旧myroom(香港電影的日常 '01/2/17〜'06/1/29)より移転。

 香港映画を中心に語っていますが、基本的には何でもアリです。
 なお日記に記載の内容は、無断転載、転用はお断りいたしております。ご理解下さい。(by fake)

 ・・・・あと、リンクもフリーではないんです。すんませんなぁ。

更新 [2005年11月30日(水)]

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 11/30日記更新。本日は、郭南宏の『童子功』です。

 郭南宏、李作楠、丁善璽らが台湾映画界で果たし
た役割りとは? 鐵布杉映画の歴史と共に辿ります。

『童子功』 [2005年11月30日(水)]

『童子功』'72年製作、監督:郭南宏、主演:凌波ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー秘伝・童子功は、いわゆる"鐵布杉"ものに属する。元は少林七十二芸のひとつとして伝説に登場する技だ。映画における用法は"鐵布杉"と同じであり、技名が違うだけだと思ってもらって差し支えない。 傍若無人な"龍谷五鬼(邵羅輝、龍飛、高鳴、謝興、張義貴)"からアベックを救った謎の剣士・凌雲。その腕前に驚いた彼らのボス・魯平は彼を仲間に誘うが、凌雲は姿を消す。呉司の"撃天武館"を襲った"龍谷五鬼"と魯平、呉司はかつての兄弟弟子で魯平は決着をつけにきたのだ。恐るべし"童子功"の使い手・魯平は呉司を追い込むが、再び現れた凌雲に邪魔をされる。凌雲も"童子功"で負傷させられるが、それを救ったのは男装の女剣士・凌波だった。 陳又新の定遠[金票]局を襲撃する"龍谷五鬼"の狙いは、失われた秘伝・"童子功"の第四、第五式。魯平が身につけたのは第三式までであり、彼は残りの行方を追っていた。 三度、凌雲に邪魔されたが、やはりここでも凌雲を救ったのは凌波だ。負傷した凌雲を世話する凌波の脳裏に、幼い頃の記憶が甦る。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー両親の住む山荘を襲った"龍谷五鬼"に、山荘を皆殺しにされたが生き延びた凌波は、生き別れた兄弟子と仇である魯平を追っていた。凌雲はもしかして・・・・それならば彼の手にはあの時の傷があるはずだが?目覚めた凌雲に不審がられた凌波は全てを打ち明ける。 小妹!お前だったのか!再会を喜ぶ二人。兄妹弟子手を取り合って復讐を誓う。太極派の凌波に恨まれる覚えの無い魯平だったが、秘伝の残りを求めて原森の屋敷へ。娘を人質に秘伝を要求する"龍谷五鬼"に、救出に現れた凌波は高鳴を倒し娘を解放。秘伝の行方なら私が知っている、明日山塞で会おうぞ! 待ち受ける"龍谷五鬼"を倒し、魯平との決戦を向える二人。無敵の"童子功"を駆使する魯平の前に苦戦を強いられるが、魯平の耳が弱点であることを見て取った凌波は決死の突撃を敢行。なおも食い下がる魯平に止めを刺した凌波と凌雲は、江湖に平和を取り戻すのだった。 ストーリーを見てお解りだと思うが、これが郭南宏後期の傑作『太極元功/ドラゴン太極拳』の原型だ。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー"鐵布杉"ものの原点は「聖朝鼎盛萬年青」に登場する方世玉にある。伝説に登場する少林寺の秘伝のほとんどは「聖朝鼎盛萬年青」を経て「少林演義」などに受け継がれた。やがて武侠小説が登場するに及んで、伝説の秘伝は更なる荒唐無稽な変化を遂げていった。これらが映像化されていく過程で、最初に"鐵布杉"が登場する映画が何であったかは不明であるが、香港映画創世記の初期"方世玉"モノに登場していた可能性は高い。上海映画時代の'28年作品『方世玉打擂台』、'38年の香港映画『方世玉打擂台』、'48年から始まった石燕子の方世玉シリーズなどにその原型が存在しているだろう。これを持ってして"鐵布杉"モノの原点といっても構わないのではないか!? この流れは傅聲のショウブラ方世玉に受け継がれたが、悪役が"鐵布杉"の使い手で、主人公側がそれを打ち破る映画の原点は今のところ不明である。古い映画雑誌にはこの『童子功』を"過去に例が無い"と評しているが、それでもこれが最初ということではあるまい。 ただ、現代功夫片に繋がる分岐点的役割は果たしたであろうし、郭南宏は間違いなくそれを自作に取り入れている。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーこの映画にはもうひとつ語っておかなければならないことがある。それはこの映画がショウブラ作品である、ということだ。 郭南宏inショウブラ!この事実だけでファンにはマストアイテム化間違いなしだろう。この間の経緯については些か説明を要する。ショウブラに日本人監督たちが渡ってきたのは60年代中期のこと。井上梅次、中平康ら監督から、西本正、宮木幸雄らカメラマン、照明技師の傍士延雄、録音技師の中井喜八郎、その他、美術、メイク、音楽に至るまで日本映画のスタッフが香港で技術指導を始めたのだ。これにより香港映画(当時は=ショウブラのこと)の技術レベルは飛躍的に向上した。折からの"陽剛"ブームと相まって、ショウブラの映画は東南アジアを席捲。 台湾映画人にとって更に事態は深刻な状況を向える。ショウブラと契約や制作の問題で揉めた李翰祥、胡金銓が相次いで台湾入りしたのが'65年過ぎのこと。 当時の台湾映画界はまだまだ規模も技術レベルも低く、映画会社は政府、国民党、軍部が管理するもので、独自の映画作りは映画人に認められていなかったのである。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー当時の台湾には国民党管理の「中央電影企業股[イ分]有限公司」、国防省管理の「中國電影製片廠」、政府管理の「台湾省政府新聞處電影攝影場」くらいしか映画製作所はなかったが、李翰祥は嚴俊と共同で「新國聯公司」を、胡金銓は「聯邦影業公司」を設立。台湾映画界の発展と活性化に勤めたのだ。 だが、この事態に危機感を抱いた台湾映画人もいた。台湾娯楽映画の重鎮・丁善璽その人である。"このままでは香港映画に乗っ取られてしまう・・・・かといって現状の台湾映画界のレベルでは太刀打ちも出来ない"そこで丁善璽は同様の思いを持つ有志を集め、ひとつの提案を切り出した。"諸君、残念だが我々の技術では今の台湾映画界を救うことは出来ない、ここはひとつ会稽の恥を承知で香港映画界で技術を学んではどうであろう?" これに賛同した郭南宏、李作楠(助監督時代の朱延平も共に)、そして丁善璽も自らショウブラの門を叩いたのである。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー丁善璽は73年に『盗皇凌』『馬蘭飛人』、75年に『吃人井』を、トップバッターとして乗り込んだ郭南宏は71年に『劍女幽魂』、72年に『童子功』、74年には李作楠が『鬼馬兩金剛』をショウブラで制作した。(未確認情報では巫敏雄が『龍虎地頭蛇/子連れドラゴン女人拳』を台湾と共同で制作したという) この経験を元に台湾映画界へ帰った彼らは、台湾娯楽映画のレベルを押し上げ、台湾映画界の牽引車として君臨したのだ。 70年代に起こった未曾有の功夫・武侠片ブーム、香港と連動して台湾でそのムーブメントの中心人物だった郭南宏、丁善璽、李作楠、そして80年代以降の台湾娯楽映画を支えた朱延平。彼らは一時の恥を忍んで香港映画界で修行したが、それがなければ今の華流ブームもF4人気も存在し得なかったであろう。彼らの成し遂げたことは、台湾映画界にとってそれほど大きな出来事だったのである。

