Alternate version of HK movies [2005年02月03日(木)]

Name:kingking
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もうご存じかもしれませんが。ASIANDVDGUIDEの香港映画別バージョンスレッドです。もしかしたら役に立つ情報もあるかも?

Re:更新 [2005年02月03日(木)]

Name:kingking
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> 面白いことは面白いんだけど、後になんにも残らない
>んですよ。

そうですね。僕の場合、何も感じないことがよくあるし、作り手の演出のベタベタさにイライラしたりします。何も感じなかったりってのはやっぱもったいないですから。
だったら好きな作品をなんどでも見るっていう(笑

演出で萎えたっていう最近の大当たりは「新警察故事」。
ま、見てください。良くも悪くもジャッキー映画です。

> 作品自体は悪いものではありませんからね。それこそ
>家族で楽しめる映画なんだし。

僕は好きです、この作品。あんな感じでハリウッドで活躍してくれるのは大歓迎だったんですが本人があきらめましたね(笑)。
ただ新警察故事のような作品が今後も作られると思うと僕は寂しいっす。新作「神話」もどなるかわかんないですがあまり期待はしてないです。

> アメリカも判り易い英語で作れば良かったんですよ。昔
>ケビン・コスナーが『ロビンフッド』を作った時、そこ
>ら辺の兄ちゃんが喋るような英語で作って批評家にボロク
>ソに言われたことがあるんです。でも若い観客はこれを支
>持したため、最近でも『トロイ』とか『アレキサンダー』と
>か判り易い英語で作っているものは一杯あるんです。

そうですか、早すぎたんでしょうね。でもその感覚は嫌いじゃないですね。面白いと思います。でも『トロイ』も『アレキサンダー』も見たくない(笑

そういや、グラナダ版シャーロックホームズの冒険DVD再発されましたけど購入しました?あれ画質向上してんのかなぁ?



Re:更新 [2005年02月03日(木)]

Name:fake
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>Fakeさん レビューありがとうございました。
>ハリウッド映画は「作品」でなく「製品」ってのは全くもって同感。
>最近はほとんどの大作やらのハリウッド映画を見なくなってしまいました。

 面白いことは面白いんだけど、後になんにも残らない
んですよ。

>80デイズですがドイツでは好成績だったそうですね。ヨーロッパでも特にドイツでの人気は根強いですね。日本の石丸さんのようにドイツのジャッキーの吹き替えも人気があるみたいでジャッキードイツ語吹き替え専門のHPなんかもあったりしました(今はあるかどうか不明です)

 作品自体は悪いものではありませんからね。それこそ
家族で楽しめる映画なんだし。

 アメリカも判り易い英語で作れば良かったんですよ。昔
ケビン・コスナーが『ロビンフッド』を作った時、そこ
ら辺の兄ちゃんが喋るような英語で作って批評家にボロク
ソに言われたことがあるんです。でも若い観客はこれを支
持したため、最近でも『トロイ』とか『アレキサンダー』と
か判り易い英語で作っているものは一杯あるんです。

 天下のディズニーともあろう所がこんな単純ミスを犯す
なんて・・・。つまらんところにリアリズムなんか必要な
いことぐらい分かってそうですけどねぇ。

>さて、うちでも紹介しますか^^

 ありがとうございます。

Re:こんにちは! [2005年02月03日(木)]

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>fakeさん みなさん こんにちは。
>書き込み遅れましたが今年もよろしくお願いします(^^
>相変わらずの深い考察に脱帽っす。
>今年も広く深いレビューを財産として残してくださいな。

 よろしく!

 昨年末はちょっと色々ありまして遅くなりましたが『80
デイズ』本日アップしておきました。

>PS
>日記の映画タイトルに英語タイトルつける予定ないですか?
>あると凄く便利なんですけど。

 英語ですか!(汗)

 記憶の管理が全部漢字タイトルなものでいっつもこれに
泣かされています。(笑)

 ま、ボチボチでしたら善処致しますです。

Re:更新 [2005年02月03日(木)]

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Fakeさん レビューありがとうございました。
ハリウッド映画は「作品」でなく「製品」ってのは全くもって同感。
最近はほとんどの大作やらのハリウッド映画を見なくなってしまいました。

80デイズですがドイツでは好成績だったそうですね。ヨーロッパでも特にドイツでの人気は根強いですね。日本の石丸さんのようにドイツのジャッキーの吹き替えも人気があるみたいでジャッキードイツ語吹き替え専門のHPなんかもあったりしました(今はあるかどうか不明です)

さて、うちでも紹介しますか^^




Re:仕立屋に挑む元仕立屋暗殺者 [2005年02月03日(木)]

Name:fake
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>fake様こんにちわ。
>今年初の書き込みが2月になってしまいました。遅ればせながら、今年も相手してやって下さいませ、宜しくお願いします。  

 はい、よろしくお願いします!

