遅ればせながらレスです [2005年07月30日(土)]
Name:伊東かんふー
Email:kungfubaka@yahoo.co.jp
URL:
(続きです)
>映画の中で全部がピーカブーだとね。そういうのも多いん
>ですが、シリアス・タッチにしてみたり、一発で倒したりと
>緩急をつけることはしてもいいはずです。
先日「日曜洋画劇場」でオンエアした『シャンハイヌーン』はそうした試みがなされてるなという印象はある程度受けました。『新警察故事』という香港での新展開を打ち立てたのですから、その後のハリウッド作というのは、逆に期待せざるを得ない思いもあるわけで。でも…、やっぱ『ラッシュアワー3』なの?
>共演の方法はあったはずですよ。それで潰れるなら
>彼等の個性もそれまでだったということですよ。イー
>キン、アーロン、小春、サム・リーetcそんなにやわな
>連中じゃないでしょ。
もちろんJCと競演するしないにかかわらず、彼らは彼らなりに自分の出演作では個性を発揮し、香港映画を支え続けてきたわけです。ただ彼らが実際JCと共演した場合、彼らの持っている個性を活かした演出がなされるかどうか、一観客としては一抹の不安を覚えたわけです。というのも数々の名演を重ねてきた女優陣がなぜかJCの映画ではさっぱりパッとしない、という事例がこれまでの作品でいくつか散見されますのでね。ロザムンド、ドゥドゥ、ジョイ、アニタ・ユンなど、いずれも見る前は"夢の共演"とワクワクしたものでしたが…。でも彼の映画の後は、また活き活きした芝居を見せてくれている。当時は正直何で? って思いましたよ。
>ジャッキーだっていつも刑事でも構わないと思うんです。
>要はその刑事でどう物語を作るのか?が一番大事な点
>であって。
JCも一時期は刑事役にてらいはなかったと思うんですよ。でもそれは李修賢のように役を演じるというよりは、アクション、いや成家班のスタントショウを見せるためのシチュエーション作りに躍起になってたゆえなのだと、今にして感じます。
>JCが彼らのキャラを描ききれてなかったのか?
>描ききれていないといえば言えます。これは当時の
>ジャッキー作品が共通して抱えていた問題点ですよ。
>彼等のキャラはちゃんと描けていると私自身は思って
>います。が、同時に彼等は成家班にしか見えないとも思
>っているんです。高度なアクションシークエンスの
>構築を維持するには、日頃から一緒にトレーニングして
>いる仲間とでなくては不可能。それは確かですが、
>この時期のジャッキー作品は明らかに顔ぶれのマンネリ
>感から新鮮味を失っていました。
確かにJCは「マイスタント」か何かで、fakeさんがおっしゃったのと同じ事を言ってたん
ですよね。高度で新味のあるアクション構築を目指した結果が、作品のマンネリ化を招いたというのは何とも皮肉な事実ですよね。まあ今では十二分に理解は出来るんですけど、当時は単に作品のマンネリさ加減ばかり目に付いて、少々ゲンナリした覚えがあります。
>顔合わせの新鮮さの大切さは『ゴージャス』や今回の作品が
>証明したでしょう。
ですから尚更周囲では評価の低い『雙龍會』が、私にはスゴく新鮮に見えたんですよ。前半でテディ・ロビンと登場しただけで「あ、なんか違うな!」といい意味での軽い驚きがあったんです。まあ確かにアクションはいつものJC節全開でしたけども、ドラマ部分の演出手法が片手間とはいえ、明らかにそれまでの硬直化したJC演出とは異なってましたからね。その後も『超級警察』でミシェールや曾江、顧美華、『城市獵人』ではチンミーら王晶組、『重案組』では鄭則士、そして『酔拳』では狄龍や劉家良といった御大連中との初共演を果たすなど、新味のある顔合わせはそれなりに行われてきたわけです。でもその新鮮さが本当の意味で観客に実感させたのは『ゴージャス』以降でしょうね。アクションから離れたドラマ主体の演出が効を奏したともいえます。公開当時はJCファン香港映画ファン両方からそっぽを向かれるというさんざんな有様でしたが、元々佳作というか作品自体のポテンシャルが高いので、最近は両者の間で再評価の機運が高いようですね。
ファーストミッション>
>私も日本版しか見ていないです。これサモが監督した
>台湾映画ですよ。日本の資本投下により日本公開を睨み、
>台湾での公開も視野に入れた当時の台湾向けテイストも
>混ぜ合わせた混血児でしょ。当時の香港映画らしくない
>奇妙な映画です。
この"台湾向けテイスト"というのは、やはり露骨な"泣かせ"の演出も含めたウェットな部分なんでしょうかね? でも情緒的な部分が少ない香港人の気質としては、こういう見せ方は当時としえてゃ不慣れだったんだなあ、と如実にわかりますよね。
>ニコラスについてはDVDで再確認後ということで。
まもなく出ますね。私は購入予定は現時点はありませんが、fakeさんの評論を楽しみにしております。
>見る機会を奪われてはねぇ。『トレース・・』はもう
>この辺での上映は諦めているので関西地区まで遠征に出
>かけなくてはなりません。でも小中学生にそれは出来ま
>せんものね。
『トレース』は幸い見る機会に恵まれましたが、fakeさんが未見ということであれば、この作品については御覧になってからあらためてお話したいなと思います。
>『ツインズ』はこちらではとうとう上映してくれません
>でした。『2』があるなら『1』もやってくれそうで
>期待しているのです。その望みが費えるまではDVDの封は
>切らないつもりですよ。やはり劇場で見たいですから。
東京では8月から銀座シネパトスで公開が決定しました。自分も1を見逃してるんで、ついでに上映してくれればいいんですが…。
というわけで今回はこの辺で。
Email:kungfubaka@yahoo.co.jp
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(続きです)
>映画の中で全部がピーカブーだとね。そういうのも多いん
>ですが、シリアス・タッチにしてみたり、一発で倒したりと
>緩急をつけることはしてもいいはずです。
先日「日曜洋画劇場」でオンエアした『シャンハイヌーン』はそうした試みがなされてるなという印象はある程度受けました。『新警察故事』という香港での新展開を打ち立てたのですから、その後のハリウッド作というのは、逆に期待せざるを得ない思いもあるわけで。でも…、やっぱ『ラッシュアワー3』なの?
