旧myroom(香港電影的日常 '01/2/17〜'06/1/29)より移転。

 香港映画を中心に語っていますが、基本的には何でもアリです。
 なお日記に記載の内容は、無断転載、転用はお断りいたしております。ご理解下さい。(by fake)

 ・・・・あと、リンクもフリーではないんです。すんませんなぁ。

Re:燃えよデブゴンにするには無理ありすぎな・・・。 [2005年12月04日(日)]

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>どうも、こんにちは。またしてもキョンシー映画ネタで失礼します。

 いえいえ。最近はキョンシー関係の復刻リリースが
続いていますね。

>やはり慣れというものなのでしょうか、今回見ても鬱より「凄い終わり方」というインパクトのほうが勝ってしまいました(笑。

 最初にそのインパクトが強かったんでしょうね。

>この作品は、ハッキリ言ってどう贔屓目に見ても
>「自分以外に無実を証明する人がいない(チュン・ファトも事件の現場を見てないので証人にはならない)」
>と明らかに救いようの無い終わり方で、この映画の後のサモハンの身の振りを考えると、バッド以外の何者でも無いですね・・・

 勝てば官軍で、脅されて証言したと思しい夫婦と
か、多分買収されていた警官とかから証言は得られ
るようにも思えますが、そうでなかったら・・・・
逃げる以外に道はありません!(笑)

>主役は勝って、しかも生きてるにも関わらずここまで不幸な終わり方の映画は他にあまり知らないのですが(ドラゴン特攻隊くらいですか)、やはり珍しい部類なのでしょうか。

 うーん、主人公以下皆殺し系列の後味悪さはあり
ますが、勝利の割りに酷い代償ってのも珍しいかな?

>以前、知り合いにこの映画の吹替台本を見せてもらった事があったのですが、ラストバトルのセリフとかはほとんど書いてなくて「(( ))」(カッコがあるだけで何も書いて無い)とか「戦い」とかしか書いてなくて、しかも手書きなんで字が汚い!(苦笑)よくこれで吹替を作ったなぁ・・・と感心するばかりです(笑)。

 サモの撮影台本にも闘いの場面では「打!」としか
書いていないらしいですから、現場の雰囲気を伝える
非常に良く出来た吹き替え台本なのではないでしょう
か(笑)。きっとサモも汚い手書きでしょうし。

>しかも昔は機器が古いんでセリフをトチったらまたCM明けの部分から録り直しという話もあるにも関わらず、この映画はラストバトルで憑依拳使うところなんかはセリフ早回しで声高くしてますし、それに合わせれるなんてのは、さすがプロですね。

 実は吹き替え版は見たことないのですが、石丸さん
のインタヴューを読んでも闘いの場面は大変らしいで
すからねぇ。

>これも神打の一種でしょうか?

 映画で使っているのは茅山道という術ですが、その
神打ということになります。

>それと、以前から気になっていて未だ解けない謎なのですが、陳龍の弟子の俳優が元武ともう一人いますが、こちらはどういう方なのでしょう?また、何故代わったのかはご存知でしょうか?

 あれは・・・よくわかんないです。多分、その時ま
ではアクションさせる予定ではなく撮影していて、ラ
ストになってアクションが必要になったので元武に変
えた・・・・が真相だと確信しています(笑)。

>もう一つ、デブゴンの奥さんをやってた女優さんも私はわからなかったのですが、これもご存知でしたらご教授お願いします。

 こっちはわかります。劉雪薇という女優さんですよ。

>次辺りには、キョンシーネタ以外も書き込めるように努力して参ります(爆。

 はっ!お待ちしております。
 それはそうと『ツインズ・エフェクト』なんかどう
でした?純粋なキョンシー物ではありませんが、ヴァ
ンパイアはバリエーションなので。ジャッキーinキョ
ンシー(語呂がいいね!)というのも嬉しいというか。

>追記:うちの母親が最近華流(特にF4)にハマりまくっているので、「この人はこんな映画作った人」とか補足してみたりしたのですが、案の定チンプンカンプンだったようでした(笑。

 そりゃ無理やわ。無茶しまんな(笑)。

Re:リンダ、リンダ、リンダ [2005年12月04日(日)]

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>南部は今のトレンドなんでしょうかね(笑)。
>『メラニーは行く』でもネタにされていたような気がします。

 グッド・オールド・サウスってのはブッシュ政権下の副
産物でしょうね。
 『エリザベス・タウン』見てきました。意外と良かった
けどこれは欲張りすぎだなぁ。詰め込み過ぎて印象が却っ
て散漫になってしまっているのがもったいない。
 それにしてもキルステンは映画史上最も(男にとって)都
合のいいキャラクターだな。

>選手負傷辞退の際、リザーブ選手が出場するシステムについて不満だとか??