>ワイヤー嫌いを常々公言している僕ですが、成龍、李連杰、甄子丹といった実力派武打星がやるのは賛成しかねますが

 もう昔ながらの作品の方が少なくなってくると思い
ます。たとえば『マッハ』のトニー・ジャーは素晴ら
しいですが、彼の動きは功夫ではありません。今度ジ
ャッキーの映画に出るという噂もありますが、たとえ
武術指導で矯正しても、彼に功夫の動きが出来る訳で
はないでしょう。中国の武術(うーしゅ)系の人間でも
同じことですよ。

 私もワイヤーは嫌いですが、劉家良(68ですよ)のよ
うな武術指導家がいなくなった時点で、完全に消滅す
るのではないでしょうか? 

>やっぱり香港映画だけあって人間をCG化するのは極力抑え、『馬鶏X・痢』の「ネオの百人(スミス)組手」のパロディらしい数十人のギャングが空を舞うシーンも、全て本物の人間だったのではないでしょうか? 

 『マトリックス』というより武侠漫画の視覚的イメ
ージではないでしょうか?
   
>やはり、ストーリーについては、シンが覚醒に至る過程を僕でもスンナリわかるよーに描いて欲しかった。

 覚醒とストーリーに繋がりがないのはこの映画の欠
点ですよ。

 覚醒はあくまで肉体的な問題で、コブラの毒、梁小
龍のパンチで血脈が開いて覚醒するものです。

 だから達人や大家は全然関係なくって、それよりも
自分の精神面での成長が最後に大家側へと加担させる
だけです。しかしこれでは映画としてうまくはありま
せんね。 

>あと些細な点では、眼鏡のサラリーマンのくだりと、サッカーのシーンをカットし、冒頭の警察署のシーンと斧頭会のダンス・シーンを半分の長さにして、その分の時間をラストバトルにあてて欲しかった。やっぱり主役の星哥の活躍をもっと見たかったっすよ。

 如来神掌は覚醒を成立させるキーワードですが、こ
の無敵の秘伝では一発で終わりになってしまうとい展
開にならざるを得ないんです。

 ギャグとしても中途半端なのでサラリーマンとかい
らないのは確かですね。警察署の場面は時代感を出す
ためには必要でしょう。

 もの凄いボルテージの割りに細部が雑な映画なのは
惜しいと思います。

>蝶は覚醒して百年に一人の達人に生まれ変わったシンを象徴しているのではないか。なのですが、そんな単純なもんじゃあないと思うのです。

 私はそう解釈しましたけど・・・。

>も一つ気になるのは袁祥仁は子供を騙すただのペテン師なのか、実は達人なのかどうか、です。『武状元蘇乞兒』を見た人(僕)なら、実は達人で本当に素質の有る子に声をかけている。と考えちゃうでしょうね、実際シンは達人になったわけだし。 fake様はどう思われますか?

 どっちでも良いのではないでしょうか。彼は偽者だ
が売っている秘伝書は本物だった、という解釈も含め
て、どっちでも良いのではないかと思っています。こ
こは決め付けずに含みを持たせた方が作品解釈の幅は
広がっていいと思います。

>アイス売りの娘とのくだりではボロボロ泣いてしまい、2度目の鑑賞では食い逃げのシーンから泣いてしまいました。ラストは渦巻きキャンディー屋になったシンだったんで、続編は作らないで欲しいを感じました。

 でも従来の周星馳ならもうひとエピソードあっても
いいところですよね。せめて彼女もあのアパートに住
んでいて組長が目をつけるくらいのものは。

 自分も続編には反対です。全ての映画は一本で完結
するべきだと思っています。

>本作は何かと『少林足球』と比較され、雲泥の差とか評されてますが、僕としては、僅差で負けたかなとゆー評価です。

 本当の意味の比較ならともかく、結局好き嫌いを語っ
ているだけなんですよね。そのくせ『サッカー』派はとか、
『カンフー』派はとか言っているのはどうかと。

 作品としての完成度なら『少林サッカー』の方が断然
上でしょう。でも好き嫌いなら私も『カンフーハッスル』
を支持します。これは比較ではないんですよ。単に嗜好の
問題。

>ワイヤーやCGを多用しているとはいえ、星哥が満を持して作り上げた武打片ですもの。欠点はありますがヒジョーーーに!(←もちろん財津一郎ふうに)楽しめました!!  

