Re:更新 [2005年03月31日(木)]

Name:kingking
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>「しっかりしろ!医者を呼ぶから」
>「もう・・・駄目だ、この時計を持っていけよ・・・あの時のプレゼントだから」そう言って息絶える傅聲、形見の時計を受け取った
>孫建は独りその場を去っていくのだった。

なるほど!やばいじゃないですか!この結末だったらあの作品の評価
は確実に変わりますね。
これに見たらセレステ盤に不満もつの当然ですね(笑

fakeさん 伊東さん [2005年03月31日(木)]

Name:kingking
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fakeさん 伊東さん こんにちは。
スレッドさがっちゃったのでこちらで失礼します。
この場を貸して頂けるのは非常に嬉しいんですがやはりこういうことをずっと
引きずるのって気分が悪いんですよ。変なエネルギーも必要だし。
伊東さんがすぐにレスをくれるのであれば良いですがそうでは
ない感じですし。また伊東さんの僕のBBSの書き込みで
伊東さんが何を考えているかっていうのがよくわかりましたので。
僕的にはもうおしまいでいいかもって感じです。

伊東さん 気分害されたかもしれませんがあれは僕の気持ちです。
僕は伊東さんの情熱的な書き込みは大好きですのでこれで萎縮なさらず
いつでも遊びにきてください。fakeさんのところにも僕のところにも。

更新 [2005年03月31日(木)]

Name:fake
Email:episodo1@iris.dricas.com
URL:http://myroom.isao.net/room164/0000001000019164

 3/31日記更新。今月特集の最後は、長弓電影と小子
片第六弾『唐人街小子』です。

Re:張午朗 [2005年03月31日(木)]

Name:fake
Email:episodo1@iris.dricas.com
URL:http://myroom.isao.net/room164/0000001000019164

>張午郎も一緒に辞めちゃったんですね、、
>こういう噂というのも初めてわかったので
>凄いなと思いました。

 補足しておきますと、一緒に辞めた訳ではないです。辞
めたのは張午郎の方が先で、張耀華は『酔拳2』くらいまで
は出てたはずです。
 ヴァンダムの話もあくまで噂ですが、先に企画されたの
は間違いなく『ツインドラゴン』の方で、同作の香港ロケ
を仕切ったのは張午郎だったと言われていますね。

>「ストリートファイター」しか見たことがないですが(笑
>今度見てみたいと思います。

 『ダブルインパクト』は香港ロケですし、楊斯なんかも
出ているので面白いですよ。

>プロジェクトAが初めてでしたので
>ポリスストーリー2での日焼け具合に個人的に
>驚きました。

 結構アレでファンになった人は多いみたいですね。

>初期の活躍はわからないので
>作品教えていただき嬉しいです。  
>日記で内容など色々みてみたい思います!。

 一時だけですけど、張午郎は協利電影のエースだった
んですよ。独立プロとはいえ看板しょってたプライドは
あるんじゃないでしょうか。 

>たまに日記を、ブルースリーの脇役とか香港俳優の
>全然知らない映画とかわかるので見させてもらってます。
>どうも有難うございました。 

 楽しんでいただければ何よりです。今後ともよろしく
どうぞ!

Re:MDBは、5/28公開決定でーす! [2005年03月31日(木)]

Name:fake
Email:episodo1@iris.dricas.com
URL:http://myroom.isao.net/room164/0000001000019164

>どうも!
>前回の投稿、改行を入れたはずなのに、
>何故か実際は行間無しで読みにくですね。
>申し訳ありませんでした。

 いやお気になさらずに。

>お互い、遠征費がバカにならんですな。
>これだけで、あと1本映画観たり、ソフト購入出来るのになあ・・・。

 年間120100本の内8割は遠征ですからね。バカに
出来んどころか散財でっせ!