 うん。以前も言ったようにトーナメントは一日一試合で
興行を打つべきですよ。勝った選手が怪我で上に上がれな
いなんて・・・。

>実際、本国でも出演作が全部キチンとDVD化されているのってイーストウッドぐらいですからねぇ・・・。

 ジョン・ウェインはどうなんですかね?出てそうですけ
ど。

>私の場合、VHSのダビングを含めるとデ・パルマの作品は中期まで揃えてますね。

 監督だとダリオ・アルジェントとジョン・カーペンター
はコンプ済みです。意識してコンプしたのはこの二人だけ
ですが。アルジェントはVHSも含め未ソフト化の『四匹の蝿』
から、バージョン違いまで揃えていますよ。

 デ・パルマは・・・・今は逆に集めてもいいかな?と思
っていますね(笑)。

>役者では、お金に余裕があったらマックイーンも揃えたいんですけどねぇ・・・。

 役者としてはマックィーン派なんですが、全部は欲しく
ないですね(集めてますけど・笑)。

>もしも、マックイーンが存命していたとしても難しいでしょうね。

 ちょっと違いますよね。

>同い年ということであればハックマンなんでしょうが、タイプが違いますからね。

 ハックマンは興行で競い合ったわけではありませんから
ね。

>トッド・ソロンズよりは明るい人だと思いますけど(笑)。

 ソロンズは・・・・映画監督とかアーティスティックな
職業がなかったら社会不適格者ですよ!

>「今の僕では『未知との遭遇』のドレイファスには共感出来ない」と発言してるスピルバーグと同じじゃないですか!(笑)

 『カラーパープル』から『フック』までが言い訳期間で
したね。それ以降は映画の出来はともかくヤリたいことを
やってる感じです。

>・『イン・ハー・シューズ』
>なんか、過去の親娘、姉妹を題材にした作品(例えば『愛と追憶の日々』とか)のイイとこ取りみたいな作品でしたけど、ソツなくまとめていて面白かったです。

 "過去のイイとこ取りみたいな作品"これ最近の作品に多
いですね。『Jarhead』みてきたんですが、『プラトーン』
以降最も良く出来た戦争映画だったと思う反面、いつかど
こかで見た戦争映画の記憶の羅列でもありました。これは
わざとなのか?これがハリウッドの限界なのか?

>もう今年のフェイバリットほとんど決まりかけてますが、滑り込みで入るかな。

 そういやその季節ですなぁ。

>・『インサイド・ディープ・スロート』
>御覧になってますか?

 やってないんです!(泣)

>私は師父と違ってオコチャマでございまして、『ディープ・スロート』に関しては現物は観たことないもんで・・・これは大変にお勉強になりましたです(笑)。

 ジェラルド・ダミアーノを某映画雑誌で持ち上げていまし
たが古くからの洋ピン・ファンはヘンリ・パシャードやハロ
ルド・ライムの方を作家としては評価しています。もちろん
ダミアーノはポルノ解禁の旗頭です、しかし彼のスキャンダ
ラスさ(後年の『ウォーターパワー』など)は、ポルノ産業自
体を危うくした存在でもありますね。映画の内容もスキャン
ダラスなものが優先されていて、女性の心理描写と性の関係
性などを鋭く描いたパシャードやチャック・ビンセント、娯
楽映画としてのポルノにストーリーテリングの面白さを持ち
込んだアレックス・ディレンジーなどに劣っています。

 映画は非常に興味がありまして、どのような描かれ方をさ
れているのか未見の今は不明ですが、性解放の貢献者=すぐ
れた監督という傾向にはクエスチョンマークを提起しておき
たいですね。

>『キンゼイ』とアプローチが似ていて、この2作で今年は私も性的に解放された思いであります。
>リベラル万歳!!

