旧myroom(香港電影的日常 '01/2/17〜'06/1/29)より移転。

 香港映画を中心に語っていますが、基本的には何でもアリです。
 なお日記に記載の内容は、無断転載、転用はお断りいたしております。ご理解下さい。(by fake)

 ・・・・あと、リンクもフリーではないんです。すんませんなぁ。

またショウ中心に行きますね [2005年03月20日(日)]

Name:愛香
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こんにちは。またまた失礼いたします。

>香港映画が日本の興行と観客を育て上げたのは、
>ようやく90年代になってからですよ。

私は90年代は少し離れていたのですが、90年代末に香港映画に戻ってきました。良い時期に戻ってきたと思っています。でなければ、いつまでも功夫片、許氏兄弟の思い出こそが香港映画と思い込んでいた可能性もあったのです。
または、黄秋生を「人肉叉焼包」のイメージのみで語るような中途半端な感覚になったり。


>しかしいきなりドラマ性の高い映画を見せられても、当
>時の観客も戸惑ったのではないでしょうか?

私は困惑した一人だったと思います。
あの作品が公開されたのは、私が中学生のときでした。
好きで好きで何度も劇場に足を運んだものです。
高校生のときにテレビ放映されましたが、思いのほか面白く感じませんでして、数年後ビデオリリースされた際レンタルしましたけどやはり駄目でした。「師弟」はその時の印象で止まっています。つまり・・・81年の公開時は多分あのバージョンでよかったのでしょうけど・・・と思っています。これは「龍少爺」も同じ感覚です。

>『師弟』の公開当時、日本の初期ファンからは批判も上がって>いたのは確かですし。

それは知りませんでした。ちなみにどのような批判です?

>香港映画界自体のフォーマットが流動的な時代だったと
>はいえ、こういう作品を生み出せていた時代があったこと
>に、30数年を経て気が付かされますね。

「蛇殺手」の主人公のような人間は、時代と国家に関わらず存在するはずですし、この手の作品は日本でも製作されていたと思います。80年代から映画とかドラマは「臭い物には蓋をしろ」的な方向にシフトした気がします。
しかし「蛇殺手」は桂治洪の抑えられない創造意欲とエログロで
観客を吸引しようという会社側の思惑が融合して産み落とされた作品と解釈してよろしいのでしょうかね?上層部は憮然としたかもしれませんけど。


>カラー映画のショウブラですからね。西本正さんが精魂
>込めて育て上げた成果ですよ。

ショウブラ作品はリマスターの画面に映えますよね。
当時からカラー効果を計算して撮っていたことも十分伝わってきます。西本氏の影響がショウブラの映像に大きく貢献したことも、私達日本の香港映画ファンには見逃せません。

>20年前ははボられましたよ!(笑) でもやっとまともに
>見れる時代がきました。私もまだまだがんばりたいです。

中学生のとき「ロードショウ」に掲載されていた西○商事の広告で「笑拳」のソフトが2万5千円くらいでした。
「分割で売ってくれませんか?」って電話して、断られた記憶があります。

>その格闘部分のマッチングだけでしょ、張徹が関わって
>いるのは。ほとんど桂治洪の仕事ですよ。

王鐘主演であることと破滅的な最後等で張徹の要素もあるかと思ってましたが、桂治洪をバックアップによるクレジットだったのですね。

>ドラマ性豊かなんですよね。日本ではずーーっと香港
>映画は筋立てがいい加減だとか、安っぽいとか言われて
>いましたけど、ちゃんとした映画を輸入していないだけ
>だったのに・・・。

上記の「90年代から観客を育てた」と「当時は基準が無かった」にもリンクする不満でもあります。
香港映画を心から愛するものとして、興味無い人間が言うならともかく、半端に知っている人間が言うと悲しくなりますよ。

>貝蒂のキャラクターだけ紋切り型で深みがないのがチ
>ト惜しいですけどね。それ以外は総じて丁寧な描写でした。

王鐘を悪に染めるキーパーソンだったのに何の因果応報もありませんでした。この映画での貝蒂のルックスは割りと好きなのですけど。

>鍵のコンビネーションを探るためとは知らず、一緒に
>泊まるといった王鐘に目を細める盧迪、この場面も好き
>ですよ。

こちらは王鐘の思惑を知っているだけに切なくなるのですね。  
>外側に怒りを向けている時だけがニヒルな彼の
>本音が表れる瞬間だったと。

センシティブなアングリーヤングメンを表現するのに的確なご意見だと思います。若者の焦燥感と苛立ちは60年代末70年前半代の(イギリスでは76年のパンクの勃興もあります)に顕著だのでしょうが、「蛇殺手」同様にこういった感性は時代と国家を問わず普遍的なものですね。もちろん香港の若者の感情を表現した映画が作られてしかるべきなのです(香港にこの手の要素を求めない日本人もいますけど)。また、張徹が精神的なアナーキズムに共鳴し、新たな創作意欲の糧とした点も注目すべきです。

