旧myroom(香港電影的日常 '01/2/17〜'06/1/29)より移転。

 香港映画を中心に語っていますが、基本的には何でもアリです。
 なお日記に記載の内容は、無断転載、転用はお断りいたしております。ご理解下さい。(by fake)

 ・・・・あと、リンクもフリーではないんです。すんませんなぁ。

更新 [2005年05月22日(日)]

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 5/22日記更新。本日は、劉家良特集の第四弾です。

Re:いよいよカウントダウン [2005年05月22日(日)]

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>出来ればナッチとCEのツーショットも観たかったところですが(笑)

 最後は"うるさいっ!"って舞台から突き落とすん
でしょ?(笑)

>うむ、さすが。文字通り、「PB」のアイコン。
>(女の趣味は悪いが・笑)"プレイボーイ"ですな。

 個人の趣味は止しましょうや・・・悪いとは思うけ
どさ。(笑)

>ハハハッ、アミダラと一緒に逃亡してたりして(笑)。
>ティーザー予告は観たのですが、最近の分は目をつぶって見ないようにしてます。

 "画"はいい感じですよ。

>そんなに期待してないけど、まあ白紙の状態で観たいので、
>雑誌類も見てないですね。
>まあ日本公開時まで1ヶ月以上あるから、ネット上からネタばれ必至なんですけどね。

 実は今日某所で上映があるんですよ。自分飲み会で行
けないんですけど、来週もやってくれるのなら早めに見
れると思います。予測のつく映画とはいえネタバレだけ
は避けたいですからな。

>カラスの「サクリファイス」ということではなく、悪魔に殺されたというように、受けとめられたようですね。

 うーん、アメ公の考えはわからんな。人間のカラスが
悪魔と相討ちなら"勝ち"でしょーに。

>ラストで、友人の神父が階段を見下ろすカットがありますが、観客のその解釈に怒ったフリードキンは、公開後に、下から、リ・ボーンしたカラスが上がって来るカットを撮影、加えようとしたそうです。
>おいおい(笑)。

 そりゃフリードキンでなくとも怒るでしょ。読解力無
さすぎっ。ならブラッティの『3』はその解釈の上でも
あったのかな。

>確かに彼女の作品でコメディは思いつかないですね。

 「SNL」を見る限りコメディが得意って訳でもなさそ
うでした。ライブの番組だから映画だともっと違うよう
にやれるかもしれませんけど。

>「ボーイズ・ドント」ネタもですか(笑)。

 犯されそうになってましたよ。

>彼がCEなんですね、って、もしくはパット・モリタか(笑)。

 むしろモーガン・フリーマン?(パーネルは白人ですけど)

>少し前はナンシー・アレンだったんですが・・・(笑)。

 更に昔はシャーリー・マクレーン(笑)。

>そうですよね・・・。
>師父のおっしゃっていた、何の大会でも顔を出すという点がツボだと思うのですが。

 アメリカの観客はこの場面で爆笑でしたよ。

>ドラゴンと言えば、現在、知野二郎氏のドラゴン=リー研究本が発売されていますね。

 「龍熱大全」のことかな?先週広島で立ち読みし
ました。既出の再編プラス書き下ろしという構成で
す。新ネタはあまりありませんでしたね。

>「ゴッドファーザー」やMDBと違う意味で心を揺さぶる作品ですよね(笑)。

 最近のハリウッド映画よりオリジナリティはあり
ますよね。原作があるわけでも、続編でも、リメイ
クでもない。少なくとも"何か?"を作ろうとしてい
たんですから、今の奴らは見習うべきでしょうね。

>おお、師父の地域もそうだったのですか!
>私はこの二本立てと、「Mマックス」&「メーンイベント」の二本立てに想い入れがありますね。

 『マックス』は『燃えよドラゴン』のリバイバルと
一緒でした。『メーンイベント』は『あきれたあきれ
た大作戦』ではなかったかな。ああ、でもこりゃ封切
りじゃねーな。名画座で見たんだ。
 『燃えドラ』といえば『ブレードランナー』の同時
上映にもなったことがあります。思うに、併映作品が
途中で打ち切られて『燃えドラ』が付け加えられたの
だったと。とにかく、愛媛県では売れないワーナー作
品には『燃えドラ』を付ける、という習慣があったよ
ーで。(笑) 翌週もう一度見に行ったときには更にジ
ャッキーの『龍拳』も加えられて三本立てになってい
ました。封切りだったのに!