 映画の方向性は随分と違いますが、今年はジョン・ホーム
ズが主人公の『ワンダーランド』(ベスト10候補です)もあり
ましたし、共和党政権下はポルノ弾圧が厳しいですから、そ
のカウンターの意味もあったのでは?

>W・ベイティ(&ニコルソン)とハリー・リームズのツーショットなんか出ましたが、コイツはなんでも首ツッコむなあ。

 ポルノ関係者の証言ですと、別の"モノ"を突っ込みにきて
たようで・・・(苦笑)。

>あとビデオで『50回目のファースト・キス』を鑑賞。
>ドリューとサンドラーのカップリングは往年のヘップバーン&スペンサー・トレイシーのような王道ですなあ(違うって!)。

 これも公開待ちで見ていないんですよ。予告では良さそう
でしたね。
 サンドラーの幼児性を包み込むドリューという構図でしょ
うか?

Re:一石橋 [2005年12月04日(日)]

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>私は程度を問わず性関連の呼称は恥ずかしいんです。
>みんな日常会話で声に出してチンだのマンだのよく言えるなぁって。

 それが普通でしょう。ただ、それについて言及しな
ければならない時にどう呼称するか?という問題は依
然として残された大命題ですよ。

>ちなみに、サンドラと風見四郎が共演の則文映画の予告編では画面一面にSEXの三文字が何十個も出てきて困ってしまいました。

 それはそれで素晴らしいと思いますけどね(笑)。

>なお「悪魔の生首」の撮影時期には杉本美樹との共演作「女番長ゲリラ」まで公開されてたことも判明。当時の香港人はどう感じたのでしょうか?
>ですけど。こんな何十年も経ってから嘉禾は本当にポルノ路線を展開しようとしてたなんて実証されてしまうと奇妙な感じです。

 70年代のショウブラポルノを見る限りは、同じような
もの、との感想を抱いたものと推測されますね。

>あの当時であの年齢ということもあり、東映ニューフェース出身ではないだろうとは感じましたが大映ですか。

 私が映画を見始めた70年代は五社協定(01/4/2日記参照
)崩壊後なんですが、当時私を映画に連れて行ってくれた
先輩映画ファンは、皆一様にこの人は何処の出身だから
とか語っていましたよ。五社協定によって封印されてい
た顔合わせがまだまだ珍しい時代だったんです。

>東映のイメージが強くても実は外様の人って多いですね。

 『仁義なき戦い』が素晴らしいのは、映画の配役に東
映親代と他社外様を絶妙にブレンドしてある点でしょう
ね。

>成田三樹夫の役は反則なくらい凝りまくっていて、演じてる本人もさぞ楽しかったことと思います。次点で弘樹のキャラクター造形も好きです。

 公家もあんなもんだろうし、家光が痘痕でドモリだっ
たのは歴史的事実ですから。私なんかちょうど歴史に興
味を持った時期と公開が重なっているものですから、TV
時代劇にはない描き方に驚愕したものです。

>しかしながら、彼等の役者魂も他の出演者のエピソードも、「さんだいしょうぐんさまぁ!」で始まるヨロキンのスタンドプレイに全てをかき消してしまったような気がします。完成した映画見て、共演者達は皆ぼやたでしょう。「ずるいよ!」って。

 錦之助(錦之介とはあえて書かない)に怒る役者はそん
なにいないでしょう。あの場合、丹波と三船くらいか?
 深作との撮影中の確執はあったようです。従来の時代
劇を否定する深作演出に、現場で真っ向から逆らった錦
之助。その確執は深作時代劇第二弾『赤穂城断絶』まで
続き、これに疲れた(破れた?)深作は、以降の大型時代
劇路線から撤退してしまったのです。

>少し見てたはずですけど、印象に残っておらず
>恥ずかしいかぎりです。やはり宇宙で忍者だったかなぁ。

 宇宙で、忍者で、極道です。

>「ハイウェイスター」でした。失礼いたしました。
>偶然にもコードもコード進行が殆ど同じなため、「パクり」なんて不届きな事抜かす輩が出てきそうでヒヤヒヤしてます。