Re:そういう意味ではないと思いますよ [2005年11月29日(火)]

Name:白扇仔
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> マーシャル・アーツ俳優と同一視して論じているように見受けられます。

その通りです。他にも格闘シーンを演じる役で出演している作品が数本(彼の全フィルモグラフィーにおける比率などはわかりませんが)あるので、僕の中で彼はMAスター扱いをしていたのです。

> キャラダインのキャリアを判っているのなら、彼は通常の俳優として評価するのが自然であり、それゆえに「アクション云々」と批判する意見は筋違いに思えるのです。

うん・・・ 僕は最初から一貫して彼の動きのみを取り上げて、他のMAスターたちと比べて見栄えがしない(主観で)とかぬかしていただけで、演技力に関しては一切触れていません。
俳優という括りではなく、MAスターという括り(この括りについては反論があるかも知れませんが、ここではひとまず置いといて下さい)の、更に“格闘スタイル”のみを批判してきたので、筋違いではないと思うのですが。  

そもそも議題は「キャラダインの格闘スタイルについて」なのであって「“俳優”D・キャラダインについて」ではないのです。
それにfake様も僕に対し、彼を俳優として評価すべし、だとか彼に関する認識を変えよ、と迫ってはいないはずです。

> どの様な視点で映画を鑑賞するのは、ご自由ですけど、批判するのであれば、その対象について、ある程度勉強してから行われた方がよろしいかと思います。

対象はキャラダインの“格闘スタイル”(彼の武道歴に関係なく、あくまで画で見た印象。ぶっちゃけ個人的嗜好の問題)のみで、比較対象はこれまで名前を挙げたMAスターたちの動き(彼ら以外も含め、かなりの量を見てきた上で)、なので、ある程度の勉強はしたうえでの発言のつもりなのですが。
“俳優”D・キャラダインではなく、彼の格闘スタイルとゆう“一部分”の批判はしてきましたが、俳優としての彼にケチをつけるつもりは毛頭ありません。  

相手は俳優なんだから格闘スタイルだけの批判はではダメで、演技力などの全体像でもって評価or批判すべし、と言われると(そうは言っていないと思いますが)、議題から外れますし、今回俳優論議をするつもりはハナから全く無いので大変困ります。
fake様が俳優論になっていったのは、お互いの彼に対する認識の前提からして違っているよーなので、それを確認するための方便でそうなったのだと思いますし、副産物のようなものだと思いますよ。

Re:『ランダウン』の裏テーマはタイソン批判? [2005年11月29日(火)]

