旧myroom(香港電影的日常 '01/2/17〜'06/1/29)より移転。

 香港映画を中心に語っていますが、基本的には何でもアリです。
 なお日記に記載の内容は、無断転載、転用はお断りいたしております。ご理解下さい。(by fake)

 ・・・・あと、リンクもフリーではないんです。すんませんなぁ。

『レジェンド/三蔵法師の秘宝』 [2005年05月09日(月)]

Name:mersey
Email:
URL:

『レジェンド/三蔵法師の秘宝』
大阪に行く用事が有りましたので、観てきました『レジェンド』。
天六ユウラク座というところだったのですが、ここは
いくつかの劇場が集まった雑居映画館で(シネコンなどという
ハイカラなモンではない)、昭和って感じの古びた建物です。
もぎりはお婆さん一人で、売店もなし。
他のスクリーンではピンク映画と『シベ超5』、次回上映作は
『花と蛇2』と『コーラス』というナイスなラインナップです。

『レジェンド』ですが、ヨー姐さんおっしゃる様に、とにかく
画面が奇麗で、カメラが風格をあげていました。
アクションはまじめな感じで
(という言い方もおかしいですが)、
漫画チックに翔んだり跳ねたりクルクル回ったりせず、
「こういうのもイイもんだ」
と好感度高し。
ただ終盤のCGファイトが、ちょっとなー。
CGで画面を覆っても迫力が出るくらい、CG技術は熟していない
とワタクシは思うのですが、fakeさんはいかがお思いでしょう。

ところで、この作品は全国を巡回するのでしょうかな。
ヨー姐さん入魂の作品が、この公開規模じゃなー。
パンフもなかったし。

教えて下さい [2005年05月09日(月)]

Name:fake
Email:episodo1@iris.dricas.com
URL:http://myroom.isao.net/room164/0000001000019164

 定期的に中文タイトルの判らない作品をアップして
います。以下の作品の中で中国題をご存知の方がいら
っしゃいましたらお教え下さい。

 Bolo-The Brute 03/10/7日記 楊斯
 Enter the Panther 何宗道
 Great Hero/Magunam Fist 何宗道
 Treasure of BL(Bruce Lee)/Kung Fu Street Fighter/
 King Boxer2 01/9/26日記 呂古龍
 Duel Flying Kicks 01/6/20 譚道良
 Unbeaten28 孟飛
 18 Weapons of Kung Fu 李藝
 Way of the Black Dragon 黄家達 ロン・ヴァン・クリーフ
 Tiger Man 04/10/5 王道 アメリカ・ロケ 怪作!
 Ninja VS Bruce Lee/Cocord of Bruce
/My Name Called Bruce 呂小龍 やっぱり再編集もの!

 The Close Kung Fu Encounter 海外の資料には李藝民
作品とされていますが、彼は出ていません。主演は高強、韓
国映画です。悪役に黄仁植が出ていて凄いアクションを見せ
てます。

 Korean Connection 70年代の韓国モノです。若き權永文
が出ている他、龍八も出ているようです。

 「Killer of Snake, Fox of Shaolin」監督 文華 出演 黄家達カーター・ウォン)
 「Blood of Dragon Peril」恐らく韓国製作。
 「Vengeance」ゴッドフリーなので無いかも・・・

 「HurricaneSword」←85年製作? 70年代の可能性大

 ここから下は逆に英語題を教えて欲しいやつです。

 武林志 中国映画
 走私罕火   サモ
 大[糸那]架  サモ
 夜半[木厄]声 サモ


更新 [2005年05月09日(月)]

Name:fake
Email:episodo1@iris.dricas.com
URL:http://myroom.isao.net/room164/0000001000019164

 5/9日記更新。地獄のGWも終わってようやく更新
です。今月から特集「劉家良」その第一回をお送り
します。

Re:ガブリエルにドキドキ [2005年05月09日(月)]

Name:fake
Email:episodo1@iris.dricas.com
URL:http://myroom.isao.net/room164/0000001000019164

>未読だった「エクソシスト」の研究本を読んでしまい、
>“リンダ・ブレア”特集になってしまいました(笑)。

 本はどうでしたか?何か目新しいことがありまし
た?