 『ブルブラ』&『トランザム』以外の二本立てにな
ると、『ダーティファイター』と『グレートスタント
マン』は何回も見ましたよ。そういや『トランザム』の
パート1は『スラップショット』が同時上映だった。
これも良かったなぁ・・・。

 地方での二本立て興行を復活せよ!ですね。

>私は、撮影現場の演出上のこと、つまり劇中のセリフがらみのエピソードなのかと思ったのですが。

 その可能性もありますね。そんなセリフがあったかど
うかちと覚えていませんが。

>ただ、モーガン氏自体も変なんですよ。
>質問にストレートに答えずにはぐらかしたり、別の話題に入ったり、同じ言葉を何度も繰り返したりとか。
>ノらないインタビューだったのかな。

 もしかして・・・・アル・・ツ・・いやいや。

>CEをベタ誉めした後のインタビュワーの質問。
>Q: It’s possible not to be star struck?

 「スター(CE)に魅せられたりはしませんでしたか?」
 でしょうね。

>次は、撮影前の筋トレに関する話題のスワンクの発言。
>But the thing was, I needed nine hours of sleep a night because your muscles have to be able to rest in order to build or you actually reverse yourself.

 「筋肉の構築のためには九時間の睡眠が必要でしたが、
実際には自分に逆のことをしていたのです。」

>アクセント=“訛り”に関する話題。
>But the great thing about accents is the second you start doing it, you feel like you’re the character.
>there’s a separation that happens and you feel like you are in that person. I really like accents for that reason.
>"the character" は、“面白い人”でいいのでしょうか?

 "the character"は文字通りのキャラクター、作中人物
のことでしょう。
 「素晴らしいのはそのアクセントで(演技)し始めてす
ぐにキャラクターに成り切れることです。」

>また、後半の"separation" (距離?)と、"feel like you are in that person" が不明です。

 "separation"はこの場合分け隔てるでしょうね。
 ですから、「アクセントを使うことが楽しい理由は、それが
自分自身とキャラクターとを(使い)分けることが出来るから」

Re:東映です [2005年05月22日(日)]

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>細かく演じ切った李麗華の演技力に名女優の底力を実感いたします。

 『紅伶涙』とか古い作品も見たのですが、大物感漂う
スケールの大きな芝居をされていました。

>なお、監督は梁家仁に対しては「ベニスに死す」のような感情
>を一切持ちえていなかったことも判明いたしました。いい役者さんなのですけどね。

 「台湾に死す」とはいきませんでしたか。梁家仁は・・・・
そりゃ張徹の好みではないでしょうなー。(笑)

>中国語クレジットでは劉家良となってましたけど
>全編に関わったのかはどうかの問題もありますね。

 撮影は『馬哥波羅』と同時期らしいですからね。リ
チャード・ハリスンの滞在期間等を考えてもそれは間
違いないはずですよ。ということは・・・・。 

>90年代に中国人向けのレンタルビデオで訪ねまわった
>ことがありまけど置いてませんでしたし、香港でもリリースしている雰囲気もないのですね。天映はどのような基準でリリース
>しているのか判断しづらいですね。「唐人街(功夫)小子」はリリースしても関連作について発売される雰囲気はありません。

 『赤脚』は何度かVCDが発売されたんですが、その都
度品薄廃盤を繰り返しています。人気が高いんですか
ね?それならそれでちゃんと発売されても良さそうです
けど。権利関係なのかな?
 セレステがリリースを決めているのかどうか。ショウ
ブラは今でもうるさそうですよ。

>広東人に「雑家小子」の意味を聞いたところ
>功夫片という前提だと、各派の技術を吸収する、とか「不正宗」といったニュアンスがもあるようです。

 "不正宗"ですか。まさにそういう映画でした。

>「仁義」と「女番長」の時代、私は幼稚園小学校に上がったばかりです。その時代のfakeさんも相当に幼いと思えますが、そんな貴重な時代まで経験なされているとは恐れ入りました・・・

 うちは親子三代に渡る東映ファンなのです。東横=東
映時代からの祖母、時代劇全盛期から仁侠映画実録路
線までの母、実録路線から空手映画、大型時代劇復興ま
でが私になります。

>私なんて、そのころ他のガキと一緒にイナズマンのテーマを合唱していたはずです。「東映まんがまつり」以外で初めて東映の映画館に行ったのは、「ドカベン」と「恐竜怪鳥の伝説」という、現在では違う意味で評価されている作品の上映時でした。

 最初に見た東映作品は『網走番外地・北海篇』でした
ね。まだ幼稚園でしたけど。母は東映命の人なので、幼
少の私にも東映映画を見せておけば間違いないと、信じ
て疑わない人だったのです。おかげで『仁義の墓場』や
『徳川SEX禁止令』をリアルタイムで見させてもらいま
してね。70年代の作品はほとんど見ていますよ。

