Name:fake
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>割りと原作に忠実だそうですけど各描写なんか、いい意味で荒唐無稽で「よく考え付くな」なんて感心しました。
原作は自分も読んでいませんが、残酷描写の殺陣
は『子連れ狼』以後の時代劇に顕著なものですね。
私なんかだと菱見百合子はともかく、伊吹吾郎な
ど片腕ヤクザの方がイメージ強くて、格さんである
こと自体が悪い冗談のような気がしますね。
>そうですね、優作がこれまたノリノリで凶暴かつ人を喰った芝居をしてましたから。でも、最初は敵ながらも優作とのラストショットをキメたひろしは美味しかったと思いますよ。
映画館へはグレン・フォードとシドニー・ポワチ
エをイメージして行ったので、最初は面食らいまし
たけどね。(笑)
>何か面白いご意見はありましたでしょうか?
このHPに反映されております。何処、というので
はありませんが、私自身には活かされていますよ。
>赤裸々なセックスとバイオレンスまでも見せてくれる東映セントラル作品を併映に据える東映っていいな
そこにこそ東映イズムがあると思いますね。
>作品と音楽的にに両極端ですなぁ。
両極端ですかねぇ・・・。子供にとっては同じよ
うなものでしたが。
>後者となりますと、何とかフォローしようと思いましたが、
>ちょっと「お利口」と呼ぶには難しいかもしれませんです。
バカもやり通すのは難しいですからね。
>また「不良番長」ネタじゃないですか!
この映画は私の幼少年期の情操教育に最も影響を
与えた作品でしたよ!
俺も40過ぎても番長や!
>あれですよ、監督としての立場ではなく、劉亮華とか後の
>許麗華みたいにしようと頑張ってたのを勘違いしたじゃないでしょうか?
いやー、たんにペイペイさんがいい人なだけですよ、
きっと。
>何とかフォローしようとしたご厚意を、女番長シリーズの由利徹くらいに堕してしまい申し訳ありません。
昔は『網走番外地』シリーズは盆と正月の二回興行
だったんですよ。ですから、由利徹の顔を見ると「あー
、そろそろ盆だな」とか「餅でもつくか・・・」なん
て思ったもんです。彼は一時期、日本の一部の人にと
って、日本の季節を象徴する俳優だったんです。(笑)
>勿論、それはそうであっても、その張徹との企画は実現してほしかったですと後になって思うようになりました。
そりゃ見たかったといえば見たかったですよ。楚原
の古龍武侠片で狄龍と共演とか、サモやジャッキーの
映画に大物ゲストで登場するとことか。張徹だけでな
く、実現して欲しかった顔合わせは山ほどありますね。
>仰るとおり、助監督どころか自主映画監督の経験が無い人間が
>効率良く撮影を進行させた情況も考慮に入れる必要はあります。
あとは良い脚本に経験を積めば・・・。それも適わぬ夢
ですけれど。
>ちなみに相米慎二の新人の時代、中抜きで嫌な経験があったため、以降、長回しの映像ばかりになったと読んだことがあります。
邦画暗黒時代のA級戦犯ですな。だからこの男は駄目
だったんですよ。
>劉家良は現代物ながらも功夫片の作品世界に終始していたと言えますでしょうか?
