旧myroom(香港電影的日常 '01/2/17〜'06/1/29)より移転。

 香港映画を中心に語っていますが、基本的には何でもアリです。
 なお日記に記載の内容は、無断転載、転用はお断りいたしております。ご理解下さい。(by fake)

 ・・・・あと、リンクもフリーではないんです。すんませんなぁ。

更新 [2005年10月06日(木)]

Name:fake
Email:episodo1@iris.dricas.com
URL:http://myroom.isao.net/room164/0000001000019164

 10/6日記更新。本日は嘉凌(ジュディ・リー)主演
『三鬥鶴觀音』です。

不二子ちゃんの出ない「ルパン」。 [2005年10月06日(木)]

Name:邪亜邪亜
Email:
URL:

どうも!

>isaoからこんなお知らせがありました・・・。

ブログへの移行ということみたいですね。
他社が運営しているブログと同等の機能を持つのかは不明ですが、そもそも「香港電影的日常」がブログ・スタイルなので、現在のまま運営可能かとは思います。
最初は、テンプレート(HPのデザイン)設定が面倒でしょうけど。

ドリキャスによる使用が不可であればサービス自体が消滅するでしょうから、しばらくは大丈夫な気もしますが、どうなんでしょう・・・。
PC購入に切りかえる機会かもしれませんが、師父の英断やいかに・・・。


>『トレース・・』は大変面白かったですよ。

日記を拝見しましたが、全然予想していたドキュメンタリーと違うのですね。
けっこうタブー的な内容とは・・・。


>リスゴーといえば『ミッドナイト・クロス』が先ですよね!

そのサイコなおじさんが、
“オ○ニー禁止・強制ギブス”でトラウマとは感慨深いですよねぇ(笑)。


>今の日本の警察フェティッシュな描写や、
>機構の描き方なんかは全部『パトレイバー』が先鞭をつけたもの

そうでしたか。
上層部(官僚)がどうしようもないという描き方は悪くないですけど、この辺『室井』は、ちょっとやり過ぎというか、「そこまで酷くねえだろ」という感じですね。

>『ノロイ』はぶっちゃけ『食人族』であり『ブレアウィッチ』なんです

あっ、なるほど、多重構成のフェイク・ドキュメンタリーでしたか。

>『食人族』であることを知らなかったので怒っている人と、『食人族』をやったから怒っている人
の二通りいる

ということは、たぶんこれが前例の無い作風なら、評価高いのでしょうね。
“お約束”として見るか、見ないかで、評価が割れてるんだ。なるほど。


>『室井』のパンフ・・・差し上げましょうか?(笑)

『アウトロー ジョージー・ウェルズ』のパンフなら欲しいですけどね。室井は・・・(笑)。


>今の少女漫画はバンバンとセックスについて描いてい
ますが、そちらには倫理規定は無いということですかね?

もはや、レディコミと区別が無いわけですな。
なら、映画もそうしてくれよ(笑)。
ていうか、しばらくしたら絶対AVでパクられると思いますよ!


>もうハリウッド作品は全部切ろうかと思っているくらいでして。

年内はもうよろしいのではないでしょうかね・・・(笑)。
私もこれはと思ってるのは、C・クロウの、『エリザベス・タウン』くらいかな。


>アニメ版と同じキャストによる吹き替えがマッチ

アニメ版と同じなんですか!意気なことしますね。
原語の問題もあるでしょうから、この公開スタイルで正解でしょう。
『SAYURI』もそうすれば良いのに・・・(笑)。


>あれだけの迫力を出せるというのは編集の力以外何物でもない
っす。

対向車や障害物のあるカーチェイスと比べると基本的に坂下ってるだけですからね(笑)。
原作という絵コンテがあるのは強みなんでしょうね。
ただ、ブラッカイマー映画のようなメチャクチャなカット割でごまかなかったのは良かったです。


>レース映画としても悪い出来ではないですね。

作り手がちゃんと車がキャラクターの一部であり、主役であることをわかっているのが好感が持てました。
これを観ると、『60セカンズ』のエレノアがカワイそうですよ(笑)。


さて、『ルパン』を公開しているのを忘れていて、急遽遠征して来ましたが、なかなか珍作でしたよ。
マーシャル・アーツ使うんだもんなあルパン(笑)。

本場フランスの観客は、我々が、空手を駆使して爆薬を避けながら事件を解決する金田一耕助の映画を見たような気分にならならないのだろうか・・・。


ではでは。

『三鬥鶴觀音』 [2005年10月06日(木)]