>前述の「女番長」と「エロ将軍と二十一人の愛妾」での印象では
>ドーランと濃いアイラインの池玲子の顔は東映の映像が実に似合っていて、

 当時の女優はみんな同じようなメイクなのですが、池
玲子の場合は厚めの肉感に相応しい感じでしたね。

>個人的には、別に脱がなくても充分魅力的な女優さんくらいに評価してますけど、当時の世間では「脱いでなんぼ」程度の認識だったみたいですね。

 らしいですね。その後はスキャンダルでのみ耳にする
名前になってしまい、幼少の頃とはいえ憧れた女優さん
の転落人生は寂しいものがありましたよ。

>ませた少年としては、クールでカッコいい杉本美樹に行くのは共感できます。私も「永遠の少年」みたいなものから(気持ち悪いこと書いてます)。池玲子と比較すると、芝居が弱いのが難点ですけど、そこがまた魅力だったりします。

 彼女とか渚まゆみは下手でしたね。『0課の女/赤い手
錠』は本人もこれで最後みたいな気持ちで臨んだのではな
かったですかね。昔のインタヴューにはそんなことが書い
てありましたが。記憶に間違いがなければ、そんなところ
も作品に反映していたのかもしれません。

>もっとも、この映画、露骨な反体制、反アメリカのテーマと脇の濃すぎるキャラクターで既に圧倒されるのですけどね。

 当時の東映や、TVの子供番組を手がけていた人たちは、み
んな反体制でした。私なんかそれが刷り込まれているせいか、
権力と聞いただけで拒否反応が出ます。政治的には右でも左
でもないんですが。
 
>特に郷治が弟を殺すシークエンスの顔面演技はブルース・リーを超えていたと思うのです・・・

 わはははは!トンチキさんはいっつもああですよ。

>私の以前の東映映画館は・・・そうですね、「ミラクルカンフー阿修羅」と「ダンプ渡り鳥」を目当てに水戸東映に行った際、何故か上映されていた「0課の女/赤い手錠(わっぱ)」の予告編が印象に残っています。あとは「トラック野郎」シリーズとか見に行ってました。

 杉Jさんの文章はまるで自分のために書いてくれて
いるような気がしますね。

 私のところでは『ミラクルカンフー阿修羅』はジャ
ッキー映画と同時上映でした。『笑拳』『蛇拳』と三
本立てで、初日にオールナイトで三回ずつ見ましたよ。

 『ダンプ渡り鳥』は東映の日活化に、主役は東宝と
いう奇妙な作品で印象に残りましたね。たしかツービ
ートの映画デヴュー作だったような。

 『トラック野郎』は最後頃の作品が『酔拳』と同時
上映でしたね。

>昔の香港映画と東映女優では注目に値するはずなのに・・・せめて羅維が鈴木則文くらいの技量があれば即購入したいくらいです。

 そりゃ鈴木則文に失礼ですよ!(笑)

>昔の女優さんにときめいたと言えば、やはり恵英紅ですね(強引な展開ですみません)。そして恵英紅の作品と言えば「長輩」でございます。秀逸な功夫喜劇であり、個人的にはこのジャンルではベストと断言いたします。

 これは良く出来ていますよ。ちゃんと功夫片にな
っているところが逆に凄いですよね。もうそろそろ
香港映画界も『悪漢探偵』の足音が聞こえてきてい
るころで、その上で伝統功夫を盛り込めている作劇
に驚かされます。惠英紅は勿論、小候や劉家輝にと
っても最良の喜劇演技を披露していますね。
 
 古い劉家良のインタヴューでは功夫片女性不要論
を唱えていた劉家良をここまで様変わりさせた惠英
紅も大したものです。当時21才でしょ・・・大した
もんですよ!

>「掌門人」は「長輩」のセルフパロディであることが明らかでして、こういった面も上手いなと思う次第でございます。その他の「滑稽な表情でドタバタやってりゃコメディ」という同時代の作品とは一線を画す良作。

 全般的に劉家良映画のパロディって感じでしたね。
 この時期の伝統的功夫映画の製作者にしては『長輩』
と『掌門人』は先鋭的な実験作だったと思います。
 
>私が洪文定なら、葬式の紙人形など使わずに、臆面も無く未亡人と対練を継続していたでしょう。だって彼女も「打!」って要求するんですもの。仕方ありませんよ。

 その方が腰が引けて良かったかも。(笑)

>如何せん基本プロットが「洪熙官」とほぼ同じなので新鮮味を欠いてしまうのが難点です。

 後半部分のリメイクな訳ですからね。羅烈としては(出
演はともかく)慣れない功夫片の演出では、自身のベス
トアクトでもある『洪熙官』からの引用がやりやすかっ
たのではないかと思います。 

>この作品、香港は「城市の光」だけが華やかであり、大陸人にとって決して夢の都市でないと言っているようなシビアな内容と解釈いたしました。

 ご覧になりましたか。この作品は良かったでしょ。彼
等親子にとって「城市の光」は家族の輝きであるという
作りでもありました。それにしてもショウブラは何で衰
退していったのか分かりませんね。劇情片は随分と充実
していたのですけど。現代アクションが今イチだったの
はわかるんだけど、それにしてもなぁ。

>北京語訛りの広東語を話す人や北京語しか話せないセブンイレブンの店員までいる現在の香港は「城市之光」の時代と比べて、大陸人にとって、どれくらい住みやすい土地になったのでしょうか?

