旧myroom(香港電影的日常 '01/2/17〜'06/1/29)より移転。

 香港映画を中心に語っていますが、基本的には何でもアリです。
 なお日記に記載の内容は、無断転載、転用はお断りいたしております。ご理解下さい。(by fake)

 ・・・・あと、リンクもフリーではないんです。すんませんなぁ。

Re:re: [2005年08月31日(水)]

Name:fake
Email:episodo1@iris.dricas.com
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>なるほど。もうこの時は台湾に行った後だったのですね。

 公開はほとんど同時期ですから、早撮りの張徹
組の方が先に終わっていたはずですね。

>疑問というかジャッキーってそこまで傲慢なのかと思いましたが、ギャラ要求の問題があったのですね。

 かなり後のインタヴューまで怒ってましたが、ど
っちみちあの組み合わせでは旨くはいかないでしょ
う。みんな殿様ばっかりっていうのは良くない現場
ですよ。

>やっぱり。
>ラストはそれなりのリスペクトは感じられるものの、ジャッキー監督ですよねぇ。

 アニタ・ムイと最初に酒を飲んで酔拳で闘う場面も
自分がやったと答えていました。背景のセットはハー
ベストのものですし、ここもラストバトルと同じ頃に
撮影したのかもしれません。

>まさしくその通りですね、ここだけ「報仇」の世界で異質のジャッキーが戦うというヴァーチャルショーブラ。

 もし全盛期のショウブラでジャッキーがスターだっ
たら・・・・見るたびに興奮と感動に震えてしまう凄
い場面です。

Re:ミルコ!! [2005年08月31日(水)]

Name:fake
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 負けちゃいましたね・・・。

>そのかわり27日から、各作品がどっと公開されて、ゆっくり観られないッス・・・。

 映画も短期間しか上映しない単館ものが増え
たので、公開日が重なるとキツイっすよね。

>その事故とはどんなものだったのでしょうか??

 80年代、楊紫瓊(ミシェール・ヨー)の『皇家師姐/
レディハード』からスタートした女性アクションは、
楊麗(シンシア・カーン)、大島由加里などの人気
スターを輩出。
 李賽鳳(ムーン・リー)も『天使行動』シリーズで
その路線に参戦、他の女性スターと違ってアイドル
ルックスの李賽鳳は独自の人気を博していたのです。

 89年、同路線で活躍する胡慧中(シベール・フー)
と共演した『獵魔群英/群狼大戦』撮影中、燃えるビ
ルから飛び降りるスタントを女優自ら演じていたと
ころ、新米の効果係りが爆薬のスイッチを人が出て
くる前に押してしまい、女優ふたりは火達磨のまま
悲鳴をあげてビルから落ちて行った・・・・。

 同映画は完成せず、そのフィルムをそのまま使っ
てスキャンダラスに商売をするという非道ぶりをみ
せました。日本で出ている版にもその映像があるか
は未確認のため不明。

 李賽鳳も胡慧中も全身大火傷に見舞われましたが、
全身の皮膚を移植し直して何とか役者に復帰しまし
た。その時の映像はあまりに酷くてちょっと正視し
かねるほどです。

 彼女には幸せになって欲しいでしょ?

>日本では特に他にめぼしい公開作は無いなら、この“おっぱいポロン”でランクインですか(笑)。

 おっぱいは強し!ですな(笑)。

>ヘップバーンやJ・ディーンのような故人なら別ですが、韓流全盛の今、75歳のジジィの写真集ですからね。

 写真集パラパラと見ましたよ。今月はPRIDE貧乏
で買えませんが、来月は買おうと思っています。

>91年2月の公開ですから、92年頃が単品公開の移行期なんでしょうね。

 ということになりますか。じゃ今のところに引っ
越してからはずっとそうなんだなー。

>日本では林寛子(笑)主演のそのまんまのTVドラマもありましたね。

 『がんばれレッドビッキーズ』!(笑)
 ところでリメイクの『ベアーズ』は監督が『スク
ール』のリチャード・リンクレイターのようです
ね。考えることはいずこも同じか・・・。

>試合やコンテストではなく「発表会」という形式で順位を敢えて付けないですね。

 時代の流れですかな。2位のトロフィーを叩き付
けたオリジナル"ベアーズ"の気概よ今いずこ?