Name:白扇仔
Email:
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> オマケ・・・本編もちゃんと見てやって下さいよ。闘うにもそれなりの理由があったり、

お菓子は食べずに捨てる子じゃないですよw。お菓子がマズけりゃオマケが欲しくても買いませんし。  
殺陣はどうってことなかったけどストーリーが面白かったと思った(日本語字幕無しで)作品もありますし。

> 技の攻防にも意味があったりするから、殺陣への評価も変わるのが普通だと思いますし。

技の攻防にも意味がある、とゆーことが見てわかる境地には達していないよーです。達すればこれまでの格闘シーンに対する評価は一変すると思います。

> ・・・うん、アレ?気を悪くなんかしてないですけれど。

気を悪くされてはいないはずとは思っていましたが、一応確認しておかないとと思い尋ねてみました。実は

> キャラダインの足元はおろか、その半径1000km以内にも近寄ることは不可能

とまで言われたことに驚き

> その格闘の動きを持ってしてのみで同列に語られるのは片腹が痛いというのが正直な感想ですよ。

“片腹が痛い”とゆー感情表現(だと思いますよ)が登場するに至って、こりゃヤバいのかな? と感じたもので。

> 今回は格闘アクション論から、演技論、MA映画まで幅広い議論が出来たと喜んでいたし、白扇仔さんもそのつもりで付き合ってくれているものだと思っていましたが。

そう言っていただけると助かります。僕もそのつもりでしたよ。
今回の議論で学んだことは「議論に入る前にお互いの前提を確認or一致させておくべし」ですね。

> 私の発言は掲示板全体を意識したものである、ということです。演技論と肉体アクションに対する、この掲示板の指針だとお受け取り下さい。

こないだの「京劇学校OB」の件で、上のことは承知しておりました。あと、この書き込みへのレスを書く前に、愛香さんへのレスも読んだ上で返事を下さい。レスは個別でも構いませんので。

>> カッコイイと思えたことが無かったので。
> 主観論ではなく客観論では"見栄えが良い"ということにはなりますか?どうも白扇仔さんはいつも主観論だけのように思えるもので。

“いつも主観論だけ”とは耳が痛い!! きっとそーなんでしょうね(号泣)。
文献やネットでも千葉ちゃんの動きをカッコワルイとする意見は1個も見たことが無いんですが、いかんせん僕は上に書いたとーりにしか見え(思え)なくて。
客観論とゆーものがメジャーな意見のことであるならば、彼は日本のみならず外国でもすごく人気がありますから、多くの方が彼のアクションをカッコイイとか見栄えがすると思っている、であろうと推測は出来ます。よって“見栄えが良い”ということになるのでしょう。

> 批判とは、主観論と客観論の両方からなされなければ相手には伝わり難いという側面もありますよ。

千葉ちゃんの動きをカッコ良くは思えない(カッコワルイとは言ってません)とゆー僕の嗜好はよほど変なのかなぁ? 
ここでの発言はキャラダインの格闘スタイルについての発言とは違い“批判”ではなく(好きか嫌いかで言えば好きです)、個人的な嗜好から来る“感想”を言ってるのですが。  

了解しました。今後はなるべく客観論も取り入れた論を展開出来るよーに・・・なれたらいいんですけど。

> 急遽、渡瀬の役に伊吹吾朗を代役をたてて撮影を乗り切ったが、  
> 予告編の撮影は公開に間に合わず、渡瀬バージョンが流れた。現在でもどこかの東映ビデオで確認できるはず。

そーゆーことがあったのですね。雪原で転倒してもアスファルト上での転倒とは違って、そんな大惨事にはならないのではないか、とゆー思いがよぎりましたが(この発言は聞き流して下さい)、実物を眼で見て確かめないことにゃあーね。  
ちゅーことは、裸の王様は本編には登場しない、とゆーことですよね? 近々千葉ちゃんの未見作を中心に東映作品を何本か見る予定なので、その予告を見られるといいのですが。

> 『喜劇王』は中文英字幕ではみていないのですが、最近好きな映画になってきました。いや、破綻した映画だとは思いますけどね。

破綻した映画とは思っているんですねw。 
まず、タイトルと中身が合ってないんじゃないか、と思いましたし、クライマックスのバイオレンス描写がエグ過ぎて(顔色悪くて目がイッチャッてるやつや、コマ送りにすると銃弾を受けて粉砕される顔面が確認できるところなど、そこらの犯罪モノより雰囲気有り過ぎだった)バランス的にヘンな作品だとも思いました。

> タイソンの試合はほとんど八百長ですよ。格闘技経験者ならカラクリが見える試合ばっかりで・・・。

それがわからない僕のよーなシロートさんたちへ、(脚本家が)どーしても伝えたいメッセージだったんでしょーねw。  
でもその質問をした人は、劇中でも強くて現実では玄人だったりするから、もっと邪推や想像が広まります。

>> この時、飛行機の操縦士が言う詩のよーなものが気になりました。何か原典があるのでしょーか? 
> 見たのは一年以上前ですし、ちょっとそこの所覚えていないので、もう一度確認してみます。   

fake様なら即答出来る類の質問だろうと思ってしまい、軽い気持ちで訊いたことなので、わざわざお手を煩わせることはありません。この件は、判明する機会がもしあったら、とゆーことで。

>> 「ライフルマン」の再来を感じました。
> いやここは完全にジョン・ウェインでしょ。

え? 彼もダブル・ショットガン(orライフル)をやってたんですか?