>スワンカー=アダルト雑誌のタイトルみたいですね(笑)。

 「スワンク」という雑誌は実際にありますね。「シ
ェリ」「シック」「エボニー」と並ぶ四大スキンマガ
ジンですよ。

>なるほど。彼は良いかも。

 以前、スティーブ・マーティンとウーピーが立て続
けに問題発言で司会を下ろされた後、満を持してデビ
ッド・レターマンが司会を務めたことがあるんです。
 そつはなかったんですが、意外と面白くなくてね、
これが。
 レターマンのライバルがジェイ・レノになるんです
が、毎日彼らの番組を見比べていて分ったことは、レ
ノの方が引き出しが多いんですよ。
 レターマンは攻撃に回った時は強いんですけど、受
身が取れないタイプなんですね。その点レノは引いて
も面白いんです。

 このふたりは実に面白いライバル関係でして、現在
レノがやっている「トゥナイトショウ」は、その昔ジ
ョニー・カーソンがやっていた番組で、レターマンを
売り出したのはそのジョニー・カーソンなんですよ。
 レターマンはその後「レイトナイト」という「トゥ
ナイト・ショウ」の後の時間帯のホストを引き受ける
んですけど、そのカーソンが引退する時にいったん自
分の番組を降りて、後釜を指名されるのを待っていた
んですね。

 ところがNBCが後釜に選んだのは後輩で、カーソン
が休んだ日の代役をやっていたジェイ・レノ。
 現在はレターマンも「レイト・ショウ」というライ
バル番組で夜のトークショウ同士火花を散らしていま
すが、レターマンにとって一番トラウマとなっている
のが、この事件なんです。

 ですから、自分が失敗したオスカーの司会でレノが
好評価を得たりなんかしたら面白くないんですよ。逆
にレノにとっては腕の見せ所で、ふたりのライバル関
係の歴史からいってもレノにやらせてみたいなぁと。

>一躍、時の人たちになった彼女たちが、出演するのが、
>「ジェイ・レノ ショー」なのです。
>って、ここら辺のプロットって「スペカウ」と同じなのですよね(笑)。

 「ジェイ・レノ」「レターマン」「オプラ」はその週
話題の人間が出る番組ですからね。天才暗算少年とか、芸
をする犬の飼い主とか、毎日色んな人が出てきますよ。

>>『アメリカンビューティ』はそれほどでもないけど。
>ドリーム・ワークスの力ですね(笑)

 この映画の前後は、アメリカ郊外生活者家族の崩壊と再
生をテーマにした映画が多かったでしょ。
 『ビューティ』以外にも『ハピネス』『マグノリア』『
ロイヤルテネンバウムス』とか。受賞しなかった他の作品
に比べて、決して『ビューティ』が良く出来ていた訳では
ありませんからね。
 この映画の受賞にはやはりそれほどの価値はないでしょ
うね。

>「ガンプ」や「ビューティフル・マインド」のような一代モノを抜くと、
>「羊」「アメリカン」「MDB」と何年か周期で、現代劇が受賞してますね。

 逆に言うと何年周期かでコスチュームプレイが受賞して
いる、と。

>ご苦労さまです・・・。
>たぶん、元は取れるかと。

 こちとら一生涯自腹ですからね。詰まらなかったら容赦
はしませんよ。(笑)

>これ、火薬が無い、“ブラッカイマー”作品なんですねぇ。
>ビデオで観てみようっと。

 ブラッカイマーで監督はジョエル・シュマッチャー。そ
の割りに良心的な映画で驚きますよ。

>相変わらず、本編に登場しない曲を予告編に流してますしね・・・。

 音楽はやられますね。

>最近は、感動モノや大河作品で、
>「ドラゴン B・リー物語」のテーマは聞かれなくなりましたが(笑)。

 権利でも切れたんでしょうか・・・。(笑)


>時代が今なら「死亡遊戯」だって、
>主人公とコリーン・キャンプの純愛を全面に押し出せば、
>女性来場者アップしますよ。

 涙なくしては見れません!

>・・・でも、地方は「世界の大惨事 カタストロフ」
>が併映だから、無理だろうなあ・・・(笑)。

 こういうのは無くなりましたねー。映画が見世物だった
時代の最後の名残でしたな。

Re:張午朗 [2005年03月31日(木)]

Name:ジョン
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fakeさん早速のレスどうも有難うございます!