張徹から離れますが、fakeさんの日記を拝見して「霹靂十傑」で小候が演じた方世玉こそ「萬年青」を踏襲したキャラクターだったのではないかと思いました。映画では広東人を見下す満州人に
憤慨しているという設定ですが、基本的には無軌道でやりたい放題の方世玉は若者だけが持ちえる衝動性ではないかと。



>私なりの粤語片という解釈は、ちょっと左寄りのプ
>ロレタリアート派的文脈による、家族の繋がりや市井
>譚、世話物といったジャンルを広東ローカルに特化し
>たものという風に思っています。

そういった要素は昨年拝見した「細路祥」と「孤星血涙」にも感じられました。世話物と同時に左寄りプロレタリアートということは亥革命以後の支配階級の打倒といったテーマということですかね。粤語片に対するオマージュとしても傑作だった「月夜の願い」も同様の世界観があります。「月夜の願い」とfakeさんの解説がなければ、狭義の粤語片の概念が掴めないままだったかもしれません。やはり楚原つながりのネタになってりまいました。
「七十二家房客」は胡錦好きの友人のお土産に買ったのですけど、こちらもお願いして貸してもらわないといけません。

「小雑種」の英語解説によると、この作品はアレクサンドラ・デュマの「仮面の男」をベースにしているようですね。映画は見たことありませんが、いくつか共通した設定と場面があるようです。
ちなみにこの作品もカラー効果が素晴らしく、武打シーンでも何気なく背景に赤い花が咲いていたりで、このあたりも丁寧さも唸りました。


「八國聯軍」は中国人の視点から描いた「北京の55日」と言いましょうか。比較するとセコい面も多々ありますが、私は割りと面白く見れました。もっとも張徹が義和団というテーマをどう扱うかとなると評価は厳しくなりますけどね。詳細はまた次回にでも・・・

それでは「洪拳小子」のレビューを楽しみに待っております。
当時のポスターが悲劇的で、張徹に求める要素が見いだせそうですから。

Re:世界の中心(?)で“おバアちゃん”と叫ぶ  [2005年03月20日(日)]

Name:白扇仔(ボケ少爺)
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救成主さんの掲示板が閉鎖された事で、かなりブルーになっている白扇仔です。ここ「迎春閣」はずっと続きますよね? ここまで無くなってしまったら僕は本当に精神に異常をきたしてしまいそうです。(この前置き文以外は全て救成主さんの掲示板が閉鎖する事を知る前に書いたものです)


> 甲賀です。江戸生まれの曽祖母は“くのいち”だったそうです。


うわぁあ、つい男の忍者だとばかり思ってたら“くのいち”でしたか!! ますます羨ましくなっちゃいました。


> どんな芝居なんですか? 良ろしかったら教えて下さい。


芝居のVを図書館で借りる事が出来るのですが、見たところで、全編沖縄方言なので、僕は半分くらいしか聞き取れないはずなんで、彼の伝記からエピソードを抜粋して紹介します。芝居のタイトルは『武士 松茂良』といいます。沖縄で言う“武士”とは空手の達人で、なおかつ民衆から尊敬されているような徳のある人を指します。


薩摩の役人が婦女子に対してもなにかと因縁をつけては乱暴狼藉を繰り返して、良民を苦しめているという話を聞いた興作は、その日から刀に対するある秘策の稽古を始めた。ある日、薩摩役人の傍若無人の蛮行の現場に出くわした興作は、懐にしのばせていた濡れ手拭(先に石を包んである)で、役人が大上段から振り下ろした刀を巻き上げ、奪い取った。その際刀が興作に跳ね返って、間一髪身をかわしたものの、右手小指を切断してしまう。刀を奪われた役人は逃げてしまったが、小指の無い事が証拠となって村の住民に迷惑がかかる事を恐れた興作は、その日のうちに名護(沖縄の北部)に身を隠した。二三日後薩摩役人が村にやって来て、「先日薩摩藩士に無礼な行状を行ったふとどき者がいる、小指を切られているからすぐわかる、引き渡せ」と住民側に迫ったが、村人たちは「村には小指を切られた者は一人もいません」と知らぬ存ぜぬの一点張りで押し通したため、薩摩役人はどうしようもなく帰っていった。これが興作20歳頃の話で、十数年たって村の状況も好転したので戻って来て、村の人々に尊敬され数人の弟子(実戦空手家として本土で有名な本部朝基もその一人)を育てたり諸々あって、70歳で亡くなった。との事です。
ちなみに空手の他に示現流の杖術も修めていたとの事。


>> 『ブレイカー・ブレイカー』では陽気な役で異色でした。
> 陽気? そうですね『ファイヤーウォーカー』はどうですか? チャック映画のパロディも満載で、これは面白い思っているのですが