 香港人にとっても、ですね。

>「女番長(スケバン)シリーズ」をきっかけに昔の東映作品を見直してきて思うのですが、香港映画を語るには昔の日本映画も熟知する必要があるという認識を持ち始めてきました。

 比較文化論の立場から言えば、他国の文化を語る前に
自国の文化を熟知するのが先でしょうね。それに比較対
称についてのデータは複雑多岐に渡っている方が結論も
導きやすいといえます。東映作品に限らず邦画はたくさ
ん見たほうがいいでしょうね。サイレント期からニュー
シネマまでの洋画もね。

Re:お初に書き込みさせていただきます [2005年05月22日(日)]

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 始めましてどうも。fakeです。

>キン・フー監督の「迎春閣之風波」からの命名ですよね

 そうですよ。「迎春閣」のように善悪を超越した魑
魅魍魎が集う場所になればと思いまして。(笑)

>いらっしゃいませんか?「少林寺三十六房」「北京原人の逆襲」のセールスが好調だったそうで、その後も順調に続々と発売されるものとばかり思っていたのですが、上記二作品を除く武侠・功夫作品の売り上げの伸びがいまひとつだったので、KR社も慎重を期さざるを得ないのか…

 これはキングさんには責任がないのですが、この期
に及んでもショウブラは出し惜しみをしているらしい
んです。
 第二期発売は決定しているらしいのですが、セレス
テの何期発売作品の中から、ジャンル別に何作品づつ
とかの細かい規定があるそうで、セールの如何に関わ
りなく発売される本数には制限が加えられるそうです
よ。
 これはアメリカのニュース番組でも取り上げられた
のですが、ショウブラの意向は大陸での販売にあって、
西欧諸国や他の国々での販売に乗り気ではないとのこ
とです。リージョン3での販売もそのためで、特に英
語版の字幕には神経質になっているとか。

>YES ASIAの輸入盤(語学に自信まったくナシ)をとるか、未確定のKR社に賭けるか…心は千々に乱れております。そこで何か情報がございましたら、どうか何とぞお教えいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。新参者の長文、失礼いたしました。

 キングの発売予定リストには確か『武館』や『洪熙官』
があったように思いますが、上記のように発売作品は制
限されます。
 どうしても見たいのなら海外版の購入をお勧めします
ね。私が25年前に輸入を始めた時は中学生でしたし、語
学などさっぱりでした。でも字幕の無い映画を見続ける
ことで今では英語を必要とする職場で働いています。
 ようは見る気が有るか?無いか?だけの問題なのでは
ないでしょうか?
 まず始めること、全てはそこからですよ。

Re:いまさら『キルビル』インサイダー  [2005年05月22日(日)]

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>英文ポスターすら見つかりません。さらに、VかDVDジャケすらも見つかりませんでした。 

 英語版のポスターは見たことあるんですが、ブル
ース・ライとしか書いてないはずですよ。

>そーゆえばと江戸木純さんの『地獄のシネバトル』(お持ちですか?)めくってたら P124にロビーカードが小さく載ってまして、巨龍、呂小龍らしき字は読めましたが肝心のもう一つはまるで判別出来ませんでした。

 本で確認しました、張一道ではないですね。

>自ら話題にしてしまったせいで、この作品再見したくなりました。

 実は私もこの間再見してました。(笑) 

>「オリオン・ビール」(近年は本土出荷もされている沖縄のビール)のTシャツでした。あれは非売品ですが実在する物です。

 オリオンが本土でも売っているビールだと思ってい
る外人が多くて困ります。(笑)

>前回の書き込みをアップした後で、カタカナは漢字と違って日本固有の文字なんで、カタカナ表記で正解だったかも、と考えを改めました。

 そうですね、カタカナのショボさ加減が何ともいい
感じでありました。

>“あの”服部半蔵と同一人物で、ビルも『サイレント・フルート』(未見)の主人公と同一人物ちゅー設定なんだそーで、その辺も映画化してほしいものです。あと元潜入捜査官エル・ドライバー(何故片目になったか)のエピソードも。

 私は描かぬが花だと思いますね。サイドエピソード
だけで映画を作っても面白いものになるとは思えない
し。それにいくらエピソードがあったとしても、前後
編合わせて4時間もの映画の中で語れなかったなんて、
失敗作以外の何物でもありませんよ。

>それで、旅客機内でブライド以外にも刀を持ち込んでいる客がいた事に納得しました。が、『現代任侠史』とゆー“邦画”で高倉健が長ドスを持って飛行機に乗るシーンがあるそうで、fake様はこの作品御覧になりましたか?