 いまやインスパイアという言葉を使っていれば業界的に
はOKだと、大塚愛や浜崎あゆみが申しております。

>いいですね。「仁義」系映画を見に行って自然に見られたのですから。でも、ポスターには「成人映画」って書いてあるんですけど・・・

 知らなかったんですか!?毛が生えるまでは女湯はOK
じゃありませんが、親と一緒なら小学生はスルーだったん
ですよ。さすがにオセになってくると補導されてしまいま
すけど。

>80年代90年代ってのは本当に空白な時代だったのだなぁ・・・いや、自分にとってですけどね。気にしないでくださいね。

 邦画暗黒時代で、古い映画も顧みられなかったですから
仕方ありませんよ。

>多分、他の映画からコラージュしたんでしょう(何故だろう)。

 予告やポスターのコラージュは日常茶飯事でしたよ。

>由利徹で観客役で、杉本を見て「たまんない」って表情で身悶えされている短いショットで、ビデオで見ているこっちの気分まで高揚させてくれるのです。

 由利徹は素晴らしいですよね!私はトリオ漫才全盛期
の頃より脱線トリオのコントが大好きで・・・・「名月
赤城山」なんて、国定一家について詳しく知る前からこ
のコントで覚えたものです。

>「おーい、倉っちゃん、きれいなお姉ちゃんのいるとこ連れてってよ」とかもあったのは。

 楊斯は日本でもお世話に・・・(笑)。

>左どころか欲丸出しの計算が脳天気で微笑ましいです。
>それで結局は消滅してるのが微苦笑を誘発してくれますね。

 映画産業自体の斜陽に負けた面もありますが、工藤栄一、
倉田準二などを育てた功績は語られなければなりません。

>そのような話を聞いて、東映って楽しい会社だなって
>思ってしまうのは、所詮第三者の気のせいなのでしょう・・・

 気のせいですよ、きっと。

>あの・・・大蔵映画って昔からありますけど、いや・・・関係あるのかなって前から引っかかってまして・・・やはり大蔵貢さんが作ったのかな・・・って。

 大蔵映画は、大蔵貢が新東宝を退社後に作った会社で
すよ。

>これからはセックスのことを「契り」と呼ぶことにいたします。

 聖なる剣と鞘を使った契りの儀式ということでよろし
いか?

Re:『ランダウン』の裏テーマはタイソン批判? [2005年12月04日(日)]

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>殺陣はどうってことなかったけどストーリーが面白かったと思った(日本語字幕無しで)作品もありますし。

 そうですか、それは安心しました。でも白扇仔さんの
↑部分は今まであまり伝わってきませんでしたね。

>技の攻防にも意味がある、とゆーことが見てわかる境地には達していないよーです。達すればこれまでの格闘シーンに対する評価は一変すると思います。

 その時が楽しみですよ!たくさん見ていけば自ずから
解決する問題ですし。

>そう言っていただけると助かります。僕もそのつもりでしたよ。
>今回の議論で学んだことは「議論に入る前にお互いの前提を確認or一致させておくべし」ですね。

 まあ、いちいちすることではないかもしれませんが、
疑問に感じたら積極的に意思の確認をしておく方がいい
なと私も思いました。

>あと、この書き込みへのレスを書く前に、愛香さんへのレスも読んだ上で返事を下さい。レスは個別でも構いませんので。

 感情的な・・・という表現がありましたが、愛香さん
も含めて誤解を与えたのかもしれません。愛香さんから
のレスはそれもあってのフォローでしょう。

 私としては普通に書き込んだつもりだったのですが、
他サイトなどでの低レベルな同一視傾向をも踏まえた上
で、ひとつ強い決意を示しておかねば!と思ったからだ
ったのです。

 上のところにも書きましたし、下の主観論のところと
も重なるのですが、これまで白扇仔さんの真意もうまく
伝わっておらず、少なからず誤解を与えてきた部分はあ
ったのでは?

