旧myroom(香港電影的日常 '01/2/17〜'06/1/29)より移転。

 香港映画を中心に語っていますが、基本的には何でもアリです。
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 ・・・・あと、リンクもフリーではないんです。すんませんなぁ。

気分はもう来年・・・。 [2005年08月08日(月)]

Name:邪亜邪亜
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暑中お見舞い申し上げます!

CEの新作のキャステングが固まってきましたよ。

ライアン・フィリップ
ジェイミー・ベル(『リトルダンサー』)
アダム・ビーチ(『ウィンド・トーカーズ』のナバホ兵)
ポール・ウォーカー(『ワイルド・スピード』)

地味でいいですね(笑)。
カメオでモーガンは出ないのかなぁ・・・。

硫黄島では爆薬使用不可なので、戦闘場面は、
『プライベート・ライアン』と同じアイスランドで代用のようです。
硫黄島は外観だけ撮って、合成で俯瞰場面等で使われるみたいですね。



>カップルとしてセットで売り出すことは香港映画界では稀ですから。

なるほど。そうなんですか。
そういえば、男女同じ組み合わせの作品ってのもあまりないですね。
自分が思い浮かぶのは、成龍とM・チェンの「香港国際警察」シリーズぐらいか・・・。、

>『1941』は公開当時の映画館ではいつ行っても爆
笑の渦でしたよ。あの時の観客たちは何処行ったんだ!?

ここにもいますよ!(笑)。
あの頃は「人間が描けていない」とか言う人、
そんなにいませんでしたね。


>島本和彦は、自分が週刊誌で漫画を読んだ最後の時期にデヴューしたんです。

ということは、
私はその少し前に漫画(というか小学館系漫画か)を、
読むのをやめた時期なのかなあ・・・。


>『少林サッカー』の方が島本漫画っぽいです。

冷めていない、でも逆に言えば暑苦しい(笑)男意気の世界ですな。
初期のジャンプはみんなそんな感じでしたけど。


>『ラ・ヴァルス』と確かもうひとつあったような気がしますが・・・なんだっけな?

官能系だと、にっかつの『悪徳の栄え』でしょうかね?


>今回は原作者の御指名か何かなのかな?
>(横溝シリーズ)の市川監督ぽい気がしてたのですが。

>プロデューサーの意向のようですね。
>まさしく横溝モノを意識し、なおかつシリーズ化も意図しているようです。

それでは今回の興行成績いかんということですね。


>「SNL」のものと撮り下ろしとで構成されていますね。
>ブシェミのエピソードも面白かったですよ。

ありがとうございます。
ビデオで要チェックかな。
ジャームッシュとビル・マレーって一見合わん気がしますが、
最近は、他の作品でも組んでるようですね。



>訓練にまともに取り組まない"照れ"も現代っ子の描き方でしょう。

なるほど。
確かに前作『ウォーター』の雑誌でのインタビュー記事で、
熱血モノにはしたくないみたいなこと監督が言ってましたね。
とりあえず、次回作も同じ傾向の作品だとチト苦しくなってくるでしょうけど。


>韓国版の方が出来が良いというのも問題がありますな。

オリジナル版の致命的な点は、
男主人公を演ずるスチュワート・タウンゼントの魅力の無さですね。
3姉妹を翻弄する正体不明の男にしては、カリスマ性がないです。
あと3姉妹を演ずる女優陣をバランス良くは撮ってますが、みんな無名なせいもあって、演技のコントラストに欠けています。
韓国版はチェ・ジウのパートにややウエイトを置いているのが特徴ですね。



>『スイミング・プール』の場合解釈は様々でしょう。

なるほど。
私自身は欲求不満の女性の願望を織り込んだ小説オチかと
思ってましたが、その辺、
敢えて追求しない方が良いみたいですね。


>むしろこの書き込み量自体がエキサイティングですらありました。

そうですね。
映画としてまとめあげた監督の力量には感心しました。
大林映画の常連オールスターズという点も面白かったです。
(尾身としのりが出ていれば最高でしたが・笑)


ではでは。

劉家良(22) [2005年08月08日(月)]

