライヤー、我々ジョン・ヒューズ世代には忘れられないこの俳優にとって、唯一の主演ヒット作品である『ウォンテッド・ハイスクール』は、マフィアに追われた証券マンが、高校に生徒として逃げ込み身を隠すというストーリーだ。学生生活をやり直し帰ってこない青春を取り戻すという縦軸に、マフィアとの追っかけというサスペンスを横軸として絡め、大人が高校生になることで巻き起こる笑いを散りばめた傑作なのだ。 これがアメリカで大ヒットした。これに触発されて製作されたTVシリーズが、日本では若き日のジョニー・デップが出演していたことでのみ知られている『21 Jump Street/ハイスクール・コップ』である。87〜92年に渡って放送されたこのシリーズは、タイトルからもお分かりの通り、高校に潜入する警官を主人公にしたストーリーだったのだ。 この『21 Jump Street/ハイスクール・コップ』の設定は、日本を除く他の国ではウケたのである。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー香港とて例外ではない。周星馳が盗まれた拳銃を探して、学園に高校生として潜入する『逃學威龍/ファイト・バック・トゥ・スクール』は、この設定の延長線上に存在していたものだ。更に付け加えるならば、これが"入れ替え"コメディの後継者である証として、同ジャンルのパイオニアである『バック・トゥ・スクール』を英語タイトルに冠せていることでも明白であろう。この『逃學威龍/ファイト・バック・トゥ・スクール』は91年度の香港興収第一位になる大ヒットを記録。香港人はこの設定をいたく気に入ったらしく、更なる同工異曲の作品を生み出すまでにいたった。『逃學威龍』自体がシリーズ化され三作まで作られたし、郭富城(アーロン・クォック)が同じ設定の中活躍する『逃學英雄傳』、林志穎(ジミー・リン)の『逃學外傳』、金城武の『逃學戰警/危険な天使たち』、タイムスリップものとゲームキャラを合体させた『超級學校覇王』など、全て『逃學威龍』の影響下にある。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー『逃學威龍/ファイト・バック・トゥ・スクール』は『賭聖』ブレイクの翌年の作品だ。"どうせあんなものはすぐ消える・・・・"実際、周星馳には業界関係者のほとんどがそう思ったという。『賭聖』シリーズは周潤發的世界のパロディであったし、続いて登場した『無敵幸運星』『整蠱専家』『龍的傳人』『新精武門一九九一』などは、コメディアン周星馳の鋳型の方に作品を合わせたものである。そんな中で登場した『逃學威龍』は、俳優としての周星馳の可能性を広げたと共に、"今(90年代当時の香港)"の観客が望む形の新しいスターを誕生させた記念碑的作品であった。 端から"従来の周星馳作品にはしない"という決意のもとに監督を引き受けた陳嘉上は、きちんとしたドラマの上に喜劇的状況を持ち込み、ギャグはあくまでシチュエーションの中で展開するように抑えたのである。それによって無厘頭的なギャグが暴走することもなく、時にシリアスな感情表現から唐突にギャグに持ち込むという、もうひとつの周星馳スタイルが確立された。この系譜は後に『濟公/マッドモンク』『審死官』『喜劇之王/喜劇王』『功夫/カンフーハッスル』などに継承される。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー『逃學威龍』は他の作品のように香港ローカルなパロディや、言葉遊びなどに頼っていない分、もっと早い段階で日本に紹介して欲しかった作品だ。正直に言って、『濟公/マッドモンク』や『西遊記第壹百零壹回之月光寶盒/西遊記大結局之仙履奇縁/チャイニーズオデッセイPart1月光の恋, 同Part2永遠の恋』を劇場公開するならば、『逃學威龍』や武侠片としてのバランスも優れた『鹿鼎記/ロイヤルトランプ』を公開して欲しいと、当時の周星馳ファンは皆思っていたものだ。 『逃學威龍』はその設定そのものが『ウォンテッド・ハイスクール』と『21 Jump Street/ハイスクール・コップ』をパクっていることもあってか、他のパロディなどはあまり見られないのだが、校則だらけの学校を刑務所に見立てたパロディは、周潤發の『監獄風雲/プリズン・オン・ファイヤー』からであることは押さえておきたい。ちなみにだが、日本版は見ていないため不明なのですが、呉孟達の役名が曹達華であることは付け加えておきます。(次回へ)
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