>なるほどぉ・・・。
>でもよく考えると、東洋人をデフォルメしてギャグにしているエドワーズの作風がウケるというのは、面白いですね。

 そういやぁそうですね。ピーセラのわかり易くて
クドイ笑いは、確実に香港に継承されたのは間違い
ないですが。

>『ブルース・リー物語』では『ティファニーで朝食を』を観て不愉快になる場面がありましたが、実際はウケていたりして。

 リーは別でしょうね。散々差別された怨念が彼を
強くしたんでしょうし。

>『ピンクパンサー』自体も『4』ではモロ『燃えドラ』の影響を受けていましたね。

 香港ロケだったのは『4』でしたかね?一番面白
くなかったことだけは覚えているのですが。ちなみ
にコメディとしては『暗闇でドッキリ』が一番だっ
たと思いますが、これピンクの豹は出てこないんで
すよね。

>ラブコメとアクションコメディ以外は観ることが出来ませんよね・・・。

 香港映画華やかし頃なら発売されたんじゃないか
と思いますけどね。

>そういえば、この前話題に出た柔道を扱った映画もビデオになっていないですね。

 『柔道龍虎榜』は劇場公開の予定もあるんじゃな
かったかな?これは少なくともDVDは出そうですよ。

>スコセッシがリメイクして、オスカー獲って欲しいですよね。
>主人公を俳優じゃなくて映画監督にして(笑)。

 で、やっぱりオスカーは貰えない!?(笑)

>とりあえずジョー・ペシみたいな人じゃなくて良かったですね(笑)。

 チンピラでしたから(苦笑)。後でお金は請求して
取り返しましたけどね。

劉家良特集最終回!? [2005年08月31日(水)]

Name:fake
Email:episodo1@iris.dricas.com
URL:http://myroom.isao.net/room164/0000001000019164

 8/31日記更新。本日は、劉家良特集第二十九弾にし
て最終回でございます。『酔拳3』から現在まで、一気
にいきます!

 えー、五月から長々と続いておりました劉家良特
集もひとまず終りです。興味の無い人とか"いい加減
そろそろ他の映画もやれよ!"と思っておられたこと
かと思いますが(苦笑)、これまでお付き合い頂きまし
て誠にありがとうございます。

 どこにも書かれていない「劉家良傳」にはなったと
自負はしておるのですが(笑)、どうですかね?皆様面
白かったでしょうか?

 特集に関しての、ご意見ご感想等ございましたら、掲
示板かメールにてお寄せ下さいませ。

 特集文責、著:fake

re: [2005年08月31日(水)]

Name:なるこう
Email:
URL:

>彼等も彼等なりの仕事先を見つける必要性があったんですよ。
なるほど。もうこの時は台湾に行った後だったのですね。

>どうでしたか?
>袁和平がかなり高額なギャラを要求したため(日記より)
袁和平はジャッキーに比べ、徐克、ハリウッド、「グリーン・デスティニー」、サモハン降板の「カンフーハッスル」の後釜など、柔軟性に富んでいる様に見受けられたので、「酔拳2」でウマが合わなかったことに疑問というかジャッキーってそこまで傲慢なのかと思いましたが、ギャラ要求の問題があったのですね。

>劉家良抜きで撮影を仕上げてしまう
やっぱり。
ラストはそれなりのリスペクトは感じられるものの、ジャッキー監督ですよねぇ。

>そのショウブラ的シチュエーションの真っ只中に、たったひとりでジャッキーを放り込むという実験
まさしくその通りですね、ここだけ「報仇」の世界で異質のジャッキーが戦うというヴァーチャルショーブラ。

ミルコ!! [2005年08月31日(水)]

Name:邪亜邪亜
Email:
URL:

夏休みが終わり、やっとファミリー・ピクチャーが減少しましたね。
そのかわり27日から、各作品がどっと公開されて、ゆっくり観られないッス・・・。


>不幸な事故に遭われたのでお幸せになって欲しいですね。

その事故とはどんなものだったのでしょうか??