 『現代任侠史』ですか、そういえばそんなシーンが
ありましたね。形見の刀かなんかだったように思いま
す。この映画の健さんは冴えなかったんだよなぁ。任
侠映画の終焉でしたね。

>ローカルな話だったんですね。なんてイカす映画館なんだ!
>『少林サッカー』以外は沖縄では上映されてません。そちらでも初上映だったのでは?

 『少林』と『喜劇王』は普通に上映されましたね。『食
神』と『オデッセイ』は共に一週間も上映しなかったため
以前の公開時は劇場では見逃したんです。

>今月は劉家良特集ですね。出来れば『中華丈夫』の日本人たちについても触れていただけたら、なんて思ってます。あと“なぜ恵天賜は(妹と較べて)あの程度の扱いだったのか?”とゆー事にも。なんちゃって。

 うーん、そういう方向にはならないかもしれません。今
月中に終わらせられるかどうかも怪しいし・・・。

いよいよカウントダウン [2005年05月22日(日)]

Name:邪亜邪亜
Email:
URL:

どうも! 
MDBまで、あと1週間ですよ!
初日にはモーガン氏とスワンク嬢が来日して舞台挨拶予定どぅえす!
出来ればナッチとCEのツーショットも観たかったところですが(笑)


>「PB」は日本版?アメリカ版?

日本版でございます。

今月号は、CEのほか、トラボルタ氏、
先日話題に出たR・スコット氏、
(やはりこの人、歴史劇の方が好きみたいすね・・・。)
スカーレット・ヨハンソンしゃん等、映画絡みの記事が多いですよ。
因みに去年の「ミス・リバ」公開時にも、
他の雑誌が冷遇していた中で、ちゃんとCEのインタビューが掲載されてましたね。
うむ、さすが。文字通り、「PB」のアイコン。
(女の趣味は悪いが・笑)"プレイボーイ"ですな。

>ジャージャー、派手に死ぬキャラにすれば、人気が出ると思うんだけどなぁ。

ハハハッ、アミダラと一緒に逃亡してたりして(笑)。
ティーザー予告は観たのですが、最近の分は目をつぶって見ないようにしてます。
そんなに期待してないけど、まあ白紙の状態で観たいので、
雑誌類も見てないですね。
まあ日本公開時まで1ヶ月以上あるから、ネット上からネタばれ必至なんですけどね。


>ならどうしても読むことはないっすね。

ですね。
特に新しい事実が載ってるわけでもないですし・・・。


>厳格なカソリックの信者にとってあの結末は納得いかないんでしょうかね。

どうなのでしょうね・・・。
カラスの「サクリファイス」ということではなく、悪魔に殺されたというように、受けとめられたようですね。
ラストで、友人の神父が階段を見下ろすカットがありますが、観客のその解釈に怒ったフリードキンは、公開後に、下から、リ・ボーンしたカラスが上がって来るカットを撮影、加えようとしたそうです。

おいおい(笑)。


>「私、本当はコメディがやりたいんだけどオファーがこなくて・・・。」

確かに彼女の作品でコメディは思いつかないですね。


>過去の出演作を思わせるような演技ばっかりさせるという笑いを。

「ボーイズ・ドント」ネタもですか(笑)。

>クリス・パーネルとの絡みでは、

彼がCEなんですね、って、もしくはパット・モリタか(笑)。


>最も気のいい娼婦役者は彼女でしょうね。

少し前はナンシー・アレンだったんですが・・・(笑)。



>うーん・・・・私もそれしかないと思いますけど。

そうですよね・・・。
師父のおっしゃっていた、何の大会でも顔を出すという点がツボだと思うのですが。
ドラゴンと言えば、現在、知野二郎氏のドラゴン=リー研究本が発売されていますね。
今月はMDB関連の雑誌で手いっぱいなので、来月でも購入しようかなと。



>『メガフォース』の時は彼が作った事は事前に知っていた
んですが、こっちは内容に驚きましたね!(笑)

「ゴッドファーザー」やMDBと違う意味で心を揺さぶる作品ですよね(笑)。


>当時は『ブルース・ブラザース』との二本立てに何度も通ったものですよ。

おお、師父の地域もそうだったのですか!
私はこの二本立てと、「Mマックス」&「メーンイベント」の二本立てに想い入れがありますね。


>はっきりいって意味不明ですね。フリーマンは一体何を言いたいのやら・・・・。

翻訳ありがとうございます!
そうですか、やはり不明ですか。
 
>もしかしたら現場では物まねで喋っている可能性も。

なるほど。
私は、撮影現場の演出上のこと、つまり劇中のセリフがらみのエピソードなのかと思ったのですが。

>これはインタヴューを書き起こした人が悪いと思うなー。 

これは私もそう感じましたね。

というのも、その他も質問の話題が次々変わる→話題の順番通りに記事になってない気がするんですよね。
これまでのキャリアの話をしてる時に、H・スワンクの話が入ったり・・・。
構成も変なんですね。実際はどうなのかわかりませぬが。


