おおっ!『色慾和尚』! [2005年02月27日(日)]

Name:Toru
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fakeさん、どうもご無沙汰してます。先日メールではご挨拶させて頂きましたが掲示板では今年お初ですね!よろしくお願いいたします!

ところで最近なるこうさんのHPでも石天さんの作品が立て続けにご紹介されてますが、こちらでもあの『色慾和尚』が!ということで一ファンとしてはこの状況は嬉しい限りです(笑)

その今回fakeさんのレビューされた『色慾和尚』ですが、自分も観たのが北京語吹き替え字幕なしだったもので、見た目複雑な作品ではないようでしたので大まかにはどんな物語かは分かっていても細かい部分がイマイチ分からなかったので今回読ませて頂いて納得スッキリ致しました!
特に石天さんのあの最後には物語が理解出来ないと予想も付きませんでしたので(苦笑)。

しかし78年作品(後でもっと古い作品という事実を知ったのですが)で『色慾和尚』という三級片のようなタイトルを聞いた時には年度といい、もっとくだけた功夫映画を想像してたのですが(石天さんというキャラ的にも、笑)意外や暗めのタッチで真面目な作品だったのには初見の時は驚きました!でも当時オクラになった理由っていったい何なのでしょうかね?裸の描写とかが問題だったのかな?
あと自分の見た資料の中にこの75年『出家人』は任世官の初主演と書かれてありましたが正しいのでしょうか?もしこれが本当でしたら石天の初監督で任世官の主演デビューと映画史的にけっこうターニングポイント作ですよね!

ありがとうございます! [2005年02月27日(日)]

Name:なるこう
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さっそくHPに反映及び参考にさせて頂きました。

>ゴッドフリー方式で海外セールスの時にデータが改ざん
ええ。
恐らく向こうで勝手につけたタイトルだろうと思われます。
挙げ頂いたデータに関してですが、こっちの手がかりは今のところ
出演 CHEN SAUKEI LI TAI SHING
監督 WILLIAM SUN
これっす。4タイトルの中で見合うとすれば『盲女金劍/金劍』かもしれませんが、違う可能性も高いですね。
もうちょっとこっちでも調べてみます。

Re:判明後、訂正 [2005年02月27日(日)]

Name:fake
Email:episodo1@iris.dricas.com
URL:http://myroom.isao.net/room164/0000001000019164

>fakeさん、こんばんは。龍八です。大変ご無沙汰していますがお元気ですか?またちょこちょこ顔を出させて頂きますので宜しくです。

 ご無沙汰です。昨年から少し不調が続いていたので
すが、最近やっと体調が落ち着いてきました。
 ちょこちょこ覗いてやって下さい。

>> Invinsible from Hell 韓国モノ Master Lee? (IFD Film)
>李大根(←この人確か『帰って来た龍八』に主演していた人かな?)主演の韓国映画『侠客シラソニ』(1980)です。韓国ではこのシラソニなるキャラの映画が他にも存在しているようです。

 ああ、じゃあ似たような映画はシリーズだったのか。

>> Strike of Thunder Kick Tiger カサノヴァ・ウォン香
>>港ロケしているけど韓国ものか?
>純粋な韓国映画です。『ネ イルムン サンダリ=俺の名はサンダリ(雙脚)』(1981)が原題です。

 ありがとうございます。さすがですね。韓国物はこ
れからも増えてくると思うのでよろしくお願い致しま
す。

更新 [2005年02月27日(日)]

Name:fake
Email:episodo1@iris.dricas.com
URL:http://myroom.isao.net/room164/0000001000019164

 2/27日記更新。本日は石天初監督作品『出家人/色
慾和尚』です。

『出家人/色慾和尚』 [2005年02月27日(日)]