>ディディは『ピックポケット』でおっぱいポロンの現:元彪夫人のことっす。

ありがとうございます。
なるこうさんの投稿にも、ちゃんと話題に出ていましたね。すみませぬ。
日本では特に他にめぼしい公開作は無いなら、この“おっぱいポロン”でランクインですか(笑)。


>アイドルだった・・・どっちがぁ?(笑)

いやCEですよ(笑)。シンシア・ギブとCEが見られた、イイ時代だった・・・。
でも最近も「スクリーン」から別冊で写真集(というかグラフ誌)発売されましたのですよ。
ヘップバーンやJ・ディーンのような故人なら別ですが、韓流全盛の今、75歳のジジィの写真集ですからね。

>『ルーキー』と『メンフィス・ベル』は一緒ではなかったですか?

OH!! おっしゃる通りでございました。
91年2月の公開ですから、92年頃が単品公開の移行期なんでしょうね。

>女子ピッチャーの子はユニフォームのままア〇ルを犯されてしまいますよ!(笑)

ハーベイ・カイテル同様のアブナいコーチ(笑)。

>『天使にラブソングを』を混ぜれば『スクール・・』に
なりますね。スポーツでなくともこれだからなぁ。

日本では林寛子(笑)主演のそのまんまのTVドラマもありましたね。
先日話題にした矢口史晴監督作品もこの流れを多少引いてるのでしょうが、
試合やコンテストではなく「発表会」という形式で順位を敢えて付けないですね。
(この点もやはり、周防監督作品と決定的に違いますね)

>『ピンクパンサー』は香港の大抵の人が影響を受けていると述べています。

なるほどぉ・・・。
でもよく考えると、東洋人をデフォルメしてギャグにしているエドワーズの作風がウケるというのは、面白いですね。
『ブルース・リー物語』では『ティファニーで朝食を』を観て不愉快になる場面がありましたが、実際はウケていたりして。
『ピンクパンサー』自体も『4』ではモロ『燃えドラ』の影響を受けていましたね。


>劉雲の『絶世好BRA』とか面白いんだけどなぁ。

ラブコメとアクションコメディ以外は観ることが出来ませんよね・・・。
そういえば、この前話題に出た柔道を扱った映画もビデオになっていないですね。


>今とはオスカーのあり方自体が変わってしまってい
るはずですから、絵空事として捕えてくれると思うのですけどねー。

スコセッシがリメイクして、オスカー獲って欲しいですよね。
主人公を俳優じゃなくて映画監督にして(笑)。

>結局タクシー代から治療費まで肩代わりしてやってね、散々でしたよ(苦笑)。

とりあえずジョー・ペシみたいな人じゃなくて良かったですね(笑)。
ご自愛下さいませ・・・。

Re:re: [2005年08月31日(水)]

Name:fake
Email:episodo1@iris.dricas.com
URL:http://myroom.isao.net/room164/0000001000019164

>あの話はあくまでも石天さんメインになっていて、
>左右から大筋を挟んでいる感じで、左右の話はほとんど重ならない。

 シネマシティの重役として石天が現場混乱の
責任をとったということかな?どっちにせよズ
タズタにカットされたこの映画からは、呉字森
が撮った元の映画がどんなであったかは想像も
つきませんね。 

>生き生きしてましたね!
>だってあの映画功夫職人大集合ですもん、狄龍も含めて。

 最初に見たときは、李元覇来るのか?もしか
して来たのか?と思いましたけど、ヌカ喜びだ
ったことが判明して・・・(笑)。

>これってあのポールに飛びつこうとして失敗しているシーンでしょうか?
>あれは重傷どころか死んでてもおかしくない危なすぎるシーンですね(しかもそのまま使ってる)。

 記事にはその場面だとは書かれていないので
すが、やはりあの場面なんじゃないでしょうか?
 使ってしまうという倫理観の問題はさておき、
成功していても凄い場面だったのは間違いない
ですね。

>おかんが言うんですよ、
>「ああ、いつものスタジオ」
>って。彼らにもいつもそこを使わざるを得ないことで、緊迫感が薄れたりマンネリを感じてしまうきらいはありましたね。だって、ほとんどが中2Fの構成ですから。

 マンネリ化の問題は役者やスタントの顔ぶれ
が同じであることも含んでいますけれど、少な
くとも(成功であるかは別として)同じセットを
別の色に見せるべく努力はしていましたね。劉
家良の場合(現代劇は)別のセットが同じ色にな
っていた。 

>ただ仰るとおりそこなんですよね、だから「酔拳2」の・・・いや、更新を楽しみにします(笑

 どうでしたか?