> アメリカ映画本来のあるべき姿だと思っていますよ。

苦しめられている人々を救うヒーローものでも、手話知事やスタロンなどの作品らとは違う正義のヒーロー像みたいなものを感じました。殺戮最小限だし。  
あと言い忘れましたが、外見に似合わずメモ魔とゆーマメな性格、とゆー主人公のキャラ(は初めて見るようです)設定も作品の魅力の一つでした。

Blue Collar TV [2005年11月27日(日)]

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 凄いTV番組を観た。

 その名も「Blue Collar TV」、文字通りブルーカ
ラー(労働者階級)によるブルーカラーのためのTVショ
ウだ。

 「SNL」や「MAD TV」と同じ公開のコメディショ
ウで30分番組、時事、フェイクCM、ホストのトーク
と構成は「SNL」とほぼ同じ。

 だが扱われるネタはホワイト・トラッシュとレッド
ネック(両者はイコールではない)についてがほとんど
で、演じるのも白人なら客も99%白人のみ!

 この番組を興したのはJeff Foxworthy というコメ
ディアンで、"Blue Collar"というコメディチームの中
心人物。彼ら(他にLarry The Cable Guy,Bill Engvall)
のツアーが評判となり、04年からTV番組になったのだ。

 とにかく、そのネタのブラックな破壊力たるや近年のTV
番組でも随一であると断言する!

 TVであることを忘れた正真正銘の南部訛りで喋るLarry
The Cable Guyなど、字幕がないとアメリカ人でも何を言
っているのか分からないことも。
 放送の収録地はジョージア州アトランタという南部で、客
もレッドネックがほとんどで、Larry The Cable Guyの言葉
は彼らの言葉なのだ。
 番組中に南部訛り辞典というスケッチがあり、そこで紹介
される言葉が、European。通常ならヨーロピアンだが、南部
では違う、You'r Pie on(俺におしっこかけてる!)を南部訛
りで言うとEuropeanに聞こえるわけ。これは英語の発音に詳
しい人なら爆笑しますよ。

 ちなみになのだが、ジョージア州アトランタといえば福音派
プロテスタント(キリスト教根本主義=反知性主義の彼らは進化
論など真っ向から否定し、たとえエイズ患者にレイプされて妊
娠しても中絶はご法度、それは神の思し召しとのたまう狂信的
キリスト教原理主義者)が支配するバイブルベルト(その福音派
が支配する南部の地域)の一部で、そんなところでこの番組が
作られていることこそ、最大のジョークなのだ。

 これは日本では放送されないでしょうけど、コメディ好きは
輸入(シーズン1のDVDあり)してでも見る価値有り!です。

更新 [2005年11月25日(金)]

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 11/25日記更新。本日は、順番が前後しましたが、
『邪鬥邪』の前編『邪』の登場です。やはりこれは書
いておかねば!

『邪』 [2005年11月25日(金)]