> 現在は知りませんが、この兄弟は最後はジャッキー
>とは喧嘩別れだったはずです。先に発表された『ツイン
>ドラゴン』の企画内容を手土産に、ヴァンダムに売り込
>みをしたという噂があります。先に完成したのは『ダブ
>ルインパクト』の方で、張午郎はこの作品に出演してい
>ますね。

張午郎も一緒に辞めちゃったんですね、、
こういう噂というのも初めてわかったので
凄いなと思いました。 ヴァンダムの映画は
「ストリートファイター」しか見たことがないですが(笑
今度見てみたいと思います。
プロジェクトAが初めてでしたので
ポリスストーリー2での日焼け具合に個人的に
驚きました。

> 功夫スターとしての張午郎は私も好きですよ。
> お勧めは『拝錯師父叩錯頭/鷹爪鬼手』や『出閘虎』な
>どです。日記ページに紹介していますよ。02/11/17と03
>/7/24です。良かったら参考にして下さい。

初期の活躍はわからないので
作品教えていただき嬉しいです。  
日記で内容など色々みてみたい思います!。
たまに日記を、ブルースリーの脇役とか香港俳優の
全然知らない映画とかわかるので見させてもらってます。
どうも有難うございました。 

長弓電影と小子片(6)『唐人街小子』 [2005年03月31日(木)]