>共演の方法はあったはずですよ。それで潰れるなら
>彼等の個性もそれまでだったということですよ。イー
>キン、アーロン、小春、サム・リーetcそんなにやわな
>連中じゃないでしょ。
もちろんJCと競演するしないにかかわらず、彼らは彼らなりに自分の出演作では個性を発揮し、香港映画を支え続けてきたわけです。ただ彼らが実際JCと共演した場合、彼らの持っている個性を活かした演出がなされるかどうか、一観客としては一抹の不安を覚えたわけです。というのも数々の名演を重ねてきた女優陣がなぜかJCの映画ではさっぱりパッとしない、という事例がこれまでの作品でいくつか散見されますのでね。ロザムンド、ドゥドゥ、ジョイ、アニタ・ユンなど、いずれも見る前は"夢の共演"とワクワクしたものでしたが…。でも彼の映画の後は、また活き活きした芝居を見せてくれている。当時は正直何で? って思いましたよ。
>ジャッキーだっていつも刑事でも構わないと思うんです。
>要はその刑事でどう物語を作るのか?が一番大事な点
>であって。
JCも一時期は刑事役にてらいはなかったと思うんですよ。でもそれは李修賢のように役を演じるというよりは、アクション、いや成家班のスタントショウを見せるためのシチュエーション作りに躍起になってたゆえなのだと、今にして感じます。
>JCが彼らのキャラを描ききれてなかったのか?
>描ききれていないといえば言えます。これは当時の
>ジャッキー作品が共通して抱えていた問題点ですよ。
>彼等のキャラはちゃんと描けていると私自身は思って
>います。が、同時に彼等は成家班にしか見えないとも思
>っているんです。高度なアクションシークエンスの
>構築を維持するには、日頃から一緒にトレーニングして
>いる仲間とでなくては不可能。それは確かですが、
>この時期のジャッキー作品は明らかに顔ぶれのマンネリ
>感から新鮮味を失っていました。
確かにJCは「マイスタント」か何かで、fakeさんがおっしゃったのと同じ事を言ってたん
ですよね。高度で新味のあるアクション構築を目指した結果が、作品のマンネリ化を招いたというのは何とも皮肉な事実ですよね。まあ今では十二分に理解は出来るんですけど、当時は単に作品のマンネリさ加減ばかり目に付いて、少々ゲンナリした覚えがあります。
>顔合わせの新鮮さの大切さは『ゴージャス』や今回の作品が
>証明したでしょう。
ですから尚更周囲では評価の低い『雙龍會』が、私にはスゴく新鮮に見えたんですよ。前半でテディ・ロビンと登場しただけで「あ、なんか違うな!」といい意味での軽い驚きがあったんです。まあ確かにアクションはいつものJC節全開でしたけども、ドラマ部分の演出手法が片手間とはいえ、明らかにそれまでの硬直化したJC演出とは異なってましたからね。その後も『超級警察』でミシェールや曾江、顧美華、『城市獵人』ではチンミーら王晶組、『重案組』では鄭則士、そして『酔拳』では狄龍や劉家良といった御大連中との初共演を果たすなど、新味のある顔合わせはそれなりに行われてきたわけです。でもその新鮮さが本当の意味で観客に実感させたのは『ゴージャス』以降でしょうね。アクションから離れたドラマ主体の演出が効を奏したともいえます。公開当時はJCファン香港映画ファン両方からそっぽを向かれるというさんざんな有様でしたが、元々佳作というか作品自体のポテンシャルが高いので、最近は両者の間で再評価の機運が高いようですね。
ファーストミッション>
>私も日本版しか見ていないです。これサモが監督した
>台湾映画ですよ。日本の資本投下により日本公開を睨み、
>台湾での公開も視野に入れた当時の台湾向けテイストも
>混ぜ合わせた混血児でしょ。当時の香港映画らしくない
>奇妙な映画です。
この"台湾向けテイスト"というのは、やはり露骨な"泣かせ"の演出も含めたウェットな部分なんでしょうかね? でも情緒的な部分が少ない香港人の気質としては、こういう見せ方は当時としえてゃ不慣れだったんだなあ、と如実にわかりますよね。
>ニコラスについてはDVDで再確認後ということで。
まもなく出ますね。私は購入予定は現時点はありませんが、fakeさんの評論を楽しみにしております。
>見る機会を奪われてはねぇ。『トレース・・』はもう
>この辺での上映は諦めているので関西地区まで遠征に出
>かけなくてはなりません。でも小中学生にそれは出来ま
>せんものね。
『トレース』は幸い見る機会に恵まれましたが、fakeさんが未見ということであれば、この作品については御覧になってからあらためてお話したいなと思います。
>『ツインズ』はこちらではとうとう上映してくれません
>でした。『2』があるなら『1』もやってくれそうで
>期待しているのです。その望みが費えるまではDVDの封は
>切らないつもりですよ。やはり劇場で見たいですから。
東京では8月から銀座シネパトスで公開が決定しました。自分も1を見逃してるんで、ついでに上映してくれればいいんですが…。
というわけで今回はこの辺で。