『出家人/色慾和尚』'75年製作、監督:石天、主演:任世官ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーこの映画、製作は75年だがオクラ入りの憂き目に遭い、公開されたのは3年も遅れた78年であった。よっていくつかの資料が公開年を製作年度の78年としているままなのである。 石天(ディーン・セキ)の初監督作で、脚本も本人自身によるもの。ショウブラ出身で張徹監督作品にも出ていたが、映画を見る限り午馬に見るような張徹の影響は感じられない。 今まで持っていたビデオはフランス語版であったため、正直にいってさっぱり意味不明だったのだが、今回は北京語版を入手。中文英字幕は無いが、フランス語よりはマシである。今回英語版のシノプシスも同時に入手出来たので、初めてこの映画のストーリーを把握して見る事が出来た。 しっかりと纏まってはいるが、説教臭い仏教訓話であったのはかなり意外である。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーとある寺(武芸も教えているが少林寺とは明示されない)の兄弟弟子である石天と任世官は、互いに切磋琢磨する良きライバルだ。ある日、寺内の掃除で春画と女物の下着が発見された。管長は僧侶たちを召集、ことの真偽を訊ねた。石天の様子がおかしいのを察した任世官は、身代わりを買って出ることで破門されてしまう。 町へ出た任世官、世俗の風習が珍しい。ケチなスリの黄樹棠と意気投合、「もうけたるで!」という彼に連れられ賭場へと直行。胴元の何其昌にスリの現場を見つけられたが、簀巻にされそうなところを得意の武術で助けた。 「これはお礼や」そういう黄樹棠に馮峰の経営する売春宿へと誘われる。童貞の任世官、何椰椰に迫られて逃げ出してしまうが、昼間の賭場の騒ぎを聞きつけていた売春組織のボス・馮克安は、黄樹棠に金を握らせ任世官を利用しようと企む。 町を支配する一大勢力から独立したい馮克安、ボスの高雄の使いで売上を取りにきた黄培基を、悪人だからと騙して任世官に追い返させた。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー激怒する高雄は全面戦争を宣言。乱闘の最中、黄樹棠が犠牲となってしまう。「ワイがあかんかったんや、坊さんは逃げてや・・・」ことが大きくなったことに驚いた馮克安は、ひとり高雄のところで休戦協定を結ぶ。「知らない坊主が勝手な真似を致しましてね・・・私は今まで通りのお付き合いをしたいんですよ」 初めて出来た友人を失った任世官は、町のダニどもを始末するべく立ち上がる。賭場を襲い、黄培基(手下に劉家榮、陳狄克)を痛めつけると、高雄(手下にケ徳祥、徐發)のところへと出向き二度と悪事を行えないように仕置きを加えた。振り上げた拳はあくまで懲らしめるためのもので、命まではとらないのだ。 残るは卑劣漢・馮克安だけである。手下に劉家輝を従える馮克安は、馴染みの娼婦・黄莎莉のところでお楽しみ中。踏み込んだ任世官だったが、半裸の女性を直視出来ず反撃を許した。女性が弱点であることを見て取った馮克安、卑怯にも黄莎莉を人質にして逃走。 追いかける任世官だが、黄莎莉の裸を見せられて苦戦。卑怯な恋人の振る舞いに自らの命を縮めた黄莎莉、無我夢中で闘う任世官はついに人を殺めてしまう。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー仏の道を外れてしまった任世官は、田舎町の道場でひっそりと修業に明け暮れる毎日。しかし、町に訪れたかつての先輩である托鉢層から、寺の危急を聞かされる。管長の体調がすぐれないのをいいことに、一部の人間が実権を握り専横を働いているというのだ。 寺へと帰った任世官を十八羅漢が待ち受けていた。羅漢陣を突破した任世官の前に現れたのは石天。「師兄!」懐かしがる任世官に石天は非情な攻撃を仕掛ける。 石天こそが事件の首謀者であった。寺の秘伝を狙って修行僧として潜入した石天は、優秀な任世官を排除することで寺の実権を握ったのだった。 あくまで攻め立てる石天に、任世官も反撃を開始。一度は人を殺した任世官だったが、しかしかつての兄弟子を殺すほど道を外れてしまった訳ではなかった。とどめを刺さずに立ち去ろうとする任世官に罪の許しを乞うた石天は、自ら炎の中に飛び込むと仏の下へと召されていくのだった。 アクション場面のレベルは高い。それもそのはずで、武術指導は劉家榮。後にデブゴン映画で再会したふたりが、『無名小卒/Mr.ノーボディー』を経て、シネマシティ旗揚げに参加するのはこれから5年後のことである。
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