『邪』'80年製作、監督:桂治洪、主演:恬[女尼]、陳思佳ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーこの映画は前回紹介した『邪鬥邪』の前編なんですが・・・・とはいってもストーリー上の繋がりは全くない。が、香港でも三本目の『邪完再邪』を含めて"桂治洪「邪」之三部曲"と、シリーズ扱いされてもいる。 ちなみにだが、『邪鬥邪』と『邪完再邪』は一応話しに繋がりはあるため、この第一作のみが別物なのだ。コメディ・タッチの二、三作目に比べて、本格ホラーなのもこれだけであり、三部作とはいえ、最初の作品だけが番外っぽい。 クライマックスの除霊場面で、全裸の体中に呪文を書いた陳思佳が登場するが、このヌードは巧みに吹き替えの全裸と編集で繋いだもの。あんまり編集が良く出来ているので、一瞬、本人か?!と見間違えそうだが、やはりこれは吹き替えなのだ。古いショウブラの機関紙「南國電影」に、吹き替えの女優に呪文を書いているスナップが残されています。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーこの映画、ネタバレをしないことには何も解説が出来ない為、オチの部分も含めて完全にネタバレしています。バレは嫌だ!という方は以下の文章は読まないように! 恬[女尼]の実家はかつて威容を誇ったかつての旧家。今は落ちぶれて見る影もないが、それなりの格式は保っている。財産目当てで結婚した入り婿の王戎は穀潰しの上、病弱な恬[女尼]にドメスティック・バイオレンスの嵐。 町の人たち(沈勞、韓國才ら)は総じて恬[女尼]に同情的だが・・・・。召使がいびり出され、出入りの商人・韓國才に遠くに住む妹への言付けを頼む恬[女尼]。 そんなところへ表れたのが、かつて恬[女尼]の家に旧恩を得た娘・陳思佳。恬[女尼]の姿に同情した彼女、王戎の暴力にも耐え、女主人に甲斐甲斐しく使える。 財産を売り払い、夜な夜な散財して歩く王戎。反抗的な陳思佳を追い出す為、暴力で彼女を征服。恬[女尼]の目の前で犯される陳思佳だが、恬[女尼]を置いて出て行くことは出来ないと歯をくいしばる。 金目の物を探していた王戎が目をつけたのが母の形見の腕輪、それを巡って嵐の夜に揉み合いとなり、瓶に落ちた王戎をそのまま溺死させる女ふたり。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーこのままではいけないと腹を括った陳思佳、尻込みする恬[女尼]を叱咤し、布団に包んで家の向かいにある水路に死体を投げ入れる。全ては豪雨が押し流してしまうはずだった・・・・。 元々気の弱い恬[女尼]、翌日から罪の意識に苛まれ水路にお供えをしたりと奇矯な行動を取りはじめる。その都度庇う陳思佳だったが、恬[女尼]の周りには更に奇怪な出来事が続発するのだ。彼女が狂っているのか、本当に幽霊が現れたのか・・・判別しないまま狂気だけが肥大していく。 王戎の幽霊に復讐される!との妄想を振り切れない恬[女尼]を襲う怪人。病に臥せって身体も心も衰えていた彼女は、その恐怖の重圧に押しつぶされるようにこの世を去った。 葬儀の客で溢れかえる屋敷、亡き女主人を偲ぶ陳思佳の横には、死んだはずの王戎が!恬[女尼]の財産を受け継ぎほくそ笑む王戎と陳思佳。そう、ふたりは最初から共謀して病弱な恬[女尼]を死に追い込んでいったのだ。 すっかり女主人気取りで屋敷の采配を振るう陳思佳。だが今度は彼女の身の回りに恬[女尼]の影が!ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー恬[女尼]の姿を見たものは陳思佳だけではなかった。恬[女尼]の遺品を始末させるために雇った人夫たちは、屋敷の主人と名乗る女から荷物を元通りにするよう命令を受ける。混乱する人夫たち、「しかし、あの女の人は確かにここに・・・・」振り返った彼らの目に映るのは恬[女尼]の遺影! 今度は逆に王戎と陳思佳が恬[女尼]の幽霊に怯える日々を送ることに。奇怪な現象は続き、その都度恬[女尼]の存在が示唆されるが、果たして本当に彼女の幽霊なのか?恬[女尼]が死んだことだけは間違いないが、ならばあれは本当に・・・・? 徐々に姿を現してくる恬[女尼]に追い詰められ、不要な殺人(恬[女尼]の死に疑問を持った韓國才)を犯し、精神も立場も弱まっていく王戎。 或る夜、寝所に入った王戎を待っていたのは陳思佳ではなく恬[女尼]だった!恐怖のあまり二階から足を滑らせ転落死してしまう王戎。ひとり残された陳思佳はもはや精神の限界に達し、霊媒の陳立品にすがる。体中に呪文を書き祈り続ける陳思佳だったが、耳のところだけ書き忘れた(というより故意)ため、恬[女尼]の幽霊に耳を千切られてしまうのだった。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー全ては恬[女尼]の妹(二役)の犯行だった。姉からの便りを韓國才より貰い窮状を知った彼女は、姉を助けるために駆けつけたが、屋敷で彼女が見たものは、病気の姉が幽霊に化けた王戎に狂い死にさせられる瞬間だった。 双子の姉妹で顔がそっくりであることを生かした彼女は、姉の幽霊を演じることで復讐を果たしたのだった。 耳のところだけ呪文を書いていない・・・・という場面は、嫌でも「耳無し芳一」を思い起こさせる。小泉八雲ことラフカディオ・ハーンが日本の民間伝承を集めて構成した作品集「怪談」に収められた有名な一編は、実際に読んだことは無い人でも大抵は聞いたことあるだろう。 実際のところ怪談の多くは中国からきたものの翻案であることが多く、どれが日本原案かは不明だ。ハーンの作品は中国でも翻訳されているし、「聊斎志異」との絡みも含めて、似たような話が混合している感はある。本作は「廣州西關奇案」という実話の翻案であるとの説も有り、そうだとすると実録路線の側面もあるが・・・。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー設定が民国初であるため、その時代性を背景とした怪奇ムードは満点であり、結局本物の幽霊は最後まで登場しないものの、ホラー映画としての密度も完成度も高い。 香港の映画評には、映像的に中川信夫の『東海道四谷怪談』('59)の影響がある、と書かれている。確かに雨の中の場面や、王戎を水路に流す場面などにその影響が感じられるが、全体のテイストにはヨーロッパ・ホラーの影響が見て取れるのだ。 王戎の暴力に追い詰められた女二人の狂気が爆発し、ついには殺人に至る場面の迫力は出色で、恬[女尼]、陳思佳の熱演も相まって背筋を凍りつかせる。 この暴力にさらされる女ふたりの殺人という設定は嫌でも『悪魔のような女』('55仏)を思い起こさせるし、ふたりが狂気に走る場面では『地獄の貴婦人』('74仏=伊=独合作)の影響も見えるのだ。二段、三段のオチ構成や、殺人者が過去の犯罪の影に追い詰められていく展開は『生きていた男』('58英)そのままだ。 いい加減幽霊話で引っ張っておきながら、途中までがどれほど有得ない展開であっても、合理的な推理オチを付け加えてスリラーにしてしまうという演出も、イタリアン・ホラーの雄・ダリオ・アルジェントを連想させるのだ。 映画としては非常に良く出来た作品で、桂治洪の代表作の一本であろう。ファンにとってはこのホラーの習作に、桂治洪が何を手本としていたのかが垣間見えて、楽しめることも請け合いであります。