ただ、モーガン氏自体も変なんですよ。
質問にストレートに答えずにはぐらかしたり、別の話題に入ったり、同じ言葉を何度も繰り返したりとか。
ノらないインタビューだったのかな。


まあ、そんなわけで、スワンクさんのもお願いします(笑)。

CEをベタ誉めした後のインタビュワーの質問。

Q: It’s possible not to be star struck?

possible は意訳して「本当ですか?」だと思います。

辞書では、"struck" は、攻撃する、のほかに“注目を引き付ける”の意味もありました。

前の文章が、CEを肯定しているので、
「注目されないスターであるのは本当ですか?」ではおかしいですよね。
「叩かれないスターであることは本当ですね?」でいいのでしょうか?

次は、撮影前の筋トレに関する話題のスワンクの発言。

But the thing was, I needed nine hours of sleep a night because your muscles have to be able to rest in order to build or you actually reverse yourself.

「ともかく、筋肉を休めるために9時間睡眠が必要」まではOKですが、or 以降が不明です。
「みんなは実際には反対のことをしてるんだけど」かな?


最後です。

アクセント=“訛り”に関する話題。

But the great thing about accents is the second you start doing it, you feel like you’re the character.

there’s a separation that happens and you feel like you are in that person. I really like accents for that reason.

"the character" は、“面白い人”でいいのでしょうか?

また、後半の"separation" (距離?)と、"feel like you are in that person" が不明です。

よろしくお願いします。

ではでは。

東映です [2005年05月22日(日)]

Name:愛香
Email:
URL:

>違いますよ!それは張徹の心理を代弁しているのです。(笑)

そうでした、監督の衆道的性質を忘れていました。
そして張徹が戚冠軍、傅聲に対して抱いていた心情を
細かく演じ切った李麗華の演技力に名女優の底力を実感いたします。なお、監督は梁家仁に対しては「ベニスに死す」のような感情
を一切持ちえていなかったことも判明いたしました。いい役者さんなのですけどね。

>うん、彼の演武は素晴らしいですね。この映画、資料に
>よっては武術指導が劉家良だったり、陳信一&謝興だった
>りするのですが、本当のところはどっちなんでしょうね。

中国語クレジットでは劉家良となってましたけど
全編に関わったのかはどうかの問題もありますね。
私にはこの時期の武打が誰が担当しているのか
の見る目が養われていないので論じることができないのです。


>『赤脚小子』は中々見当たらないですね。何故かいつも
>品薄なんですよ。
>90年代の映画としては合格ですが、『洪拳小子』と比べ
>ては物足りないものがあるのは仕方ないところでしょうね。


90年代に中国人向けのレンタルビデオで訪ねまわった
ことがありまけど置いてませんでしたし、香港でもリリースしている雰囲気もないのですね。天映はどのような基準でリリース
しているのか判断しづらいですね。「唐人街(功夫)小子」はリリースしても関連作について発売される雰囲気はありません。


>『雑家小子』というタイトルは特にいいですね。これは
>映画の雰囲気をよく伝えています。

広東人に「雑家小子」の意味を聞いたところ
功夫片という前提だと、各派の技術を吸収する、とか「不正宗」といったニュアンスがもあるようです。


>『女番長』シリーズですか。私は封切りの時に劇場で見
>たっきりです。『仁義なき戦い』のどれかと同時上映でしたね。

「仁義」と「女番長」の時代、私は幼稚園小学校に上がったばかりです。その時代のfakeさんも相当に幼いと思えますが、そんな貴重な時代まで経験なされているとは恐れ入りました・・・
私なんて、そのころ他のガキと一緒にイナズマンのテーマを合唱していたはずです。「東映まんがまつり」以外で初めて東映の映画館に行ったのは、「ドカベン」と「恐竜怪鳥の伝説」という、現在では違う意味で評価されている作品の上映時でした。

>私は池玲子の方が好きでしたけど、

前述の「女番長」と「エロ将軍と二十一人の愛妾」での印象では
ドーランと濃いアイラインの池玲子の顔は東映の映像が実に似合っていて、堂に入った艶っぽい姐さんの芝居もなかなかだと感じました。個人的には、別に脱がなくても充分魅力的な女優さんくらいに評価してますけど、当時の世間では「脱いでなんぼ」程度の認識だったみたいですね。

>杉本美樹は当時の不良性感度のアイコンでしたね。

ませた少年としては、クールでカッコいい杉本美樹に行くのは共感できます。私も「永遠の少年」みたいなものから(気持ち悪いこと書いてます)。池玲子と比較すると、芝居が弱いのが難点ですけど、そこがまた魅力だったりします。誰しも認めるところの「0課の女/赤い手錠」の杉本美樹は悟りきったような非情さと虚無感を醸し出し、身に纏う真紅の衣裳というビジュアルの相乗効果により、これ以上求められない魅力に溢れています。もっとも、この映画、露骨な反体制、反アメリカのテーマと脇の濃すぎるキャラクターで既に圧倒されるのですけどね。特に郷治が弟を殺すシークエンスの顔面演技はブルース・リーを超えていたと思うのです・・・