>質問というか疑問なんですが、簡単に言うと
>「掌門人」の孫健(スン・ジェン)出演がなぜ実現してるのかな?
>ってことなんです。数少ない劉家班vs五毒対決がありますよね、ここに。

 これは張徹の方に理由があるんです。
 五毒組が最後に五人で仕事をしたのは『大殺
四方』までなんですよ。その後はユニットとして
は解散状態の上、『掌門人』の作られた83年に
は、張徹は『神通街興小覇王』を最後にショウ
ブラを出て行くんですね。

 台湾で最後になる「長河」を設立して最晩年
の活動に入るのですが、これに付いて行ったの
は郭追、江生、鹿峰の三人だけなんです。
 孫建と羅莽は香港に残った訳ですから、彼等
も彼等なりの仕事先を見つける必要性があった
んですよ。

劉家良(29) [2005年08月31日(水)]

劉家良(29)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー『酔拳3』は、"『酔拳2』を途中降板させられた劉家良がジャッキーへの対抗心で、ジャッキー抜きの『酔拳』続編を作った・・・"といわれていた。これは真っ赤な嘘である。『酔拳3』が最初から『酔拳3』であったのかどうかは判らないし、そればかりか、黄飛鴻を主人公にした映画であったかどうかも不明なのだ。 当初この映画を指揮していたのは蕭榮というベテラン映画人である。ショウブラで助監督として程剛作品『十二金牌』に関わり、独立してからはケ光榮の『血洗唐人街』や、秦祥林の『追殺』などを監督。 その蕭榮が新人・季天笙を主演に、『酔拳2』に便乗した映画を撮ろうとしていたのだけは確かなのだ。ところが、季天笙のネームバリューを考えて大物ゲストを客演(劉徳華、任達華)させていたことが現場を混乱させてしまった。その混乱を抑えるためか、最初からそれが目的で混乱させていたのかは不明ながら、『酔拳2』を外された劉家良が呼ばれた時点で、この映画の方向性が決定したのだ。現場に到着した劉家良を待っていたのは、底の着いた製作費に、出演契約日数が残っていない客演俳優だった。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー劉徳華は2日、任達華は3日しか現場に残れず、大陸ロケの武術指導を担当していた胡堅強もずっと現場にいる訳ではない。 仕方なく劉家輝や劉家勇を呼び寄せて協力させたが、これではまともな作品に仕上がるはずもなく、劉家良にとっても悔いの残る作品となってしまったのである。 映画の出来を見て判断されたものか、それとも最初から狙って仕組んだものか、劉家良が作品に加わったことでこの映画は"『酔拳2』への対抗心で作られた・・・"という宣伝プランが立てられた(元・成家班の李建生が製作に加わっていたことも噂に拍車を掛けた)。それ以外に売る方法が無かったとはいえ、『酔拳2』公開後に手打ちを済ませた劉家良とジャッキーにしてみれば、随分と心外だったに違いない。後に蕭榮はやはり季天笙主演で『小酔拳』という映画を撮っているが、蕭榮が本来やりたかったのはこれだったのではないだろうか? 『酔拳3』の話を伝え聞いたジャッキーは、自分なりの黄飛鴻三作目として"黄飛鴻西部へ行く!"のアイディアをインタヴュー中で語っていたが、このネタを話した徐克とサモによって『黄飛鴻之西域雄獅/ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ・アンド・アメリカ天地風雲』としてパクられてしまう。 結局このネタは『SHANGHAI NOON/シャンハイ・ヌーン』として実現するが、これが当初の企画通り『酔拳3』であったとしたらどうであろうか。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーこの映画の後、劉家良は沈黙をしてしまう。理由は喉頭癌である。94年の『酔拳3』撮影時点で57歳、10代から映画界で働いてきた劉家良は、ゆっくりと静養して身体を労わる事にしたのだ。 