Re:暴走パニック大激突 [2005年11月24日(木)]

Name:fake
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URL:http://myroom.isao.net/room164/0000001000019164

>もっとも、第三者から「解っている」を装っているように思われたくないので鑑賞後は、劇場のロビーでスカさずに早々に退散した方が良いと思っています。

 昔散々いやな目に遭いましたが、やっぱり今でも変
わらないものなんですね。

>李小龍は唯一無二の存在ですから、「リーが一番好きなんだ!」で良いのですけど、

 そうなんですよ、それだけで構わないはずなんです!

>まだ、そんな考え方してるファンっているんでしょうかね?もう髪の毛も薄くなってモッズヘアも出来ないでしょうに。

 残念ながらまだいますね。全てのブルース・リー・
ファンがそうではないし、良心的な方々も多くいるの
も承知はしておりますが。心無い一部の人間は、未だ
にジャッキーは武術家じゃないからとか、ジェットは
表演だからとか言っているのも事実。
 ジャッキー・ファンは、ブルースは二階から飛び降
りることは出来ないとか言わないし、ジェットのファ
ンが、5年連続チャンピォンになってみろ!なんて決
して言わないのに・・・。

>香港映画だったらVCD(要するに安いから)中心

 私もVCD派なんですが、私の理由は中文英字幕が二段
で出るからなんです。DVDもそうして欲しい!

 ブルースとジャッキー、逆にマイナーな映画のDVDは
極力国内版を買っています。国内でのこうした市場を潰
したくはなく、微力でもお力添えが出来ればと思ってい
るのです。
 国内版も字幕は読まないのは私も同じです。ヨーロッ
パ映画で英語字幕がついてない場合は日本語字幕はあり
がたいですが。

>すみません、団次郎は「帰マン」と「少年探偵」と数年前の「ハリケンジャー」くらいしかちゃんと観てないのです。その他の仕事もチラチラとは接した記憶はあるのですけど。草刈正雄とMG5のCMに出てたかな。

 いや、普通そんなもんですよ団次郎(笑)。

>これは従来の功夫片とは一線を画す気合が感じられました。

 黄楓のセンスなんでしょうね。

>「トラック野郎」に例えれば、その時々の千葉ちゃんとか、若山富三郎とか吉川団十郎くらいのポジションではないかなぁ。

 やはり任侠映画における藤純子に対する高倉健や、鶴
田浩二のイメージですね。

>こんな状況で効率良く仕事をするには、各部門にプロフェッショナルな職人を配置できるスタジオの完備・・・というのは当然のことですねぇ。

 マイナス面のカバーも早かったですよね。日活では裕
次郎以下、みんな怪我で撮影に穴を空けましたが、興行
に穴が空くことはなかった。

>アメリカでは職人さんたちが作っていた映画が当たらなくなって、ニューシネマの台頭で、まあ素人っぽい技法で撮られた映画がナチュラルで新鮮に感じられたことがスタジオシステムの崩壊に拍車を掛けたのでしょうかね。

 ニューシネマ自体は完全にスタジオが崩壊していたから
世に出たはずですよ。ただ、その時の新鮮感とリアリティ
(リアリズム、ではない)が、とどめを刺したのだけは間違
いない。

>最近では日本映画も若干盛り返しているようですが、それでも映像的技術に深みがある映画は多くないように感じます。

 そこはまだこれからでもいいと私は思っています。80
90年代の邦画の壊滅的状況からみれば、面白い映画を撮る
ことだけが最優先事項ですよ。

>いや、私の主義として「昔は良かった」的なことは言いたくない
>のですけど・・・

 懐古趣味と懐古主義は違いますからね。

>サンドラ出演作はソフト化されておりましたが、クリスチナの方は人気が無かったのか出ておりません。クリスチナが出てる方が「お蝶」の第一作なのですよね。

 クリスチナ・リンドバーグの方がマニア人気は高かったと
思っていますが、興行人気はサンドラ・ジュリアンだったよ
うに思いますね。サンドラのあのちょっとバタ臭い(死語)感
じが、昭和の大人たちが考える外人のエロを体現していたは
ずで、これがシャロン・ケリィだとちょっといき過ぎるとい
うか・・・・(笑)。

 そういえば、某浪漫アルバムに物申したいのですが、シャ
ロン・ケリィは"浮き沈みの激しいポルノ界で、何時の間にか
フェイド・アウト・・・"なんてしていませんよ!
 彼女は帰国後コリーン・ブレナンとして80年代半ばまでア
メリカン・ポルノの発展を支えた重要人物なんですよ!こん
なことくらい洋ピン・ファンなら誰でも知っとるわ!調べて
書け!調べて!