>杉Jさんは郷里の先輩ですよ。(世代が違うので面識あ
>りませんけど) 私も杉Jさんと同じく「東映グランド劇
>場」(今はもう、無い)に入り浸って育ったのです。正しい
>松山っ子のあるべき姿が杉Jさんですね。私もあんな感じですよ。

東映と郷土のファクターがあるなら杉作氏の文章も皮膚感覚で
共感できるのでしょうね。過去に杉作氏の東映系書籍を「立ち読み」はしてたのですが、私は東映の知識が乏しいため「ふーん」
という感覚だったものです。しかし、2日前購入した「東映ピンキー・バイオレンス浪漫アルバム」を機会に本格的に東映にのめり込んでみようかと思ったりしています。私の以前の東映映画館は・・・そうですね、「ミラクルカンフー阿修羅」と「ダンプ渡り鳥」を目当てに水戸東映に行った際、何故か上映されていた「0課の女/赤い手錠(わっぱ)」の予告編が印象に残っています。あとは「トラック野郎」シリーズとか見に行ってました。ジャッキー・チェンとか「ツーフィンガー鷹」とかやってましたけど、東映作品でないので割愛いたします。

>『悪魔の生首』は見たような気もするんですけど・・・。
>これはすぐ手に入るのですが優先順位が低くてまだ入手して
>ないのです。

昔の香港映画と東映女優では注目に値するはずなのに・・・せめて羅維が鈴木則文くらいの技量があれば即購入したいくらいです。

昔の女優さんにときめいたと言えば、やはり恵英紅ですね(強引な展開ですみません)。そして恵英紅の作品と言えば「長輩」でございます。秀逸な功夫喜劇であり、個人的にはこのジャンルではベストと断言いたします。
何といってもストーリーがよく出来ていますし、劉家良の武術指導は当然のことながら、監督としての技量も非凡な才能を感じられます。可愛がっている女性の主演作ですから魅力を引き出すのが上手ですね。恵英紅は長輩者として気丈に凛と振舞っているのですけど、ふとした際に普通の女の子の面を見せる可愛さなんて、実に憎い演出をしております。またまた劉家輝など主役クラスのスターが脇で楽しそうに演じているのも、いつもとは違う魅力を堪能させてくれすのです。
「長輩」のキャスト、設定をスピンオフさせ、現代の香港を舞台にした「掌門人」も佳作です。「長輩」ほど恵英紅は魅力的ではありませんが、設定の上手さと、またまた劉家輝たちのコミカルな芝居で一気に楽しませてくれます。「長輩」でのシークエンスをそのまま引用した場面や台詞もチラホラ。「掌門人」は「長輩」のセルフパロディであることが明らかでして、こういった面も上手いなと思う次第でございます。その他の「滑稽な表情でドタバタやってりゃコメディ」という同時代の作品とは一線を画す良作。

恵英紅つながりで、最近話題に上る「洪文定」について、ここでの彼女は劉家輝に太極拳の型をベースにしたような「女人功」を教授する美しい未亡人という美味しい役を演じておりました。私が洪文定なら、葬式の紙人形など使わずに、臆面も無く未亡人と対練を継続していたでしょう。だって彼女も「打!」って要求するんですもの。仕方ありませんよ。
この作品、劉家良の武術指導のセンスと凝ったギミックに説得力を持たせた脚本、割りに手堅い監督としての羅列に感心してしまうのですが、如何せん基本プロットが「洪熙官」とほぼ同じなので新鮮味を欠いてしまうのが難点です。「洪熙官」でアレックス・ヘイリーの「ルーツ」の役者よろしく、青年期から初老期までを演じた陳観泰と李麗華の演技力とドラマ性の充実度と比較すると、こじんまりした印象を持ってしまいます。もっとも「洪熙官」を先に見なければ、もっと評価できたかもしれません。

そして恵英紅といえば「城市之光」でございます。
ここでの彼女は広西から希望を持って移民してきた陳友の奥さんを可愛く演じております。この作品、香港は「城市の光」だけが華やかであり、大陸人にとって決して夢の都市でないと言っているようなシビアな内容と解釈いたしました。また表面上はコミカルなだけに登場人物の受難が一層痛々しく感じられるのです。
北京語訛りの広東語を話す人や北京語しか話せないセブンイレブンの店員までいる現在の香港は「城市之光」の時代と比べて、大陸人にとって、どれくらい住みやすい土地になったのでしょうか?
そんな夢も希望も無くみすぼらしいメイクと衣装の恵英紅ですけど、やはり綺麗でした・・・美人は何をやっても得ですね。