『三鬥鶴觀音』'79年製作、監督:雷成功、主演:嘉凌ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー嘉凌主演作品で、彼女が引退間近に撮られたもの。晩年の代表作のひとつで、やはり激しい立ち回りがウリ。ジャッキー・ブレイク以後の練功小子片ブームに便乗した作品だが、同時期に女性功夫スターとして、このブームに最も積極的に取り組んだのが彼女。 監督を務める雷成功は、ショウブラ『血符門』でデヴュー後、早くから成功電影という独立プロダクションを興し、監督の他に脚本、武術指導、主演もこなす。この映画でも嘉凌を助ける少林拳士で主演しているが、役者としてはあまり成功した人とはいえない。 もっとも本人もそれは分っていたのか、裏方に廻ることが多く、役者として出ずっぱりの主演というのも『奇拳怪腿掃把星』以外にあまり多くない。監督としての代表作は陳星が二刀流"血滴子"を振り回す怪作『陰陽血滴子』。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーお話は、お馴染み乾隆帝による少林寺焼き討ち事件から幕を開ける。焼き討ち実行部隊の金剛将軍は福建少林寺を襲撃。情け容赦のない攻撃で皆殺しの大殺戮。辛くも難を逃れた川原、豆腐屋に身をやつしそのまま10数年が過ぎた。 豆腐屋・川原のひとり娘・嘉凌は豆腐の配達ついでに寺で知り合いの叔父さん・余松照が教えている鶴拳を盗み見。夜な夜な店の小僧・丁華寵を相手に練習を繰り返した。 町にやって来た乞食坊主・程清を懲らしめた嘉凌だったが、程清は宦官・洪化郎の召使・高振鵬に訴え出る。流しの娘・陳婉がゴロツキ・林光榮に絡まれているのを助けようとした嘉凌だったが、そこに現れた謎の男・雷成功が陳婉を助けるのを見て淡い恋心を抱く。この時の雷成功の出で立ちは、白い長包に身を包み、おかっぱスタイルの辮髪、大きな白扇を振り回す"方世玉"もどき。話の背景からいって"方世玉"であってもおかしくない為、てっきりそうなのかと邪推したが・・・・。英語版であるためはっきりとは確認出来ないが、単に"方世玉"に似せてあるだけのようだ。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー復讐を企む程清は、宦官の狂った息子・曽超を挑戦させた。この男、傴でチック症で言語障害の上、完全に頭もイカレているという、日本では100%放送コードに引っかかるキャラだが武術の達人だ。 この曽超が一目惚れしてしまったことから、困り果てた川原は娘を先に嫁がせることに。雷成功に惚れている嘉凌は、立て看板の挑戦状を出し"自分を倒せたものに嫁ぐ"と宣言。 挑戦にきた曽超に手を焼く嘉凌に助け舟を出したのは雷成功、一旦痛み分けとし、嘉凌の弱点を指摘してやり必殺の手を教えた。雷成功に教わった技で曽超を倒したが、これに激怒したのは宦官・洪化郎。そこへ、少林子弟の残党狩りに町を訪れた金剛が。 雷成功も実は少林派であることが分り、川原たちはこれを迎えたが、嘉凌との間は妙にギクシャクしたままだ。"私のことが嫌い?"と精一杯の背伸びをする嘉凌に、"君はまだ子供だよ"と笑う雷成功。 洪化郎から話を聞いた金剛は、少林派ではないか?と睨み捜査を開始。腹心の張紀平を先行させる。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー雷成功が嘉凌の鶴拳を磨き上げている頃、惨劇は起こった。豆腐屋は襲撃され、川原、余松照は逮捕、残りの従業員や家族は全員惨殺。逃げ延びた丁華寵の知らせで事を知った時は既に遅し!であった。 雷成功の面が割れていないことを利用し、丁華寵を捕まえたといって懸賞金を貰いに屋敷へと潜入。だがそこで、いつか助けた陳婉が召使として働いていたのを知る。恩人に潜入路を教える陳婉、金剛はその微妙な感情の動きに気がついたようだが・・・。 嘉凌と共に救出作戦を決行するが、案の定、金剛に待ち伏せされていた。陳婉という犠牲を出しながらも逃れた一行、一度捜した所は二度は探すまいとの川原の案で再び豆腐屋に潜伏。 若い男女はいつしか結ばれていったが、金剛たちが捜索の手を緩める訳がなかった。再び襲撃され、川原以下全員屍を晒し、一旦は逃げ延びた丁華寵も最後は金剛の魔の手に。 雷成功が張紀平と闘っている間、待ち受ける金剛に立ち向かう嘉凌。珍しい金剛の捧術アクションが見られるが、真骨頂は"鐵布杉"だ。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー金剛と"鐵布杉"といえば嫌でもジャッキーの『蛇鶴八歩/蛇鶴八拳』を思い出す。事実、その影響下で作られた殺陣だろう。この映画では鶴拳メインだが、嘉凌を助けに現れた雷成功とのダブル鶴拳という殺陣で"鐵布杉"と闘わせているのだ。 無敵モードの金剛の弱点は足の裏。一番狙い難い所だし、ピンポイントでそこを狙わせる殺陣を作るのも難しい。 闘いの最中に靴が脱げた金剛は、河原の石で足を痛め場所を移動しようとする。弱点に気づいた雷成功との位置取りが、闘いの基本となる殺陣は丁寧だ。嘉凌もそれに気づき、ふたりで足の裏を狙う作戦に出るが、ここで京劇出身の嘉凌が本領を発揮。京劇のアクロバティックで柔軟な動作を、縦横に殺陣に生かした演出構成も光る。 途中の構成にもたつく点もあるが、複雑な女心の変化を演じきる嘉凌にも助けられて佳作として仕上がっている。
trackback Blog by isao.net