長弓電影と小子片(6)『唐人街小子』'77年製作、監督:張徹、主演:傅聲ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーこの『唐人街小子』は現在「天映娯楽」より『唐人街功夫小子』の題で発売されているが、この映画のタイトルは間違いなく『唐人街小子』だ。ショウブラの社史にも、張徹本人の手記にも、当時のポスターやロビーカードにも、公開後2日目に書かれた「明報晩報」新聞の映画評にも『唐人街功夫小子』なるタイトルは使われてはいない。 この『唐人街功夫小子』はシンガポール版だという。シンガポール映画の資料を調べたが、シンガポール公開の華語片はマレーシア語表記で書かれており、中文題が付けられているものは見つからなかった。実はシンガポールでは『唐人街功夫小子』という中文題が存在していたのかもしれず、それ自体は否定するものではないが、1977年12月2日に香港で公開された時は『唐人街小子』であった点は強調しておきたい。タイトルを"無神経にも!"変更してしまった「天映娯楽」は一体何を考えているのか?ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーータイトルだけの問題ではない。更なる問題点はこの"シンガポール版"という奴だ。ランニングタイム86分の上、逮捕されて終わるエンディング、通称"ヘタレ・バージョン"を発売するとは何事か! ブートの『唐人街小子』も何種類かのバージョンはあったが、ノーカット版は115分、傅聲が死んで終わるバージョンこそ張徹の目指したものだ。何故なら、方世玉の現代化である小子片において、方世玉が生き残ってしまうエンディングなど考えられないではないか! これはもう"無神経"などというレベルでは済まされない、映画作品に対する犯罪行為である。この映画は小子片の到達した最高点であり、張徹中期の傑作である。その張徹はもうこの世にはなく、このような作者の意図しないバージョンをスタンダードとして発売するなどということが許されてよいはずはない! 今後この「天映娯楽」版を見た人がこの映画に対して下す評価は、オリジナル版を見た人間とは明らかに異なるはずだ。それが低い評価であれ、高い評価であれ、映画『唐人街小子』にとっては悲劇というほかないのだ。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー今回ストーリーも作品感もオリジナル版に準じています。ちょっと許冠傑タッチの軽快な主題歌で幕を開ける。音楽担当は陳勲奇と黄霑によるもので、劇伴BGMも『Mr.Boo!』みたい。 中国から密入獄で香港に渡ってきた傅聲、祖父の王清河のところに身を寄せる。身分証明書が無いためまともな仕事は出来ないが、持ち前の機転と明るさで生き抜いている。 一方台湾では、軍役を終えた孫建が父・盧迪のところへ帰って来た。「これからどうする?」「留学したいんだ」「しかし費用がな・・・」「父さん大丈夫だよ、奨学金を取るよ!」 壊れたメガネを使っている祖父に「爺ちゃん、いつかちゃんとしたメガネを買ってやるよ」と約束し、時計屋の店先でロレックスに魅せられる傅聲。「いつかあれを手に入れるんだ!」 露天のジュース売りで日銭を稼ぐ祖父と孫。この辺り一帯をシメている王龍威が店先に現れた。王龍威のしている時計に目を奪われる傅聲。「欲しいか?俺に勝ったらやるぞ」気前良くチップを弾みながら挑発する王龍威。警察の手入れで話はうやむやに。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー台湾でテコンドーの師範をしながら留学の通知を待つ孫建。傅聲はTシャツにスーツの絵を書いて新聞紙の札束で富豪気分。金は無くても心は錦。寝られないので町をフラついていると警察にとめられた。そこを助けたのは王龍威。「この間の約束覚えているか?」勝負には勝ったが腕時計は壊れてしまう。「仕事を手伝え、新しいの買えるから」情婦・夏萍の従姉妹が監禁されているのを助けて欲しいと頼まれた。指定のビルに赴くと確かに監禁された女性・惠英紅を発見。「従姉妹が待ってるよ」ところが惠英紅は「従姉妹なんていない、あの女は売春宿の女将なの。私は別の組織に捕まって・・・夫の元へ帰りたい・・・」????とにかく逃げよう! 夫・于榮の元へ惠英紅を届けたが、王龍威と対立組織の両方から狙われる羽目に。留学通知に喜ぶ孫建、親戚一同の期待の星だ。腕では敵わない王龍威は傅聲のポケットに麻薬を忍ばせ警察に通報。不法移民の傅聲は四面楚歌だ。船員の于榮は傅聲にアメリカ行きを薦める。「俺の船に潜り込め、ここよりはマシさ」 盛大な見送りで台湾を旅立つ孫建。「立派に学問を修めてきます」 かくして二人はアメリカへ!ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーアメリカへとやってきた孫建、つてを頼って楊志卿のレストランへ。「お前の親父とは10年も音信不通だ」ドケチの楊志卿は取り合わない。そこへ于榮の紹介で傅聲もやって来た。「どんなハードな仕事も大丈夫です」と于榮。「なあ、それで爺ちゃんのメガネ買える?」買えると請け負われて働くことになったが、ふたりは雇えないと孫建は追い出される。「君が先だったんだ、俺は他所へ行くさ」孫建に仕事を譲ろうとした傅聲だったが、何とか二人とも雇われた。中腰でも頭が天井につく屋根裏に部屋をあてがわれ、夢を語り合うふたり。 王撼塵のコック長と手下の顧冠忠にいびられる毎日が続く。仕事の後に勉強をしている孫建にはハードだ。 サンフランシスコのチャイナタウンは、蔡弘派と羅莽派のギャングが対立を深めていた。