そんなわけで恵英紅関連作をダラダラ書かせていただきましたが、
やはり杉本美樹かな・・・僕は。

「女番長(スケバン)シリーズ」をきっかけに昔の東映作品を見直してきて思うのですが、香港映画を語るには昔の日本映画も熟知する必要があるという認識を持ち始めてきました。

劉家良(4) [2005年05月22日(日)]

劉家良(4)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー処女作には作家の全てが詰まっているという。例外なく劉家良にもそれが当てはまるのだ。劉家良という作家を語る場合、『神打』と監督第二作である『陸阿采興黄飛鴻』の二本にその全てがあると言っても過言ではない。 張徹に従い台湾に赴いた劉家良にとって、監督昇進が最大の望みであり、監督デヴュー用に倪匡に依頼した脚本『神打』、『陸阿采』(後の『陸阿采興黄飛鴻』)、『的士』(後の鮑學禮監督作品『的士大[イ老]』)を準備しての台湾行きだった。 理想とは違った台湾行きは、張徹との決別という結果を残した。香港に帰った劉家良は知人の勧めもあって、渡米して武館を開く気になっていたほどだ。もう映画界はコリゴリだ・・・・そんな劉家良を説得したのは方逸華(モナ・フォン)だった。邵逸夫(ランラン・ショウ)の愛人からショウブラザースの製作部長に登り詰め、鄒文懐(レイモンド・チョウ)の独立とゴールデンハーベストの台頭を許す、直接の原因となった女である。(ハーベスト設立は04/9/7以降の日記参照)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー方逸華が有能な人物であったことは、長い年月を経た今、その歴史が物語っている。だが当時は事情が違っていた、ショウブラの経理と製作部門を握っていた鄒文懐は、社長の愛人に経理を握られたことが、自分という人間の否定に思えたのだった。ジミー王羽、鄒文懐の独立とそれに伴う人材の移籍騒動、李小龍獲得失敗、胡金銓、李翰祥、張徹の台湾行き、許冠文(マイケル・ホイ)移籍と、失態の続いたショウブラは、これ以上の人材流出は是が非でも食い止めなければならなかったのである。 50年代の広東語映画黄金時代から業界を知り、多数の有能な武師を抱える劉家良は、ショウブラにとっての最後の砦であった。監督としての力量は未知な劉家良だったが、武術指導での演出面を見る限り香港一である。後のライバルたち・・・・袁和平、洪金寶、成龍らはまだ独立プロでくすぶっていた時代なのだ。 方逸華の説得工作は一ヶ月にも及んだが、劉家良もその間に『神打』を練り直す準備だけはしていたのだからどっちも狸である。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー『神打』に関する文献のほとんどに、コメディ功夫の最初でパロディ的要素があることを指摘されているが、一体何に対してのパロディか?『神打』という作品を見れば解るが、それは功夫片というジャンルそのものに対してである。 パロディとはそもそも批判精神の内包である。劉家良という作家を一言で言い表すならば、徹底したリアリストということになろうか。この劉家良のリアリストとしての資質が、ジャンル映画としての『神打』と『陸阿采興黄飛鴻』に盛り込まれた結果、後のコメディ功夫の"小子片"群と、"練功片"に多大な影響を及ぼすことになったのだ。 方逸華の劉家良説得工作期間に公開された一本の映画が香港を賑わせていた。劉家良はそれを見て『神打』の構成を練り直し、結果としてパロディ的作品が出来上がったのだが、劉家良が参考にしたその作品とは、タイに伝わる黒魔術の伝説を題材にした"南洋邪術片"の一本、何夢華の『降頭』である。(南洋邪術片に関しては03/9/13以降の日記参照)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー何夢華の『降頭』は公開されるや社会問題を引き起こした。タイの黒魔術(ブラックマジック=降頭)の伝説は、中国人社会に迷信として根強く残っているが、それを正面から取り上げた作品の登場と成功は、1975年当時も中国人社会が迷信社会であることを物語っていた。 建築現場の監督である狄龍は李麗麗との結婚を間近に控えていたが、ビルのオーナーで令嬢の恬[女尼]は狄龍に横恋慕。付きまとう男友達・羅烈が自分を黒魔術で惚れさせたことから、術士・谷峰に依頼して惚れ薬を作らせる。地元でも度々事件を起こし、白魔術を使う顧文宗に村を追われた谷峰は、恬[女尼]の色香に惹かれたこともあって依頼を受ける。狄龍を奪われた李麗麗は友人・林偉圖の助けも借りてこれを取り戻そうとするが、谷峰の術は強力で埒が明かない。現代的な若者である林偉圖らは降頭の存在を信じないが、年配者・李壽祺の助言に従い顧文宗を探し出す。いったんは顧文宗の技に退散した谷峰だったが、恬[女尼]と共に術合戦を挑み、最後は因果応報で破れるのだ。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー続く
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