>お元気そうで何よりです(涙)。

 一所懸命働いたのだから、せめて映画くらいは見
ないとねー。

>シャラマン作品と違って、オチが全てではないと思うので(笑)、
>よろしいのではと。

 わかりました!

>「ミスリバ」の際は、今回ほど騒がれてなかったし、
>本国公開から短い期間で公開されたので、私も白紙に近い状態で、
>鑑賞に臨めましたが、今回はかなり知っちゃってますんで・・・。

 先週の「SNL」はスワンク嬢がゲストだったそうで、
時期的にオスカーネタないし『MDB』ネタをやったこ
とは確実だと思われます。テープに録画してもらった
ので鑑賞しましたらまた教えますね。

>先日の魔さ斗の試合もそんな感じでしたねぇ。

 サクに比べれば遥かに"硬い"(格闘技用語でいう倒
し難い奴、強いという意味ではない)相手でしたけど
ね。それでもメインの責任を果たすべく最後まで倒そ
うとしていた魔裟斗はがんばりましたが。

>RINGS時代に、寝技の攻防を熱心に見る観方が確立されたのに、
>今また、派手なKOを期待する“ラスベガス化”してるんですかね。

 でもRINGSもパンクラスも、ジリ貧して観客層は減
った訳ですから、寝技の攻防そのものが好きな人は少
ないのではないですかねー。求められているのはKO、
タップという結果であって、それはサク勝利の瞬間の
熱狂振りに表れていると思いますね。 

>ハドソンやキャラダインのファンには朗報なのか。

 『About Adam』出るんですか。それは見てみたいで
すね。ハドソンに比べればキャラダインの方が固定ファ
ンは多そうですけど。(笑)

>前者はますます日本では公開されないでしょうね。

 韓流の次は台流だとか。(今ごろF4ってのもどうか
とは思うが・・・) 回りまわって港流ブームもきませ
んかねー?

>「テルマ&」「G.I.」「白い嵐」も全然普通じゃないし・・・(笑)。

 なんだ、普通の映画は撮れねぇじゃん!(笑)

>ベストセラーの映画化だそうですが、キャリー・ムービーですよ。

 『グリンチ』もそうでしたね。

>おお! 師父もですか、それは素晴らしい!
>師父の作品に対するバランス感覚の良さはここから来ているわけですな(笑)。

 うちは親戚一同が映画ファンで、みんながバラバラ
のジャンルが好きだったんですよ。一番年下の私は彼
等彼女等の全部を吸収してしまったので。

>観ようかなと考えてますが、ニコルズ作品は「ハリウッドに口づけ」以来かな・・・。

 『クローサー』もう終わってしまったな。GWさえな
ければ・・・。

>ベールのFBIに捕まった宇宙人化、観たかったのになあ。

 あそこまでやれば迫力ありますね。個人的には気の
いい娼婦のジェニファー・ジェイソン・リー(いつもか)
が可愛くて良かったです。

>そうなんですか、勉強になりました。ありがとうございます。
>って、西洋じゃ、もうバレバレなんですね(笑)。

 中学生くらいの映画ファンが喜びそうな引用ですよ
ね。映画はそのレベルで作られているということを踏
まえた上で評価すべきでしょう。

>因みにガブリエルを演じた役者は、女性なのか、
>最後のクレジットまでけっこう気になりました(笑)。

 彼女結構キャリア長いようですね。『ザ・ビーチ』
とか『バニラ・スカイ』とかにも出ていたようですけ
ど。

>カート・ラッセルみたいに(笑)。

 そうそう(笑)。それが出来ないからキアヌはホモ野
郎!って呼ばれるんですよ。(笑)

>ガブリエルの件を確認して安心したのか、この時は、帰ってしまい、
>あとでネット上で知り、クヤシイ!!