羅莽の助っ人に香港からやってきた王龍威は、ふたりで天下を取ろうと息巻いた。姜南が経営するいきつけのランドリーでショバ代を要求する羅莽の手下を叩きのめす傅聲。その現場を見ていた蔡弘は腹心の郭追に、傅聲を引き入れるよう指令を出す。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー楊志卿のレストランに現れた羅莽は、留学生の孫建からも金を取ろうとする。「手を出したらクビだ!」じっと耐え抜く孫建。「学校に知れたら困るだろ?」嘲笑する羅莽に「俺は困らんぜ」と傅聲が挑む。追い返される羅莽だったが、トラブルを恐れる楊志卿にクビにされてしまう。「強い奴がいるんだ・・・」ほうほうの体で帰ってきた羅莽の証言からその相手は傅聲ではないかと推察する王龍威。「奴なら強い!」 蔡弘の命令に従い傅聲を探していた郭追、ランドリーの娘・甄[女尼]から愛人の余莎莉の家にいたことを知る。余莎莉の父は楊志卿なのだ。傅聲を見つけた郭追「うちで働け、やつらに仕返ししようぜ」と誘いをかける。 羅莽の事務所に襲撃をかけ、王龍威が麻薬で罠に嵌めた事実も知った。無我夢中で攻め立てたあまり王龍威は転落死、郭追も羅莽を撃ち殺し、傅聲はギャングへと堕ちていく。羅莽の残党を狩り、いっぱしのギャングとして名を挙げていく傅聲。香港の爺ちゃんにメガネも送った。羅莽の女だった邵音音を彼女にし、新居にベッドを運ばせる。「ねぇ、何でこんなベッドなの?」傅聲が運ばせたベッドは座れば天上に頭がつきそうなベッドだった・・・・。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーレストランでこき使われ、日夜勉学に励む孫建はもはや体力の限界を迎えていた。同僚の顧冠忠から「頭がスッキリするいい薬があるぜ、これがあれば寝なくても大丈夫」悪魔の囁きに誘われてしまう孫建。 久しぶりに町で再会した傅聲と孫建。「よお!元気か?」挨拶を無視する孫建は「君はギャングの仲間じゃないか、堕ちたもんだな」それでも友達として応対しようとする傅聲は時計をプレゼントするが、孫建は地面に叩きつけて去っていく。 楊志卿のレストランを訪ねた傅聲、かつての扱いとはうって変わって丁重だ。「孫建を少し楽にしてやれ」余分の賃金を肩代わりして渡す傅聲に楊志卿は「いいですよ、でもあいつは薬に使っちまいますよ」話を聞いて屋根裏飛び込むと、故郷の期待に応えるプレッシャーで麻薬中毒となった孫建がいた。「俺が堕ちたって?じゃ君はどうなんだ?!」「・・・耐えられなかったんだ」泣き崩れる孫建。楊志卿に後を頼むと、チャイナタウンからの麻薬の一掃を誓う傅聲。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー麻薬の売上が落ちていることに気がついた蔡弘は、郭追に事情を調べさせる。「傅聲の野郎が邪魔してるんで・・」 取引現場に出向いた傅聲は、罠に掛けられ警察の包囲網に。取引相手の林輝煌から蔡弘たちの罠だと聞かされ、事務所に乗り込んで大暴れ。行きがかり上、蔡弘を殺したが、用心棒の王力により致命傷を負わされる。行方を追っていた郭追は、手がかりを知る孫建を問い詰める。「お前が知らんはずはない、金まで貰ってるじゃないか」賃金アップの真相を知って驚く孫建。事務所に連れてこられたが、そこには手負いの傅聲が待ち受けていた。孫建も加勢して死闘を制したが、傷口が開いた傅聲は郭追を倒して力尽きる。「君は・・・逃げるんだ・・・すぐに警察がくるぞ。ちゃんと勉強しろよ」「しっかりしろ!医者を呼ぶから」「もう・・・駄目だ、この時計を持っていけよ・・・あの時のプレゼントだから」そう言って息絶える傅聲、形見の時計を受け取った孫建は独りその場を去っていくのだった。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーご覧の通り良く出来た物語である。孫建のキャラクターは『洪拳小子』の戚冠軍であり、『蔡李佛小子』の葉天行でもある。真面目で地道な孫建は、小子的生き方を批判する反面、意思の弱さから麻薬に溺れていく。一方、傅聲はギャングになってしまうが、強い自由意志で生きており、侠気だけは失わない。 この映画以前は、硬橋硬馬こそ真の功夫として描かれてきたが、それは一方で張徹の陽剛路線が生み出したものでもあった。だが現代香港の若者文化の変化は、非合理的なアナクロニズムから解放され、徐々に合理化近代化されはじめてきた。これが小子片が功夫映画に持ち込んだ現代性であり、張徹はその中で消え行く陽剛的侠気を方世玉の生まれ変わりたる小子に託したのである。社会に叩きつけられる彼らの鬱憤は若者の気持ちを代弁し、死に行く小子にノスタルジーを感じさせる張徹マジック! 張徹以後の小子片は、この社会の変遷まではもう描かない。その作業は張徹が終わらせてしまったからだ。アナクロニズムから解放された小子は自由に羽ばたき、現代香港年輕人の合わせ鏡として陽気に銀幕を闊歩した。 この映画から3ヵ月後、方世玉の幻影を持たない自由人の小子を主人公とした『蛇形刀手/スネーキーモンキー蛇拳』が大ヒット。当初予定されていたキャスティングは、小子片のスター傅聲その人であった。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー1983年7月6日午後10半、香港清水灣を疾走するポルシェ911が対向車を避け損ねて壁に激突。重傷を負った傅聲は病院に搬送されるも、翌3時40分治療も空しく息を引き取った。享年28歳、彼が演じた方世玉そのままに、短くも美しく燃えた一生であった・・・。
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