あっちゃぁあ、またやってしまいました。そーでした『ファイヤーウォーカー』でした!(ボケ少爺) 
ノリスが葉巻くわえて、ルイス・ゴセット・Jrと共演してたやつです。ほぼ早送りで見てたんで、なんか宝探しの話だったよなぁ程度の記憶しかありませんし、パロディのシーンにも気付いてません。お手数ですが、そのパロった作品をいくつか挙げていただけないでしょうか、それによっては再見しようと思いますので。あと、『無礼かぁ?無礼か』は未見でした。


>> 角材叔の替身でもおかしくない背丈なのでしょうか?  
> 背格好も同じくらいですよ。


じゃあ毛唐にしちゃあかなり小っちゃいんですね。角材叔は165cm以下じゃないかと思うので。

> 最近無性に欧米のニンジャものが見たいんですが

えぇーー?! どしてですか? 何故? Why?  
では、まだ残ってそうな最近?(96)の作品を1本御紹介しておきます。クリス・ファーレイとゆー巨デブのコメディアンの主演作で『ビバリーヒルズ・ニンジャ』ちゆーのがあります。ギャグは1個も笑えませんが、彼が動ける&脚も上がるデブなうえ、全体的に殺陣が良く、ロビン・ショウが準主役(主人公の兄弟子)だし、悪役が僕一押しの非東洋人格闘スターのキース・クック・ヒラバヤシってー事で、なかなか見応えのあるアクションを見せてくれましたよ。それと、僕一押しの日本人スタントコーディネーターの坂本浩一さんも出てます。

> うおおおおおおおおおおっっっっっっ!『フォース・ファイブ』
> 現在でも見たい映画の筆頭はこれですよ。


↑(笑)fake様がいかに、この作品を見たいかが一目でわかります。未見とゆーのも意外でした。いずれ、どんな手段を使ってでも手に入れて下さいね!


> 女装は『懲罰』でもやっていましたが、まさか・・・・・。(笑)


ギャハハハハ!!!! 大爆笑してしまいました。あと1本でも女装した映画が見つかった日にゃあ、その“まさか”かも。(笑) 女装はヒゲ付きじゃなかったでしょうね?  
実は自ら「おバアちゃん」になりたかったのでは?


>> 『燃えよカンフー』にも出た事があるそーなんですが、その回を見た事ありますか? 
> 今のところ出ていませんね。過去に見たのは本放送の時ですから


それに女装して出て来たりして。そちらではオンエアされてたんですね。こちらでは『グリーン・ホーネット』も『ロング・ストリート』もやってません。


>> 『香港国際警察』見てきました。作品についてfake様と話したいんですが、どーしてもネタバレ無しでは書けません。
> もうちょい待ちませんか? 公開後一ケ月くらいなら

解禁になった頃に書きたい情熱が残ってたら、ちゅー事で。

Re:へっくしょん! [2005年03月20日(日)]

Name:kingking
Email:
URL:

fakeさん ども!花粉症っす!

>最初は『精武門/ドラゴン怒りの鉄
>拳』17800円でした!
高いですね。映画を所有することって本当に贅沢なことだったんですよね。いまじゃ簡単に家でみれちゃう幸せな時代です。

> タイのやつは中文字幕はついているんですか?私の
>場合ここが大事なもので。
タイ文、中文、英文の3種類収録です!

> 『インターポール』?????『特警零零九』のこ
>とかな?
ですね。

> 『斷魂谷』は面白かったですよ。『虎胆』なんかも
>悪くはないです。
お「虎胆Raw Courage」ですね! これは他のレビューでも評価高かったので楽しみです!

>ただやはり羅維の評価は難しいです。
>出来の良い作品とそうでない作品の差がありすぎですよ。
面白いですね(笑 その差はなにからくるものなんでしょうかね。
そのムラにはまらないように作品えらばなくては!

> ジャッキーは特集にしないで、ポツポツやっていきま
>す。
そのほうがいいと思います。多分人気のあるレビューでしょうし。
昨日なるこうさんにも台湾版師弟出馬を送りました。fakeさんのほうはもう少し時間ください。なるこうさんのほうがさきにレビュー書くことになりますが、fakeさんにはfakeさん独自の、なるこうさんにはなるこうさん独自の切り口があるので両方楽しみにしてますよ。

> ブートの購入は勧めるものではありません。
見て見たい作品はたくさんありますがブートを購入してまでっていうのはないですよね。それはVCDクラスでも同じです。

> 存在はしてると思いますねー。独立プロは危ないかも
>しれませんが、資産価値くらいはわかっているでしょう
>し。
独立プロは厳しそうな感じですね(笑

> デビッドのアイドル路線映画はたくさんありますが、
>『拳撃』と『惡客』はバランスがとれてましたね。
> 『惡客』はOPのバージョン違いが数種あるのですが、
>どのやつが発売されるんでしょうかねー?
すごいな。そこまでご存知ですか・・・

> 当時は激レアというほどではありませんでしたがね。
>82年以降出回らなくなったのは確かです。
そのビデオが紛失?再生できなくなってしまったのは本当に残念ですよ。

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