 でも、おかしいでしょ?コンスタンちんもミッドナ
イトも彼がハーフブリードだって見抜けないなんて。

>監督まで、オリジナルの監督を起用するってのもおかしな話だと思うのですが。

 ヒッチコックの故事に倣った・・・という訳でもあ
りませんしね。

>ネタもさることながら、それ以外のサイド・ストーリーもなく、
>「トワイライト・ゾーン」の1時間で済む小話をただ引き伸ばしただけというか・・・。

 シャラマン以降の作品はみんなそんな感じですね。
伸ばせば伸ばすほどネタがバレる危険性が増すはずな
んだけどな。

>これ、バカですよね(笑)。
>スティラー作品の好きなところは、70年後半から80年代の風俗を取り入れているところなんですよね。

 彼は「SNL」時代にはあまり評価されなかったんで
すが、微妙な中間層を掴むのに成功しましたね。その
年代の設定がそもそも微妙ですし。

>この辺、D・バリモアの作品にも共通していますね。

 ドリュー自身はその時代はちびっこだったんだけど
なぁ・・・。マセガキやな、やっぱ!(笑)

>中・高校生が観ても、ハッセルホフのいかがわしさ、野暮ったさはわからないでしょうね。

 ハッセルホフはアメリカでもいかがわしさのアイコ
ンですよ。ノリスは実際にこういう大会のゲストとか
をよく務めていますね。

>スティラー作品は共演者次第でビデオ・スルーなんですよね。
>「ミート・ザ・ペアレンツ」なんかより、「ミステリー・メン」のようなビデオ・スルー作品の方がオモシロイのですが。

 スティーラー本人にはファンがいない、ということ
ですね。でも『スタハチ』はオーウェン・ウイルソン
だし、売り方次第では商売になったと思うけど。

>アダム・サンドラー製作・主演のコメディ・リメイク「ロンゲスト・ヤード」(B・レイノルズも特別出演らしい)なんかもビデオスルーなんでしょうね。

 これは私のフェィバリット洋画ですからねー。どん
なにやったってオリジナルを越える事がないのは明白
ですし、製作して欲しくはなかったな。

 バートファンとしてはシリーズ唯一の未公開だった
『トランザム7000Part3』が発売されるのが楽しみで
すけど。『白熱』『ハッスル』『ゲイター』も出して
欲しいなー。

Re:『浪子一招』他です。 [2005年05月09日(月)]

Name:fake
Email:episodo1@iris.dricas.com
URL:http://myroom.isao.net/room164/0000001000019164

>お忙しいところレスありがとうございました。

 いや本当に地獄のGWでしたね。(疲)

>キャスティングには古龍も加わっているということで、
>少々特別なものであったんですね。

 この人はうるさいんですよ。ほとんどの場合に口
を出していたといわれています。

>キャストなどから完全にGHだとばかり思ってしまいました。
>どうも失礼しました。台湾に移ったという話でしたでしょうか?

 台灣後だとは思いますけど、ロケ先は香港や韓国
などでも行われているようです。

>小説があるのですね。これを読んだら少しは謎が解けたり
>するのでしょうか。

 私も読んだ事はありませんが、人物関係なんかは
もっと良くわかるでしょうね。

>あちらこちらの映画で同様のものを聞くのはライブラリ
>形式になっていたからなんですね。

 オリジナルの劇伴を作曲するという考えはほとん
どなかったのでは?