 ↑これが一番じゃないですか?

>僕も同感です。三達人が手合わせするシーン(の、とくにラスト)にはグッと来ましたが、あそこはサモハンっぽい気がしたんですが、やっぱ袁和平ですかねぇ?

 最初の場面のみとのことですので後は袁和平なんで
しょうね。私はサモの方が良かったけれども、これも
好き嫌いでしょう。

>ハナからシーン別に武術指導家を分けて使うとは考えなかったのかなぁ? 

 それはないでしょうね。トラブルの元ですよ。

>馮克安が仕立て屋に現れて布地を広げた時、『勇者無懼』の時と逆の展開になったら・・・と一瞬期待してしまったのは僕だけでしょう。

 私も一瞬連想しましたよ!

>あと、古琴波動拳のシーンで、何で譚腿人足は活躍させず殺したのかがちょっと不満です。彼だけ武器やプロテクター的なものを使わない人だったからかな?

 ストーリー上三人とも殺してしまうことになっていた
から、天地殘の強さを見せるためにでしょうね。
 逆説的にではありますが、それだったら彼らはそもそ
もいらなかったとも言えるんです。しかしそれだとこの
映画の魅力は半減してしまうんですけど。

>せっかく彼のアクションをスクリーンで見られるのに、彼らしくない動作がちょっと残念。元華との絡みって初だったんすか?!

 初だったかどうかは定かではありませんが、ちょっと
思いつかないところを見るとレアな顔合わせでしようね。
まあ21世紀にスクリーンで見ることになるとは思わなか
ったのは確かですよ。

>それにしても、その衣装なのにズボンのすそをくびって(タイトルロゴのイラストはくびっている)ないのはどーしてなんでしょうね。 時代考証的に敢えてやらなかったと推理していますが。

 ここはいただけませんねぇ。(苦笑)
 『危機』と『ドラ道』は結んでないから・・・というこ
とで許してやりますか!

>やっぱりとゆーか、最後の鼻にさわるところで笑う客はいましたが、手の骨を鳴らすところの前から笑う客はいなかったよーです。

 こっちでも劇場で笑っていたのは私ひとりでしたよ。

>この部分大感動しました!! 是非星哥本人に聞かせたいもんです。こんなに完璧に理解している外国人がいたのか! と感激し、熱い抱擁は間違いないでしょう。

 でもそこがこの映画の肝な訳だから。

>ここ大ウケしちゃいました。敵役にとどめを刺さないのも本作のスンバラCとこだと思います。

 構図が似ていたでしょ?でもあんまり周星馳の映画で
胡金銓の影響って見ていないから言明は避けたんです。

>そーゆえばあの花のよーな武器は実在するんでしょうか? 『図説 中国武術史』にも載ってないし、初めて見るんで。

 暗器は存在してもおかしくないし、存在しなくてもお
かしくないです。私も全く同じ物は見たことありません
ね。

>それでは再見。

 そうそう、トニー劉永はやっぱりまだ役者やってまし
たよ。最近脇役ながら新作が発表されてました。

更新 [2005年02月03日(木)]

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 2/3日記更新。本日は、KingKimgさん昨年からお約
束しておきながら遅くなりました。アメリカにおける
『80デイズ』です。

こんにちは! [2005年02月03日(木)]

Name:kingking
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fakeさん みなさん こんにちは。
書き込み遅れましたが今年もよろしくお願いします(^^

相変わらずの深い考察に脱帽っす。
今年も広く深いレビューを財産として残してくださいな。

PS
日記の映画タイトルに英語タイトルつける予定ないですか?
あると凄く便利なんですけど。

『AROUND THE WORLD IN 80 DAYS/80 デイズ』 [2005年02月03日(木)]