 今回のことで改めて感じたのは、言葉だけで相手に真
意を伝えるのは難しいということです。私自身それは最
大限に腐心してきたつもりですが、それでも細心の注意
は必要なんですね。

>“いつも主観論だけ”とは耳が痛い!! きっとそーなんでしょうね(号泣)。

 キャラクターまで変える必要はないと思いますが、客
観論と対して自己批判することで、本来語りたい内容を
伝えるというようなことは、みんな意識しないで普通に
やっていることでもあります。白扇仔さんだってそうし
ていますが、主観論が大勢を占めているような印象も相
手に与えがちですね。

>文献やネットでも千葉ちゃんの動きをカッコワルイとする意見は1個も見たことが無いんですが、いかんせん僕は上に書いたとーりにしか見え(思え)なくて。

 これですよ、これ!こういう書き方で印象は変わるも
のです。"僕は千葉ちゃんは見栄えがしない・・・"より
はずっと読む人には伝わり易いはずですよ。全部をそう
する必要はないんですよ、ここぞ!という時だけで構わ
ないものです。

>客観論とゆーものがメジャーな意見のことであるならば

 私も多数決だけが真実だとは信じない人ですが(ここが
主観)、一方で多数決は一面の真実を伝えているとは思っ
ています(ここが客観)。

>千葉ちゃんの動きをカッコ良くは思えない(カッコワルイとは言ってません)とゆー僕の嗜好はよほど変なのかなぁ? 

 それは好き好きですから。

>了解しました。今後はなるべく客観論も取り入れた論を展開出来るよーに・・・なれたらいいんですけど。

 多くのことを少ない文章で伝えるのは至難の業で、うち
は文章が長くてはいけないというようなことは言わないの
で(簡潔で分かり易いに越した事はありませんが)、どうし
ても多くの字数を要するなら、それもまた有りですよ。

>破綻した映画とは思っているんですねw。 

 破綻しているでしょ(笑)。

>まず、タイトルと中身が合ってないんじゃないか、と思いましたし、クライマックスのバイオレンス描写がエグ過ぎてバランス的にヘンな作品だとも思いました。

 バランスが悪いのがこの映画最大の欠点ですよね。

 タイトルに関してなんですが、フランス語で喜劇(Comedy)
とは悲喜劇のことを意味します。案外そのあたりを意識
してつけたタイトルだったのかも。

>でもその質問をした人は、劇中でも強くて現実では玄人だったりするから、もっと邪推や想像が広まります。

 タイソン自体は決して弱いボクサーではありませ
んよ。でもタイソンだっていつも1RKOできる訳では
ないんです。アリはプロモーターとしてのドン・キ
ングとは一度しか組まなかったのはボクシング・フ
ァンなら知っている話なんですが、それはキングが
ボクサーを興行のコマにしか見ていないからなんで
すね。
 キングは全てをコントロール(八百長も含めて)し
ようとしますが、自身が優秀なプロデューサーであ
るアリにそれは我慢が出来ないことでありました。
 アリにはブラック・モスレム(イスラム過激派)な
どの親衛隊がいたこともあって、キングの興行を一
回で蹴っても生きていることができましたが、普通
のボクサーにそれは無理ですよ。
 タイソンにもカス・ダマトのような業界に強いパ
イプが生きていてくれればあんなことにはならなか
った。 

>え? 彼もダブル・ショットガン(orライフル)をやってたんですか?

 これこそリンゴォ・キッドからルスター・コグバ
ーンまで続くジョン・ウェインのオリジナルですよ!

>あと言い忘れましたが、外見に似合わずメモ魔とゆーマメな性格、とゆー主人公のキャラ(は初めて見るようです)設定も作品の魅力の一つでした。

 こういうのはニューシネマ以降現れた傾向です。無
敵のヒーローに弱点やファナティックな癖をつけて、
主人公を小市民化するのはニューシネマから始まりま
した。リアルだったんですが、70年代半ばにもなると
やり過ぎの感じは出てきて、ロッキーやルーク・スカ
イウォーカーのような普通のヒーローが好まれるよう
に。
 80年代のレーガノミックスで、強いアメリカを象徴
するようになるとヒーローは再び無敵に戻り、面白み
を失います。90年代以降はアメリカ映画の香港化が進
み、アメリカ映画本来の持ち味すら失っていったので
す。
 そんな中で『ランダウン』は久しぶりにアメリカ映
画本来の持ち味を発揮してくれたといえるでしょうね。
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