>私もかなり気に入ってしまいました。変わった武器も
>取り入れたりしてとにかくバランスがいいですね。

 映画は総合芸術なので、バランスがいいというのは名
作の条件ですよ。

>今日と明日の2日は確実に休めるのですが、
>週末はまた引っ張り出されるかもしれないですね。
>今日は車でちょっと出かけてきます。

 ゆっくり出来ましたか?10連休だなんていう人もいた
らしいですけど、うらやましいもんです。

劉家良(1) [2005年05月09日(月)]

劉家良(1)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー1937(35年説有り)年に広東で生まれた劉家良は、9歳の時に父・劉湛から武芸を学ぶ。劉湛が林世榮の弟子で、林世榮は黄飛鴻の弟子であるというのは今では有名であろう。'48年には家族と共に香港へ移住、そのまま映画界へと入った。 折りしも映画界は空前の功夫ブームを向えようとしていたところであった。中国では第三次国共内戦が始まり、大量の難民が香港に流入、その中には共産党支配に生活の不安を覚えた上海映画人も多く含まれていた。香港へとやってきた上海映画人たちは、当時世界でも有数のレベルにあった上海映画の技術を香港に伝えたが、広東省ローカルの民族的伝統たる広東語映画を押しのけてしまうという結果も生む。 地元では九龍城撤去計画に多くの住民が反発、やがて運動それ自体が暴発し、大規模な反英暴動へと発展。'49年には中華人民共和国が成立し、中国境界線は封鎖、政府は英国領である香港に政治活動を禁止する措置を発表。 荒廃する香港人民を鼓舞すべく、民族の英雄・黄飛鴻が銀幕に甦ったのは正にその49年だったのだ。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー黄飛鴻直系である劉家が撮影に呼ばれたのは当然であったが、当時有数の武術指導グループが全面的に参加。龍虎武師として名高い・袁小田とその一門も参加したことが、後の劉家良に大きな影響を与えたのだ。 黄飛鴻シリーズが始まるまでの功夫・武侠片の立ち回りは、京劇の舞台上で行われる立ち回りの発展型である。最初の武侠片と言われている1929年の『火焼紅蓮寺』は、当時まだ映画の立ち回りそのものを構築する概念が無かった時代の作品である。京劇関係者がそのまま参加して作られたこの作品は、現在ではフィルムが焼失していて見ることが出来ない。同時期に作られた作品『紅侠』(29)、『荒江女侠』(30)などから判断する限り、それは舞台上での立ち回りそのままである。 この傾向は劉家良が映画界入りするまで続いていた。黄飛鴻直径の劉湛、劉家良親子は、自分たちに受け継がれた伝統をスクリーン上で再現すべく腐心したが、映画界の伝統であった京劇的立ち回りの要素が与える映画的効果にも注目したのだ。黄飛鴻シリーズは劉湛と袁小田のふたりが武術指導を務めたが、劉湛に劉家良が付いていたように、袁小田には弟子の唐佳がいた。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー劉家良と同年代(37年生まれ)の唐佳は、舞台演出のダイナミズムを最も効果的に見せることに成功した最初の人物である。限られた舞台装置の中では、背景や小道具を縦横に駆使し、少ない空間を立体的に使わなくてはならない。映画の発展と共に観客の見る目も肥え、より高度な技術を要求される。その発展期に登場したのが唐佳だった。現在彼の技は師傅・袁小田の子供たちである袁家班に受け継がれている。 武術的リアリズムの権化たる劉家良と唐佳は同年代ということもあって馬が合った。共に著名な師を持つという共通点もふたりを結びつける要因だった。劉家良は唐佳の持つ空間演出のテクニックに注目、同時に唐佳は劉家良の武術テクニックの迫真性に感嘆したのだ。武術と京劇という二人のコラボレーションは相乗効果を生み、空前の功夫ブームを巻き起こした黄飛鴻シリーズの人気と共に、次々と新たな演出を生み出していく。 舞台演出の補助として使われているワイヤーを映画界に持ち込んだのも、この二人が最初であると言われている。66年の『雲海玉弓縁』で披露されたワイヤーワークは、それまでスクリーン上の「左右」と「前後」以外に、「上下」という縦方向の構図が生まれることを証明したのだ。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以下続く
trackback Blog by isao.net