>サンドラと共演してた宮内洋はいい男でした。フランス語も喋ってましたし。

 彼は今でも"風見四郎"ですから(本人談)。

>数年前に終わった女任侠物をベースにあれだけの娯楽映画に転生させた訳ですね。

 そうなんですよ!しかも、あくまで石井輝男のフィー
ルドで勝負しているところに凄みを感じるんです。

>現在の価値観もありますが映画そのものは新鮮な魅力に溢れていました。だからといって、これを現在の監督が安易に監督がやったら単なるゲテで終わりでしょう。

 娯楽映画とは何たるか?今の監督がここから学ぶこと
は多いはずですけどね。上っ面をなぞるようなのが出て
来ると最悪ですね。

>音程が不安定になる部分は普通に18歳の少女に戻ってました。

 普通の18歳!普通の少女!(笑) 

>「プレイガール」とか「女囚さそり」は昭和の風景ですけど、「恐怖奇形人間」の冒頭では現代的で可愛かったったのです。どこかの掲示板では若槻千夏みたいとまで書かれてましたよ。

 若槻千夏、ああ・・・そういえばこの娘もちょっとレ
トロな感じ。「コメットさん」とか似合いそうだし(笑)。

>当時チェリーの分際で堂々と書店で購入した「別冊スクリーン」だか「近代映画」でよく名前を拝見しておりました。

 「別ス」←こう縮めるんです。買ってましたか?!私
も熱心な読者でしたよ!(笑)

>この人は声優もやってましたよね。

 あんま声優方面は詳しくありませんが、このくらいの
ベテランならわかりますよ。ムーミン・パパですよね。

>「やっぱり蘇化子は小松方正だよな!」と主張される貴兄には是非とも「女番長ブルース/牝蜂の逆襲」「女囚さそり」そして日活ロマンポルノにも手を染めていただきたいです。

 いや東映もいいけど、小松方正は大島渚の映画だと
思うな。

>どうでもいいのですが、藤木孝。
>いままで4本くらい(輝男と則文ので)お見かけしまして
>爬虫類みたいな粘液質の卑劣漢を演じておりました。
>そんな彼についてご存知ならご教示くださればと幸いです。

 もともと文学座の人でしょ。ロカビリー歌手の経歴を
生かして現在は日本のミュージカル界を支えていらっし
ゃいます。人はわからんもんだ(笑)。

Re:裸の王様に何が起こったか?! [2005年11月24日(木)]

Name:fake
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URL:http://myroom.isao.net/room164/0000001000019164

>武打片に関して僕は、言わばオマケ目当てでお菓子を買うよーな人間なんですよ。明らかに間違ってます。

 オマケ・・・本編もちゃんと見てやって下さいよ。闘
うにもそれなりの理由があったり、技の攻防にも意味が
あったりするから、殺陣への評価も変わるのが普通だと
思いますし。

>気を悪くされたのでしたらすみません。僕が彼のことを悪く言い始めた時点で、「あまり彼を悪く言わんでくれる?」とか言ってくだされば、あんなに行数を費やして彼のアクション批判をしなかったのに。 

 ・・・うん、アレ?気を悪くなんかしてないですけれ
ど。今回は格闘アクション論から、演技論、MA映画ま
で幅広い議論が出来たと喜んでいたし、白扇仔さんもそ
のつもりで付き合ってくれているものだと思っていまし
たが。
   
 ひとつ付け加えておきますが、私はデビッド・キャラ
ダインのファンでも何でもありません。

>あと、理解してくれているといいのですが、欧米のB級MA映画や俳優について語るときに、香港映画と同列には扱っていませんよ。

 重々理解しておりますし、私もそのようなことを申し
た訳ではありません。もう一度よくお読みあれ!

 以前も申し上げましたが、私の発言は掲示板全体を意
識したものである、ということです。演技論と肉体アク
ションに対する、この掲示板の指針だとお受け取り下さ
い。

>モーションが大きいとか、動きが派手なだけで、カッコイイと思えたことが無かったので。

 主観論ではなく客観論では"見栄えが良い"ということ
にはなりますか?どうも白扇仔さんはいつも主観論だけ
のように思えるもので。
 批判とは、主観論と客観論の両方からなされなければ
相手には伝わり難いという側面もありますよ。もちろん
ですが、主観論を述べること自体は悪いことではありま
せん。

>え? なに? ナニ? 何があったとですか?!

 『北陸代理戦争』撮影中、雪原でジープを乗り回すと
いうアクションに挑んだ渡瀬、いつものようにノースタ
ントでやってみせるはずだった・・・。

 ジープは横転、その場に居たスタッフ全員が"死んだ・・・"
と凍りつく中、怪我を負ったものの奇跡的に一命は取り
留めた。

 急遽、渡瀬の役に伊吹吾朗を代役をたてて撮影を乗り
切ったが、東映イチの命知らずとの称号はこの時から渡
瀬のものに。

 ちなみに、予告編の撮影は公開に間に合わず、渡瀬バ
ージョンが流れた。現在でもどこかの東映ビデオで確認
できるはず。

>見なくても、早送り巻き戻しをするだけでもいいと電器屋さんが言ってました。

 らしいですね。今年中にはDVD-Rに焼ける体制を整え
るつもりです。なにせ来年引っ越すのでそれまでにはV
HSは減らしておきたい。

>ブランク?期間とゆーか、プライベートなことは言ってなかったようです。七小福時代についても言及してなかった気がします。

 そうですか、それでもやはりこの人の素の喋りはみた
い。

>『喜劇王』はどうでしたか? 僕はほとんど笑えなかった(日本語字幕のみでは)作品なんですが。

 『喜劇王』は中文英字幕ではみていないのですが、最
近好きな映画になってきました。いや、破綻した映画だ
とは思いますけどね。

>『ランダウン』
>映画として最高でした! 格闘シーンもすべて良かったっす! 久々に見終ったあと爽快な気分になった作品です!!   