90年代に花開いた古装片ブームは、94年の『酔拳2』を最後に収束したが、80年代の一時期のように銀幕から消えてしまうようなことにはならなかった。新しい手法が確立されたこと、CGなどの技術も発達して全然別の映像表現が可能になったことも大きかった。 2000年初頭、『風雲 雄覇天下/風雲ストームライダーズ』や『臥虎藏龍/グリーン・デスティニー』のヒットに刺激された徐克は、今一度の古装片ブームを仕掛けるべく「電影工作室」の次期ラインナップに『天涯』(古龍武侠小説「天涯・名月・刀」01/7/20日記)、『三少爺的劍』などの企画を立ち上げる。 手始めに自作のリメイクである『蜀山傳』を製作し、続いて金庸の武侠小説『書劍恩仇録』を映画化すると発表。徐克の長い映画人生の中で、唯一接点の無かった劉家良との仕事を切望していた徐克は、病気療養後快復に努めていた劉家良を武術指導に選んだ。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーキャスティングも固まり、ロケ班も行い、劉家良は武術指導以外にも同作中最大の悪役である張召重を演じることまで決まっていたが、『蜀山傳』が思いの外ヒットしなかったことで資金が集まらず、また長期に渡る砂漠でのロケに劉家良の体力がもたないとのことで撮影直前にキャンセルされてしまったのだ。結局この企画は日の目を見なかったが、徐克は劉家良との仕事を諦めた訳ではなかった・・・・。 長い沈黙を経て劉家良が再出発の場に選んだのは古巣ショウブラであった。 『酔馬[馬留]/酔猴』は大陸の映画会社と合作ながら、因縁の方逸華(モナ・フォン)もプロデューサーとして参加した作品で、長い年月がふたりの恩讐を押し流していたのだった。映画の内容は79年の『瘋猴』からほとんど進歩していないことに、かえって新鮮な驚きを覚えるくらいの作品で、2002年に作られた映画には全く見えない。 信頼していた人間に裏切られ、負傷して世間から身を隠し、街の若者に猴拳を教えて復讐に乗り出すというストーリーの骨子もまるで『瘋猴』そのままで、違うのは『瘋猴』の主人公は酒で身を持ち崩し、『酔馬[馬留]/酔猴』は酒で新技を編み出すのだ。いうなれば、これこそが劉家良にとって『酔拳3』への弔い合戦でもある。 それにしても猴拳少女・姚瑤は、劉師傅好みの・・・・作中の描写もアブねぇな(苦笑)。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー『酔馬[馬留]/酔猴』はあまりヒットはしなかったが、劉家良ここにあり!を満天下に示すことには成功した。さすがにロングの絵やスタントにはダブルを使っているものの、撮影当時67歳とは思えない劉家良の動きは実に素晴らしいものであった。 古装片ブームは起きなかったが、『臥虎藏龍/グリーン・デスティニー』以降海外資本で大作として作られるようになる。『英雄/HERO』『十面埋伏/LOVERS』などがそれで、徐克がこの動きを見逃すはずはなかった。 金庸、古龍と並ぶ新派武侠小説御三家のひとり梁羽生(代表作は映画化もされた『白髪魔女傳』や『雲海玉弓縁』)原作の「七劍下天山」を映画化すると発表。武術指導として劉家良の名前が発表されたが、徐克はついに念願のコラボレーションを果たしたことになる。 映画は既に完成し香港で先頃公開されたばかりだが、甄子丹(ドニー・イエン)も共演するこの映画がいかなるものかは、近々(2005/9下旬ワーナー系)日本でも『七劍/セブン・ソード』として公開されるので各自確認されたし!ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー五月から続けていた劉家良特集も一旦はここで筆を起きます。彼の映画人生の総括はまだ行わない(だからNo.も29のままなのだ)。これからも多くの映画を製作して欲しいし、現に最新作が公開される目前なのだから。 劉師傅、いつまでもお元気で!
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