劉家良(22)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー劉家良その人を語るには、どうしてもこの件に触れなくてはならない。それは『長輩』でスターになった惠英紅との愛人問題だ。 1960年山東省生まれ(香港説有り)の惠英紅は、6才で香港へと移住。五人兄弟(兄に俳優の惠天賜)三人姉妹の貧しい家庭に育ったが、家計を助けるため彼女も幼い時から働いたという。 聖嘉諾書院に在学中、14才の彼女が出合ったのが中国古典舞踊だ。その美しさに魅せられ、そのまま香港ミラマー・ホテルが主催する「美麗華中國舞蹈團」に入団。そこで鍾浩から古典舞踊を学び、同時に彼女は李少華の元で北派武術の習得にも励んだ。 三年の月日が過ぎ、「美麗華中國舞蹈團」でもそれなりの地位を得ていたが、彼女の人生を左右する出来事が起きる。新作『射G英雄傳』の準備をしていた張徹は、同作品の重要な登場人物"穆念慈"(後に続編『神G侠侶』の主人公・楊過の母となるキャラクター)を演じる少女を捜していたのだ。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーここで張徹の目に留まった惠英紅はショウブラと契約、同社の俳優養成所「南國實驗劇團」に入門した。この時の同窓生には、後に劉家良作品でコンビを組む小候、傅聲の実弟・張展鵬、女性武術指導の草分け楊がいた。 無事に映画デヴューを果たした彼女だったが、それ以後大きなチャンスはあまり巡ってこない。それもそのはず、若い女性にはあまり(ほとんど?)興味のない張徹は、彼女に必要以上の役を与えることは無かったのだ。 彼女が交わした契約は六年契約(月給500HKドル、安っ!)だ、上昇志向の強い彼女はこのまま黙って張徹の下にいるつもりなどサラサラない。意を決して方逸華(モナ・フォン)に直談判するも、さすがは方逸華だ、ここでも我々の期待は裏切らない(笑)。「ウチにはあんた以外にも似たような女優はいっぱいいるの!」それでも諦めない惠英紅は、張徹作品以外への出演を取り付けた。 そんな時だ、羅棋監督作品『麻瘋怪拳』へ出演のチャンスを得た惠英紅を、劉家良はスタジオの隅でじっと注目していたのだった。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーいくら当人同士が否定しようとも、当時の映画雑誌や新聞にはふたりのラブラブ状態の写真が多数掲載されており、その関係を否定出来るものではない。 当時、劉家良は既婚者(前夫人・何秀霞)である。それだけでもふたりの関係には問題があるが、更に問題になるのは惠英紅がまだ未成年者であったということだ。 劉家良には独自の性癖があり、惠英紅との関係を清算した後、劉家良が目を付けたのは当時まだ14才の女優・翁静晶だった。付き合い始めたのは翁静晶が17才のときだというが、その時まだ前夫人との婚姻関係が存在していた。翁静晶が成年に達するのを待って強引に結婚したというが、前夫人からは重婚罪で訴えを起こされている。 惠英紅と違って女優としては売り出さなかった翁静晶は、80年の『喝采』でデヴュー後わずか数本の作品にしか出演していない。面白いのは『楊過興小龍女』において、惠英紅が演じた"穆念慈"の息子・楊過と結ばれる小龍女の役を演じていることだ。劉家良は武侠小説の登場人物のような女性が好きということか。(性格もそのまんま惠英紅が穆念慈で、翁静晶が小龍女だろうな)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー愛人問題を詰問された大蔵貢(新東宝社長:当時)は「女優を愛人にしたのではない!愛人を女優にしたんだ!」との名言を吐いたが、劉家良の惠英紅に対する気分も同じようなものではなかったろうか。 劉家良作品『爛頭何』に出演した時の彼女は実質大部屋女優であり、この作品に於いての彼女の扱いも決して大きなものではない。『爛頭何』の彼女は船宿の芸妓役である。武術の腕前を知られたくない劉家輝は惠英紅を人形浄瑠璃のように扱い、汪禹をあしらってみせる場面だけが見せ場だ。 功夫片女優不要論者であった劉家良は、そこで"女優も扱いようで功夫の達人にみせることが出来る!"という真理を発見してしまう。そしてそれは、名実共に香港No.1の功夫映画作家である自分にしか出来ないことだ、と。 劉家良と惠英紅、そのどちらが持ちかけて男女の関係に至ったか、もはや詮索することもないだろう。片や思い通りに扱える女優を捜しているロリコン監督と、片や上昇志向の強い若く美しい女優。ふたりの出会いは偶然でも、ふたりの関係は必然であった。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーここでもう一度『長輩』と『掌門人』をみてみよう。死んだ叔父の後添いとして、一族の遺産を預かり長として現れる『長輩』。年上の劉家良や、惠英紅と同年代の小候はうろたえるばかりだ。経営の傾いた武館を建て直すべく、一門総帥としてアメリカからやってくる『掌門人』。どちらの作品も、年若い惠英紅が人間関係のヒエラルキーの頂点に立つことから生まれるギャップを描いた作品だ。 現実の人間関係はどうだっただろうか。『長輩』撮影時、劉家良は43才。その20才の愛人が映画の主役として君臨することを、弟たちの劉家榮や劉家輝、弟子の小候や劉家班の唐偉成、神仙、京柱らはどう思っていたのだろうか?映画におけるドタバタは、実は現実関係の反映でもあったのではないか? それを判っていてこの内容の作品を作ったのだとしたら、劉家良は相当に悪趣味である。劉家良にとっては「女優を愛人に・・・」であったとしても、周りの人間の目には「愛人を女優に・・・」と映っていてもおかしくはないだろう。 劉家良と別れた後の惠英紅は、順調にキャリアを重ねながら今も演技派の女優として映画界で高い評価を受けている。現在45才になる惠英紅は、その変わらぬ美しさを保ちながら最新のインタヴューに登場し、今なお独身を守り続けている理由を問われ「結婚?・・・縁が無いのよ」と優しく微笑んだ。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー続く
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