テーマに沿えばこうなったのも肯けるのですよ。決し
てストーリー自体は悪くないですし。
功夫片に終始していたとしても、最後が体育館ってこ
とはないでしょう。それも功夫片だから?現代劇にする
ということは、そこで功夫片の予定調和的世界を崩して
見せて、なおかつ功夫片に仕上げるべきだと思うんです。
その辺で同時期のサモやジャッキーには後塵を拝した
と思うんですけどねー。
>考えてみれば、過去の香港映画のファンって、ファンの中でもジャンルを選択肢が少なく、私も王家衛、香港のイケメン系から入ったファンとは話が合わず、思わず昔話をしてしまう、今から考えると自殺したくなるような行為をしたこともあります。
選択肢が少なかったからこそ、貪欲になんでもみてき
たファンもいますよ。
>一応、私達の世代も含めて、日本における香港映画の売上に貢献したこともあったのでしょうが、どちらかといえば、香港映画が好きなのではなく、好きなジャンルが偶然香港製だっただけかもしれません。
私の場合、香港映画ファンである前にまず映画ファン
なんですよ、ですから香港映画とか邦画とか洋画とかも、
ジャンルも関係なく面白い映画が好きなだけなんです。
ですから、同じカテゴリーのファン同士で断絶するこ
と自体にもの凄い違和感を感じてしまいます。
>世間に対する求心力といえば、90年代の王家衛あたりが最後でございましょうか。
そうでしょうね。『少林サッカー』以降のシンチーと
かだと、作品のヒットとムーブメントがイコールにはな
りませんものね。
>良質な作品は現在でも作られていますけど、趣味が映画って人を除けば、レジャーの一環で映画館に行くような客層までも引き込まないとヒットしませんからねぇ。
求心力(マニア)と遠心力(一般層)の両方が揃わないと
大きな渦にはなりませんものね。
>そして旧世代の人達は時代錯誤の香港観(それも特定の年代の日本における)に執着して作品のクォリティには別段関心が無さそうですし・・・
クオリティには関心はあるかもしれませんけど、やっ
ぱり別のジャンルにまでは首を突っ込まないんでしょう
ね。
>79年から80年の成龍の台頭に対する李小龍ファンからのバッシングがあり、それが日本における香港映画(一応)のファン層の断絶の初期段階ではないかと思います。
李小龍ファンは、ジャッキー以前にドラゴン・ブーム
の時に別の功夫スターや映画を差別していました。でも、
ジャッキーが出てからは、その矛先がジャッキーだけに
集中してしまったんですよ。
>まあ、私は「オマエがタン・ロンか」とか「ミラクル・ガイ」とか、周潤發とくれば「男たちの挽歌」と何年も何十年も繰り返したくない感覚があります。
学校の休み時間的感覚自体は失いたくない・・というのは
私にもあります。でもそういう人たちが、ちゃんと論じ
てもくれるのならねぇ。
>飛ぶ鳥落とす日活のスーパースター時の映画はレンタル店でそこそこ揃ってそうですね。リメイクの多羅尾伴内は、ある意味、日活と天知茂の明智をのパロディみたいで、いや、正直アキラと則文のやりたい放題に魂消たのでした。
天知茂は新東宝がデヴューでしたな。そうか!この人
も石井輝男の洗礼を受けているんだった。
アキラの日活時代の凄さは絵で見てもらう以外にはあ
りませんね。
そういえば『鬼面村の惨劇』は『日本の首領』と同時
上映でしたよ。『日本の首領』には児玉誉志夫の役で千
恵蔵が出ていましたね、余計に千恵蔵の多羅尾伴内を思
い出したものです。
>千恵蔵の作品で一番気になるのは「花の吉原百人斬り」なのです。
内田吐夢の『浪花の恋の物語』と並ぶ近松物の一篇で
すね。日本映画に残る傑作ですよ、『オペラ座の怪人』な
んかこれに比べれば屁ですね。
>どうも嘉凌の女性的側面にはピンとはきませんでしたが、出自である京劇的動作を含んだ殺陣に工夫が盛り込まれていると感じました。
『仇』は嘉凌の演技面は今イチなんですよ。
それでも、仰るとおりに京劇の立居振舞をうまく殺陣
に盛り込んで彼女の動きを生かしていましたね。B級映
画としても異常に早撮りで作られたそうですが、流行の
残酷描写だけに拘らない作りにした点が、今なお評価を
受けている部分かもしれません。
>今回の日記における「瘋猴」の「酔蛇出洞」のくだりですが、「そんなの今の観客には受けないぜ」と小候に言わせて
>ましたね。これも結果的に同じような路線になってしまった劉家良からのメッセージだったのでしょう。
劉家良としては珍しい場面ですが、それだけ脅威に感
じていたということでしょうか。