 そうですか、それはお勧めした甲斐がありました。

>あれをアイルランド・スタイルと呼んでいいのでしょーか? 

 伝統的な(映画の)アイルランド・スタイルです。もち
ろん現代的な味付けはしてありますけど。

>その後、アリ VS タイソン(アリが絶対勝つ)の話題が出ましたが、fake様はどう思われますか?   

 タイソンの試合はほとんど八百長ですよ。格闘技経験
者ならカラクリが見える試合ばっかりで・・・。弱くは
ありませんが、アリには手も足(反則)も出ないでしょ。

>この時、飛行機の操縦士が言う詩のよーなもの( ノーマーシー とか聞こえました)が気になりました。何か原典があるのでしょーか?   

 見たのは一年以上前ですし、ちょっとそこの所覚えて
いないので、もう一度確認してみます。

>そしてダブル・ショットガンで撃ちまくる彼に「ライフルマン」の再来を感じました(見たことないクセにw)。   

 いやここは完全にジョン・ウェインでしょ。

>あと、酒場でトラビスと鞭使いが互いに「ボケ」と罵りあってた時の英語はディックヘッドと言ってるのでしょーか?   

 でしょうね。ボケとかマヌケとかは大抵Dick Headです。

>とにかくイイ映画でした! 僕の洋画オールタイム・ベスト20には入りそうです。
 
 私もこの映画は気に入っています。アメリカ映画本来の
あるべき姿だと思っていますよ。

Re:膝蹴りブーム [2005年11月24日(木)]

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>こんばんは、“ナブーの最低巨神兵”邪亜邪亜です(笑)。
>レイ・セフォーの悲痛な表情が印象に残るK-1GPでした。

 試合は総じて面白かったですね。ヘビー級GPとして
は近年にない完成度でした。途中、クラウベが繰り上が
ってきた時はゲンナリしたものですが・・・。

>DVDの吹き替えは夏八木勲ですから、たぶんそうだと思われます(笑)。

 えーーーーっ!そうなの?!DVD持ってるんだけど・・・・。
 本当だ!(笑) 後で聞いてみようっと。

>お買い上げありがとうございます!!

 今まで内緒にしてましたけれど、役者として全作品コ
ンプリートを目指しているのはイーストウッドだけです
よ。監督のコンプは他にもいますけど、役者で全部集め
ようという人はなかなか・・・。

>原作ではこういったやりとりはないんですよ。
>脚色での肉付け的な軽い息抜きシーンでもある一方で、クライマックスへの微妙な伏線でもあるわけですが、いろいろ読み説くと面白いですね。

 前後のセリフをもう一度聞き直して確認する必要があ
りそうですね。し、しかし今月は無理や・・・(苦笑)。

>因みに原作での神父は主人公と同じ年齢の幼なじみであるという設定で、原作通りであれば、R・デュバルなんかが演じれば良かったかなと思っています。

 イーストウッドって役者として同時代性を共有するラ
イバルってのがいないと思いません?70年代の一時期、
アメリカでは間違いなくバート・レイノルズがライバル
だったのは確かですが、イーストウッドの活躍が多岐で
息が長い分、ライバルもいなくなってしまった。

>ちょうど後背位の時に娘が目撃してしまうという場面なんですよ。
>目撃した娘は「ギャー」と叫んでしまうという(笑)。

 そこだけ見てぇ!(笑)

>私はジーン・ワイルダー版も見ていないので、ウンパさんにはKOされたわけですが。

 今回のウンパさんの方がインパクトがあるのは確かです
けどね。

>過去にバートンはダール原作の『ジャイアント・ピーチ』を製作していますね。
>これはビデオで観たのですが、割と勧善懲悪モノが好きですよね、バートン。

 『ジャイアント・ピーチ』は未見ですが、勧善懲悪が好き
なのは、バートンが影響を受けた5060年代のAIPやハマー
作品がそういうものだったからでは?

>昔はヒネくれたアプローチの一方で妙な哀感があったんですが・・・。

 今にして思えば、まだ思春期だったんでしょうな(苦笑)。

>『コープスブライド』もそれなりに楽しめましたが、ディズニーのような普通の“道徳アニメ”とさほど変わらないのですねぇ。
>今のカミさんの影響ですかね(笑)。

 子供が生まれて本人が大人になった、昔を振り返ると青いこ
とやってんなと恥ずかしくなる。その気恥ずかしさが、最近の
作品の言い訳に表れているように見えてしまうというか、その
まんまでしょうね。
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