『AROUND THE WORLD IN 80 DAYS/80 デイズ』'04年製作、監督:FRANK CORACHI、主演:成龍ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー『80 デイズ』は、ことアメリカ国内の興行においては完全に失敗であった。もちろん、世界公開での興收や、DVDなどのセールスなどで、最終的には120億といわれる総制作費は回収できるであろう。 この映画がアメリカ国内で失敗した最大の要因は言語の問題にある。世界一の大国・アメリカは、大国であるがゆえに貧富の差や教育レベルに、日本人が考えている以上の格差が存在する。それに加えて移民で成立した国でもあるため、文化・風習・宗教などの違いも存在し、民族的断層が昔から問題として存在してきた。 民族的な断層ならばまだ日本人にも理解しやすいのだが、ここ20年の白人種間に広がる階級的断層は、今やアメリカそのものの在り方すら根底から揺るがそうとしているのだ。それは同じ白人種間にすら存在する断裂である。この国で平均を求めることは非常に困難であるのだが、昨今のハリウッド映画はそれだけを追い求めている。実際そんなものは存在しない砂上の楼閣なのだ。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーージャッキーのアメリカでの人気たるや、過去のアジア人スターの中では最も成功した人間であると断言しても良い。"「影響力という点は別にして、映画人としてはブルース・リーを超えている」(←これ生前のブランドン・リーの言葉です)" 彼の凄さは、人種・世代・性別の区別なく人気を獲得したことで、これは本当に素晴らしいことである。 だが、これが映画製作者たちに製作の方向性を誤らせる結果になってしまった。それが最も顕著に表れたのが『80 デイズ』ということになる。ファミリー向けとして、誰にでも喜ばれる映画として企画されたはずの『80 デイズ』だが、ほんのちょっとした匙加減の差が、失敗の要因に結びついてしまうのだから恐ろしい。 一番の問題は先述した言語だ。ロンドンを皮切りに世界一周をするという内容は、おのずと各国の言語が飛び交うことは避けられないが、19世紀イギリスのクィーンズ・イングリッシュをきちんと発音しても、アメリカの子供には何を言っているのかは判らない。 子供だけではない。アメリカ以外の外国に全く関心のない南部の人や、ニューヨークの下町育ちのアメリカ人にとって、クィーンズ・イングリッシュは別の言語なのだ。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーアメリカで功夫映画を支えてきたのは黒人、スパニッシュ、プエルトリカン、次いでインド系の人たちだ。そこへ無学で貧しい白人層が加わり始めたのは、チャック・ノリスら白人マーシャル・アーツ・スターの功績による。彼らアメリカ最下層ともいえるホワイト・トラッシュは、黒人種よりもマイノリティで、スパニッシュよりも貧しく、知的なインド系移民とは比べ物にならないほど無学で、更には文盲であったりする。 あたりまえのことだが、彼らだけがアメリカにおける功夫ファンなのではない。彼らはコアなファンではあるが、中流階級以上のファンも存在し、むしろジャッキーにはこちらのファンの方が多いくらいではある。 それでもやはり『80 デイズ』のやり方は失敗だった。子供のファンを劇場に呼ばねば大ヒットには結びつかないが、彼らには難しすぎる英語、中国フッテージでは字幕で処理されるのも更なる問題である。やはり子供には読めないし、下層階級の文盲の多さはアメリカにとって深刻な事態であることを忘れた訳でもあるまい。56年版の映画はもっと判り易い英語で喋るよう統一されていたもんですよ。 取り込まなければいけないはずの子供とコアなファンを一番置き去りにし、かといってこの手の映画に興味がない大人のファンに向けた作りになっている訳でもない。これでは(興行的な意味において)完全な失敗作の誹りは免れられない。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー『80 デイズ』の失敗は、今のハリウッド映画の抱える問題点を包括してしまった点にある。ハリウッド映画はもはや"製品"であり、作家の"作品"ではないのだが、たとえ"製品"であっても、売るためには市場を分析し、誰に向けてどのような"製品"を販売すれば売れるのか?という、基本的な商業原則を見誤ってしまった。 日本人には不評な『ラッシュアワー』シリーズであるが、このシリーズがアメリカにおけるジャッキー最大のヒット作である事実は見逃せない。答えは単純にして明快、『RH』シリーズはハッキリとしたターゲットの観客を持ち、その線に沿って映画が作られているだけのことなのだ。メイン・ターゲットを功夫映画一番の贔屓客である黒人層に絞り、ある程度子供の観客を切り捨てる。たったこれだけのことである。 幅広い人気を獲得し得たジャッキーだからこそ、ハリウッドにおいて今までのアジア人スターとは違う展開も期待はできるが、ある程度は観客層を絞った映画作りも必要な時期ではないだろうか?香港時代からジャッキーを応援しているアメリカ人のファンも、もっとアダルトなジャッキーを切望しているのだから。
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